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■目的
 Fedora16のWebサーバーにMovableType5をインストールします。
 運用中のDBデータはバックアップしFedora16側にリストアします。

■MovableType
 元々はBlog作成ツールでしたが現在ではWeb/Blogサーバーのコンテンツ管理ソフトウェアの位置付けにあります。
 本サイトでは2006年より使用中で、Webブラウザを介してWebコンテンツの作成/更新が可能です。
 ローソンなどが導入済みですが個人使用なら無償版をインストールできます。
 今回の動作環境は以下になります。
項目 仕様 備考
OS Fedira 16 /64bit Thinkpad X220
Web サーバー httpd-2.2 Apache
Batabase mysql-5.5
開発ツール perl-5.14
php-5.3

 buttomMovableType5のサイトはこちら

■MovableTypeインストール
 インストール先のPCで、事前にWebサーバーとFTPサーバーを準備します。
 以下のドキュメントに従ってインストールします。
 なおWebサーバー側でダウンロードならFTPは不要になります。
 buttomMovableType5 の「インストール環境条件」はこちら
 buttomMovableType5 「サーバーシステム情報の確認」はこちら
 buttomMovableType5 「新規インストール事前準備」はこちら
 buttom「MovableType5 の設置(Linux,BSD,MacOSX)」はこちら
ftp
 [mt-config.cgi]の設定
  CGIPath URL/cgi-bin/mt/
  StaticWebPath URL/mt-static
  ObjectDriver DBI::mysql
  Database Databese名
  DBUser Databaseユーザ名
  DBPassword Databaseパスワード
  DBHost localhost
  DefaultLanguage ja
 buttomMovableType5のドキュメントはこちら

■mysqlの設定
 mysqlの自動起動を有効にします。
 mysqlを起動します。
 mysqlのrootユザーのパスワードを設定します。
 mysqlのデータベースを作成します。
 mysqlデータベースのユーザを作成します。
 # systemctl enable mysqld.service
 # systemctl start mysqld.service
 # mysqladmin -u root password      ..パスワードを入力します
  # mysql -u root -pxxxxxxxx
        mysql> create databese Databae名 character set utf8;
    mysql> SHOW DATABASES;      ..確認
 buttom「mysql の設定」はこちら
 */etc/my.cnfはデフォルトでOKでした。

■mysqlデータの移行
 運用中のWebサーバのデータベースをバックアップします。
 バックアップデータをFefora16側のデータベースに転送します。
 # mysqldump --user=ユーザー名 --password=パスワード blog名 > buckup.mysql
 # mysql --user=ユーザー名 --password=パスワード blog名 < buckup.mysql
■MobableType
 http://localhost/mt/mt.cgiへアクセスします。
 データベースが移行済なので最初から従来同様にサインインできます。
 mt5 sign in
 MT main
■結果
 Fedora16の環境で無事にMovableType5の構築を完了しました。
 運用中のmysqlデータベースを移行することで従来どおりWebページの作成/更新が可能になりました。
 本システムは運用中のWebサーバー故障時のバックアップPCとして使用します。

  blog    MovableType