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■目的
 Z68はLGA1155ソケットのIntel Sandy BridgeプラットフォームChipsetです。
 概要をメモしておきます。

■Z68
 Z68Chipsetの特徴です。
項目 機能 内容
対応CPU
第2世代Coreプロセッサーをサポート オーバークロック機能に対応
ストレージ Rapid Storage Tecnologyサポート
SATA2.0 Raid0 /1/5/10に対応

Smart Response Technologyサポート
SSDのキャッシュ利用でHDDレスポンスを高速化

Rapid Recovery Technologyサポート HDD異常時にリカバリーポイントを提供

6Gbps SATA3.0サポート SATA2.0の2倍の高速転送を実現
Display HDMI /Display Port /DVIなどサポート
1080PフルHDを2台のモニターに表示

マルチモニターサポート
マルチモニターをサポート (Win7)
Audio
HDオーディオをサポート
オーバークロック機能に対応
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■機能ブロック
 Z68はGraphic機能を内蔵するCPUとペアで使用されます。
z68
CPU;
 Memory Controllerを内蔵
 HD2000/3000 Graphicを内蔵
DMI; Direct Media Interconnect
FDI; Flexible Display Interface
 内蔵GPUの映像転送Bus
■システムブロック
 z68
■OverClock
 Z68はSandyBridge Unlock CPUの倍率変更によるOver Clockを可能にします。

■Quick Sync Video
 CPUに統合されたGPUを映像フォーマット変換処理でハードウェアアクセラレータとして使用できます。
 効果は大で2-3倍の高速処理を可能にします。
 個人的にはこのためにZ68を使用するようなものです。

■SATA3.0
 従来比2倍の6Gbps転送でHDD高速接続可能にします。
 500MB/sの高速SSD接続では必須の機能です。

■Virtu(GPU Virtualization)
 Windows上で内蔵GPUと外部GPUの切り替えを可能にします。
 Quick Sync Videoを使用するときは内蔵GPUを、3Dアプリは外部GPUと使い分けが可能です。
 VirtuはIntelサイトからダウンロード可能です。

■関連記事
 「P67とH67を合体させた夢のチップセットZ68の実力を探る」ASCII.JP  2011/05/12
  
■結果
 Z68とCore i7-2600kの組み合わせで使用予定で、マザーボードはASUS P8Z68-M Proを発注済です。
 Z68マザーボードはIvyBridgeのCPU互換性ありとの情報です。
 Z68後継はIvyBridgeのZ77Chipsetが予定されています。
 Z68の機能で使用予定は以下です。 
  ・内蔵GPU/Quick Sync Video
  ・CPU OverClock
  ・6Gbps SATA3.0
  ・Rapid Storage Technology(Raid0)
  ・High Definition Audio

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