« 2013年7月 | メイン | 2013年9月 »

2013年8月 アーカイブ

2013年8月 4日

CPU更新/i5-3570K

■目的
 h77自作PCのCPUをアップグレードします。
 同時に100mm冷却ファンも120mmに交換です。

■h77自作PC
 h77での録画映像をLAN経由で編集しても再度h77へのLAN転送は効率が良くありません。
 h77のCPUをi3-2100からIvyBridge/i5-3570KにアップグレードしLANを経由することなくカット編集などを効率化します。
 合わせてCPUファンも100mmから120mmに変更します。
h77  OS: Win8 Pro
 CPU: i3-2100/3.1GHz/TDP65W
 Cooler: Thermalright AXP-100
 Mother: ASRock H77M-ITX /H77 ChipSet
 Memory: PC3-12800 /2x4GB
 Graphic: HD2000 /CPU内蔵
 PS: In-Win IP-P300BN7-2 /300W
 Case:Silver Stone SG-05 Lite
 h77のページはこち ら

■i5-3570K
 intelのIvyDridge 4Core デスクトップ用CPUでLGA1155ソケットでSandyBridgeマザーと互換性があります。
 3.4GHz/TDP77Wで省電力と性能/価格比に優れたCPUです。
 最上位のi7-3770K比較ではCore数は同じながらHiperThreding未サポートでキャッシュ8MBに対し6MBです。
i5-3570
 i5-3570kのページはこちら

■AXP-100
 HTPC/Mini-ITXケース用で高さ58mm薄型CPU Coolerです。
 標準FANは100mmですがCPU更新にあわせてオプション120mmFanを使用します。
 図面上はFANがマザーのUSB3.0コネクタと重なりコネクタが傾かないためには高さ65mmのスペースが必須です。
 ただ52mmでも傾きの許容範囲とみてそのまま取り付けます。
axp-100
 AXP-100のページはこちら
 
■XtraFlo 120 Slim
 厚さ15mmの薄型120mmファンです。
 AXP-100付属の120mmファンアダプタを介して取り付けます。
項目 XtraFlo 120 Slim TY-100 (標準)
外観
XtraFlo
axp-100
サイズ 120 x120 x15 mm 108 x101 x14 mm
回転数 500~1600 rpm 900~2500 rpm
風量 17.4~58.4 CFM 16~45.5 CFM
ノイズ 8~30 dBA 22~30dBA
ベアリング 長寿命スリーブ
寿命 40,000 hr
消費電力 1.92W
コネクタ 4ピン 4ピン

■BIOS
 FAN回転数制御とOverclockの設定を行います。
区分 APP 備考
CPU CPU Ratio: Auto -> All Core
Ratio: 34 -> 38 *1
[BIOS] [OC Tweaker]
DRAM
DRAM Frequency: Auto (DDR-1033) -> DDR-1600
[BIOS] [OC Tweaker]
FAN CPU FAN1 Setting: Automatic Mode
 Target CPU Temperature: 60℃
 Target Fan Speed: Level 1
Chassis FAN1 Setting: Automatic Mode
 Target CPU Temperature: 60℃
 Target Fan Speed: Level 6
[BIOS] [H/W Monitor]
 *1 H77M-ITXはTurbo Boostの値を超えてCPU Ratioを設定できません。

■性能/消費電力
 Windows Experience Indexの値です。
 Graphicsを除けばTOPレベルに近くコストを考慮すれば満足のレベルです。
WEI
performance
■温度上昇
 室温28℃におけるアイドル時の温度上昇です。
tempareture
■仕様
 アップグレード後h77自作PCサーバーの仕様です。
項目 自作H77
備考
OS Windows 8 Pro DSP 64bit

CPU Intel Core i5-3750k 3.4 /3.8GHz 6M Cache
LGA1155 IvyBridge TDP77W 22nm ルール
倍率: AllCore38にOverclock
CPU Cooler Thermal right AXP-100
FAN: Cooler Master XtrFlo120 Slim

Mother ASROCK H77M-ITX H77 Chipset Mini -ITX
Memory Patriot PSD38G 1600KH
PC3 -12800 (DDR3-1600) 8GB (4Gbx2)
DDR3 -1600対応 Memory (OverClock)
Graphic HD4000 /Quick Video Sync(CPU内蔵)
Storage 2xSATA3.0 /2xSATA2.0 Raid0,1 ,5,10

