« 2011年4月 | メイン | 2011年6月 »

2011年5月 アーカイブ

2011年5月 1日

15%節電計画メモ

■目的
 一般家庭における-15%節電要求をうけて対応を検討します。
 電力料金低減のためにもメリットです。

■消費電力と節電
 以下は消費電力と節電対応の内容です。

■個別対応
 冷蔵庫:すでに省エネタイプです/強度を中->弱で10%節電します。
 エアコン:すでに省エネタイプです/温度設定で10%節電します。
 液晶TV:液晶タイプです/バックライト照明低減とOFFタイマーで10%節電します。
 PC用Display:液晶タイプです/バックライト照明低減で20%の節電です。
 SonyPS3:電力大食いで、騒音大です/Auctionに出展予定です

■実績
 6月は2010年比較で-15.5%です。
 *6月電力使用量から節電対応です。
 
■結果
 まだ未実施の項目も残りますが結果的に6月は-15.5%で目標達成です。
 現時点で節電による不都合は感じません。
 未実施事項の対応でさらに節電予定です。

2011年5月 2日

Cinema352

■目的
 DLNAクライアントで使用のPS3をFunTwist Cinema352に変更します。
 目的はPS3の代換えによる節電への対応と騒音対策です。

■目的
 DLNAクライアントとして使用のSony PS3は消費電力/発熱/騒音とも予想以上に大です。
 節電/騒音低減のためフルHD対応のメディアプレイヤに変更します。

■Cinema352
 台湾FunTwist社のネットワーク対応メディアプレイヤです。
 Cinema352選択理由。
 ・tsファイルを初めとしフルHD映像/音楽/フォトともにフォーマット対応範囲が広い。
 ・入出力ともデジタル接続ならCinema352の品質が音質や画質に影響しないと想定。
  ..価格/デザイン重視(光沢パネル+ヘアライン仕上げ)でCinema352を選択。
 
 [Cinema352 の特長]
 ・フルHD (1920 x1080)ビデオ再生
 ・豊富な対応フォーマット
 ・高画質HDMIビデオ/Audio転送
 ・光学FiberAudio出力
 ・Windowsファイル共有
 ・2.5/3.5"HDD内蔵可能
 [Cinema352の仕様]
項目 仕様 備考
映像出力 HDMI /AV /YPbPr 最大 1920 x1080
音声出力 AV /HDMI /光学 Fiber 5.1CH Dolby /DTS対応 5.1ch出力
LAN Ethernet 10/100 Mbps Windows 共有
USB USB2.0 x2 miniUSB x1  
HDD 2.5/3.5 " HDD SATA2.0 内蔵可能
  電源   ACアダプタ
サイズ /重量 W190 x D140 x H50 /0.48kg  
付属品 リモコン (単4電池 x2) /AVケーブル
USBケーブル (miniUSB /A端子)
 
映像フォーマット Codec /拡張子 最大解像度
WMV WMV9 /wmv
VC1 /ts, avi, mkv, wmv, m2ts
1920 x1080
1920 x1080
MPEG1 MPEG1 /dat, mpg, mpeg 320 x240
MPEG2 MPEG2 /vob ,ifo ,iso ,ts ,tp ,mpeg ,mpg ,m2ts 1920 x1080
DivX DivX3-6 /avi ,mkv 1920 x1080
MPEG4 Xvid
MPEG4 /mp4
H.264 /avi, mkv
AVC /ts, avi, mkv, mov, m2ts
1920 x1080
1920 x1080
1920 x1080
1920 x1080
RMVB RM /rm
RMVB/rmvb
1280 x720
1920 x1080
FLV FLV /flv 1920 x1080
Audioフォーマット Codec /拡張子 bit rate (kbps)
mp3 mp3/mp3 8-320
wma wma /wma -320
aac aac /aac -320
flac flac/flac  
m3u m3u /m3u  
Photo フォーマット Codec /拡張子 最大解像度
jpg jpg /jpg, jpeg  
gif gif /gif  
tiff tiff /tiff  
png png /png  
bmp bmp /bmp  
  FunTwist Cinema 352のページはこちら

■接続/初期設定
 PCとTV(Regza ZV500) /Audio機器の間にCinema352を接続します。
 入出力は映像/音声ともにデジタル信号での接続です。
  音声デジタル出力:SPDIF LPCM
  アスペクト比:16:9
  映像システム:HDMI 自動
 

