« 2017年5月 | メイン | 2017年7月 »

2017年6月 アーカイブ

2017年6月 7日

Win10 Creators Update

■目的
 Win 10 Creators Updateをインストールします。

■インストール
 通常ならWindowsUpdateからのインストールになります。
 今回はWindows 10ダウンロードページの[今すぐアップデート]から開始です。
 あとは画面の指示に従って完了を待ちます。
 Windows 10のダウンロードのページはこちら
win10 update
■ディスククリーンアップ
 アップデート直後はシステム回復用のファイルが残ります。
 今回はシステム回復に別途準備のHDDイメージを使えるので直ちに削除します。
 10GB前後の削減は約25%のシステムバックアップ容量低減と時間短縮効果になります。
[エクスプローラ][cドライブ/プロパティ][ディスクのクリーンアップ]でアプリを起動して[システムファイルの クリーンアップ]で[以前のWindowsのインストール=on][一時Windowsインストールファイル=on]
cleanup
■HDDイメージ
 最後はアップデート後のHDDイメージをバックアップしておきます。

■結果
 Windows 10 Creators Updateのインストールを問題なく終了しました。
 懸案のEdgeや管理ツールなどMicrosoftのアプリのHiDPI対応が進化したようです。
 ただし、たまにアプリがHiDPI非対応状態に戻るバグも見られます。

ヘルメット/UVEX RACE+

■ヘルメット
 経年劣化のレース用ヘルメットを新調します。
 使用モデルはこれまで同様ドイツ/UVEX社のRACE +です。
 FIS2013/14対応ながら軽量です。
 UVEX Ski Helmetのページはこ ちら
uvex race +■ サ イズ
 今回のサイズは59-60でカラーはall blackです。
 RACE+のサイズ59-60以上はカラーがWhiteとBlackに制限されます。
color
■感想
 10年使ったオレンジのUVEXヘルメットには愛着があります。
 当初POCを手配しましたが重いので軽量のUVEXになりました。
 サイズが大きいのでカラーはAll-Blackです。

2017年6月11日

VirtualBox仮想マシン

■目的
 VirtualBoxを利用し、普段使用のPCにCentOS7 Linux仮想マシンを追加します。

■構成
 z767i自作PCをホストマシンにVirtualBoxとCentOS 7をインストールします。
 インストール先には余っていたDisk1/SSD/240GBを当てました。
z767i
項目 内容
仮想化ソフト VirtualBox5.1 for Windows
 VirtualBox のサイトはこちら
 VirtualBox のUser Manualはこちら
ホスト z767i自作デスクトップPC
 OS: Windows 10
 CPU: i7-6700K/4GHz
 Memory: 16GB
 Mother: ASUS Z170i-Pro /mini-itx
 DISK0: M2 /PCIe3.0 /NVMe /512GB
 DISK1:SSD/SanDisk/240GB
 Display解像度:4K(3840x2160)
 z767i 自作PCのページはこちら
ゲスト CentOS 7
 CentOS 7のページはこちら
■システム要件
 VirtualBoxのシステム要件です。
  • x86 IntelまたはAMDのCPU
  • 2 GB 以上のメモリー
  • 数十GBのHDD空き容量
■VirtualBoxインストール
 Oracleが提供のフリーの仮想化ソフトです。
 VirtualBoxのサイトからWindows用をダウンロードしインストールします。
virtualbox
■CentOSインストール
(1)ゲスト設定
 [新規]でゲストマシンを追加します。
 なおBIOSのVT-xを有効化しておきます。
項目 設定
一般 基本: 名前/タイプ/バージョン= ホスト名 /Linux /Redhat (64Bit)
高度: クリップボードの共用/ドラッグ&ドロップ=双方向 /双方向
システム CPU数=4
メモリ=2048MB
VT-x=有効
ディスプレイ ビデオメモリ=128MB
ストレージ
(SATA)
タイプ=VDI
サイズ=24GB/固定
場所:G:\v767\ホスト名.vdi
ストレージ
(光学ドライブ)
仮想光学ディスクファイルを選択..
 =CentOS 7 のISOファイルの場所
ネットワーク
アダプター1=ブリッジアダプター
(2)インストール
 ゲストマシンを設定したら[起動]でCentOSのインストール開始となります。
 今回ソフトウェアはWebサーバを意識して可能な範囲で選択しています。
 インストールと設定が終わったら再起動でCentOSが起動します。
 以下はインストールにおける主な設定事項サンプルです。
項目 設定
インストールの概要 ソフトウェアの選択=サーバ (GUI使用)
 + FTPサーバ
 + JAVAプラットホーム
 + 開発ツール
インストール先=パーティションを自動生成する
ユーザの設定 ルートのパスワード=xxxxxx
ユーザ作成=user名/ユーザのパスワード
centos7
■Guest Additions
  マウスの移動や解像度指定の制限などを回避のためGuest Additionsをインストールします。
項目 内容
Mouse pointer integration マウスがゲストOS画面からホスト側に移動する際の[右ctl]キー操作を不要にします。
Shared folders ホストマシンとゲストマシン間でフォルダーを共有可能にします。
Better video support ホストビデオドライバーの利用でサイズ拡張やビデオ性能の向上などを可能にします。
Seamless windows 仮想OS上のウィンドウをホストOSの画面として扱えるようにします。
Generic host/guest communication channels ホストマシンとゲストマシン間で情報の交換を可能にすることでゲストマシンの制御とモニタを可能にします。加えてホスト側からゲスト のア プリの起動が可能になります
Time synchronization ゲストマシンの時刻をホストマシンに同期することができます。
Shared clipboard ゲストマシンのクリップボードをホストマシンと共有できます。
Automated logons 自動ログイン
 インストールはゲストOSウィンドウのメニューバーから、
 [デバイス][Guest AdditionsのCDイメージを挿入..][実行する]からパスワードを入力したらインストール開始になります。
 完了したら結果を反映のため、再ログインあるいは再起動します。
GuestAdditions
■マウス制御
 ゲストOSの画面上でマウスをクリックするとマウスはゲストOSのみで有効になります。
 解除するには[右ctl]を押します。
 ただしこの制限はGuest Additionsのインストールで回避できます。

