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2009年1月 アーカイブ

2009年1月 5日

RegzaのHDMI接続 rev1

■目的
 HD液晶TVのRegzaをHDMIで自作メディアサーバe520に接続します。
 Regzaはフルハイビジョンディスプレイとして使用します。

■e520メディアサーバ
 映像、音楽録画/再生用に使用の自作PCです。
 フルハイビジョン再生にRegza ZV500を使用します。
 聞きなれないFoxconnのMotherBoardは低価格で、HDMIポートを標準装備です。
e520 仕様 備考
OS Windows XP SP3  
CPU Pentium Dual Core e5200 2.5GHz @3.0GHz OC FSB800 /800MHzメモリ
Mother Foxconn G45M-S HDMI出力標準サポート
Form Facter Micro ATX  
Chipset Intel G45 +ICH10R  
Memory PC6400 DDR2 -SDRAM (800MHz) 2GB x2  
Graphic 内蔵 GMA -X4500HD 最大解像度: 1920 x1080 フルハイビジョン
   Regza ZV500の解像度一覧表はこちら

■HDMIケーブル
SONY DLC-HD20HF 備考
規格 HDMI バージョン 1.3a  
転送速度 10.2 Gbps  
ピン HDMI 19ピン標準コネクタ /フルHD対応 (1080p)
■接続
 PC側HDMI出力とTVのHDMI入力を接続します。

■VGAドライバインストール
 FoxconnサイトからVGAドライバをインストールします。
 インストール時点で解像度は1920x1080が自動設定されます。
 ディスプレイアダプタにIntel(r)G45/G43ExpressChipsetが表示されます。
 
■ディスプレイの設定  [コントロールパネル][Intel GMA Driver]を開き設定内容を確認します。
 
■Regzaの設定
 Dot by Dot: リモコンから[画像サイズ=Dot by Dot]を選択することで文字などを鮮明に表示します。
 PCファインモード: 明るさとコントラストを調整しぎらつきをなくして長時間使用を可能にします。

■PC画像
 TVに表示されたPCの画面です。
 
■結果
 G45ChipsetのFoxconn G45M-SマザーはHDMI出力のフルハイビジョン(1920x1080)表示を可能にします。
 VGA接続の場合はHDMI変換アダプタを使用してもWXGAの1360x768が最大解像度になります。
 画質は明るくコントラストが高いので長時間の使用だと目が疲れるかもしれません。
 Foxconn G45M-SはHDMIを標準装備でフルハイビジョン表示を低コストで容易に可能にします。

2009年1月 2日

自作e520 Upgradeプラン

■目的
 自作メディアサーバm745をアップグレードしてe520とする計画メモです。
 フルハイビジョン映像(1920*1080)再生を可能にします。

■自作m745
 Pentium M745/1.8GHz+855GME+ICH4-M構成。
 HDDは320GBx2のRaid0構成
 ケースはMicroATXのAntec NSK2450。
 デジタルTVのハイビジョン映像再生ではCPU使用率100%でコマ落ち頻発。
  m745の詳細はこちら
■自作e520
 m745の部品変更で性能をアップグレードします。
 自作モデル名もe520に変更です。
交換部品 e520 (m745 アップグレード) 備考
CPU Intel
E5200 Dual Core /2.5GHz /800MHz 
価格は E8400の1/2で性能はx0.8。45nプロセスを採用。3.0GHzオーバクロック動作予定。
CPU Cooler Scythe
NINJA mini SCMNJ-1000
478/775対応。全高を115mmに抑えたヒートパイプタイプ。ファンレスで使用予定
Mother FOXCONN
G45M-S Micro ATX
DELL /HP /Appleなどに部品供給。G45M-Sは低価格ながらG45 +ICH10R ChipSetを採用。
Memory CFD
W2U800CQ -2GL5J PC2 -6400 800MHz
4GB(2GB x2枚)で価格は 3.5kyen
Graphic Matrox
Millennium P690 PCIe x16 128MB
余り物。
HDCP非対応で役目を終えていたが再登場。
HDD HDT721010 SLA360 1TBx2 ハイビジョン映像はアナログの約4倍の容量を要求。2TBのRaid0構成で映画なら120本格納可能。
[参考] 価格を含む部品資料(2009/01月)