■通信設定
 DHCPあるいは固定IPアドレスなどを設定します。
 今回は固定IPアドレスを設定します。

■共有設定
 PC側でWindowsファイル共有を設定します。
 共有設定したディレクトリはCinema352からアクセス可能になります。

■再生
 メイン画面からBrowser画面を開いてHDD/USB/DVD/ネットワーク上の映像/音楽/フォトを再生できます。
 今回はネットワーク上で共有設定した録画サーバーのtsファイルをメインに再生します。
■Fan交換
 静音化のためオリジナル40x40x10mmファンをADD CF-40SSに交換します。
モデル ADDA CF-40SS SUNON HA40101V4-0000-999(変更前)
サイズ /ピン 40 x40 x10mm /3Pin 40 x40 x10mm /2Pin
回転数 4200rpm 4500rpm
最大風量 4.7CFM 5.3CFM
ノイズレベル < 14.0 dB 18.2 dB/A
定格入力 DC12V /0.96W DC12V /0.8W
寿命 25,000 hr (40℃)
*ファン用3Pin/2Pin変換ケーブルが必要です。

■Motherbボード
 MotherボードはPatriot Box Officeのボードと型名が同じでした。

 Patriot Box Office
  Forum: Patriot Media Playersのサイトはこちら

■問題点
(1)HDMI互換性
 現象:時々1080p/HDMI接続で画面が水平方向にシフトします(2.5"/3.5"HDD増設だと毎回発生)。
 原因:HDMI接続互換性の問題と推定。
     同じボードを使用のPatriot Box Officeで同様の問題が報告されていました。
      PatriotのHDMI互換性の問題の詳細はこちら
 対策:メーカに問合せ中
      ->Firmware Updateの提示で解決しないので販売店(amazon)で返品/返金対応。
 
(2)tsデコード
 現象:再生画質が極端に劣化するtsファイルが存在する。
 原因:ワンセグのプログラムを再生しているか?
 対策:tssplitterで分離してみる手があります。

■結果
 画面がシフトするHDMI互換性の問題以外は概ね良好
 結果的に問題点(1)が解決しないので返品/返金対応としました。
 画質も問題ないレベル。
 消費電力はフルHD映像再生時に実測8Wと省電力です。

2011年5月 4日

PCスピーカ..GX-500HD

■目的
 PCに接続して使用中のBOSEミニコンポが故障中です。
 買い替えでPCスピーカにOnkyo GX-500HDを使用します。

■Onkyo GX-500HD
 Visual Granprix 2010 Summerで部門賞のPC Audio用スピーカーです。
 Onkyo独自のデジタルアンプ技術VL-Digital装備のアンプ内蔵タイプです。
 音質についての評判は非常に良好な部類です。
 ASUSのサウンドボードXonar Essence STXとの組み合わせで使用します。
 
  Onkyo GX-500HDのページはこちら

■仕様
項目 仕様 備考
型式 アンプ内蔵2ウェイバスレフ ウーファー: 10cm
ツィータ:3cm
入力インピーダンス >10kΩ  
最大出力 40W +40W  
周波数 再生範囲: 50-100 kHz
クロスオーバー:3.5 kHz
 
入出力端子 デジタル入力 (光) x1
アナログ入力 (ステレオRCA) x2
サブウーファー出力 x1 (モノラル)
ヘッドフォン出力 x1
 
  電源 100V 50/60Hz  
  サイズ R: W169 xH263 xD240mm
L: W169 xH263 xD215mm
キャビネット容量:5リットル
 
質量 R:6.4kg L:4.3Kg  

■アクセサリ
 以下のパーツを追加します。
項目 内容 備考
Audioボード 天然黒御影石 (山西黒) 250 ×200 ×20mm Speaker台です /2個購入
インシュレータ Audio Technica AT6099 6個入り
  Audioボードのページはこちら
  AudioTechnicaのページはこちら

■接続/配置
 今回のPCとの接続はSPDIFデジタルです。
  ..サウンドボードにASUS Xonar Essence STXを使用している意味がない?
 光ケーブルはAudio関連製品の付属品で余り品を使用しました。
 モニターの両側に配置すると最初は圧迫感を感じましたが慣れの問題です。
 

■結果
 デジタル->アナログ部分の機器は多少高価になるのは致し方ないところです。
 買い替えで従来のBoseミニコンポのこもった音質の不満は解消されました。
 個人的にはやっとイヤフォンVictor HP-FX500を超える好みの音質のSpeakerです。