■CentOS7設定
(1)HiDPI対応
 スケーリングはVirtualBox、CentoOSいずれでも指定できます。
 今回は文字サイズよりもカスレやギザギザの回避を優先しCentOS側で対応しました。
[ユーティリティ][TweakTool][ウィンドウ][ウィンドウスケーリング=2]
(2)解像度
 デフォルトで最大サイズは1024x768でした。
 Guest Additionsのあとの再設定で制限を回避できます。
 [設定][ディスプレイ][vbx][解像度]
display 
(3)日本語入力
 ・入力ソースに日本語と日本語(かな漢字)がなければ追加します。
 追加は[設定][地域と言語]画面から行います。
 ・入力ソースの切り替えはデフォルトで[Win+space]です。
 [全/半角]キーに変更するには以下の手順になります。
 [設定][キーボード][ショートカット/タイピング][次の入力ソースへ切り替える=Zenkaku Hankaku]
input
(4)Network
 自動設定(DHCP)で、かつ自動接続がoffなので必要なら自動接続をonにします。
[設定][ネットワーク][有線/設定アイコン][identity][自動接続する=on]
■結果
 z767i自作PCにCentOS7の仮想マシンを無事追加しました。
 使用したVirtualBoxの基本的な設定事項などはVMWare Workstationとほぼ同じです。
 仮想マシンではWebサーバとMovableType環境でBlogのスマホ対応をトライ予定です。

2017年6月13日

CentOS7 /Apache 2.4

■目的
MovableType利用のCentos 7にWebサーバをインストールします。
今回使うのはapache2.4.6-45x86/64bitです。
CentOS 7のページはこちら
apache のページはこちら

■インストール
yumでhttpdをインストールします。
# yum install httpd
# rpm -qa |grep httpd
httpd-2.4.6-45.el7.centos.4.x86_64
httpd-tools-2.4.6-45.el7.centos.4.x86_64
■構成ファイル編集
/etc/httpd/conf/httpd.conf構成ファイルを環境に合わせて編集します。
今回はcgi有効ですが、.htaccessは無効です。
ServerName www.example.com:80

<Directory />
    Options -Indexes -FollowSymLinks
    AllowOverride none
    Require all denied
</Directory>

DocumentRoot "/home/www/html"

<Directory "/home/www">
    AllowOverride None
    Require all granted
</Directory>

<Directory "/home/www/html">
    Options -Indexes -FollowSymLinks
    AllowOverride None
    Require all granted
</Directory>

<IfModule alias_module>
    ScriptAlias /cgi-bin/ "/home/www/cgi-bin/"
</IfModule>