■電源容量計算
 従来電源430Wは交換しないので必要な最大容量を計算します。
  電源容量計算サイトはこちら
 
 [条件]
 CPU: Core2 Quad Q9550 @3.2GHz OC
 Graphic: Radion HD2400(25W) 相当..P690は約10W
 HDD: 2台   
 [容量]
 291W
  電源容量計算結果はこちら

■e520仕様..暫定
項目 e520 自作 m745 (従来)
OS WinXP Pro WinXP Pro
CPU Pentium Dual Core E5200 2.5GHz Pentium M745 1.8GHz
CPU Cooler Scythe NINJA mini SCMNJ -100 Thcl 90EX70 x80-M
FSB 800MHz 533MHz
Form Factor micro ATX micro ATX
Mother FOXCONN G45M-S Aopen i855GMEm-LFS
Chip Set Intel G45 +ICH10R Intel 855GME +ICH4-M
Memory PC6400 DDR2 800 MHz
2GBx2
PC2700  DDR-333 MHz
512x2MB
Graphic Matrox P690 PCIe x16 128MB ATI Radeon 9550 AGP 128MB
HDD HDT721010 SLA360 1TB x2
Raid0
HDT725032 VLA360 320GB x2
Raid0
CD /DVD 日立LG GSA-4082BK Multi 日立LG GSA-4082BK Multi
FD - -
LAN Realtek Gigabit RTL8111B-VC-GR Onboard Marvel Gigabit PCI LAN x2 Onboard
Sound Realtek ALC888-GR 7.1ch Onboard Realtek AC'97 CODEC Onboard
PCI 1x PCIex16 1x PCIex1 2x PCI 3x PCI
USB 8x USB2 6x USB2
IEEE 1394 2x IEEE 1394a 1x IEEE 1394
I/O 1x IDE 1x FD 6xSATA 3Gbps
1x PS/2 keyboard  1x PS/2 Mouse
1x Display Port 1x RJ45 6x Audio
1x HDMI 1x VGA
1x eSATA 5x SATA   
2x IDE 1x FD
1x PS/2 keyboard 1x PS/2 Mouse
1x Parallel 2x RJ45 3x Audio
1x VGA
フロントパネル IEEE 1394 x1 USB2.0 x1 Audio In/Out IEEE 1394 x1 USB2.0 x1 Audio In/Out
拡張 board Canopus MTV2000 Canopus MTV2000
Bay 5.25" x2 3.5" x0 (外部) 3.5" x2 (内部) 5.25" x2 3.5" x0 (外部) 3.5" x2 (内部)
Power Supply Antec ATX 430W Antec ATX 430W
Case Antec NSK 2450 Black Antec NSK 2450 Black
Size 447W /419D /146H mm 447W /419D /146H mm
Weight 約8 kg 約8 kg
■結果
 CPUはE5200あるいはE7200/7300の予定。
 コスト低減のため、当面CPU、メモリ、Motherboardのみ交換(23kyen)。
 HDDは継続使用(320GBx2)として必要なときに1TBx2に拡張予定。
 電源容量計算結果は291wにつき電源(430w)は継続使用。

2009年1月 4日

WinXP/SP3 CD作成

■目的
 初版WinXPではSATA HDDやRAIDへのOSインストールで問題が出るケースがあります。
 WinXP CDからSP3適用のCDを作成し回避します。

■"SP+メーカー"
 Service Packは通常WindowsUpdateから適用だが、本ソフトならWindowsCDからSP適用後のCDを作成可能。
 作者:古川明人氏
 *本ソフトは2004年窓の杜大賞のFirefox, AdobeReaderについで「銀賞」受賞のフリーソフト。
  "SP+メーカー"のサイトはこちら

■インストール
 窓の杜あるいはAK-Officeのサイトからダウンロードしてインストールします。
  "SP+メーカー"のダウンロード先はこちら

■準備
1)ディレクトリの作成
 CD作成時に "SP+メーカー"の使用するデイレクトリを作成します。
 例:ワーク用:D:\mydoc\temp\workmkiso\
   SP3ファイル&ISOファイル出力用:D:\mydoc\temp\update
 
2)SP3ダウンロード
 MicrosoftダウンロードサイトからWinXP SP3を1)項で作成したディレクトリにダウンロードします。
  WinXP/SP3のダウンロード先はこちら

