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2012年4月 アーカイブ

2012年4月14日

Corel VideoStudioProX5

■目的
 Corel VideoStudio ProがX4からX5にVerUpされました。
 Canonビデオカメラ出力ファイルのAVCHDカット編集を目的に試用してみます。

■背景
 Canonのデジタルビデオカメラの映像は以下のAVCHDフォーマットです。
 ・映像:H.264/MPEG4-AVC
 ・音声:ドルビーデジタルAC-3
 ・コンテナ:TS
 カメラ付属のVideoBrowserはWin7/64bit環境でフリーズして使用出来ません。
 代替で2012/4月リリースのVideoStudioProX5を確認してみます。
 buttomCanon HF M41のページはこちら

■VideoStudioProX5
videostudioVideoStudio は国内シェアNo1ビデオ編集ソフトです。
今回はAVCHDとtsのカット編集に使用します。
おもな対応ビデオファイル形式は以下です。
buttomCorelVideoStudioProX5 のページはこちら

項目 仕様 備考
入力ビデオ
AVI, MPEG-1, MPEG-2, DV, HDV, AVCHD,
M2T, MPEG-4, M4V, H.264, DivX, Quick Time,
WMV, MOD, M2TS, TOD, BDMV, 3GPP, 3GPP2
tsファイルは対象に入っていません
 ->別ソフトでM2TSに変換が必要と思われます
出力ビデオ DV, AVI, HDV, AVCHD, MPEG-2, MPEG-4, H.264,
BDMV, Quick Time, Real Video, WMV, 3GPP,
3GPP2, WebM, HTML5

入力オーディオ
Dolby Digital2 /5.1ch, MP3, WPA, WAV,
Quick Time, WMA

出力オーディオ Dolby Digital2 /5.1ch, WPA, WAV, Quick Time,
WMA, OggForbis


■サンプル映像とテスト環境
 [サンプル映像]
項目 AVCHD 備考
Codec
H.264

属性
1920 x1080 24bit 29.97fps 16:9 max16 Mbps

Audio
Dolby Digital 48KHz 256kbps

 [テスト環境]
項目 環境条件 備考
OS
Win7 64bit
-
CPU /Mother
i7 -2600K 3.4GHz /ASUS P8Z68-M Pro
Memory PC-12800 /8GB
VGA
Intel HD3000
On Board
■環境設定
 [設定][環境設定]設定画面を開き[パフォーマンス]タグで高速化のための設定を行います。
 網掛け部が今回の設定部分です。
 performance
■カット編集
 タイムライン上でカットポイントにおいて[編集][クリップの分割]で分割します。
 カットするクリップを選択し[編集][削除]でカットします。

■出力
 [完了][ビデオファイルを作成][MPEGオプチマイザー]でMPEGオプチマイザー画面を開きます。
 [最適なプロジェクト設定プロファイル=on]で再エンコードが必要な部分をチェックします。
 問題なければ保存先を設定して保存します。
 以下は再エンコードが行われない例です。
 optimizer
■性能
 AVCHDのサンプル映像でのカット編集時間です。
 performance
■結果
 VideoStudioProX5はAVCHDの入出力をサポートしますがなぜか時々フリーズします..Windows7/64bit
 VideoStudioProX5のカット編集ではスマートレンダリングが可能で処理時間は最速(録画時間の27%)でした。
 VideoStudioProX5ではMPEGオプティマイザーにより再エンコードの必要な箇所を確認できます。
 VideoStudioProX5はtsファイルの入力をサポートしません。

2012年4月16日

Wireless Mouse交換

■目的
 マウスのクリック動作不具合が頻発するようになりました。
 故障なので新しいマウスに交換します。

■故障内容
 メカニカルスイッチの不具合です。
 クリックしても動作しなかったり、クリックでカーソルが飛んだりします。
mouse failed ■交換
 今回故障と動作不安定の2個をWirelessマウスに交換します。

Logicool M525BC
M525
Logicool M185
m185
価格 2.6kyen
0.96kyen
センサー
レーザー 光学
解像度 1000dpi
<-
電池
単3 x2 (寿命最大 3年) 単3 x1 (寿命最大 1年)
接続
2.4GHz Wireless (USB) <-
サイズ
57.3 x101.8 x31.6 mm
59.8 x99.5 x38.6
重量
127.4g
75.2g
■結果
 M185のモデルはWirelessながら1000円を切る価格で購入が可能でした..通販
 M185は電池1個のため軽量なのでノートPC用に使用予定ですが、操作感覚は問題なしです。
 M525は廉価版レーザーマウスで電池寿命が長いです。
 M525のほうがM185より重く個人的には手に馴染みます。
 今回交換したマウスの寿命は5年(動作回数300万回)ほどでした。

2012年4月18日

Webブラウザ経由Web更新

■目的
 外出先からWebブラウザでWebサイトの更新を可能にします。
 MT5によるWebページ作成/転送により可能になります。

■ネットワーク
 自宅Webサーバーのアップロード環境はこれまでプライベートネットワークで閉じています。
 以下は今回外出先からの更新を可能にするための構成でUploadにはMovableType5を使用します。
 FTPはセキュリティ上安全を期するためインターネット経由ではサポートしません。
 network
 buttomMovableTypeのサイトはこちら