2011年5月 6日

Win7/Backup一覧

■目的
 データバックアップ事項が増加してきました。
 一覧表でリストアップしておきます。

■Win7データバックアップ
 バックアップ事項が徐々に増えてきて全部覚えていそうにありません。
 随時バックアップの事項はC:ドライブリストア時などに実行します。
アプリ Source Distination (周期)
Win7 OS c:\ e:\sysBK (随時)
Win7 Data
C:\
D:\
c: \..Appdata \local \Microsoft \outlook
c: \win32app \yahoo \MoneylLook \backup
d: \firefox
d: \mail
d: \mydoc
d: \名刺7
e: \q945 (毎sunday 23:00-)
OutLook 連絡先 e: \Outlook (7日間隔)
Chrome C: \..AppData \Local \Google \Chrome \User Data \Default e: \chrome (随時)
IE9 ブックマーク e: \ie9 (随時:エクスポート)
TVRock C: \win32app \TVRock \TVRock e: \TVRock (随時)
Yahoo Money c: \win32app \yahoo \MoneylLook \backup e: \YahooMoney (終了時)
mySQL Web Server (X24) e: \blog.mysql (毎日23:00-)
NextFTP 設定情報 e: \NextFTP _backup .DAT(随時)
■関連ページ
 「HDD管理ソフト..HDM 2010 Suite」
 「Win7..バックアップと復元ツール」
 「OutLookバックアップ」
 「Gooogle chrome」
 「Firefox profile移動」
 「Yahoo MoneyLook3」
 「MovableTypeのバックアップ」
 「NextFTP設定情報backup」

■結果
 せっかくバックアップしていても利用してないケースを回避できます。
 バックアップ項目変更など条件変更に対応できます。

2011年5月 8日

ts音声再生

■目的
 Windows 7 SP1のupgradeでtsの音声がWMP12で再生できなくなりました。
 その原因/対応策をメモします。

■環境
 ts再生の環境です。
項目 環境 備考
OS Window 7 SP1  
Player Windows Media Player 12
Windows Media Center
 

■問題点
 現象:Windows 7 SP1を適用するとWMP12およびWMCでtsの音声が出なくなります。
    音が出ないファイルは地デジの録画ファイルなどの一部です。
    VLC Playerなどでは問題はありません。
 原因:Media Foundation (Windows標準 Splitter)であるmfds.dllのバグ。
 暫定対策:Win7 DS Filter Tweakerツールを使ってDisable Media Foundation =onでSplitterを入れ替え。
    *これでも動作不安定のため既定のプログラムをWMP12からVLCに変更。
 根本対策:Microsoftのバグfixを待ちます。
  関連サイトはこちら

■Win7DSFilterTweaker
 Windows標準のオーディオ/ビデオコーデックを3rdパーティのDirectShowデコーダーに切り替えます。
 今回はバグのある標準のMediaFundationをDisableにします。
 チェックマークを外すことで簡単にもとに戻せます。
 標準Splitterの代わりにHaali Media Splitterをインストールします。
 
  Win7DSFilterTweakerのサイトはこちら

■Haali Media Splitter
 動画/音声を分離するための無償のDirectShoewフィルタです。
 今回はCCCP(Conbined Community Codec Pack)でインストール済でした。
 
  CCCPのサイトはこちら
  Haali Media Splitterのサイトはこちら

■結果
 SplitterをHaali Media Splitterに切り替えることで音声は再生できるようになります。
 対応策2としてSP1以前のmfds.dllを使用する手がありますが以下の理由でやめました。
  *mfds.dllの所有者はTrustedInstallerで管理者権限でも書き換え許可がない。
  *所有者を管理者IDに変更すると書き換え可能となるが所有者をTrustedInstallerに戻せなかった。
 SplitterをHaali Media Splitterにしても再生中に停止など動作不安定です。
 最終的にtsの再生をWMP12からVLC Playerに変更して一時的に問題を回避しました。

2011年5月16日

2.5"HDDケース

■目的
 余剰の2.5"HDD有効活用のため2.5"HDDケースでPCにUSB接続します。
 使用するのはUSB3.0対応のOwltech OWL-ESL25/U3(B)です。

■OWL-ESL25/U3(B)
 2.5"HDD用のリムーバブルケースです。
 ・転送速度: USB3.0 対応で公称 max5Gbps
 ・USB/5V バスパワー給電対応
 ・高放熱のアルミケース