HDD C: Intel S510 /SATA3 /120GB SSD
D: HDT721010 SLA360 SATA2 /1TB HDD

CD/DVD Pioneer DVR -TS04 -WS BluRay

LAN Realtek 8111e Gigabit Lan (Onboard)
Sound Realtek ALC892 8ch HD Audio (Onboard)

PCI 1x PCIex16
USB 4xUSB3.0 /2xUSB2.0

Printer Brother DCP -J925N

Rear Panel
1 x PS /2Keyboard
1/1/1 x D-Sub /DVI-D /HDMI port
1 x SPDIF 光出力コネクタ
2 x USB 2.0/4 xUSB 3.0
1 x RJ-45 LAN
6 x Audio

Front Panel USB3.0x2 Audio In/On
拡張 board Earth soft PT3 TV tuner PCIe x1
Bay 5.25"x1 3.5"x1
Display Diamond crysta RDT201WS 1680 x1050

Keyboard Logicool K270
Power Supply IN-Win IP -P300BN7-2 300W /80Plus
Case Silver Stone SG-05 Lite Black
Size 222W x176H x276D mm
Weight 約6kg
■結果
 i3-2100からi5-3570Kのアップグレードを実施しました。
 Desktopで使用のi7-2600K比較で性能は同等以上、消費電力は-40%の省電力です。
 XtraFlo 120 Slimファンは最大回転数(1600rpm)で騒音が目立ち選択を失敗しました。

2013年8月11日

ファン交換/CFZ-120GL

■目的
 就寝中にPC留守録のファン騒音で目覚めてしまいます。
 ケースファンとCPUファンを交換します。

■h77自作PC
 TV録画/再生用自作PCです。
 使用中の120mmフロントファンはmax回転での騒音大です。
 BIOSで回転数を制御中ですが両方とも静音タイプに交換します。
h77 OS:Win8 Pro
CPU: i5-5370k /3.4GHz /TDP77W
Cooler: Thermalright AXP-100
FAN: Cooler Master XtraFlo 120
Mother: ASRock H77M-ITX /H77 ChipSet
PS: In-Win IP-P300BN7-2 /300W ..80mmファン
Case: Silver Stone SG-05 Lite ..120mmフロントファン
 h77のページはこち ら

■CPUファン
 低騒音かつ高風量のNOCTUA NF-S12A ULNを選択します。
 NOCTUAはオーストリアのメーカーで個人的にはDesktopで5年ほど前から問題なく動作中です。
noctua
項目 NOCTUA NF-S12A ULN 備考
回転数 800 /600 rpm

最大風量 74.3 立方メートル /h (43.8 CFM)
騒音 8.6dBA

入力 DC12V /0.72W
サイズ 120 x120 x25 mm
MTBF 150,000 hr
ベアリング SSO2

ピン 3ピン

ケーブル長


付属品 3-> 4ピン変換ケーブル 30cm 延長ケーブル
取り付けねじ x4 LNA ケーブル

 NF-S12Aのページはこち ら

■ケースファン
 プロントパネルに合わせて黒色のAINEX FZ-120GLを採用します。
 FZ-120GLは回転数900rpmで騒音10.8dBA/風量47CFMの静音ファンです。
noise
項目 AINEX FZ-120GL
付属ファン
RL4ZS1202512UW -3M (推定 CFZ-120R 相当)
回転数 900±200 rpm
2000±200 rpm
最大風量 47.23 CFM 93.96
騒音 10.8dBA
34.3dBA
入力 DC12V /1.2W DC12V /0.25A/3W
サイズ 120 x120 x25 mm 120 x120 x25 mm
期待寿命 60,000 hr
ベアリング DURO
ピン 3ピン
3ピン
ケーブル長 30cm
付属品 3-> 4ピン変換ケーブル
取り付けねじx4

 CFZ-120GLのページはこち ら

■交換作業
(1)CPUファン
 電源との間隔がわずか12mmのため電源ファンと同じアップフローになるように取り付けます。
 また100mmファンから120mm変更のためAXP-100付属の拡張ファンマウントプレートを使います。
cpu fan

(2)ケースファン
 ・背面の固定ねじ(4本)を外しTOP COVERを外します。
 ・クリップ止め(6か所)されているフロントパネルを外します。
 ・固定ねじ(4本)を外してファンを交換します。
replacement