■インターネット経由Webページの更新
(1)Webページ
 従来通りMovableType5を使用します。
 buttom「MovableType Webページ作成」はこちら
(2)ファイルのUpload
 イメージファイルなどは従来使用していたFTPに替えてMovableType5を使用します。
 [アイテム][新規][ファイルを選択][ディレクトリを選択][アップロード]でファイルがアップロードされます。
 * 最初にディレクトリをリストに追加すると選択できます。
 mt5_upload
(3)ファイルの管理
 削除などは以下の画面で実行します。
 [ファイル選択][削除]で削除されます。
 MT5_delete

■結果
 MovableTypeにより外出先から更新が可能になりました。
 MovableTypeはWebブラウザが使える環境ならどこでも使用できます。
 外出先からのFTP転送も可能ですが、セキュリティを考慮してインターネット側のFTPポートは閉じています。
 MovableType5での複数ファイルの同時転送はサポートされていないようです。

2012年4月20日

Fedora16インストール

■目的
 Fedora16をThinkPad x220ノートPCにインストールします。
 X220はWebサーバのバックアップ機として使用します。

■Fedora16
 Linuxの代表的なディストロでRedhat Linuxの開発無償版に位置づけられます。
 Fedora16の特徴は以下になります
項目 内容
備考
OS
Win、Macとは異なりオープンソースのUNIXライクなフリーのOSです。
Fedora Projectは開発のコミュニティです。
Redhatが後援します。
APP
Officeなどを含めて数千の無償アプリが実装されます。

Security
ウィルスやスパイウェアからシウテムを保護します。
Firewall /ユーザID /ファイルパーミッション /ポートアクセス /Upgradeなど
 Fedoraのサイトはこちら

■環境条件
 ThinkPad X220にインストールします。
 今回Windows7とのデュアルブート環境で使用します。
項目 ThinkPad X220 仕様 環境条件
CPU
Core i5-2540 2.6/3.3 GHz 3MB L3, 1333 MHz
> 400GHz
Chipset Intel QM67 Express

Memory
PC3 -10600 DDR3 SDRAM
> 1GB推奨
HDD 2.5" /320GB /SATA 7mm
> 10GB空き
 X220のサイトはこちら
 X220の仕様はこちら

■準備
(1)ダウンロード
 Fedoraのダウンロードページにアクセスします。
 [形式]タブを選択しFedora16DVD/32ビット[今すぐダウンロード]でISOイメージをダウンロードします。
  ファイル名:Fedora-16-i386-DVD.iso  3.5GB
  * トップページからはLIVE用(Fedora-16-x86_32-Live-Desktop.iso)がダウンロードされるので注意が必要です。
 Fedora16のダウンロードページはこちら

(2)インストールDVD作成
 DVD-Rを書き込み可能なドライブに挿入します。
 ISOファイルを選択し[右クリック][プログラムから開く][Windowsディスクイメージ書き込みツール]でツールを開きます。
 explorer
  [書き込み]で書き込み開始です。
 書き込みが完了でインストールDVDの完成です。
 *CD-Rにも書き込み可能ですがインストール時の読み込み速度が速いDVD-Rが効率的です。

■インストール
 インストールDVDからブートされるようにしてインストーラを起動します。
 GUIの画面が立ち上がり、インストーラの支持に従って項目を設定しインストールを実行します。
 今回は既存Linux領域31.5GBに新規インストールします。
項目 設定値
備考
言語
Japanese
インストーラの言語
キーボード
日本語

ストレージタイプ1
ベーシックストレージデバイス

インストールタイプ
新規

コンピュータ名
xxxx
コンピュータ名を指定
地域
Tokyo

rootパスワード
xxxx
rootのパスワードを設定
インストールタイプ2
既存Linuxシステムを置き換え

インストールセット
Webサーバー

日付と時刻
日付/時刻設定

一般ユーザ
一般ユーザ作成

Profileの送信
送信しない
Profile: Hardware Profile
■Graphical Rootログイン
 rootでのGraphicalログインはデフォルトでできません。
 これを可能にするには2ファイルをの記述から以下の行を削除します。
 /etc/pam.d/gdm-password
 /etc/pam.d/gdm
 #auth       required    pam_succeed_if.so user != root quiet
■メイン画面
 以下はメイン画面のサンプルです。
 fedora16_screen
■Shut Down
 [Ctrl]+[Alt]+[サスペンド]で電源OFFになる点で注意が必要です。

■関連ページ
 「ThinkPad X220+Fedora15」
 「Fedora11インストール」
 「Fedora15+Thunderbird」
 「Fedora15 Screenshotの取得」

■結果
 無事にインストールを完了しました。
 APPにOfficeなどを追加して、必要なHDD容量は4.3GBでした。
 Gnome3になりスタートバーが無いデスクトップ画面には違和感があります。