項目 仕様 備考
対応HDD 2.5" SATA HDD /SSD 最大厚さ: 12.5mm
インターフェース SATA2 /USB3.0 USB2.0 と互換性あり
最大転送速度 USB2.0: max0.48 Gbps
USB3.0: max5 Gbps
SATA2: max3 Gbps
システム max: 3Gbps
対応OS Windows XP /Vista /7  
ケーブル 補助電源ケーブル付き USB3.0 ケーブル 赤: 補助電源用 USB
黒: データ転送用 USB3.0
サイズ /重量 W79 xD124 xH17 mm /65g (HDD含まず)  
  OWL-ESL25/U3(B)のページはこちら

■HDD組込み
 ケースカバーを取り外します。
 基板を外して2.5"HDDをコネクタに挿入します。
 基板とHDDをケースに戻し、4本のネジで固定します。
 ケースカバーを取り付けネジで固定します。
 
■接続
 USBケーブルの①と②をPC側のUSBポートに接続します。
 ①:電源供給(赤色)
 ②:データ転送(黒色)
 
■結果
 余剰2.5"HDDの有効利用が可能になりました。
 ノートPCのバックアップなどのメンテナンスが主な用途です。
 長く使うことになるので最新のUSB3.0対応は必須条件です。
 内部インターフェースはSATA2.0(最大3Gbps)ですがSATA3.0(6Gbps)ならベストです。
 通販価格24k\で購入です。

連番印刷..Word 2007

■目的
 半券付きチケットに連番を印刷します。
 Word2007の差込印刷を使用します。

■差込印刷サンプル
 以下のようなチケットサンプルを作成します。
項目 内容 備考
アプリ Word2007  
印刷構成 5チケット/B5  
チケット 連番印刷:入場券/半券

■差込印刷文書の作成
 半券付きチケット差込印刷文書の作成フローは次のとおりです。
(1)差込印刷用の連番をexcelで作成します。
 
(2)チケットラベルのレイアウト定義
  印刷ラベルのレイアウト詳細を定義します。
  [差込印刷の開始][ラベル][サイズの詳細]でラベル情報を定義します。
 
(3)差込データのexcelシートを指定します。
 [宛先の選択][既存のリストを使用][連番のexcelファイルを指定][シート名を選択]。
 
(4)先頭ラベルを作成
 先頭ラベルをデザインします。
 最上位の表のセルの追加や削除はラベルの定義に影響するので回避します。
 
(5)差込フィールドの挿入
 先頭ラベルのNoのあとに差込フィールドを挿入し差込データの列名を指定します。
 
 以下は差込フィールド指定終了時の先頭ラベルの内容です..Noの後に挿入したExcelの列名が表示されます。
 
(6)結果のプレビュー
 [結果のプレビュー]で先頭ラベルに連番が差し込みされるのを確認します。
 連番の文字のアンダーラインやフォントなどはこの時点で指定できます。
 
(7)複数ラベルに反映
 [複数ラベルに反映]で先頭ラベルのデザインと差込指定の内容を残りのラベルに反映させます。
 連番が差し込まれるのが確認できます。
 

■差込印刷
 [完了と差込][文書の印刷]で印刷レコード#の範囲を指定します。
 [OK]で差し込み印刷が開始されます。
 

■印刷結果
 レコード#1~10の指定だと連番120001~120010のラベルが印刷されます。
 今回の差込印刷結果です。

■結果
 差込印刷によるサンプルチケットの作成を完了しました。
 試行錯誤ながら作成してみると意外にも単純でした。
 複数ラベルの場合は先頭ラベルのみ作成し[残りラベルに反映]で内容が自動コピーされます。
 修正も先頭ラベルのみとし終わったら[残りラベルに反映]をクリックします。
 差込結果は[結果のプレビュー]で確認できます。
 宛名ラベルなどの作成などにも応用が可能です。

Excel2007成績一覧作成

■目的
 成績一覧表作成におけるExcel関数のメモです。
 ほとんどの計算は関数で出力可能でした。

■成績表サンプル
 以下のサンプル同等の成績一覧表を作成します。
 
 
 
■入力データ
 シート単位でクラス毎の氏名#/氏名/各教科ごとの得点を入力します。
  氏名番号の入力方法はこちら

■成績一覧表
(1)個人毎データ
 以下の個人データを計算します。
項目 計算式/関数 備考
偏差値 10* (得点-教科平均点) /標準偏差 +50 得点未記入 -> Null出力
合計点 SUM (得点) 全得点未記入 -> Null出力
平均点 AVERAGE (得点) 全得点未記入 -> Null出力
クラス /学年順位 RANK (合計点) 合計点未記入 -> Null出力
5段階評価 VLOOKUP (平均点, 評価配列, 出力列) 平均点未記入 -> Null出力
  成績算出関数の使用例はこちら