■FAN設定
 CFZ-120GLの回転数は最大でも900rpmなのでBIOSの[H/W Monitor]セクションの設定を変更します。
  CPU Fan 1 Setting:Automatic Mode
   Target CPU Tempreture:60℃/122℉
   Target Fan Speed:Level 8(予定)
  Chassis Fan 1 Setting:Automatic Mode
   Target CPU Tempreture:60℃/122℉
   Target Fan Speed:Level 6(予定)

■結果
 まずはフロントパネルファンの交換を完了しました。
 CPUファンは現在オーダー中。

2013年8月17日

USB3/HDDスタンド

■目的
 映像カット編集の高速化とアーカイブHDDの保存にHDDスタンドを増設します。
 使用するモデルは玄人志向のKURO-DACHI/CLONE/U3です。

■目的
 データの読書き速度はHDDが1台だとHDD転送速度の半分です。
 読取りHDDと書込みHDDが別なら1台の時の倍の転送速度での処理が可能です。
 とくに映像編集ソフトでは転送時間が長い分、効果も大です。
  またUSB3.0対応HDDスタンドなら外付けながら内蔵SATA接続HDDと同等の性能を期待できます。

■構成
 h77自作PCにHDDスタンドをUSB3.0接続します。
 カット編集では編集先をHDDスタンドにして、容量がフルになったらオフラインで保管します。
 HDDを2台搭載できるスタンドは1台を映像の編集出力先に、もう1台をオフラインHDDの再生に利用できます。
configuration
■玄人志向KURO-DACHI/CLONE/U3
 USB3.0接続スタンドタイプHDDケースです。
 3.5"/2.5"/SATA/HDD2台を搭載可能でPC接続はもちろんオフラインでのクーロンHDDを作成できます。
項目 仕様 備考
接続 USB3.0 /2.0 max実効速度 ≒450MB/s ..USB3.0
HDD 2.5" /3.5" SATA HDD/SSD max2台、容量: max3TB
サイズ 170D x200W x130H mm
重量 410g
付属 USB ケーブル
hdd stand  KURO-DACHI/CLONE/U3のページはこちら

■性能
・CrystalDiskMarkでの実測値は内蔵SATA/HDDと同等の転送速度です。
performance
・ファイルコピー速度 [HDDx2台] ・ファイルコピー速度 [HDDx1台]
performance1
performance2
■結果
 実測転送速度200MB/Sオーバーは内蔵SATA/HDDと同等です。
 利用目的の一つである映像のカット編集ではスマートレンダリングの効果もあり約2倍の高速化を実現しました。
 HDDスタンドによりテープと同じ感覚でHDDをオフライン保管できます。
 内蔵HDDと違い、使わないときは電源OFFできるので省電力です。

2013年8月29日

ブート不能ブルースクリーン

■目的
 h77自作PC完成から1月過ぎてブートエラーでPCを起動できません。
 3週間ほどかけて収束のメモです。

■h77自作PC
 TV録画/再生用Mini-ITX自作PCです。
 コスト低減のためi5-5370K/3.4MHz/intel 310SSDの1世代古いパーツ装備です。
h77 OS: Win8 Pro
CPU: i5-5370k /3.4GHz
Mother: ASRock H77M-ITX
Memory: PC3-12800 /2x4GB
SSD: intel510 /120GB
HDD: HGST HDT721010 SLA360
 h77 のページはこち ら

■現象
 ・Intel510/SSDでブートエラーが頻発し始めたのでバックアップイメージをリストアするもブート中にフリーズ。
 ・ブートSSDを交換してもブート時エラー。
boot error
■対応
 ・クリーンインストールでもブートエラーの繰り返しでインストールを完了できず。
 ・Desktop PCで使用中のメモリに交換しても解消せず。
 ・キーボード/マウス以外のUSB/SPDIF/HDMI/LANなど周辺デバイスをすべて外しても解消せず。
 ・別電源に交換しても解消せず。
 ・Motherを交換しBIOS Update..これでも解消せず。
 ・最後に残ったバックアップイメージやDriverファイルなどを格納したHDDを外したら解消です。

■対策
 HDD交換
 ただし交換したHDDはどこにも異常がないのでHDDスタンドで使用中
smart
■OMAKE#1
 現象:WakeOnLanでPowerOnしない
 対応:メモリー交換で解消 ..ただしメモリテストでは異常なし