3)WinXP CDのマウント
 CDをCD/DVDドライブに挿入します。

■ISOイメージ作成
 "SP+メーカー"を起動して上記で準備した情報をWinXPタグの画面で設定します。
 [作成]により、マウントしたCDとダウンロードしたSP3からSP3適用済みCDのISOイメージファイルが作成されます。
 
■CD作成
 B's Recorder GoldやPOWER2GoでISOイメージをCDに書込むとSP3適用済みWinXP CDが完成です。

■結果
 WinXP/SP3適用済みCDが簡単に作成可能です。
 特に今回、初期版WinXPインストーラ使用時の不具合(SATAディスク認識不能)を費用をかけずに解決です。
 ..追加ライセンスは不要ながらSP3を適用のためOS新規購入が必要になるケースを回避。

2009年1月 7日

自作e520 PC Upgrade

■目的
 使用中のm745メディアサーバの性能アップグレードを行いモデルもe520に変更します。
  HDTV放送に合わせたフルハイビジョン映像の再生が狙いです。

■狙い
・高速/大容量化..フルハイビジョン映像の再生
  PentiumM745 -> DualCore E5200/2.5GHz/2MB2次キャッシュ
  1GB -> 4GB PC2-6400大容量高速Memory
  2TB大容量RAID0 構成 - > 120Hrフルハイビジョン映像の格納
・静音化
  -> Ninja Mini CPUクーラによるCPUファンレス化

■部品Upgrade
部品 名称 /仕様 コメント
CPU Intel E5200 2.5GHZ /2MB /800 FSB
45nm 65W TDP
Dual Core 2MB 2次キャッシュながらE8400 比較で価格 1/2、性能 x0.8で高コストパフォーマンス。45nプロセス採用。
Memory UMAX DDR2 800 MHZ (PC2-6400) 2GB *2 4GBで3.8 kyenは有難い
CPU Cooler Scythe NINJA Mini SCMNJ -1000 全高を 115mmに抑えたヒートパイプタイプ。
ファンレスで使用。
Mother Board Foxconn G45M-S
Intel G45 +ICH10R Chipset
G45 +ICH10R採用で価格は他社の2/3。
HDMIでRegza接続 /RAID0サポート。

■組込
・マザボード取付
 マザーボードのマニュアルは以下です。
   Foxconn G45M-sのユーザマニュアル

・CPUクーラ取付
   NINJA Miniの取付けはこちら

・メモリ取付
 2GB*2枚のメモリをDual Channelで動くようにDDRⅡ1および3(同じ色)のソケットに取り付けます。
 
・電源コネクタ
 ATXメイン電源と4pin12V電源ケーブルをMother Boardに接続します。

・CPUファン
 Antec NSK2450のケースファン2個の電源ケーブルをCPUファンとシステムファンコネクタに接続します。
 ファンの回転数は600rpmです。

・フロントパネル
 フロントパネルケーブルをマザボードのコネクタに接続します。
 
 
 ・HDD-LED
 ・RESET-SW
 ・PWR-SW

■BIOSアップデート
 FoxconnのWebサイトより最新BIOSをダウンロードしてDOS画面でアップデートします。
  AFUDOS 815F1P07.ROM /p /B /C /N

■RAIDの構成
(1)BIOS設定
 [Integrated Peripherals] [OnChip ATA Device]で[Configure SATA#1 as==RAID]に設定
(2)Intel Matrix Storage Manager
 PC起動中<CTRL+I> でRAID0を構成画面を表示します。
 以下のようにRAID0を作成します。
  Name= Volume0 Level= RAID0 Strip=128KB Size= 931.54GB Bootable= Yes
 
■F6 RAID Driver FDDの作成
 Intel® Matrix Storage ManagerをダウンロードしてF6用FDDを作成します。
 WindowsXPインストール時にRAID Driverとしてインストールします。
  F6 RAID Driverのダウンロード先はこちら
 
■Raid Driverインストール
 Windows XP CD-ROMよりブートしてOSインストール開始後、F6で以下のIntel製のRAID Driverをインストールします。
  Intel(R) ICH8R/ICH9R/ICH10R/D0 SATA RAID Controller
  
  *Raid Driverインストール後は画面の指示に従ってOSをインストールします。

■lan接続
 以下のNICのドライバをG45M-S付属CD-ROMからインストールします。
 TCP/IPネットワークを設定しインタネットに接続可能にします。
  Realtek Gigabit RTL8111B-VC-GR