(2)教科毎データ
 以下の教科別データを計算します。
項目 計算式/関数 備考
合計点 SUM (得点) 全得点未記入 -> Null出力
平均点 AVERAGE (得点) 全得点未記入 -> Null出力
標準偏差 STDEVP (得点) 全得点未記入 -> Null出力
最高点 MAX (得点) 全得点未記入 -> Null出力
最低点 MIN (得点) 全得点未記入 -> Null出力
  成績算出関数の使用例はこちら

■度数分布
 教科ごとの度数分布を計算します。
項目 計算式/関数 備考
度数分布 Frequency (得点配列, 区間配列)  
  度数分布関数の使用例はこちら

■個人表出力
 成績一覧表の中の個人ごとの教科得点/合計点/平均点などを出力します。
アプリ 計算式 /関数 備考
個人表 VLOOKUP (氏名#, 成績表配列, 出力列)  
  VLOOKUP関数の使用例はこちら

■結果
 標準偏差など成績一覧表の算出項目は、偏差値以外はすべて関数で出力可能でした。
 未入力データなどによる関数エラーの回避など計算以外の処理のほうが手間がかかります。
 計算式の挿入中に目的の関数の検索、引数の内容、関数出力値などを確認でき使い勝手は良好です。
 学年順位算出に使用するRANK関数はシート間(全クラス)に渡って処理ができませんでした。
  ->別シート(別クラス)の個人毎の合計点を自動的にコピーするようにしておきます。

2011年5月22日

Excel2007データ入力メモ

■目的
 Excel 2007のデータ入力方法をメモします。

■連番入力
 項目#や氏名#などの連番入力方法は幾つかあります。
 以下は一例です。
(1)[ctl]+オートフィル
 元のセルの右下をドラッグしてオートフィルにより連続値をコピー入力します。
 増分値は1です。
 
(2)連続データの作成
 増分値や停止値を指定するときは[編集][フィル][連続データの作成]を使用します。
 
■相対参照
 元のセルの右下をドラッグして数式をコピーします。
 数式のセル#は元のセルから移動した位置だけずれる相対位置が入力されます。
 
■絶対参照
 オートフィルで元のセルを固定にするときは絶対参照を使用します。
 ここでは為替C1セル+[F4]で$C$4として絶対参照します。
 

■外部データ入力
 別途追加予定

■結果
 Excel 2007に関して気がついたデータの基本的な入力方法をメモしました。
 これだけでもデータ入力の負担が軽減されます。
 項目は随時追加予定です。

成績算出関連の関数メモ

■目的
 成績一覧表作成に関するExcel 2007関数のメモです。

■SUM:合計
 max255までの数値の合計点を計算します。
 
■IF:条件判定
 全教科未受験なら合計セルは未記入のままにします。
 IF(COUNT(C2:G2)=0,"",SUM(C2:G2))
 *COUNTは指定範囲に数値の含まれるセルの数を返します。
 
■平均:AVERAGE
 平均点を算出します。
 全教科未受験だと#DIV/0!エラー回避のため合計セルと同様にIF判定を行います。
 IF(COUNT(C2:G2)=0,"",AVERAGE(C2:G2))
 
■RANK:クラス順位
 5教科合計のクラス内の順位をつけます。
 対象範囲は全員同一なので絶対参照にします。
 全教科未受験だと#VALUE!エラーになるのを回避のためIF判定を行います。
 IF(H2="","",RANK(H2,$H$2:$H$5,0))
 
■RANK:学年順位
 別シートに別のクラスの成績表があると仮定します。
 RANK関数の参照範囲は同一シート内に限定されるようです。
 したがって学年全体の合計点を同一シート内(P2:P5)に計算式を使ってコピーします。
 参照範囲が複数の時は範囲全体を()でくくります。
 IF(H2="","",RANK(H2,($H$2:$H$5,$P$2:$P$5),0))

■VLOOKUP:段階評価
 5段階評価表を作成しておいて各人がどの段階に該当するかを判定します。
 5段階評価表は全員について共通なので絶対参照します。
 平均点が未記入時#N/A!エラーを回避のためIF文を追加します。
 IF(I2="","",VLOOKUP(I2,$M$2:$N$6,2,TRUE))
 