2012年4月21日

Fedora16:プリンター接続

■目的
 Brother DCP-J925NプリンターをLinux Fedora16にインストールします。
 インストールには簡易インストールツールを使用します。

■DCP-J925N
 OSがFedora16のThinkPad X220でDCP-J925Nプリンターを無線LAN接続で使用します。
項目 仕様
備考
用紙サイズ
L版~A4

接続
Wireless LAN (IEEE802 .11b/g/n) / USB
Wireless LANで使用中
記録方式
カラーインクジェット
6000 x1200dpi
print 速度
8枚 /10枚 (モノクロ)

機能
ADF /両面プリント
CD /DVD /BDレーベルプリント
カラースキャン (2400 x2400dpi 24bit)


対応OS
Windows /Mac
Linuxサポート
■Driverとインストールツール
 Fedora16へのインストールには以下のドライバーとインストールツールを使用します。
 Driver
 buttomBrother のLinuxプリンタードライバーのページはこちら
 buttomBrother 簡易インストールツールのページはこちら

■ドライバーインストール
 簡易インストールツールをダウンロードして解凍します。
 簡易インストールを起動して画面の指示にしたがってドライバーをインストールします。
[root@x220="" ~]#="" bash="" linux-brjprinter-installer-1.0.4-1
 [root@x220 ~]# bash linux-brjprinter-installer-1.0.4-1
 wget http://solutions.brother.co.jp/support/os/linux/lpr_printer/driver.html
 wget http://solutions.brother.co.jp/support/os/linux/cups_printer/driver_cupswrapper.html
 モ デル名を入力してください。->dcp-j925n
 以下のパッケージが見付かりました。
    dcpj925nlpr-1.1.2-1.i386.rpm
    dcpj925ncupswrapper-1.1.2-1.i386.rpm
 インストールしますか? [y/N] ->y
 ===================
 ブラザーソフトウェア用 公衆使用許諾契約書
 省略...
 ===================
 上記使用許諾に同意しますか? [Y/n] ->y
 --2012-04-21 12:23:56--  http://solutions.brother.co.jp/support/os/linux/dlf/dcpj925nlpr-1.1.2-1.i386.rpm
 solutions.brother.co.jp をDNSに問いあわせています... 121.119.254.42, 121.119.254.59
 solutions.brother.co.jp|121.119.254.42|:80 に接続しています... 接続しました。
 HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
 長さ: 3431884 (3.3M) [application/octet-stream]
 `dcpj925nlpr-1.1.2-1.i386.rpm' に保存中
 100%[=============>] 3,431,884   5.63M/s 時間 0.6s   
 2012-04-21 12:23:57 (5.63 MB/s) - `dcpj925nlpr-1.1.2-1.i386.rpm' へ保存完了   [3431884/3431884]========
 GPL License Agreement
 省略...
 ===================
 上記使用許諾に同意しますか? [Y/n] ->y
 --2012-04-21 12:24:01--  http://solutions.brother.co.jp/support/os/linux/dlf/dcpj925ncupswrapper-  1.1.2-1.i386.rpm
 solutions.brother.co.jp をDNSに問いあわせています... 121.119.254.137, 121.119.254.162
 solutions.brother.co.jp|121.119.254.137|:80 に接続しています... 接続しました。
 HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
 長さ: 16636 (16K) [application/octet-stream]
 `dcpj925ncupswrapper-1.1.2-1.i386.rpm' に保存中
 100%[========>] 16,636      --.-K/s 時間 0.02s  
 2012-04-21 12:24:01 (980 KB/s) - `dcpj925ncupswrapper-1.1.2-1.i386.rpm' へ保存完了 [16636/16636]

 警告: トランザクション ロックを待っています。(/var/lib/rpm/.rpm.lock 上)
 準備しています...    ######### [100%]
     1:dcpj925nlpr            ######## [100%]
 準備しています...    #########
 dcpj925ncupswrapper         ###########
 semanage fcontext -a -t bin_t /opt/brother
 restorecon -R /opt/brother
 semanage fcontext -a -t cupsd_rw_etc_t /opt/brother/Printers/(.*/)?inf(/.*)?
 restorecon -R /opt/brother/Printers
 semanage fcontext -a -t bin_t /opt/brother/Printers/(.*/)?lpd(/.*)?
 restorecon -R /opt/brother/Printers
 semanage fcontext -a -t bin_t /opt/brother/Printers/(.*/)?cupswrapper(/.*)?
 restorecon -R /opt/brother/Printers

