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2010年5月 アーカイブ

2010年5月 4日

ひかりTV設定メモ

■目的
 ハイビジョン対応NTTぷららの「ひかりTV」の設定/試用のメモです。
 Bフレッツ回線で光電話ルータのある環境なら専用チューナ(PM-700)追加で利用可能です。

■ひかりTV
 NTTぷららが運営するハイビジョン対応のNTTフレッツ光むけ映像配信サービスです。
 視聴可能な番組には以下が含まれます。
 ・地デジ ..NGN/フレッツ光ネクスト利用者に限定される。
 ・基本サービス ..ひかりTVスタイル1など10チャネル。
 ・ベーシックチャネル ..映画/ドラマ/音楽など40以上の専門チャネル
 ・プレミアムチャネル ..スターチャネル /JsportsPlusなどの有料チャネル
 ・オプション ..カラオケ/NHKオンデマンドなど
  ひかりTVのサイトはこちら
  番組チャネル一覧表はこちら。

■設置例
 TVチューナーPM-700をTVとBフレッツの光対応ルータの間に設置します。
 今回TVはREGZA VZ500ですが、ひかりTV対応モデルが要求されます ..地デジ対応/HDMI端子付きならOKか?
 *LANケーブルとHDMIケーブルはPM-700に付属のものを使用します。
 *PM-700は縦置きも可能です。
 *TVはAVケーブルでも接続可能です..当然入力はアナログ信号です。
 
■初期設定
 TVの入力選択でPM-700を接続した入力(HDMI)に合わせます。
 PM-700の電源をonにするとネットワークの設定が自動的に行われます -> DHCPでIPを自動取得と推定
 初期設定画面で以下をリモコンで入力しただけで利用可能になります。
 ・エントリーコード..送付書類でコードを確認できます。
 ・お客様ID..今回は設定済につき入力不要。
  「初めての接続ガイド」はこちら。

■視聴
 リモコンのホームボタンでホーム画面を表示します。
 テレビなら[テレビ][決定]でテレビ画面を表示します。
 [番組表]で番組表を表示し番組を選択すると視聴できます。
  「基本操作ガイド」はこちら。

■録画
 USB接続のHDDに録画し再生が可能です。
 *動作確認済モデル以外のHDD使用はユーザ自己責任です。
  「録画機能」のページはこちら。

■プランと料金
 
■結果
 説明書なしでも容易に設置/設定が可能なレベルです。
 地デジがサービス地域外でした。
  -> すでにTV側で受信可能なのでメリットを感じません。
 ハイビジョンのコンテンツは現時点でそれほど多いとは感じません。
 ハイビジョンは地デジ/BSデジタルと同じMPEG2-TS/AACなので画質はTV受信と同じと想定できます。
 結果的にはしばらく様子を見ます。

2010年5月 6日

自作PC計画メモ#1

■目的
 次期自作PCのターゲットをメモします。
 CPUはもちろんSATA6Gb/sやUSB3.0などの高速化技術や大容量BRDが狙いになります。

■Intelロードマップ
 CPUやChipsetのロードマップから新技術をみます。
 
 
 
 ・2/4Core -> 6Core
 ・Process: 45-> 32nm
 ・Socket: LGA775-> 1336
 ・Smart Cache /Turbo Boost /Hyper Threading /Quick Path Interconnect
 ・DDR2-> DDR3 (1333 /1600)
 ・SATA3Gb/s -> SATA 6Gb/s
 ・USB2.0-> USB3.0
 ・Gbe-> 10Gbe
 ・HDD -> SSD /Trim
 ・CD/DVD (4GB) -> BRD (25GB)
 
