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2019年3月 アーカイブ

2019年3月 7日

W500P/LANのWi-Fi変換

■目的
有線LANのデバイスをWi-Fiアクセスポイントに接続します。
使用するのはW500Pモバイルルーターのコンバーター機能です。

■構成
有線NAS(ShareMax)をW500Pを介してiPad mini4にWi-Fi接続します。
W500Pはコンバーター機能を、iPad mini4へのWi-Fi接続はテザリングを利用します。
テザリングだとiPad mini4側はWi-Fiアクセスポイントとして機能します。
system dia
■W500P接続先設定
RT/CNV/WiFi切り替えスイッチをCNVにするとコンバーターとして機能します。
iPad mini4に接続するには5GHz/2.4G切り替えスイッチを2.4Gにします。
*5GHz通信では動作してくれませんでした。
以下はiPad mini4を接続先とする設定手順のサンプルです。
iPad mini4のインターネット共有をONにします。
W500PのWAN側にPCを接続しIPを自動設定にします。
[SETボタン]+[W500P電源ON]で待つとDHCPサーバーが起動しPCにIPアドレスが配布されます。
dhcp
PCからhttp://192.168.1.245/にアクセスして「Aterm W500P クイック設定Web」ツールを起動します。
w500p web tool
接続先設定画面で[アクセスポイント検索]します。
access point
検出した一覧からiPad mini4に該当のアクセスポイントを選択します。
[接続先設定]画面に戻るので暗号化キーを入力して[設定]で接続先設定終了です。
■NAS接続
事前に[IP=自動設定]にしたNAS(ShareMax)をW500PのWAN側に有線接続します。
iPad mini4側でインターネット共有=ONでNASがiPad mini4にWi-Fi接続されます。

■接続確認
以下はアプリFingによるテザリング接続のデバイス一覧サンプルです。
NAS(ShareMax)と、iPad mini4のDHCPサーバーから自動配布されたIPを確認できます。
device list
■結果
有線LANのNASをW500Pを介してiPad mini4にWi-Fi接続しました。
Wi-Fi接続によりNAS内の録画ファイルは車載iPad mini4で再生可能になりました。
有線LANしかサポートしないAVアンプなどをWi-Fi接続の際も同様の手順です。
今回のW500PとiPad mini4テザリングの組み合わせで5GHz通信は機能しませんでした。

2019年3月16日

EOS RP /レンズ

■目的
EOS RPの標準/標準ズームレンズを準備します。
特に常用の標準ズームはEF-Sの軽さ優先かフルサイズ出力のRFか悩ましいところです。

■EOS RP
キャノンのフルサイズ/ミラーレスEOS Rの入門者対応モデルに当たります。
ボディは「軽くて小さく低コスト」がポイントで、レンズもこれに見合うものが理想です。
Canon 「EOS RP」のサイトはこちら
eos rp

EOS RP
センサー
full /2620万画素
サイズ /重量
132.5 x85 x70 mm
/485g
4K映像
クロップ25/24 fps
AF連写
4 コマ/秒
バッテリ
250 枚
価格
160 Kyen
■EFレンズ
既存EFレンズはアダプター(110g φ71.2 x24mm) を介してEOS RPで利用できます。
利用頻度の少ない標準レンズはKissで利用のEF40 F2.8 STMで決まりです。
なおSIGMAのレンズを使用可です。
eos x7
標準
EF 40mm F2.8 STM
(130+110)g Φ68.2 x(22.8+24)mm
標準ズーム
EF 24-105mm F3.5-5.6 IS STM (525+110)g φ83.4mm ×(104+24)mm @52kyen
標準ズーム SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
(885+110)g φ88.6mm x(109.4+24)mm @80kyen
■RFレンズ
R/RP用の軽量/小型の新開発レンズですが高価で重いのが難点です。
標準ズームはRF24-105mmが第1候補ながらカメラ本体合計が約1.2kgは重すぎです。
eos rf
標準ズーム
RF24-70mm F2.8 L IS USM
2019発売予定
標準ズーム
RF24-105mm F4L IS USM
700g φ83.5 ×107.3 mm @117kyen
*EOS Rのキットレンズ
標準ズーム
RF24-240mm F4-6.3 IS USM 2019発売予定
望遠ズーム RF70-200mm F2.8 L IS USM 2019発売予定
[RF 24-105mm]
Canon 「RF 24-105mm F4 L IS USM」のページはこちら
zoom RF24 -105mm F4L IS USM
レンズ構成: 14群18枚
最小絞り: 22
画角: 水平/74°~19°20'、垂直/53°~13°、対角線/84°~23°20'
絞り羽根枚数: 9枚(円形絞り)
最短撮影距離: 0.45m
最大撮影倍率: 0.24倍
フィルター径: 77mm
最大径×長さ: φ83.5×107.3m
質量: 約700g
対応アクセサリー: レンズキャップ E-77II(同梱)、レンズフード EW-83N(同梱)、レンズポーチ LP1319(同梱)
価格: 117.8Kyen (価格com)
■結果
使用頻度が少ない標準レンズはKissで使用中のEF 40mm F2.8 STMです。
常用する標準ズームは、RF 24-105mmに決定ながらシステム合計1,185gは重すぎです。
スキーなど普段使う標準ズームに廉価/軽量215gのEF-S 18-55mm F4-5.6を考慮中。