<Directory "/home/www/cgi-bin">
    AllowOverride None
    Options None
    AddHandler text/html .html
    Require all granted
</Directory>
IncludeOptional conf.d/*.conf
■DocumentRoot所有者変更
DocumentRootの所有者を管理者ユーザに変更します。
# chown user1. /home/www/html/
# ls -l /var/www
drwxr-xr-x. 2 root root 6  4月 13 06:04 cgi-bin
drwxr-xr-x. 2 user1 user1 6  4月 13 06:04 html
■Webサーバ起動
httpdサービスを起動します。
# systemctl start httpd     <- httpd起動
# systemctl enable httpd     <- httpd自動起動設定
■Firewall
全SSL化ならfirewallでhttp:80およびhttps:443を許可します。
今回、設定にはfirewall-config GUIツールを使用します。
[諸ツール] [ファイヤーウォール] [ゾーン /public /サービス /http=on、 https=on]
firewall_config
■テストページ表示
DocumentRootが空のままサイトにアクセスするとテストページを表示します。
最終的にはセキュリティを考慮して表示されないようにします。
# rm -f /etc/httpd/conf.d/welcome.conf    <- テストページ削除
# rm -f /var/www/error/noindex.html    <- テストページ削除
test_page
■結果
apache2.4でのWebサーバのインストールと設定が無事完了です。
Mobable Typeではcgiを有効にすることが必須条件です。
構成ファイルはhttpd.confと/etc/httpd/conf.d/内の複数の*.confからなります。

CentOS7 /Chrome

■目的
 Centos7にChrome59をインストールします。
 *Chromeは昨年3月からRedhat/CentOSがインストール対象外。

■インストール
 オフィシャルのGoogle Chromeレポジトリからのインストールです。
 まず次の内容の /etc/yum.repos.d/google-chrome.repo ファイルを作成します。
[google-chrome]
name=google-chrome
baseurl=http://dl.google.com/linux/chrome/rpm/stable/$basearch
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub
 レポジトリ内の最新版を確認します。
# yum info google-chrome-stable

利用可能なパッケージ
名前                : google-chrome-stable

 利用可能なパッケージをインストールします。
# yum install google-chrome-stable
■Chrome起動
 [アプリケーション][インターネット][Chromeアイコン]から起動します。
chrome
■参考情報
 Techmint 「Google Chrome 58 Released - Install on RHEL/CentOS 7/6 and Fedora 25-20 」

■結果
 Google ChromeレポジトリからのChromeダウンロード/インストールを無事終了です。
 Redhat7/Centos7からChromeのインストールが復活しました。

2017年6月15日

CentOS7 /vsftp 3.0

■目的
 CentOS7にftpサーバを追加します。
 使用するのはvsftp3.0です。

■インストール
# yum -y install vsftpd
■構成ファイル
 /etc/vsftpd/vsftpd.confを編集します。
 vsftpd.conf のサンプルはこちら
anonymous_enable=NO

chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list

ls_recurse_enable=YES
listen=NO
listen_ipv6=YES

#local_root=/home/www

pam_service_name=vsftpd
userlist_enable=YES
tcp_wrappers=YES
 /etc/vsftpd/chroot_listファイルを作成し、chrootを許可するユーザを指定します。
#  vi /etc/vsftpd/chroot_list
user1
 アクセスをローカルネットワーク内に制限します。
#  vi /etc/hosts.deny
vsftpd:all

#  vi /etc/hosts.allow
vsftpd:192.168.xxx.
■vsftpdの起動
 vsftpdを起動と、自動起動を設定します
# systemctl start vsftpd
# systemctl enable vsftpd
■Firewallの設定
 GUIツールで「設定:永続」表示にしてftpサービスを許可します。
firewall
■SELINUX
 ftpを許可します。
# setsebool -P ftpd_full_access on
■確認
 クライアントPCから接続できることを確認します。
 以下はWindows 10から接続のサンプルです。
>ftp 192.168.xxx.xxx
192.168.xxx.xxx に接続しました。
220 (vsFTPd 3.0.2)
200 Always in UTF8 mode.
ユーザー (192.168.xxx.xxx:(none)):user1
331 Please specify the password.
パスワード:
230 Login successful.
ftp> pwd
257 "/home/www/html"
ftp> bye
■結果
 無事ftpをインストールし動作を確認しました。
 webページアップロードに使用します。