 Device URIを指定しますか? [y/N] ->
 テスト印刷を実行しますか? [y/N] ->y      

 wait 5s.
 lpr -P DCPJ925N /usr/share/cups/data/testprint
 Enterキーを押してください。
■プリンターのインストール
 Fedoraのメイン画面から[アプリケーション][その他][印刷]で印刷ユーティリティを開きます。
 [ネットワークプリンターを検索]で接続のプリンターをスキャンします。
 [追加]で[新規プリンタ]画面を開き[デバイス=ネットワークプリンタ/Brother DCP-J925N]を選択し
  さらに[接続=IPP network printer via DNS-SD]を選択します。
 device
 [ドライバーを選択]画面で[データベースからプリンターを選択する=on]で[Brother]を選択します。
 [モデル=DCP-J925DW CUPS][ドライバー=Brother DCP-J925DW CUPS(en)]を選択します。
 [プリンタの説明]画面で必要なら[プリンター名]で[説明]などを設定します。
 [適用]でプリンタが追加されます。
 設定された情報は以下です。
 dcp-j925n
以上で印刷ユーティリティでDCP-J925Nを確認できます。
 print
■印刷
 アプリケーションツールバーで[印刷]をクリックし印刷画面を開きます。
 [Brother-DCP-J925N]を選択し必要ならページ設定などを行なって[印刷]でネットワークを介してプリントが実行されます。
 print job
■結果
 OSがFedora16のThinkpad X220に無事にDCP-J925Nを無線LANでの接続を完了しました。
 ドライバーのインストールはBrother提供の簡易インストールツールを使用すればWindowsと同じ感覚です。
 プリンターの追加はFedoraのアプリである[印刷]ユーティリティを使用すればWindowsと同じ感覚です。
 Fedora16の64bit版でも同様の手順で接続/印刷を確認しました。

Fedora16:スキャナー接続

■目的
 Linux Fedora16でBrother DCP-J925Nスキャナーを使用します。
 ドライバー及びスキャンキーツールのインストールなどが必要です。

■DCP-J925N
 OSがFedora16のThinkPad X220でDCP-J925Nスキャナーを無線LAN接続で使用します。
項目 仕様
備考
用紙サイズ
L版~A4

接続
Wireless LAN (IEEE802 .11b/g/n) / USB
Wireless LANで使用中
記録方式
カラーインクジェット
6000 x1200 dpi
print速度
8枚 /10枚 (モノクロ)

機能
ADF /両面プリント
CD /DVD /BD レーベルプリント
カラースキャン (2400 x2400 dpi 24bit)


対応OS
Windows /Mac
Linux サポート
■Driverとスキャンツール
 Fedora16でスキャナーを使うにはドライバーとスキャンキーツールが必要です。
 今回は64bit Fedora環境につきドライバー/スキャンキーツール共に64bit版を使います。
 scanner driver
 buttomBrother のLinuxスキャナードライバーのページはこちら
 buttomBrother スキャナードライバーのインストール方法(ネットワーク接続)はこちら
 buttomBrother スキャンキーツールのインストール方法はこちら

■Firewallの変更
 [ファイアーウォールの設定]で以下のポートをオープンします。
  ポート番号:54925
  プロトコル:UDP
 firewall
■ドライバーのインストール
 Firefox Webブラウザでbrscan4スキャナードライバーをダウンロードします。
 ダウンロードが終了したらブラウザで直接インストールを指定します。
 scanner driver
 ■スキャンキーツールのインストール
 スキャンキーツールをダウンロードしてドライバーと同様の手順でインストールします。
 端末画面でネットワークスキャナーを登録し結果を確認します。
[root@x220="" ~]#="" bash="" linux-brjprinter-installer-1.0.4-1  [root@x220 kuri]# brsaneconfig4 -a name=scanner model=DCP-J925N ip=192.168.1.28    ..登録
 [root@x220 kuri]# brscan-skey                       ..手動起動
 [root@x220 kuri]# brscan-skey -l                     ..Brother製スキャナーの検索
  scanner           : brother4:net1;dev0  : 192.168.1.28         Active
■スキャンキーツールの自動起動
 Windowsの"スタートアップ"と同様にスキャンキーツールを自動起動リストに追加します。
 使用するのはsessionツールです。
[root@x220="" ~]#="" bash="" linux-brjprinter-installer-1.0.4-1  [root@x220 kuri]# gnome-session-properties
auto start
 * ログインID単位で登録されます。

■読み込み
 今回はスキャン動作確認にGimpを使用します。
 [ツール][画像生成][Sane:DeviceDialog..]で[xsane DCP-J925N]の画面が開きます。
 必要ならスキャンの設定を変更して[Scan]でスキャナーが起動され画像が入力されます。
 gimp

■結果
 OSが64bit版FedoraのThinkpad X220でDCP-J925Nのスキャナーが使用可能になりました。
 ドライバーなどのインストールはFirefoxブラウザを使用すればWindowsと同じ感覚です。
 Gimpによるイメージ読み込みで問題のないことを確認しました。

Fedora16:Grub2変更

■目的
 Thinkpad X220はFedoraとWin7のデュアルブートです。
 デフォルトでWin7が起動するように変更します。

■Grub2
 Grub2は/boot/grub2/grub.cfgファイルを見てブートシーケンスを制御します。
 今回Timeout時間を5から3秒へ、デフォルトOSをFedoraからWin7に変更します。

■変更手順
 /etc/default/grubを編集して/boot/grub2/grub.cfgに反映させます。
 [変更前:/etc/default/grub]
 GRUB_TIMEOUT=5
 GRUB_DISTRIBUTOR="Fedora"
 GRUB_DEFAULT=saved  
 GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.lvm.lv=vg_x220/lv_swap rd.md=0 rd.dm=0 quiet rd.lvm.lv=vg_x220/lv_root rhgb
 rd.luks=0  LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106"