■OMAKE#2
 現象:TV留守録でスリープから復帰しない
 対応:電源プラン=バランスにおいて[既定のプランを復元]で解消
    *当該項目は現時点で不明

■結果
 表面上はSSDのエラーにHDDが影響していた結果になりました。
 ただし問題のSSDとHDDは交換後ともに読み書き/性能とも正常を確認しました。
 どのパーツも異常のない状況でブート用AHCI Driverやメモリーの問題とも推定できます。

2013年8月30日

自作h77/rev2 仕様

■目的
 h77自作PCはブルースクリーンエラー対応で部品入れ替えが行われました。
 アップデートされたPCの構成と仕様をメモしておきます。

■構成
 エラー対応で組替えとなったパーツです。
モデル 仕様
CSSD-S6T128NHG5Q


CFD
CSSD- S6T128NHG5Q
 サイズ:2.5"
 インターフェース: SATA /6Gbps
 容量:128GB
 Write: max 490MB/s
 Read: max 530MB/s
PS

Silver Stone
ST45SF
 クラス: 80Plus
 サイズ/容量: SFX /450W /Haswell 対応
 FAN:8cm
p8h77-i

ASUS
P8H77-I

 CPU /Chipset: i7/i5CPUなど /H77 Chipset
 Memory: 2xDDR3 1600 /1333 /1066
 Graphic: VGA /DVI /HDMI (1920x1200)
 Interface: SATA3 /SATA2 /USB3 /USB2 /GigaLAN
 Size: Mini-ITX (170x170mm)
■BIOS設定
 BIOSでの必要な設定事項です。
項目 移動先 備考
Ai Tweaker Memory Frequency= DDR3 -1600MHz
Advanced /SATA
Configuration
SATA Mode Selection= AHCI
Advanced /APM Power On By PCIe= Enabled Wake On Lan
Monitor CPU Q-Fan Control= Enabled
CPU Fan Speed Low Limit= 300rpm
CPU Fan Profile= Silent
Chassis Q-Fan Control= Enabled
Chassis Fan Speed Low Limit= 300rpm
Chassis Fan Profile= Silent
FAN 静音化
■性能
(1)WEI
 Windows Experience Indexの測定値です。
WEI

(2)PCMark7
 PCMark7のスコアです。
 予想に反して最速の自作i726Desktopより+16%高いスコアです。
pcmark7

(3)Crystal Disk MArk
 SSDとHDDの読込/書込速度実測値です。
 [SSD:CFD CSSD-S6T128NHG5Q]
ssd
 [HDD:Seagate ST3000MD001]
HDD
■起動時間
 起動時間はASRockもASUSもほぼ同じです。
startup
■温度上昇
 室温27℃の時の温度測定結果です。
temparature
■仕様
 組替え後のh77自作PCサーバーの仕様です。
項目 自作H77/rev2
備考
OS Windows 8 Pro DSP 64bit

CPU Intel Core i5-3570K 3.4 /3.8GHz 6M Cache
LGA1155 Ivy Bridge

CPU Cooler Thermal right AXP-100
Nocutua S12A ULN
Mother ASUS P8H77-I /H77 chipset
Mini -ITX
Memory Patriot PSD38 G1600KH
PC3 -12800 (DDR3 -1600) 8GB (4Gbx2)

Graphic HD4000 /Quick Video Sync (CPU内蔵)
Storage 2xSATA3.0 /2xSATA2.0 Raid0, 1, 5, 10

HDD C: CSSD -S6T128 NHG5Q /SATA3 /128GB SSD
D: ST3000 MD001 SATA3 /3TB 3.5"HDD

CD/DVD Pioneer DVR -TS04 -WS

LAN Realtek 8111f Gigabit Lan (Onboard)
Sound VIA 8ch HD Audio (Onboard)

PCI 1x PCIex16
USB 4x USB3.0 /6x USB2.0

Printer Brother DCP -J925N
Network 接続 Printer
Rear Panel
1 x PS/2 Keyboard /Mouse Combo
1/1/1 x D-Sub /DVI-D /HDMI port
1 x SPDIF 光出力コネクタ
6 x USB 2.0/2 xUSB 3.0
1 x RJ-45 LAN
3 x Audio

Front Panel USB3.0x2 Audio In/Out
拡張 board Earth soft PT3 TV tuner PCIe x1
Bay 5.25" x1 3.5" x1
Display Diamond crysta RDT201WS 1680x1050