■ターゲット
 現時点でのターゲットの性能/機能を以下にします。
項目 次期自作 PC Q945 (現行)
CPU 6Core /32nm 4Core (Quad) /45nm
Memory DDR3 /1600MHz /6GB /Triple Channel DDR2 /800MHz /4GB /Dual Channel
Chipset Intel X58後継 SATA 6Gb/s RAID Intel G33 SATA 2Gb/s RAID
I/O USB3.0 USB2.0
Drive SSD RAID0 TRIM
CD /DVD /BRD (25GB)
HDD RAID0 (ICH9R)
CD/DVD (4GB)
■結果
 現状では次期自作PCの性能向上は現行の2倍程度が見込まれます。
  -> 前回のUpgradeでの6-8倍とはまだ差があります。
 i/O関連ではSATA6Gb/sとUSB3.0は必須です。
 DriveはSSD RAIDとBRDに期待です。
 Upgradeの実施時期はChipsetやCPUのリリースに合わせて2011年以降です。

2010年5月 8日

Bootメニュー編集

■目的
 WinXPからWin7への入替でブートメニューに不要なエントリーが残ってしまいました。
 不要なブートエントリーをBCDEDITコマンドで削除します。

■ブートメニューの編集
 WinXPまではboot.iniファイルを編集することでメニューの変更が可能でした。
 Vista以降はBCDEDITコマンドで編集します。

■BCDEDIT
(1)BCDストアの内容表示
 コマンドプロンプトを開きbcdeditを実行すると内容を表示します。
 以下は今回のサンプルで、3つのエントリーが存在します。
 {Current}意外のエントリは実体が存在しないので削除します。
 ・以前のバージョンのWindows ..不要
 ・Windows7
 ・Windows7 ..不要
Microsoft Windows [Version 6.1.7600]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Users\kuri>bcdedit

Windows ブート マネージャー
--------------------------------
identifier {bootmgr}
device partition=D:
description Windows Boot Manager
locale ja-JP
inherit {globalsettings}
default {current}
resumeobject {a7cab066-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
displayorder {ntldr} <- 不要
  {current}
  {a7cab063-5466-11df-93a2-f85b646c3550} <- 不要
toolsdisplayorder {memdiag}
timeout 0

Windows レガシ OS ローダー <- 不要
--------------------------------
identifier {ntldr}
device partition=D:
path \ntldr
description 以前のバージョンの Windows

Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier {current}
device partition=C:
path \Windows\system32\winload.exe
description Windows 7
locale ja-JP
inherit {bootloadersettings}
recoverysequence {a7cab068-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
recoveryenabled Yes
osdevice partition=C:
systemroot \Windows
resumeobject {a7cab066-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
nx OptIn

Windows ブート ローダー <- 不要
--------------------------------
identifier {a7cab063-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
device unknown
path \Windows\system32\winload.exe
description Windows 7
locale ja-JP
inherit {bootloadersettings}
recoverysequence {a7cab064-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
recoveryenabled Yes
osdevice unknown
systemroot \Windows
resumeobject {a7cab062-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
nx OptIn
(2)編集
 失敗に備えて事前にBCDあるいはパーティションのバックアップをしておきます..重要
 エントリの削除にはbcdedit /delete を使用します。
 以下は今回の例です。
C:\Users\kuri> bcdedit /delete {ntldr} /f -> /f:強制削除
 この操作を正しく終了しました。

 C:\Users\kuri> bcdedit /delete {a7cab063 -5466 -11df -93a2 -f85b646c3550}
 この操作を正しく終了しました。
■確認
 bcdeditで結果を表示します。
 PCを起動してブートメニューが表示されないことを確認します(エントリーが1個になるため)。
 C:\Users\kuri> bcdedit

Windows ブート マネージャー
 --------------------------------
identifier {bootmgr}
device partition=D:
description Windows Boot Manager
locale ja-JP
inherit {globalsettings}
default {current}
resumeobject {a7cab066-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
displayorder {current}
toolsdisplayorder {memdiag}
timeout 0

Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier {current}
device partition= C:
path \Windows\system32\winload.exe
description Windows 7
locale ja-JP
inherit {bootloadersettings}
recoverysequence {a7cab068-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
recoveryenabled Yes
osdevice partition=C:
systemroot \Windows
resumeobject {a7cab066-5466-11df-93a2-f85b646c3550}
nx OptIn
■結果
 無事に不要なエントリーの削除を完了しました。
 エントリの表示変更/追加/表示時間などの変更も可能です。

2010年5月 9日

Winエクスペリエンスindex

■目的
 Q945自作PCのWinエクスペリエンスindexを測定してみました。
 最低スコアはグラフィックスの4.9です。

■Winエクスペリエンスindex
 Eindowsヘルプによれば以下です
Windowsエクスペリエンスインデックスは、コンピューターのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を 基本スコアと呼ばれる数値で表します。一般的に、特により高度でリソースを大量に消費するタスクを実行する際には、基本スコアが高いコンピューターほど、基本スコアが低いコンピューターよりも高性能で高速であることを示します。
■対象PC..自作Q945

Intel Core2Quad Q9450 CPUを使用した自作PC。
 OS:Win7
 CPU: Core2Quad 9450 3.0GHz/OC
 Memory: 4GB (3.25GB)
 Graphic: Radeon HD4550
 HDD: SATA2 Gb/s RAID0 512GB x2
  Q945 PCの仕様詳細はこちら

■スコアの表示と評価の実行
 [コントロールパネル][パフォーマンスの情報とツール]でスコアの表示/評価実行が可能です。
 
  Q945PCのWinエクスペリエンスindexの詳細はこちら

■結果
 Graphicのスコアが最低で4.9が基本スコアになります。
 基本スコア3.0以上につきWin7/Aeroなどの実行には支障はないようです。
 Graphicの性能を少し高くしてバランスを取れればより快適にPCを使用できそうです。

2010年5月13日

WakeOnLan#2/G45M-S

■目的
 G45M-Sマザー採用のE520自作PCは、TV録画/音楽などのファイル共有サーバです。
 省エネのためクライアントPCからネットワークを介して電源ON/OFFします。

■WOLの概要
(1)WakeUp on LAN
 WOLはネットワークを経由してPCの電源を投入するための機能です。
 WOLに対応する条件は以下です。
 ・電源/Motherboard/OSがACPI2.0仕様に対応
 ・PCIバスからの電源投入のためのPCI2.2仕様にチップセットやPCIバスが対応している
 ・ネットワークアダプタがMagic Packetを解釈できる
(2)ACPIパワーステート
 電源ONのS0から完全電源OFFのS5までありS1/S2がスリープ、S3がスタンバイ、S4が休止状態です。
 Windows2000/XP/Server2003はWOLでS1~S4状態からS0への移行をサポートします。
 Intel製のネットワークアダプタなどはS5からS0への移行をサポートするものもあります。

■E520PCの環境条件
 ターゲットとなるPCはE520自作PCです。
 OS: WindowsXP Pro SP2
 Mother: Foxconn G45M-S
 Bios: AMI Wake On Lan対応
 LAN: Realtek Gigabit RTL8111B -VC-GR Onboard
 電源:Antec ATX 430W
  E520自作PCのページはこちら

■BIOSの設定
 ターゲットとなるメディアサーバのBIOSでWake On PCI Cardの設定をEnabledにします。
 Power Management Setup
  Wake On PME= Enabled
 

■LANアダプタの設定
 E520側のLANアダプタでMagic PacketによるWake On LANを有効にします。
 [プログラム][管理ツール][コンピュータの管理][デバイスマネージャ][ネットワークアダプタ]
 [Realtek RTL8168/8111 PCI-E Gigabit Ethernet..][プロパティ][電源の管理]で
 ・電力節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする=on
 ・このデバイスでコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする=on
  ・管理ステーションのみコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする=on
 
■LANアダプタ情報の確認
 E520側のLANアダプタのIPアドレスとMacアドレスをあらかじめコマンドで確認しておきます。
 C:\>ipconfig /all
 ..省略..
 Description . . . . . . . . . . . : Realtek RTL8168/8111 PCI-E Gigabit Ethernet NIC
 Physical Address. . . . . . . . . : xx-xx-xx-xx-xx-xx     Macアドレス
 Dhcp Enabled. . . . . . . . . . . : No
 IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.xxx.xxx
 ..省略..