■STDEVP:標準偏差
 教科毎の標準偏差値を算出します。
 STDEVP(C2:C5)
 
■MAX:最高点
 教科ごとの最高点を返します。
 MAX(C2:C5)

■MIN:最低点
 教科ごとの最低点を返します。
 MIN(C2:C5)

■結果
 成績表を作成するとしたら計算処理のほとんどは関数が出力してくれます。
 関数の検索、引数の内容の確認、出力結果などの確認は関数挿入時に可能で使いかっては良好です。
 関数の挿入とエラー回避の処理の手間は同程度です。

2011年5月23日

度数分布関数メモ

■目的
 成績一覧表から教科ごとの度数分布を作成します。
 使用する関数はFrequencyです。

■FREQUENCY:度数分布
 教科毎の度数分布を出力します。
 データ配列に対して予め設定した度数区間に対応する度数の配列を出力します。
 区間配列はすべての教科に対して共通なので絶対参照にします。
 FREQUENCY関数挿入の際はすべての出力セルを選択しておき最後は[ctl]+[shift]+[ok]で指定を終了します。
 {FREQUENCY(C2:C5,$M$14:$M$24)}
 

■グラフ出力
 度数分布をグラフ出力します。
 

■結果
 度数分布は度数区間を定義してFREQUENCY関数で配列出力します。
 一度使用すれば簡単に利用可能です。

VLOOKUP関数メモ

■目的
 成績一覧表から個人別のデータを取り出します。
 使用するのはVLOOKUP関数です。

■個人表サンプル
 クラス全体の成績表から個人成績表を抽出します。
 

■準備:名前定義
 氏名#の列と成績表に名前をつけます。
   
 結果は[数式][名前の管理]で確認/編集などができます。
 
■氏名番号の入力
 リストを使って氏名番号を入力します。
 [データ][データの入力規則]で[種類:リスト][元の値=番号]を指定します。
 結果としてドロップダウンリストからの入力が可能になります。
 

■VLOOKUP:成績データの抽出
 氏名#をキーに個人成績を表示します。
 氏名#未入力の時#N/A!エラー回避のためIF文を追加します。
 IF($B$2="","",VLOOKUP($B$2,成績,3,FALSE))
 
■結果
 氏名#をキーに成績一覧表から個人表を作成できました。
 使用する関数はVLOOKUPです。

2011年5月24日

Excelコマンドを送信しているときにエラー

■目的
 EXCEL 2007が以下のメッセージを表示し起動できません。
 プログラムにコマンドを送信しているときにエラーが発生しました

■動作環境
 OSとOfficeのVerは以下です。
項目 Ver 備考
OS Windows 7/SP1 64bit Windows 8 Proでも発生
OFFICE Office Standard 2007 アップグレード版  
■問題点
 現象:Excelの2回目以降の起動で
    "プログラムにコマンドを送信しているときにエラーが発生しました"
                    のメッセージを表示し起動不能となります。
   OFFICE2007のインストール当初からEXCEL 2007の2回目以降の起動ができなくなります。
    * 現時点使用頻度が多くないので現象が発生するとPCを再起動していますがそろそろ限界。
   EXCELが起動できないとWORD/Powerpoint/Outlookも起動できなくなります。
   OFFICEの再インストール/修復/アップデート/セーフモードでも解消しません。
   WebではOFFICE2007/2010で同じエラー報告がみられます。

■対応1
   (1) Microsoft Answersのサイトなどを検索するも決定的な解決策が見いだせません。
   (2)現象とWebの情報から察して内部フラグの問題の予感がします。
    EXCELアイコンからプロパティ画面を開き以下のように互換性タブの設定内容を一度変更後、元に戻します。
     [互換モードでこのプログラムを実行する=on]にします。
     EXCELの起動/終了を繰り返しエラーが解消しているのを確認します。
     この後[互換モードでこのプログラムを実行する=off]で元に戻し再発がないか確認します。
    
 原因:OFFICE2007/2010のバグと推定
 暫定対策:対応1(2)で解消..しばらくして再発。
 根本対策:推定原因からすればMicrosoftバグ対応待ち

■対応2
 2012/5/4に対応策がMicrosoft SupportにUpされました。
 原因:[DDEを使用する他のアプリケーションを無視する]の指定が有効になっていると発生することがある
 対策:[DDEを使用する他のアプリケーションを無視する]の指定をOFFにする
    [Officeボタン][Excelのオプション]でオプション画面を開いて[詳細設定][全般]
      [Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する=OFF]
dde
  Microsoft Supportのページはこちら