■WindowsUpdate
 WindowsXP SP2を含むOSのアップデートを実行します。

■Driverインストール
 Motherboard添付CDから必要なドライバのインストールを行います。
 

■PCコネクト
 Regza ZV500をHDMIケーブルでe520に接続します。
 Intel G45/G43 Express Chipset Display Driverをインストールすると解像度1920*1080での表示が可能になります。
 
  Regza ZV500とのHDMI接続の詳細はこちら

■問題点
 今回発生した問題点とその対応は以下です。
項目 問題点 対応
WinXP
インストール
OSインストール時ブルースクリーンで停止。
SATA HDD認識不能と想定
Win2000 /SP4インストールでは発生せず。
-> Win XP Installerの問題と想定
WinXP SP3 自作 CD-ROMインストールで解消。
Win XP SP3 CD-ROMの作成方法はこちら。
■e520仕様
項目 e520 (m745 Upgrade) m745 (従来)
OS WinXP Pro WinXP Pro
CPU Pentium Dual Core E5200 2.5GHz Pentium M 745 1.8 GHz
CPU Cooler Scythe NINJA mini SCMNJ -100 Thcl 90EX70 x80-M
FSB 800MHz 533MHz
Form Factor micro ATX micro ATX
Mother FOXCONN G45M-S Aopen i855GMEm-LFS
Chip Set Intel G45 +ICH10R Intel 855GME +ICH4-M
Memory UMAX PC6400 DDR2-800 MHz
2GBx2
PC2700   DDR-333 MHz
512x2 MB
Graphic X4500HD Onboard
(解像度= 1920 x1080)
ATI Radeon 9550 AGP 128 MB
(解像度= 1280 x1024)
HDD HDT721010 SLA360 1TB x2
Raid0
HDT725032 VLA360 320GB x2
Raid0
CD /DVD Sony NEC Optiarc AD-7200S (SATA) 日立LG GSA -4082BK Multi (ATA)
FD - -
LAN Realtek Gigabit RTL8111B -VC-GR Onboard Marvel Gigabit PCI LAN x2 Onboard
Sound Realtek ALC888-GR 7.1ch Onboard Realtek AC'97 CODEC Onboard
PCI 1x PCIex16 1x PCIex1 2x PCI 3x PCI
USB 8x USB2 6x USB2
IEEE 1394 2x IEEE 1394a 1x IEEE 1394
I/O 1x IDE 1x FD 6x SATA 3Gbps
1x PS/2 keyboard  1x PS/2 Mouse
1x Display Port 1x RJ45 6x Audio
1x HDMI 1x VGA
1x eSATA 5x SATA
2x IDE 1x FD
1x PS/2 keyboard 1x PS/2 Mouse
1x Parallel 2x RJ45 3x Audio
1x VGA
フロントパネル IEEE 1394 x1 USB2.0 x1 Audio In /Out IEEE 1394 x1 USB2.0 x1 Audio In/Out
拡張 board Canopus MTV2000 Canopus MTV2000
Bay 5.25" x2 3.5" x0 (外部 3.5" x2 (内部) 5.25" x2 3.5" x0 (外部) 3.5" x2 (内部)
Power Supply Antec ATX 430W Antec ATX 430W
Case Antec NSK2450 Black Antec NSK2450 Black
Size 447W /419D /146H mm 447W /419D /146H mm
Weight 約8 kg 約8 kg
■結果
 HDMI接続とCPUなどの性能向上でフルハイビジョン映像の再生を可能にしました。
 フルハイビジョン映像再生時のCPU使用率は12-18%で予定の1/2です。
 E5200/Foxconn G45M-S/UmaxMemoryの構成は超低コスト(23Kyen)のアップデートを実現しました。
 初版WinXPのCD-ROMはSATA HDDを認識しないケースがあり、SP3のCD-ROMを自作して対応しました。
 VGAによるRegza接続では最大解像度WXGA(1360x768)までしか表示できません。
 PC接続の場合、Regza側でコントラストと明るさを落とすPCファインモードとDotByDot機能を有効にします。
 NSK2450ケース/NINJA Mini/E5200の組合せでCPUファンレス動作を可能にし静音性を確保しました。