2017年6月18日

CentOS7 /MySQL 5.7

■目的
  CentOS 7にMySQL 5.7をインストールします。
 MySQL のサイトはこちら

■インストール
 CentOS 7標準 mariaDBを削除します。
 続いてMySQLリポジトリを追加したらMySQL 5.7をインストールします。
# yum remove mariadb-libs

# yum localinstall http://dev.mysql.com/get/mysql57-community-release-el7-7.noarch.rpm
# yum -y install mysql-community-server
■構成ファイル
 /etc/my.cnfを編集し2行を追加します。
# vi /etc/my.cnf
[mysqld]
:
character-set-server = utf8
default_password_lifetime = 0
■起動/自動起動
 MySQLの起動と自動起動設定を行います
# systemctl enable mysqld.service    <- 自動起動設定
# systemctl start mysqld.service    <- 起動
■Security設定
 MySQLのroot仮パスワードを表示させます。
 続いて仮パスワードの変更とSecurityの設定を実行します。
# cat /var/log/mysqld.log | grep 'temporary password'    <- 仮パスワードを表示
2017-06-18T06:39:33.346652Z 1 [Note] A temporary password is generated for root@localhost: &F<xEFl#y9lI

# mysql_secure_installation
・仮パスワードの変更
Securing the MySQL server deployment.
Enter password for user root:    <- 仮パスワード
The existing password for the user account root has expired. Please set a new password.
New password:    <- 新しいrootパスワードを入力
Re-enter new password:     <-再入力
:
Estimated strength of the password: 100
Change the password for root ? ((Press y|Y for Yes, any other key for No) : y

・新しいパスワードでsecurity設定
New password:     <- 新しいrootパスワード
Re-enter new password:     <- 新しいrootパスワード
:
Estimated strength of the password: 100
Do you wish to continue with the password provided?(Press y|Y for Yes, any other key for No) : y

・匿名アカウントの削除
Remove anonymous users? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : y
Success.

・リモートログインの無効化
Disallow root login remotely? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : y
Success.

・テストDBの削除
Remove test database and access to it? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : y
 - Dropping test database...
Success.
 - Removing privileges on test database...
Success.

・変更事項の適用
Reload privilege tables now? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : y
Success.

All done!
■DBの作成
 databaseとそのユーザ/パスワードを設定します。
# mysql -u root -p
Enter password:     <- rootパスワード入力
・デフォルトのdatabaseを表示
mysql> show databases;
+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql              |
| performance_schema |
| sys                |
+--------------------+
4 rows in set (0.00 sec)

・database作成
mysql> create database 作成するDB名 character set utf8;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

mysql> grant all on blog.* to DBユーザ名@localhost identified by 'DBパスワード';
Query OK, 0 rows affected, 1 warning (0.00 sec)

mysql> show databases;
+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| information_schema |
| 作成したDB名               |
| mysql              |
| performance_schema |
| sys                |
+--------------------+
5 rows in set (0.00 sec)

mysql> exit
Bye
■Firewallの設定
 mysqlサービスを許可します。
firewall
■参考情報
 Qiita 「CentOS7.1にMySQL 5.7をインストール」はこちら
 WEB ARCH LABO「MySQL 5.7 を CentOS 7 に yum インストールする手順」はこちら