[補足1]
 初期状態は[DDEを使用する他のアプリケーションを無視する]=OFFになっていながらエラーを発生します。
 [DDEを使用する他のアプリケーションを無視する]=ONでとりあえず解消しました -> OFFに戻す予定です。

[補足2]
FIX Itで修正する方法もありますが、Win8の環境では適用されませんでした。
 fix it
■結果
 対応1(2)により解消しましたがしばらくして再発しました。
 1年後にUpされた対応2により解消しましたが説明と一致しない部分があるのでしばらく様子見です。
 * 初期状態は[DDEを使用する他のアプリケーションを無視する]=OFFになっていながらエラーを発生します。
 今回のエラーはOFFICEの再インストール/修復/アップデート/セーフモードでも解消しません。

2011年5月27日

Princetoneデジ像

■目的
 PC内のTV録画ファイルを地デジ対応HD液晶TVで再生します。
 使用するのはPrincetone PAV-MP1です。

■PAV-MP1
 本装置を経由してPC内のPhoto/音楽/映像をTVで再生します。
 メリットは居ながらにしてリモコン操作でPC内のコンテンツの再生が可能なことです。
 今回はネットワーク接続のPCがメインです。
 ・USB接続のHDDやデジカメはPC無しでも再生可能。
 ・1080pフルHD動画対応
 ・レジューム再生可能
  PAV-MP1のサイトはこちら

■仕様
 
■接続
 本装置を介してPCとTVを接続します。
 PC接続:Ethernet
 TV接続:HDMI
 Audio接続:SPDIF(光デジタル)
 

■本体設定
 メイン画面の[本体設定]で今回設定した項目です。
項目 内容 備考
本体設定 Firmware を更新します USB にダウンロード
映像設定 縦横比: 16:9
Audio設定 デジタル出力: SPDIF LPCM ("CH)
ネットワーク設定 有線LAN 設定: 固定IPアドレスなどを設定 (手動)  

■再生
 ホーム画面から以下ソースを再生できます。
 詳細はユーザーズガイドを参照ください。
 ・DVD/USB/ネットワーク/UPnP対応機器(DLNA)
 
  PAV-MP1のユーザーズガイドはこちら

■結果
 価格comの注目ランキング1位、売れ筋ランキング2位のメディアプレーヤです。
 ただし映像を再生するとデジタル入出力なのに色がピンクぽくなり霧がかかったように鮮度が落ちます。
 TSファイル再生中に時々停止し、電源再投入しないと回復しません。
 個人的にはFunTwist Cinema352と同様使えないメディアプレーヤとなってしまいました。
 最終的にREGZAのファイル共有を使用してPC内のtsファイルを再生しています。
  * REGZAのファイル共有は再生ファイル単位で勝手にメタファイルを吐き出すので使いたくありません。

2011年5月28日

Excel2007郵便番号変換アドイン

■目的
 Excelで作成した連絡先リストの郵便番号を新しく更新します。
 使用するのはExcel 2007の郵便番号変換アドインです。

■住所/郵便番号変換
 Excelには住所と郵便番号を相互に変換する郵便番号アドインの機能を備えます。
 手順は以下のとおりです。
 (1)アドインのダウンロードとインストール
 (2)アドインの有効化
 (3)郵便番号辞書のダウンロード
 (4)住所/郵便番号変換
  Microsoft「住所から郵便番号、または郵便番号から住所を入力する」のページはこちら

■アドインのダウンロードとインストール..Wxcel 2007
 郵便番号変換ウィザードの2007zipcode7.xlaファイルをダウンロードします。
 ダウンロードしたファイルを%Program Files%\Microsoft Office\Office12\Libraryにコピーします。

■アドインの有効化
 Excel 2007を起動します。
 [Officeボタン][EXCELのオプション]でExcelオプション画面を開きます。
 [アドイン][管理=EXCELアドイン][設定]で[郵便番号変換ウィザード=on]とします。
 
  Microsoft「郵便番号変換ウィザード (Excel Zipcode 7 Japan)」のページはこちら

■郵便番号辞書のダウンロード
 zd201005.exeをダウンロード/インストールします。
 64bitOSの場合は以下の表によります。
OS Office 郵便番号辞書
64bit Office 2010 zd201005 _Office64bit .EXE
64bit Office 2007 /2003 /2002 /2000 zd201005 .exe
  郵便番号辞書のダウンロードはこちら