2019年3月21日

EOS RP /APS-Cレンズ

■目的
フルサイズEOS RP用のRFレンズは手軽に扱うには重く大きいです。
普段の使用ではEOS kissなどのAPS-C用レンズを1.6倍クロップで使用します。

■EOS RP
キャノンのフルサイズ/ミラーレスEOS Rのエントリーモデルに当たります。
ボディは「軽くて小さく安く」ながらRF24-105mmレンズ合計では1.2kgに近くなります。
Canon 「EOS RP」のサイトはこちら
eos rp
センサー
フルサイズ/2620万画素
サイズ
/重量
132.5 x85 x70 mm
/485g
標準ズーム
/システム重量
RF24-105mm F4L IS USM (700g φ83.5 ×107.3 mm )
/1,185g
■APS-Cレンズ
フルサイズより一回り小さいAPS-Cセンサー用のEF-SレンズをRPで使用できます。
ただしセンサ周辺部はレンズの影となるので最大解像度4Kの制限があります。
Webページ等で4K超の画像はほぼ皆無なので、軽くて安いAPS-Cレンズは好都合です。
またRPのセンサの単位画素面積はKiss x7の約1.8倍で高画質への期待は変わりません。
今回はマウントアダプタを介してEOS kiss用のAPS-Cレンズをメインに使用します。
ef-s
区分
モデル
サイズ /価格 /重量 /総重量
マウントアダプタ
コントロールリング
マウントアダプタ EF-EOS R
Φ71.2 x24mm @23.7kyen 110g
標準ズーム
EF-S 18-55mm F4-5.6 IS STM φ66.5 ×61.8mm @13.4kyen 215g /810g
望遠ズーム
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM
φ70.0 ×111.2mm @17.4kyen 375g /970g
高倍率ズーム SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
φ70.7 ×86mm @37.4kyen 430g /1025g
コントロールリングマウントアダプタ EF-EOS Rのページはこちら
EF-S 18-55mm F4-5.6 IS STMのページはこちら
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMのページはこちら
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMのページはこちら
SIGMA 【更新情報】キヤノン「EOS R」と弊社製キヤノン用交換レンズの動作状況について
TAMRON タムロンレンズのキヤノンEOS Rへの対応に関するお知らせ [更新情報]

■1.6倍クロップ
フルサイズより小さいAPS-C用のレンズだとセンサー周辺部がレンズの影になります。
したがってRPでは周辺部を避けて中心部のみを出力する1.6倍クロップ出力を利用します。
キャノンEF-Sレンズでは自動的に1.6倍クロップがONになります。
SIGMA DCレンズではカメラ本体で1.6倍クロップをマニュアルでONに設定します。
SIGMA DCの動画では現時点クロップではなくフルサイズ映像になるので要注意です。
1.6倍クロップでの制限事項は以下の通りです。

制限 /設定値
備考
解像度
L  :3888x2592
S2:2400x1600
フルサイズ解像度 :6240 x4160
静止画クロップ
/アスペクト
1.6倍クロップ
/デフォルト3:2

ef-s image
■プリントサイズ
一般的な観賞用プリントに十分な単位インチ当たりの解像度は300ppiと言われています。
よってA4/300ppiふちなし印刷に必要な解像度は3508 x2480(約 870 万ピクセル)になります。
1.6倍クロップ解像度3888 x2592なら300ppi品質でA4サイズまでのプリントが可能です。