■結果
 特に問題もなくインストールして動作を確認しました。

2017年6月19日

CentOS7 /Movable Type 6.3

■目的
  CentOS 7にMovable Type 6をインストールします。
 Movable Typeのサイトはこちら

■環境条件
 Movable Typeの環境条件です。
項目 環境 条件
Perl 5.16.3 5.8.1 以上
OS CentOS 7 Linux、Solaris / Unix、BSD
Mac OS X
Windows Server 2008 R2 /2012 /2012 R2
Web Server Apache http 2.4.6 Apache HTTP Server 2.0以上
Microsoft IIS 7.5以上
nginx 1.2.0以上
DB MySQL 5.7.18 MySQL 5.0以上
Perl Module CGI
Image::Size
File::Spec
CGI::Cookie
LWP::User Agent
parent
DBI
DBD::mysql
CGI
Image::Size
File::Spec (v0.8以上)
CGI::Cookie
LWP::User Agent
parent
DBI (v1.21以上)
DBD::mysql
DBD::ODBC (v1.25以上)
DBD::Oracle
文字コード UTF-8 UTF-8
Browser Google Chrome
Mozilla Firefox
Google Chrome
Internet Explorer 10/11
Safari
Mozilla Firefox
■ディレクトリ
 アップロード先のディレクトリを管理者IDでログインして作成しておきます。
 MovableTypeの個人利用/無償版をダウンロード/解凍します。
 解凍したフォルダーからftpでアップロード先ディレクトリにアップします。
 なおWebサイトのDocument Rootは/home/www/htmlが前提です。
対象 アップロード先ディレクトリ URL
mt-static 以外 /home/www/cgi-bin/mt /cgi-bin/mt
mt-static /home/www/html/mt-static /mt-static
■アクセス権
 アクセス権を変更します。
対象 場所 アクセス権
cgiファイル /home/www/cgi-bin/mt 755
Directory /home/www/html 777
Directory /home/www/html/mt-static/support 777
■システム情報
 http://サーバ名/cgi-bin/mt/mt-check.cgiにアクセスしてシステム情報を表示します。
 ページ最下段に以下の表示があればインストール作業を継続できます。
システムのチェックを完了しました。
Movable Typeを利用できます。..
■perlモジュール
 以下のモジュールはなくてもMovableTypeのインストールは可能ですが追加します。
 Image::Magick      アップロードした画像のサムネイルを作成する場合に必要
 Digest::MD5        Markdown形式を利用するために必要
 Mozilla::CA        Google Analytics を利用する場合に必要
yum install "perl(Image::Magick)" "perl(Digest::MD5)" "perl(Mozilla::CA)"
■おまかせインストーラ
 http://サーバ名/cgi-bin/mt/にアクセスして「おまかせインストーラ」画面を表示します。
 画面の指示に従って入力すると
 ①mt-config.cgi構成ファイルの生成
 ②Movable Typeアカウントの設定
 ③最初のWebサイト作成
 ④インストール実行
 となります。
installer
installer
*1 以下は注意が必要です。
 ①http://サーバ名/cgi-bin/mt/ へのアクセスでエラー
 -> http.confの <Directory "/home/www/cgi-bin"> に AddHandler text/html .html を追加で解消
 ② mt-config.cgi構成ファイル保存でエラー
 -> /cgi-bin/mtにapacheユーザへの書込権限付与または構成ファイルを手動保存で解消

*2 DBの削除は次のコマンドです。
 DBを削除/再作成でインストール前に戻ります。
# mysqladmin -u root -p drop DB名
■DBのバックアップ
 MySQLのDBバックアップとリストアには以下のコマンドを使います。
 今回は既設マシンのDBを仮想マシンにリストアして予備機とします。
$ mysqldump --user=DBユーザ --password=DBユーザパスワード DB名> BACKUP.mysql
$ mysql --user=DBユーザ --password=DBユーザパスワード DB名< BACKUP.mysql
■参考情報
 Movable Typeのドキュメントはこちら
 Qiita「CentOS 7 に Movable Type 6 をインストール」
 VirtualBox 仮想マシンのページはこちら
 CentOS7/Apache2.4 の ページはこちら
 CentOS7/vsftp3.0 のページはこちら
 CentOS7/MySQL 5.7のページはこちら

■結果
 Movable Typeのインストールと動作確認を終えました。
 「おまかせインストーラ」での /cgi-bin/mt に関連のトラブル2件は解決です。
 ここまではSELinuxを無効にしましたが別途、有効にして対応予定。

2017年6月26日

Webサーバ予備機/仮想マシン

■目的
 普段使用のPCをWebサーバ予備機として使えるようにします。
 ここで利用する予備機は仮想マシンです。

■仮想マシン構成
 z767i自作PCをホストマシンにVirtualBoxとCentOSをインストールします。
 またWebサーバとして使うにはApacheなど必要なアプリをインストールします。
z767i
項目 内容
仮想化ソフト VirtualBox5.1 for Windows
 VirtualBox のサイトはこちら
 VirtualBox のUser Manualはこちら
ホスト z767i自作デスクトップPC
 OS: Windows 10
 CPU: i7-6700K/4GHz
 Memory: 16GB
 Mother: ASUS Z170i-Pro /mini-itx
 DISK0: M2 /PCIe3.0 /NVMe /512GB
 DISK1:SSD/SanDisk/240GB
 Display解像度:4K(3840x2160)
 z767i 自作PCのページはこちら
ゲスト CentOS 7
 Apache 2.4 /vsftp3.0
 MySQL5.7
 MovableType6.3
 CentOS 7のページはこちら
■インストール
 (1)まずホストマシンにVirtualBoxをインストールします。
 (2)仮想マシン(ゲストマシン)を生成し、OSのCentOS 7をインストールします。
 (3)仮想マシンにapacheなどWebサーバに必要なアプリをインストールします。
 (4)既設Webサーバのコンテンツを仮想マシンに移します。
 (5)必要な設定を完了したら仮想マシンが完成です。
 VirtualBox 仮想マシンのページはこちら
 CentOS7 /apache2.4 の ページはこちら
 CentOS7 /vsftp3.0 のページはこちら
 CentOS7 /MySQL 5.7のページはこちら
 CentOS7 /MovableType6.3 のページはこちら