■WakeOnLanToolのインストール..win7/XP
 送信元となるクライアントPCにMagic Packet送信用ソフトウェアをダウンロードしてインストールします。
 今回インストールするのはフリソフトのWakeUpOnLanToolです。
 インストールは圧縮ファイルを適当なフォルダに展開するだけです。
 展開したらwol.exeを実行するとプログラムが起動します
  WakeOnLanToolのサイトはこちら

■WakeOnLanToolの使用
(1)WakeOnLanToolを起動したら画面の右クリックでメニュを開き
 [編集][新規追加]で設定画面を開いてE520のPC情報を入力します。
 OKで登録完了です。
 
(2)E520の起動
 E520を選択し[右クリック][pingチェック]でPCが起動中か確認します。
 表示が[x]E520なら[x]E520を選択し[右クリック][起動]でE520が起動します。
 再度E520を選択し[右クリック][pingチェック]で表示が[O]E520に変われば起動成功です。
 
(3)E520のシャットダウン
 E520を選択し[右クリック][リモートシャットダウン][Normal][shutdown]で電源offされます。
 *誰もサーバーを使用してないことが確実な場合のみシャットダウンを実行すべきです。
 *E520は一定アイドル時間経過後休止するようにしてあります。

■コマンドライン ..2010/07/07追加
 コマンドラインを使うことでターゲットPCをアイコンクリックだけで起動できます。
 以下はコマンドラインの例です。
 使用するiniファイル/送信回数 ターゲットPCを指定します
 C:\program files\wol193\wol.exe /open=wol.ini /wake=1 e520
■結果
 LAN経由でE520PCの電源ON/OFFが可能になりました。
 WakeOnLanToolはWin7/XPとも使用可能なことを確認しました。
 Realtek RTL8168/8111 PCI-E Gigabit EthernetはS4/S5からの起動を確認できました。
 WakeUp On LANとリモートディスクトップ利用でクライアントPCからE520のTV録画予約が可能です。

* 注意事項
 現象:E520が意図しないタイミングで自動的に起動する
 原因:E520のLANアダプタの設定が以下..
     [管理ステーションのみコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする=off]
 対応:[管理ステーションのみコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする=on]とする

2010年5月22日

iPhone3G検討メモ

■目的
 3年を経過したauワンセグ携帯W52SHからiPhoneへの変更検討メモです。
 携帯+iPod+インターネットの機能が1台に統合可能です。

■iPhone3G
 以下の2モデルがあり、選択するなら最大容量の3Gs(32GB)です。
項目 iPhone 3G iPhone 3G
容量・表示 16GB /32GB Flash
3.5" /480x320 /ワイドスクリーン
8GB Flash
3.5" /480x320 /ワイドスクリーン
カメラ 3M ピクセル /オートフォーカス /ビデオ 2M ピクセル
接続 Wi-Fi /3G接続 <-
性能 処理速度 2倍 -
機能 電話
音楽再生 (iPod)
内蔵ビデオカメラ
写真/ビデオ再生
メール /SMS /MMS /Gmail /アドレス帳
Web検索 /閲覧 (Saphari)
マップ /コンパス /GPS
ボイスメモ
時計
内蔵ビデオカメラ未サポート
コンパス未サポート
操作性 マルチタッチカラースクリーン
インテリジェントソフトウェアキーボード
加速度センサー
カット& ペースト
<-
アプリ 手書きメモ
株価表示
天気
電卓
など多数
<-
価格 32GB: 57,600 yen
16GB:46,080yen
8GB: 30,720 yen
  Apple iPhoneのページはこちら
  SoftBank iPhoneのページはこちら

