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■目的
fedora16のビデオプレイヤをTotemからVLC Playerに変更します。
地デジ/ビデオカメラ/YouTube出力ファイルなどのビデオ再生が目的です。
■Totem
Fedora16標準のビデオプレイヤです。
デフォルトの状態で地デジ/ビデオカメラ/YouTubeいずれの出力ファイルも再生できませんでした。
仮にコーデックなどのインストールをするとしたらWinで使い慣れたVLC Playerをインストールのほうがてっとり速そうです。
■VLC Media Player
オープンソースのビデオプレイヤで、Win,Mac,Linux,UNIXなどの多くのOSに対応します。
VLC Media Player自身で以下のように豊富なビデオコーディクをサポートします。
VLC Playerのサイトはこちら
■インストール
Fedoraのダウンロードページの説明し従いインストールします。
Fedora16の場合インストールするのは現時点でRawhide版になります。
以下の(1)(2)(3)の手順でインストールします。
*(3)の最初のrpmインストール時点で「エラー:依存性の欠如」などのメッセージが表示されますが今回は無視しました。
Rawhide (The development version of Fedora)
(1)Use
RPM Fusion for Rawhide (available for x86,
x86_64, ppc and ppc64)
(2)Install
rpmfusion-free-release-rawhide.noarch.rpm
for Rawhide
(3)$> su -
#> rpm -ivh
http://download1.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-rawhide.noarch.rpm
#> yum install vlc
Fedora16のVLC Playerダウンロード/インストールのページはこちら
■設定
デフォルトでデインタレースがオフなので動きのある画像が1スキャンごとにずれます。
これを回避するためにデインタレースを自動にし、そのモードを指定します。
■結果
無事にFedora16でVLC Playerのインストールを終了しました。
地デジ(mpeg2-ts)/ビデオカメラ(avchd)/YouTube(flv,mp4)いずれも再生が可能になりました。