 [変更後:/etc/default/grub]
 GRUB_TIMEOUT=3
 GRUB_DISTRIBUTOR="Fedora"
 GRUB_DEFAULT=4  
 GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.lvm.lv=vg_x220/lv_swap rd.md=0 rd.dm=0 quiet rd.lvm.lv=vg_x220/lv_root rhgb
 rd.luks=0  LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106"

 [grub.cfgに反映]
 [root@x220 default]# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg

 [変更後:grub.cfg]
 省略..
 set default="4"
 省略..
 set timeout=3
 省略..
■結果
 問題なくデュアルブート起動時のデフォルトのOSをWin7に、待ち時間を2秒短縮しました。
 Fedora16からgrub.cfgの変更方法が従来と異なるので注意が必要です。

2012年4月22日

Fedora16:スキャナーアプリ

■目的
 Fedora16でスキャンしたイメージをPDF出力します。
 試したのはオープンソースのgscan2pdfとSimpleScanのアプリです。

■DCP-J925N
 Brother DCP-J925N複合機を無線LAN接続で使用します。
項目 仕様
備考
用紙サイズ
L版~A4

接続
Wireless LAN (IEEE802 .11b/g/n) / USB
Wireless LANで使用中
記録方式
カラーインクジェット
6000 x1200 dpi
print 速度
8枚 /10枚 (モノクロ)

機能
ADF /両面プリント
CD/DVD/BDレーベルプリント
カラースキャン(2400 x2400dpi 24bit)


対応OS
Windows /Mac
Linuxサポート
 インストール方法は「Fedora16スキャナーインストール」を 参照ください。

■仕様
 以下はスキャンソフトウェアの仕様比較です。
 いずれも画像をスキャナーより読み込みPDF変換して1つのファイルで保存します。
項目 gscan2pdf
Simple Scan
モード
24bit カラー /グレイ /モノクロ カラー (写真) /モノクロ (テキスト)
解像度
100-9600 dpi
22-2400 dpi
サイズ
A4 /letter /legal /Manual
追加登録可能
A6 /A5 /A4 /letter /legal /4x6 /自動
連続入力


ADF


両面


補正
回転/スキュー
回転
OCR
◯(英文)

出力
PDF /GIF /JPEG /PNG /PNM /PS /Tiff /Text
PDF /JPEG /PNG
■メイン画面
 [gscan2pdf]
 gscan2pdf
 [SimpleScan]
 SimpleScan
■結果
 イメージのスキャンとPDFでの保存を確認しました。
 gscan2pdfのOCR機能は英語のみです。
 類似の仕様ながら以下の点でgscan2pdfが推奨になります。
  ・用紙サイズの追加登録が可能(B5サイズなど)
  ・スキュー補正可能
  ・グレイモードでの入力が可能

2012年4月23日

Fedora16:VLC Playerインストール

■目的
 fedora16のビデオプレイヤをTotemからVLC Playerに変更します。
 地デジ/ビデオカメラ/YouTube出力ファイルなどのビデオ再生が目的です。

■Totem
 Fedora16標準のビデオプレイヤです。
 デフォルトの状態で地デジ/ビデオカメラ/YouTubeいずれの出力ファイルも再生できませんでした。
 仮にコーデックなどのインストールをするとしたらWinで使い慣れたVLC Playerをインストールのほうがてっとり速そうです。
 totem

■VLC Media Player
 オープンソースのビデオプレイヤで、Win,Mac,Linux,UNIXなどの多くのOSに対応します。
 VLC Media Player自身で以下のように豊富なビデオコーディクをサポートします。
 video codec
 VLC Playerのサイトはこちら

■インストール
 Fedoraのダウンロードページの説明し従いインストールします。
 Fedora16の場合インストールするのは現時点でRawhide版になります。
 以下の(1)(2)(3)の手順でインストールします。
  *(3)の最初のrpmインストール時点で「エラー:依存性の欠如」などのメッセージが表示されますが今回は無視しました。
 Rawhide (The development version of Fedora)
 (1)Use RPM Fusion for Rawhide (available for x86, x86_64, ppc and ppc64)  
 (2)Install rpmfusion-free-release-rawhide.noarch.rpm for Rawhide
  (3)$> su -
     #> rpm -ivh http://download1.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-rawhide.noarch.rpm
     #> yum install vlc
 vlc Player
 Fedora16のVLC Playerダウンロード/インストールのページはこちら

■設定
 デフォルトでデインタレースがオフなので動きのある画像が1スキャンごとにずれます。
 これを回避するためにデインタレースを自動にし、そのモードを指定します。
 de-interlace
■結果
 無事にFedora16でVLC Playerのインストールを終了しました。
 地デジ(mpeg2-ts)/ビデオカメラ(avchd)/YouTube(flv,mp4)いずれも再生が可能になりました。