■関連ページ
  e520 自作pc Upgrade計画
  e520 WinXP/SP3 CD作成
  e520 Regza/HDMI接続

■その他..予定事項
 E5200のOverClock動作
 ベンチマークテスト
 CPUコア温度測定

2009年1月10日

e520 オーバクロック

■目的
 自作メディアサーバe520のPentiumDualCore E5200 CPUをオーバクロックで使用します。
 MotherboardはFoxconn G45M-Sです。

■e520メディアサーバ
 フルハイビジョン映像の再生を目的にアップグレードしたメディアサーバです。
  e520メディアサーバの詳細はこちら

■Intel e5200
 45nm版DualCore 2.5GHz/FSB800MHZ/2MB2次キャッシュのCPU。
 代表的なE8400 Core2Duoに比べて性能x0.8ながら価格は8kyen台と性能比/コスト比が高い。
 

■オーバクロック..BIOS
 BIOSまたはFOX ONEユーティリティのうち今回はBIOSで実行。
 [CentralControl Unit][OC Configuration]で画面を開く。
 (1)RunStepOverclockを実行
  5単位でベースクロックをアップして動作可能な最大のCPUClockをサーチします。
  最大値に達したらリスタートがかかるのでF1でオーバクロック前の状態に回復します。
  今回BIOSが停止したのはCPUCloc=255。
 (2)CPUClockの設定
  安定性を考慮して最終的に以下を設定
  SpreadSpectrum=Disable (FCC規制を解除)
  CPUClock=200 -> 225 (225 *12.5= 2.8GHz)
  PCIExpressClock= 100
  CPU:DramClockRatio= Disable
  
* 3GHオーバはCPUClock>240となります。
* 最終設定までの状況は以下です。
3.06
CPU Clock 状態 動作クロック
200 ○ ベースクロック 2.5GHz
225 ○ 安定動作 2.8 GHz
235 △ HDビデオ再生で停止 2.94 GHz
240 × Windows起動可能 3.0 GHz
245 × Windows起動不能 3.06 GHz
255 × Bios動作不能 3.18 GHZ
■CPUCore温度測定
 CoreTempによる2.8GHzでのCPUCore温度測定結果です。
 ・測定値=31℃

■CPU使用率
 フルハイビジョン映像再生時のCPU使用率は6-15%。

■結果
 動作クロック=2.8GHz、ClockUp率は12.5%とそれほど高くできませんでした。
 Core温度は31℃と特に問題となる状態ではないようです。
 フルハイビジョン映像再生時のCPU使用率は6-15%と予想以上に低い値です。

e520 CrystalMark200R3

■目的
 E5200CPUにアップグレードした自作e520のCrysralMark2009のベンチマーク結果です。
 アップグレード前の3-4倍のCPU性能UPです。

■e520メディアサーバ
 従来機m745のアップグレード版です。
 CPUに2.8GHzOC@E5200(2.5GHz)を搭載。
 MotherboardはG45+ICH10RのFoxconn G45M-Sです。
  e520メディアサーバの詳細はこちら

■CrystallMark2004R3
 PCベンチマークソフトで同時にシステム情報詳細を収集表示できます。
 従来からm745/q945のPCで性能測定。
 主な機能は以下のとおり。
・CPU 性能測定 (整数演算/浮動小数点演算)
・Memory 速度測定
・HDD 速度測定
・グラフィックス性能測定 (GDI/DirecDraw/OpenGL)
・OS の詳細バージョン
・BIOS 情報 / Mother Board 情報
・CPU (クロック / キャッシュ情報 / 動作倍率 / オーバークロック率 他)
・チップセット (North/South)
・ビデオチップ (ビデオドライバ情報 / ビデオメモリ量 他)
・ネットワーク (IP アドレス / MAC アドレス / DHCP サーバー 他)
・PCI デバイス
・HDD 情報 (IDE に限り詳細情報の取得に対応 バッファサイズ/対応規格 他)
・DLL 情報 (Windows / VisualC++ / VisualBasic / Archiver )
■測定値
1)ノーマル設定..2.5GHZ
 

