i726自作PC前倒し
計画からちょうど2週間。
自作PCのi7-2600KへのUpgradeを前倒しで完了しました。
そのポイントをメモします。
■前倒しのわけ
2012年/Q1予定のIvyBridgeへのUpgradeをSandyBridgeに前倒しした理由は..
・Z68 chipsetは22nm次期IvyBridge CPUと互換性があることが判明。
・我が家の今夏の節電は10-15%で頭打ち状態。
-> エアコンの次に電力使用量の多いPCの節電が課題。
■Sandy Bridgeの驚き
i7-2600Kを実際テストしてみての驚きです。
・TDPは同じ95Wながら通常使用で従来(Q9450/2.66GHz)の1/2に近い消費電力。
・Windows Experience Indexの最高値7.9に迫る高性能。
・QuickVideoSync+最適化ソフトでH.264変換時間は1/20に短縮。
・いとも簡単に最大4.9GHz(+45%)で動作..定格は3.4GHz
■Win7/Upgrade版に落とし穴
Upgrade版はWinXPをインストールしてからでないと使用できません。
今回は正規手順での最新マザー(ASUS P8Z68-M Pro)へのXPインストールが不能。
-> XPインストール時にSP2/3や、Z68用最新F6ドライバーのFloppyからの入力が必要。
-> 購入済XPのCDはSP2/3なし、かつ最新のマザーからはFloppyポートが消滅。
途方に暮れそうな状況で、XP/SP3/F6統合DVD作成によりXPインストールに成功です。
■6Gbps対応SSDは高速
2xVertex/30GB/RAID0に代えてシングルADATA S511/60GBを使用しました。
最新6Gbps対応SSDは初期のSSD/RAID0構成と同等以上の高速でした。
■SSD/SATA3.0テクノロジは発展途上
6Gbps対応SSDをC:ドライブに使用したが..
・予想通りSATA3.0/Driver周りが不安定でときどき画面がロックされる問題に遭遇です。
-> IRSTの共通問題であり、無事回避したがSSD/SATA3.0は今でも発展途上。
■初めての内蔵DVI/HDMI/DPデジタル接続
内蔵グラフィックのディスプレイ接続がデジタル化されました。
これによりアナログ接続による表示品質上のハンディは解消です。
拡張Graphicボードを不要にでき節電効果大です。
■絶滅危惧種
マザーからIDE/Floppy/Parallelポートが消滅しました。
COMポートは内部コネクタだけが残りバックパネルから消えました。
唯一残っていたfloppy使用回避の対応で、以降これらのポートの使用はない予定。
■初めてのUSB3.0
USB3.0は従来USB2.0の10倍の4.8Gbps転送速度です。
PortableアプリやUSBメモリなどのデバイスをより便利に使えそうです。
■関連ページ
「次 期 intelCPU..Ivybridge」はこちら
「i726 自作PC計画メモ」はこちら
「Z68Chipset 概要メモ」はこちら
「P8Z68-M Pro概要メモ」はこちら
「WinXP/SP3 /F6統合DVD作成」はこちら
「i726 自作PC組込み」はこちら
「i726 自作PCインストール」はこちら
「i726 自作PCベンチマーク」はこちら
「i726 自作PC消費電力」はこちら
■感想
性能・節電に関して今回のUpgradeの前倒しの結果は期待以上でした。
ただ解決したとはいえトラブルもそれなりです。