2012年4月24日

Fedora16:Samba設定

■目的
 Fedora16のスクリーンショットをWin7のPhotoshopで編集のためSambaを動かします。
 Samba3になって従来と同じように設定しようとすると様子が違います。

■Samba
 Windowsネットワーク共有実装のためのフリーソフトウェアです。
 Fedora16インストール後のデフォルト状態のままでは動作しません。
 buttomSamba のサイトはこちら

■Firewall設定など
 (1)Firewall:Sambaポートのオープン
  sambサーバー/クライアントのポートを許可します。
  firewall
 (2)SeLinux:Samba関連セキュリティの詳細設定
  今回はプライベートネットワーク内での利用につき/etc/seinux/configを編集し無効にます。
  * SELinuxを有効にしてSambaを実装する場合の設定は別途確認予定。
  SELINUX=enforcing   ->disabled
■/etc/samba/smb.conf
 samba3で新規採用事項を中心に変更します。
  samba protocol: samba1 -> samba2
  passwd backend: smbpasswd -> tdbsam
  encrypt passwd: no -> yes
  usershare: smb.conf -> share
 以下はサンプルです..暫定
 [global]
 # ----------------------- Network-Related Options -------------------------
    workgroup = workgroup
    server string = Samba
    hosts allow = 127. 192.168.1.
    max protocol = SMB2
 # --------------------------- Logging Options -----------------------------
    log file = /var/log/samba/log.%m
    max log size = 50
 # ----------------------- Standalone Server Options ------------------------
    security = user
    passdb backend = tdbsam
 # ----------------------- Domain Members Options ------------------------
 # ----------------------- Domain Controller Options ------------------------
 # ----------------------- Browser Control Options ----------------------------
 #----------------------------- Name Resolution -------------------------------
 # --------------------------- Printing Options -----------------------------
    cups options = raw
 # --------------------------- File System Options ---------------------------
    encrypt passwords = yes
 # ----------------------- addtional parameter -------------------------
    usershare path = /etc/samba/share
 #--------------------- Share Definitions ---------------------------------------
 [homes]
    comment = Home Directories
    browseable = no
    writable = yes
 [printers]
    comment = All Printers
    path = /var/spool/samba
    browseable = no
■ユーザの登録
 デフォルトでシステムのユーザーとはリンクしないのでSamba固有のユーザー登録が必要です。
 # pdbedit -a user01
■smb/nmb:サービスの起動
  デフォルト状態では停止/自動起動offです。
  Fedora16ではsystemctlコマンドでsmb/nmbを自動起動します。
   smb:ファイル共有
   nmb:名前解決
  # systemctl enable smb.service                                                    自動起動:on
  # systemctl enable nmb.service                                                    自動起動:on
■共有ディレクトリ設定
 今回のケースではusershareを有効にしているので共有ディレクトリの指定はnetコマンドで行います。
 [サンプル]
 # net usershare add "共有" /home/share
■共有の確認
 以下はWindows側PCからFedoraで設定した共有へアクセスのサンプルです。
 サーバーへの接続にはID/パスワードを要求されます。
 share
■問題点
 SambaクライアントによるWindow側サーパー(OS:WHS2011)へのアクセスでマウントエラーを表示します。
 現象:WORKGROUPアイコンのダブルクリックの後"サーバーから共有リストを取得できませんでした"の表示がでる。
    サーバーから共有リストを取得できませんでした
 原因:SMB2モードでブラウジング機能が働かないと推定
 暫定対策:[ファイル][サーバーへ接続]で接続する
 根本対策:未定
    connection menu
■結果
 Fedora16でsambaでのファイル共有を可能にしました。
 Fedora16側ソースのSamba経由編集が可能になりWin側でのLinux関連記事作成が効率アップです。
 セキュリティ上、ルータのsambaポート未開放につき外部接続は不許可です。
 セキュリティ上、サーバーへのアクセスはプライベートネットワーク内に制限しています。

Tips:文字コード変換

■目的
 Fedora16のテキストファイルをWinowsのメモ帳で使えるように変換します。
 変換にはIEを使います。

■Fedora16
 Fedora16の文字コードはUTF-8です。
 Windows側でそのまま開くとなぜか改行ミスや文字化けが発生します。

■IE
 IEで変換することで問題を回避します。
 Fedora16のテキストファイルを選択し[右クリック][プログラムから開く][IE]選択によりIEで開きます。
 [右クリック][エンコード][自動選択]で文字コードをUTF-8に変換します。
 utf-8
 [ツール][ファイル][名前をつけて保存][エンコード=unicode(utf-8)]で保存します。
 保存したファイルをメモ帳/WordPadで開くと改行ミスや文字化けは解消します。

■結果
 IEで変換することでFedora16の端末スクリーンの内容をWindows側のメモ帳で扱えるようになりました。
 メールなどの文字化けの変換にも使用できるかもしれません。

2012年4月25日

Fedora16:VSFTP設定

■目的
 Fedora16でFTPの設定を行います。
 使用するFTPはVSFTPです。

■VSFTP
 Fedora、Ubuntu、Redhatにおける標準のFTPサーバーです。
 現時点のVerは2.3.4-7です。
 buttomvsftpdのサイトはこちら