■料金プラン
項目 バリュープラン(i) 標準プライスプラン (i)
基本料金 ホワイトプラン (i) 980 yen/月 <-
パケット基本 S! ベーシックパック (i) 315 yen/月 <-
パケット Option パケットし放題フラット
4,410yen/月
パケットし放題 for スマートフォン
1,029 ~4,410 yen/月
割引 月月割 (24ヶ月) -1,920 yen/月
のりかえ割 (5ヶ月) -980 yen/月
月月割 (24ヶ月) -1,440 yen/月
のりかえ割 (5ヶ月) -980 yen/月
本体価格 一括または 24回分割 <-
合計 (24ヶ月) 3,785 yen/月 +本体価格 980 ~4,360 yen/月 +本体価格
合計 (25ヶ月 以降) 5,705 yen/月 2,420 ~5,800 yen/月
 *上記合計にはのりかえ割の割引を含みません。

■結果
 iPhone3Gの情報は6月に発売される予定のiPhone4に向けた参考情報になります。
 携帯+iPod+インターネットの機能が1台に統合されるのは魅力です。
 パケット使用料が少なければ現行au携帯の使用料2,528yen比較で割安です。
 料金プランはWeb閲覧10-20ページ/月以下を前提に標準プライスプラン(i)で様子見の予定です。
  ->パケット使用量が約50,000(6MB)を超えると標準プライスプラン(i)のメリットはないようです。

Realforceキーボード

■目的
 入力ミスのキーが出てきたのでキーボードを買換購入します。
 モデルはTopre Realforce 108UBKです。

■SMK-8851日本語109キーボード
 購入したのは2000年以前..TWOTOPのPCに付属のキーボードと記憶。
 標準価格:10,970円..意外と高価格/高品質クリックタッチ/メカニカルキー採用/音は大きい部類。
 特定のキーで文字入力が出来ないケースが出始めたので買換します。
  SMK-8851のページはこちら

■Realforce 108UBK (SJ08B0)
 20kyen近い価格ながらキーボードの満足度rankingでは1位の定番モデルを選択します。
 日本語キーボードながらキートップはカナ刻印なしです。
 静電容量無接点方式/USB接続/2008年1月発売。
 
  Realforce108UBKのページはこちら

■購入
 通販ではどこも在庫なしのオンパレードながらキーボードを専門に置いてあるCleveryに発注..在庫僅少
 意外にも注文して2日後に発送されました。

■外観など
 幅がSMK-8851より2cm程小さくキートップも小ぶりです。
 キートップの文字が見にくいですが不都合は感じません。
 キータッチはコトコトと音を立ててスムーズです。
 
■結果
 20年以上もPCを使用して初めてのキーボード買換えです。
 「安物買の銭失い」の反省を込めて業務向けモデルの選択となりました。
 これまで使用のSMK-8851も良いキーボードで、大幅によくなった感じでもありません。

2010年5月27日

CentOS5.5インストール

■目的
 WebサーバをCentOSに移行予定です。
 まずはバックアップ用ノートPCのX60にCentOS5.5をインストールします。

■CentOS
 Redhat Enterprise Linux 互換のフリーLinuxディストリビューションです。
 Redhatの提供するソースコードから生成されます。
 
  CentOSのサイトはこちら
  CentOSのダウンロード(32bit版)はこちら

■パッケージ
 主要なパッケージは以下です。
項目 Ver 備考
Kernel kernel -2.6.18 -194 .el5  
gcc gcc -4.1.2 -48 .el5  
httpd httpd -2.2.3 -43 .el5 Webサーバ
mySQL mysql -5.0.77 -4 .el5  
Samba samba -3.0.33 -3 .28el5 Sambaサーバ
perl perl -5.8.8 -27 .el5 _5.1  
vsftp vsftpd -2.0.5 -16 .el5 Ftpサーバ