2)オーバクロック設定..2.8GHz
 
  参考までにm745(Upgrade前)の測定値はこちら

■結果
 CPU性能はアップグレード前の3-4倍が測定されました。
 オーバクロック後はGraphic関連のテストで途中停止し、計測不能。

2009年1月24日

MPEG2-TS再生..WMP+CCCP

■目的
CCCPコーデックパックによりWindows Media Player11でmpeg2-tsを再生できるようにします。

■CCCP(Combined Community Codec Pack)
 Windows Media Player自体は限られたcodecしか持ちません。
 MPEG2-TS(MPEG2+AAC)を再生できるようにCCCPをインストールします。
 サポートするコーデック/Splitterなどは以下です。
 [ffdshow]
 Video:DivX/FlashVideo/MPEG4/H.264AVC/Xvidなど
 Audio:AAC/AC3/DTS/FLAC/LPCM/MP123/TrueAudio/Vorbisなど
 [HalliMediaSplitter]
 VSFilter/AVI/MPEG-PS/MPEG-TS/MKV/MP4/OGG/OGM
  CCCPのサイトはこちら

■インストール
 ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
 インストールのタイプはとりあえず"Full Installation"を選択します(必要なら後で設定内容変更可能)。
 

■設定
 "Setting"を起動すると設定の変更が可能です。
 今回は何も変更していません。
 

■結果
 CCCPには、コーディックパックffdshow、Ts SplitterやMediaPlayerClassic-HCなどが含まています。
 MPEG2-TSのWMPでの再生が可能になりました。
 MPEG2-TS以外はH.264の再生を確認しました。

2009年1月29日

Bフレッツ&光電話..計画編

■目的  フレッツADSLからマンションタイプBフレッツに乗換えます。
 高速化と固定電話の撤去で通信費削減が目的です。

■フレッツADSL
 現行インタネット接続に利用のタイプは8Mで2003年導入から6年を経過です。
 プロバイダ接続料金を含まない月額利用料金は固定電話基本料金を含み4112円です。
 実質の転送速度は4Mbps。
 
■Bフレッツ.
 導入を計画中のタイプはマンションタイプ/プラン2(100Mbps)です。
 マンション入り口までは100MHz光ファイバーで棟内は電話回線の100MHzのVDSLを利用予定です。
 
 Bフレッツのサイトはこちら

■室内接続イメージ
 基本的にADSL接続と同じです。
 

■サービスと料金
 ..マンションタイププラン2+光電話
 
 *上記にはプロバイダ接続料は含みません。
 *光電話の月額料金にはルータレンタル料472円を含みます。

■結果
 フレッツADSLからの変更内容は以下になります。
 ・フレッツADSL(8Mbps)+050IP電話を Bフレッツ(100Mbps)+光電話に変更します。
 ・光電話は番号ポータビリティサービスで固定電話と同じ電話番号を使用します。
 ・ルータレンタルを含む料金はフレッツADSL比較で100円ほど低価格です。
  *光電話対応ルータはレンタルのみ。
 ・初期基本工事費、契約料/2ヶ月間月額基本料/お米券無料キャンペーン適用。
 ・接続プロバイダは050光電話を除き、フレッツADSLのサービスをそのまま引き継ぎます。
 ・工事は申込み後約1週間後のスケジュール。

2009年1月31日

MPEG2-TS録画

■目的
 PCによるデジタルTVフォーマットMPEG2-TSの録画メモです。

■MPEG2-TS
 日本で開発されたデジタルTV放送規格ISDBの信号形式がMPEG2-TSです。
 MPEG2-TSはHDVカメラや地デジ/BS/CS110度放送で使用されています。
 映像にMPEG2、音声にAACの圧縮方式を使用し、アスペクト比に16:9が追加されました。
 MPEG2 AACは2ヶ国語、2chステレオ、5.1chサラウンドなどをサポート。
■デジタルTVチューナ
 台湾製デジタルTVチューナ。

■録画構成
 アンテナ-デジタルTVチューナ-PCの構成とし、PCへの接続はUSBです。


■Trable Shooting------------------------------------
1.USBケーブル再接続で地デジ側信号レベルが約1/2になり映像が表示されない。
 -> Digital TV Recieverのデバイスを削除/再インストールで回復。
2.BSアンテナ
 C/N値 2dbのためラインブースターをライン上に追加。
 給電は分岐しているRegzaより。
 
■結果
 録画容量は約6GB/hrなのでアナログの約3倍と想定より少ないです。
 -> 解像度1440x1080でありフルHD(1920x1080)でないのが要因か?
 市販あるいはオープンソースソフトによりカット編集やMPEG4/H.264などへの変換が可能。

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