■vsftpの設定
(1)/etc/vsftpd/vsftpd.confの設定
 匿名サーバーの機能は無効にします。
 chroot可能なユーザの登録はなしです。
 anonymous_enable=NO
 local_enable=YES
 local_umask=022
 dirmessage_enable=YES
 connect_from_port_20=YES
 xferlog_std_format=YES
 chroot_local_user=YES
 chroot_list_enable=YES
 chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
 listen=YES
 pam_service_name=vsftpd
 userlist_enable=YES
 tcp_wrappers=YES
(2)/etc/vsftpd/chroot_listの設定
 上記vsftpd.confの設定とあわせてユーザーディレクトリより上へのアクセスを許可するユーザを登録します。
 今回は登録ユーザなしです。

(3)アクセス制限
 アクセス許可をプライベートネットワーク内に限定します。
 [/etc/hosts.deny]
 vsftpd:all

 [/etc/hosts.allow]
  vsftpd:192.168.1.
■vsftpdの起動
 vsftpdのサービスを自動起動するように設定します。
 # systemctl enable vsftpd.service
■ログイン
 Windows PCからのログインの例です。
 C:\Users\Administrator>ftp 192.168.1.xx
 192.168.1.xx に接続しました。
 220 (vsFTPd 2.3.4)
 ユーザー (192.168.1.30:(none)): user001
 331 Please specify the password.
 パスワード:
 230 Login successful.
■問題点
 現象:Fedora16インストール時に作成した一般ユーザーでログイン出来ない
 原因:管理者属性をオンで作成したのが原因と推定
 対応:ユーザの削除/再作成で解消

■結果
 無事にvsftpの設定を完了しました。
 vsftpはWebページアップロードやMovableTypeのインストールに使用します。
 セキュリティ上、プライベートネットワーク側からのアクセスしか許可しません。
 セキュリティ上、匿名ユーザのアクセスは許可しません。
 セキュリティ上、ユーザディレクトリより上へのアクセスが可能なユーザはなしにします。
 セキュリティ上、ルーターのインターネット側からのアクセスは閉じた状態で使用します。

Fedora16:無線LAN接続

■目的
 Fedora16で無線LANを設定します。
 暗号化キーを指定するだけであっけなく完了しました。

■ハードウェア
 Thinkpad x220のノートPCにFedora16をインストールして無線LANを設定します。
項目 Model
仕様
PC
Think Pad X220仕様
thinkpad x220
Core i5-2540 2.6 /3.3GHz 3MB L3, 1333 MHz
Intel QM67 Express
Centrino Advanced-N + WiMax6250
 (IEEE802 .11a/b/g)
無線LAN親機
AirStaion WZR HP-G301NH
IEEE802 .11n/b/g
 X220のサイトはこちら
 X220の仕様はこちら

■設定
(1)設定画面
 右上の[ネットワーク]アイコンをクリックして[無線接続=on]にして親機IDクリックで暗号化キーの設定画面を表示します。
 wireless
(2)暗号化キー
 親機の暗号化キーを設定します。
 [接続]でDHCPサーバーから付与されたIPで通信が可能になります。
 wireless installation
■固定IP設定
 必要なら設定(1)に戻って[ネットワークの設定][無線選択][設定][IPv4のセッティング]タグで固定IPを設定します。
 IPv4
■結果
 無事にFedora16での無線LAN接続を完了しました。
 Thinkpadx220+WZR-HP-G301NHの組み合わせでは暗号化キー設定だけで通信が可能です。
 固定IPを使用ならIPv4のセッティング画面でIPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNSなどを設定します。
 結果的に無線LAN経由Brother DCP-J925Nプリンターでの印刷も可能になりました。

2012年4月27日

Fedora16:MovableType5

■目的
 Fedora16のWebサーバーにMovableType5をインストールします。
 運用中のDBデータはバックアップしFedora16側にリストアします。

■MovableType
 元々はBlog作成ツールでしたが現在ではWeb/Blogサーバーのコンテンツ管理ソフトウェアの位置付けにあります。
 本サイトでは2006年より使用中で、Webブラウザを介してWebコンテンツの作成/更新が可能です。
 ローソンなどが導入済みですが個人使用なら無償版をインストールできます。
 今回の動作環境は以下になります。
項目 仕様 備考
OS Fedira 16 /64bit Thinkpad X220
Web サーバー httpd-2.2 Apache
Batabase mysql-5.5
開発ツール perl-5.14
php-5.3

 buttomMovableType5のサイトはこちら

■MovableTypeインストール
 インストール先のPCで、事前にWebサーバーとFTPサーバーを準備します。
 以下のドキュメントに従ってインストールします。
 なおWebサーバー側でダウンロードならFTPは不要になります。
 buttomMovableType5 の「インストール環境条件」はこちら
 buttomMovableType5 「サーバーシステム情報の確認」はこちら
 buttomMovableType5 「新規インストール事前準備」はこちら
 buttom「MovableType5 の設置(Linux,BSD,MacOSX)」はこちら
ftp
 [mt-config.cgi]の設定
  CGIPath URL/cgi-bin/mt/
  StaticWebPath URL/mt-static
  ObjectDriver DBI::mysql
  Database Databese名
  DBUser Databaseユーザ名
  DBPassword Databaseパスワード
  DBHost localhost
  DefaultLanguage ja
 buttomMovableType5のドキュメントはこちら