Keyboard Logicool K270
Power Supply Silver Stone ST45SF 450W /80Plus
Case Silver Stone SG-05 Lite Black
Size 222W x176H x276D mm
Weight 約6kg
■結果
 部品組み換えでシステムSSDの書込み性能は大幅upとなりました。
 MotherはASRockからASUSへ変更されましたが機能/性能とも瓜二つでほぼ同一です。
 電源はSilverstoneの450Wに組み換えですが騒音レベルは許容範囲内です。

2013年8月31日

VMware仮想化ソフトウェア

■目的
 ネットワークシステムを組むのにPCが足りません。
 マシン不足解消のためVMware Playerで仮想マシンを使ってみます。

■VMware Player
 非商用利用が条件の無償仮想化ソフトウェアでホストOSにWindows/Linuxを選択できます。
 PC/AT互換機で動作可能なWindows/LinuxなどのゲストOSの仮想マシンをホストOS上に作成できます。
 なお64bitのOSを動作させるにはIntel ならVT-xサポートのCPUが条件になります。
項目 動作条件 備考
CPU LAHF /SAHFのロングモードでのサポート
 Min1.3GHz /2GHz (推奨)
マルチCPU 対応です。
インストーラーがチェック
OS Windows /Linux
Memory Min1GB /2GB(推奨)
Display 解像度 16bit /32bit
HDD 1GB/OS VMware インストール: 250MB
ゲストOS Windows /Linuxなど
64bit ゲストOS
CPU
AMD: ロングモードでのセグメント制限のサポート
 Intel: VT-x サポート

ゲストOS
Memory
ホストOSから割当

 VMware Playerのページはこちら

■VWwareのインストール
 Windows8ホストに通常のアプリと同様にVMware Playerをダウンロードしてインストールします。
 インストールはユーザーID単位なので別ユーザでログオンすると見えなくなります。
 ホストマシンi726のページはこちら

■仮想マシンの作成
 ゲストOSとしてCentOSをインストールの例です。
 デフォルトではアプリなどの詳細設定が不要な簡易インストールとなります。
 [VMware Player][新規仮想マシンの作成][あとでOSをインストール]で簡易インストールを回避します。

 また今回はアダプタの設定をNATからブリッジ接続にしてネットワーク接続方式を変更します。
 [ゲストOS=Linux][バージョン=CentOS64ビット][仮想マシン名=CentOS64][場所=C:\VirtualOS \CentOS64]
 [ディスク最大サイズ=20GB][仮想ディスクを単一ファイルとして格納=on][ハードウェアをカスタマイズ]
 [ネットワークアダプタ選択][ネットワーク接続=ブリッジ]
 [完了]で仮想マシンが生成されます。

■仮想マシンの設定
 デフォルトではCD/DVDのインストールデバイスを自動検出するので設定は必要ありません。
 今回はISOイメージからインストールするのでCD/DVDデバイスを編集します。
configuration
■仮想マシンのインストール
 仮想マシン生成のあとの最初の[仮想マシンの再生]でゲストOSのインストーラーが起動されます。
 これ以降は実マシンと同様にインストーラのガイダンスに従ってインストールを実行します。
 インストールが終了したらゲストOSでゲストOS用のVMware Toolをインストールします。
centOS
■ネットワーク設定
 VMwareをインストールするとデフォルトでホスト側に仮想アダプターがインストールされます。
network adaptor
 ブリッジ接続では仮想スイッチにホストも仮想マシンも接続されている前提で仮想アダプタを設定します。
 またブリッジ接続ではVMnet1と8は不要なのでアダプターの[プロパティ]で[VMwareBridgeProtocl=off]とします。
 アダプタの設定は[システム][ネットワーク接続][システムeth0][編集][IPv4セッティング]でIPアドレスなどを設定します。
eth0
 以上で仮想マシンのインストールは完了です。
 あとは実マシンと同様にダウンロード/インストールやアプリの利用が可能です。

■結果
 予想外にも仮想マシンのインストールもネットワーク設定も簡単でUSBもCD/DVDも普通に利用可能です。
 複数の仮想マシンで仮想ネットワークを構成することで1つの画面でシステム評価が可能になり効率的です。
 仮想マシンでも意外に快適に動くのでホストCPUのリソースの有効利用で個人的に使ってみるのもアリです。

About 2013年8月

2013年8月にブログ「cbreeze」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2013年7月です。

次のアーカイブは2013年9月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。