■郵便番号変換
 住所と郵便番号を相互変換は以下によります。
 [アドイン][ウィザード]のあと変換元のデータを選択し[郵便番号変換]をクリックします。
 以下3のステップで画面の指示に従って要件を指定し変換します。
 エラーや警告メッセージをコメントに出力したらあとでコメントは削除しておきます。
 
 
 以上で住所/郵便番号変換が完了です。

■結果
 Excel 2007で住所と郵便番号の相互変換を終了しました。
 古い住所録などの更新には便利です。

Word2007宛名ラベル作成

■目的
 Excelの連絡先リストから宛名ラベルを作成します。
 作成にはWord 2007の差込文書を使用します。

■宛名ラベル
 使用する宛名ラベルを市販品の中から選択します。
AONE#28187ラベルに宛先を印刷します。
 シートサイズ:A4 (210x297 mm)
 ラベルサイズ:84x42 mm
 ラベル面:12面(2列x6段)

■宛先ラベルの作成
 宛先ラベルをWord 2007差込印刷文書で作成します。
(1)宛先リストをexcelで作成しておきます。
 

(2)レイアウト定義
 印刷ラベルのレイアウト詳細を定義します。
 [差込印刷の開始][ラベル][ラベルオプション]でAONE28187などラベル情報を指定します。
 

 

(3)宛先の選択
 [宛先の選択][既存のリストを使用][Excelファイル名指定][シート名選択]で宛先リストを指定します。
 

(4)住所ブロックの挿入
 [住所ブロック]で住所が自動対応付けされ挿入されるので結果を確認します。
 必要なら[フィールドの対応]で住所対応付けを修正します。
 
 
(5)差込フィールドの挿入
 [差込フィールドの挿入]で住所以外の氏名などを挿入します。
 氏名の後に様を追加します。
 
 
(6)結果のプレビュー
 [結果のプレビュー]でラベルの仕上がりを確認します
 この時点でフォントやフォントサイズを指定できます
 
 
(7)複数ラベルに反映
 [複数ラベルに反映]で先頭ラベルの内容を残りのラベルに反映させます。

■差込印刷
 [完了と差込][文書の印刷]で印刷レコード#の範囲を指定します。
 [OK]で差し込み印刷が開始されます。

■印刷結果
 印刷のレコード#を指定しAONE#28187を手差し給紙で印刷します。

■結果
 差込印刷による宛名ラベルの作成を完了しました。
 今回は最も単純なサンプルですが会社名、部署名、役職などは差込フィールドで挿入可能です。
 修正は先頭ラベルのみとし[残りラベルに反映]で全ラベルが変更されます。
 差込結果は[結果のプレビュー]で確認できます。

IvyBridge次期CPU

■目的
 第二世代Core i(SandayBrige)の次のCPUは早ければ今年後半のIvyBridgeです。
 3次元構造Transistorを初めて採用予定の22nmプロセスCPUになります。

■IvyBridge
 Intelの次期開発予定CPUです。
 アーキテクチャはSandyBridgeそのままで22nmプロセス化を図った次期CPUです。
 注目は3次元構造Transistorを初めて採用し低電圧で従来比37%の性能向上が見込めることです。
 ・性能と省電力を両立
 ・ハンドヘルドデバイスからクラウドベースサーバーまでをカバー
 ・ムーアの法則を維持
[YouTube:Intel 22nmプロセス]

■3次元構造の特徴
 ・フィンの上面/2側面の合計3面をゲートとして使用
 ・低電圧動作でリーク電流を低減
 ・高電圧動作で18%/定電圧動作で37%の性能向上
 
 
 
  「Presentation: Intel Announces New 22nm 3D Tri-gate Transistors (PDF 6.4MB)」

■スケジュール
 予定:2011年後半から

■IvyBridgeへの移行
 SandyBridgeを22nmプロセスに移行
 

■感想
 SandyBridgeより省電力/高性能のIvyBridgeに期待です。
 個人的には第2世代Core i(SandyBridge)はスキップしIvyBridge待ちですが..
  * SandyBridgeマザーのIvyBridge CPU互換が見えてきたのでSandyBrige経由IvyBridgeのルートありです。

About 2011年5月

2011年5月にブログ「cbreeze」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2011年4月です。

次のアーカイブは2011年6月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。