■mysqlの設定
 mysqlの自動起動を有効にします。
 mysqlを起動します。
 mysqlのrootユザーのパスワードを設定します。
 mysqlのデータベースを作成します。
 mysqlデータベースのユーザを作成します。
 # systemctl enable mysqld.service
 # systemctl start mysqld.service
 # mysqladmin -u root password      ..パスワードを入力します
  # mysql -u root -pxxxxxxxx
        mysql> create databese Databae名 character set utf8;
    mysql> SHOW DATABASES;      ..確認
 buttom「mysql の設定」はこちら
 */etc/my.cnfはデフォルトでOKでした。

■mysqlデータの移行
 運用中のWebサーバのデータベースをバックアップします。
 バックアップデータをFefora16側のデータベースに転送します。
 # mysqldump --user=ユーザー名 --password=パスワード blog名 > buckup.mysql
 # mysql --user=ユーザー名 --password=パスワード blog名 < buckup.mysql
■MobableType
 http://localhost/mt/mt.cgiへアクセスします。
 データベースが移行済なので最初から従来同様にサインインできます。
 mt5 sign in
 MT main
■結果
 Fedora16の環境で無事にMovableType5の構築を完了しました。
 運用中のmysqlデータベースを移行することで従来どおりWebページの作成/更新が可能になりました。
 本システムは運用中のWebサーバー故障時のバックアップPCとして使用します。

Fedora16:自動ログイン

■目的
 Fedora16の自動ログインを可能にします。

■自動ログイン
 Fedoraログイン画面でユーザーID/パスワード入力を自動化します。

■/etc/gdm/custom.confの編集
 自動ログインのために以下のように編集します。
 次回の起動から自動ログインになります。
 [daemon]
 TimedLoginEnable=true    自動ログイン有効
 TimedLogin=user01        自動ログインのユーザー
 TimedLoginDelay=5    ログインまでのディレイタイム
■結果
 Fedora16で自動ログインが可能になりました。
 毎回ID/パスワードを入力する手間が省けます。

2012年4月28日

Fedora16:IPAフォント

■目的
 Fedora16にIPAフォントをインストールします。

■IPAフォント
 情報処理推進機構(IPA)が配布するオープンソースの日本語フォントです。
 Fedoraではrpmパッケージが準備されておりyumでもインストールが可能です。
  IPA:明朝/p明朝/ゴシック/pゴシックの4種類
  IPAex:明朝/ゴシック..日本語は固定幅/欧文は変動幅
  IPAmj:6万字の人名漢字を含む
 buttomIPA フォントのページはこちら

■インストール
 今回はIPAサイトからダウンロードしてインストールします。
(1)IPAフォントのページからIPAフォントをダウンロードします。
(2)解凍したディレクトリをログインユーザーのホームディレクトリ内の.fonrsディレクトリにコピーします。
(3)fc-cache -fv コマンドでフォントキャシュをリフレッシュして完了です。
 $ cd /home/user01
 $ mkdir ~/.fonts
 S cp IPAfont00303 ./fonts/         
 $ cd ./.fonts
 $ ls
 IPAfont00303
 $ fc-cache -fv
■結果
 IPAフォントの使用が可能になりました。

2012年4月29日

2012苗場Racing #1

■目的
 2012シーズン苗場Racingの練習風景#1です。
 個人的には3年ぶりの参加でした。

■Photo
2012naeba

■感想
 久しぶりに仲間/コーチ/山荘スタッフなどに会えたことが何よりです。
 MovieはYouTubeを利用しています。
 PhotoはGoogleを利用しています。

2012年4月30日

MSEネットワークスキャン

■目的
 Microsoft Security EssentialsはWHS2011をサポートしません。
 代わりにネットワーク経由でWHS2011をスキャンします。

■Microsoft Security Essentials
 Microsoft Security EssentialsはWHS2011にインストール出来ません。
 代わりにWin7のPCからネットワークを介してWHS2011のドライブをスキャンします。
 buttomMicrosoft Security Essentialsのサイトはこちら

■準備
 WHS2011のドライブを共有設定します。
 Win7側PCでWHS2011のドライブをネットワークドライブとして割り当てます。
 これでWinPC側でWHS2011のドライブをローカルドライブとして識別できます。
 network drive

■スキャン
 Win7側でMicrosoft Security Essentialsを起動します。
 [ホーム][カスタムスキャン=on][今すぐスキャン][対象ネットワークドライブを選択][OK]でスキャンを開始します。
 mse
■結果
 ネットワーク経由のカスタムスキャンでWHS2011のドライブを保護可能にしました。
 ネットワークドライブはクイックスキャン/フルスキャンの対象になりません。

About 2012年4月

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