■PC
 現在Thinkpad X24 + FedoraでWebサーバーを運用中です。
 今回X24のバックアップ機としてX60+CentOSで準備します。
 X60は通常モバイル用途で使用しているのでWinXP(SP3)とのデュアルブート構成になりす。
  CPU:T7200 Core2 2GHz
  Memory:1GB

■準備
 HDDの空き領域確保とインストールDVD作成を行います。
項目 内容 備考
HDD
領域確保
Dドライブサイズ変更で空領域を確保
C: WinXP 32GB
D: WinXP (Data) 270-> 204GB
空き: 0-> 66GB
(内訳)/boot: CentOS 100MB
SWAP: CentOS 2GB
/root: CentOS 64GB
使用ツール: HDM8.5
DVD 作成 ISO イメージからインストールDVDを作成 使用ツール: NERO +DVR -S15J
■インストール
(1)インストールDVDから起動し[boot:][Enter]でインストールを開始します。
(2)メディアテストは今回[Skip]します。
(3)インストール画面が表示されるので画面の指示に従い必要事項を指定します。
 言語:Japanese(日本語)
 キーボード:日本語
 インストール:CentOS ..新規
 パーティション:
   [選択したドライブ上の空き領域を利用してデフォルトレイアウトを作成します]選択
   パーティションレイアウトの確認と変更=on
 パーティション確認:作成されたパーティションを確認し変更があれば修正します。
 ブートデフォルト:Windows XPに変更します。
 ネットワークデバイス:マニュアルでIP/NetMaskなどを設定します。
 地域:[アジア/東京]を選択
 rootパスワード:xxxxxx
 インストールソフトウエア:今回は[サーバー]などを追加指定 ..後で追加指定が可能です。
 インストールの準備完了:
 インストールの実行:
 インストールの完了:[再起動]でシステムが起動されます
(4)画面の指示に従いCentOSの設定を行います。
 ファイアウォール:デフォルト設定を使用
 SELinux:無効
 日付と時刻:設定
 ネットワークタイムプロトコル:設定
 ユーザアカウント:ユーザ/パスワードを設定
 サウンドカード:デバイスを選択しテスト出力で問題がないのを確認します。
 追加のCD:ないので[終了]です。
(5)再起動/ログイン画面でログインします。
■メイン画面
 CentOSのメイン画面です。
 
■結果
 問題なくCentOSのインストールを完了しました。
 *ミラクルLinuxは2009/3月よりCentOSをサポートしているようです。
 *2009/7月末の開発者音信不通の問題は3日程で復帰/収束したようです。

2010年5月31日

5/29Webサーバ接続障害

■目的
 自前運用中のWebサーバにおいて接続障害が発生しました。 2010/05/29
 Dynamic DNSの手動設定で解消です。

■Webサーバ
 ThinkPad X24 + Fedora + Dynamic DNSの構成です。
 2003年の自前運用開始から7年で停電を除いた障害は過去3件です。
 障害内訳:ノートPCバッテリ不良/LANスイッチ不良/DynamicDNS障害

■障害と現象
 アクセスログ解析でアクセス数が少ない異常を発見です。
 Webサーバ自体は正常動作です。
 携帯電話から/でアクセスができません。
 携帯電話からhttp://ipアドレス/だとアクセスできます。
 *携帯電話からのアクセスはインタネットを経由のアクセスを確認のためです。

■原因
 Dynamic DNSで「www.cbreeze.info」のipアドレス変換異常と推定

■対策
 利用中のPlala/Dynamic DNSを手動設定します。
 (1)plalaのWebページで手動設定のページにアクセスします。
 (2)ルータのwan側アドレスをipアドレスに設定します。
 
手動設定の頁はこちら

■結果
 無事Dynamic DNSの手動設定で名前解決の不具合を解消し回復しました。
 今回のダウン時間は22:57-9:27の約10.5hrです。
 Dynamic DNS名前解決不具合は2回目ですが要因は不明。
  ->障害発生時刻のあたりで行ったルータWAN側LANケーブル切断が要因の1つか?

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