■結果
まずは軽くて安いEF-Sレンズとの組合せでEOS RPを手軽に利用します。
・コントロールリングマウントアダプタ:EF-EOS R @23.7kyen
・標準ズーム:EF-S 18-55mm F4-5.6 IS STM システム:810g @13.4kyen (-375g)
・望遠ズーム:EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM システム:970g @17.4kyen (-215g)
・高倍率ズーム:SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC Macro OS HSM システム:1025g @27.4kyen (-160g)
RPとAPS-Cレンズの組合せでは1.6倍クロップにより解像度が最大4Kに制限されます。
SIGMAレンズはRP側でクロップ指定しますが、動画ではクロップなしの映像となります。

2019年3月29日

EOS RP /Camera Connect

■目的
EOS RPの写真をスマホ経由でFacebookなどに投稿できるようにします。
使用するのはWi-Fi/Bluetooth通信とCanon Camera Connectアプリです。

■Camera Connect
iPhoneやandroidデバイスにインストールしてEOSの画像をデバイスに保存などできます。
またデバイスをリモコンリ代わりにしてリモート撮影をすることもできます。
対応デバイスの条件は以下です。
OS
iOS10.3以降
Android4.4以降
通信
Wi-Fi
Bluetooth4.0以降
■インストールと初期設定
iPhoneやandroidデバイスにアプリをインストールし初期設定します
iPhoneならAppStoreから「Camera Connect」をインストールします。
カメラ側で[MENU]ボタンを押して、[]タブ[無線通信の設定]を選択。
[Wi-Fi設定/Wi-Fi=使う]に設定変更します。
[MENU][無線通信の設定]画面で、[ニックネーム=カメラ名][OK]
rp wifi
■Bluetooth ペアリング
BluetoothでRPとiPhoneなどのデバイスをペアリングします。
RPの[MENU]ボタンを押して、[]タブ[無線通信の設定]を選択。
[Bluetooth機能][スマートフォン][SET]に設定。
[ペアリング][QRコードを表示?=表示しない]でペアリング中になります。

iPhone側で[設定][Bluetooth機能=on]にしてCamera Connectを起動。
ペアリングデバイスリストに表示のカメラを選択し[ペアリング]。

RPのペアリング画面で、[OK][OK]でペアリング完了です。
■画像保存
RPに保存の画像をiPhoneの「写真」などに保存します。
BluetoothでRPとデバイスをペアリングします。
デバイス側でCamera Connectを起動します。
メニュー画面から[カメラ内の画像一覧]を選択します
[接続]で、RPとデバイスが自動でWi-Fi接続されます。
カメラ内の画像一覧が表示され、[選択]した画像を保存します。
wifi_save
■リモート撮影
ペアリングして[リモートライブビュー撮影]メニューでスマホから撮影できます。

■自動送信
RP側で[スマートフォンへの撮影時画像送信=する]で自動送信を設定します。
同時に縮小の有無を設定できます。
ペアリングしてCamera Connectの[撮影自動送信]メニューを設定します。
撮影のたびに自動送信されるようになります。

■参考資料
Canon EOS 「Camera Connectについて」
Canon EOS 「EOS RP Wi-Fiでできること」

■結果
Camera ConnectでRPの写真をiPhoneを経由してfacebookに投稿を可能にしました。
Bluetooth(BT)を介することでパスワードを含むWi-Fi接続が自動化されシンプルです。
保存のほかにリモート撮影、画像自動転送、カメラからの直接プリントなども可能です。

2019年3月 4日

2019 市町村対抗スキー

■概要
アルペン/ノルディックの神奈川県市町村対抗スキー競技会です。
今年もチーム小田原で参加し市の部で優勝の返り咲きを狙います。
日付:2019/03/01~03
場所:
 白馬五竜スキー場/白馬スノーハープ >>
 MAPはこちら >>
hakuba
種目:
 回転/大回転
 距離競技(個人クラシカル/フリーリレー)

日程:
期日
内容
場所
03/01(金)
17:00 開会式/監督会議/懇親会
エスカルプラザ
03/02(土) 08:45 回転競技開始
14:30 距離競技開始(予定)
競技終了後: 表彰式
とおみゲレンデ
スノーハープ
スノーハープ
03/03(日) 09:00 大回転競技開始(1本)
12:30 リレー競技開始(予定)
競技終了後: 表彰式/閉会式
とおみゲレンデ
スノーハープ
スノーハープ
■フォト
2019go002
2019go003
2019go005
2019go004

■結果
アルペンは遠見ゲレンデ特設コース、距離は長野オリンピック会場でのレースです。
個人的には目標のポイント獲得までわずかでしたが、まずは納得のいく結果です。

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