■ネットワーク構成
 仮想マシンをブリッジ接続にした時の論理的なネットワーク構成のサンプルです。
 これで仮想マシンが、ホストマシンと同じネットワーク内のデバイスとして見えてきます。
bridge connection
■障害時の対応
 既設Webサーバ障害時の仮想マシンへの切り替えの詳細です。
 「Webサーバ予備機」のページはこちら

■結果
 Webサーバ予備機用のPCを誤って廃棄してしまいましたが復活しました。
 予備機は普段使用のデスクトップ機の中にインストールした仮想マシンです。
 予備機のハード/ソフトを含めたコストは無償です。
 最終的にはエクスポート/インポートでMacbook Proに移植して動作確認済です。

VirtualBox仮想マシンの移行

■目的
  WindowsホストのVirtualBox/仮想マシンをWinからMacに移します。

■手順
 (1)Mac側にVirtualBoxをインストールします。
 (2)移行元仮想マシンをエクスポートします。
 (3)エクスポートした仮想マシンを移行先ホストマシンにインポートします。
 (4)ホストマシンの環境に合わせてインポートした仮想マシンの設定を変更します。
 (5)仮想マシンを起動し必要ならディスプレイのスケーリングなど設定変更します。

■エクスポート
 Windows/移行元のVirtualBoxマネージャで仮想マシンをエクスポートします。
[ファイル][仮想アプライアンスのエクスポート][エクスポートする仮想マシン=xxxx]
[ストレージの設定=\保存先\ファイル名.ova]
[仮想アプライアンスの設定][エクスポート]
export
■インポート
 MacOS/移行先のVirtualBoxマネージャで仮想マシンをインポートします。
[ファイル][仮想アプライアンスのインポート][インポートしたい仮想アプライアンス=ファイル名.ova]
[ストレージの設定=\保存先\ファイル名.ova]
[仮想アプライアンスの設定][インポート]
import
■仮想マシン設定
 CPU/メモリー/ネットワークなど移行先の環境に合わせて仮想マシンの設定を見直します。
  今回設定変更の事項です。
項目 設定
備考
システム CPU数=2 4->2
ネットワーク en0: Wi-Fi (AirPort)
有線->無線
ディスプレイ
スケーリング=1
2->1
■スクリーンショット
 Win10からMacbook Proに移行したWebサーバ仮想マシンです。
centos
■結果
 Windows10側の仮想マシンをMacbook Proに移行しました。
 仮想マシンはWebサーバの予備機として使用します。

2017年6月28日

Movable Type /Eiger

■目的
  Movable Type で作成のBlogをスマホ対応にします。
 Movable Typeのサイトはこちら

■環境条件
 Movable Typeの環境条件です。
項目 環境
MovableType Original: Ver 4
Current: Ver 6.3
OS CentOS 7
■テーマ
 MovableTypeでレスポンシブ対応のテーマはEiger 1.44またはRainier 1.14です。
 今回はサイト管理画面でEiger1.44を適用します。
 Eigerのドキュメントはこちら
[デザイン][テーマ][テーマ/Eiger 1.44][適用][再構築]
movable type
■スクリーンショット
 Eiger1.44を適用したBlogのメインページです。
 ブラウザの表示幅に合わせてサイズが変わります。
 blog 「..進化の軌跡」のページはこちら
blog page
■結果
 Movable Typeのテーマを変更して既設blogのスマホ対応を終えました。
 適用したテーマはEiger1.44で、所要時間は再構築を含めてわずかに数分です。
 細かい部分のカスタマイズが残りますが、先に公開しました。
 なお適用前の事前確認には、仮想マシンを活用しました。
 *仮想マシンは複製を準備できるのでテスト中に壊しても数分で復活です。

About 2017年6月

2017年6月にブログ「cbreeze」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2017年5月です。

次のアーカイブは2017年7月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。