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■目的
有線LANのデバイスをWi-Fiアクセスポイントに接続します。
使用するのはW500Pモバイルルーターのコンバーター機能です。
■構成
有線NAS(ShareMax)をW500Pを介してiPad mini4にWi-Fi接続します。
W500Pはコンバーター機能を、iPad mini4へのWi-Fi接続はテザリングを利用します。
テザリングだとiPad mini4側はWi-Fiアクセスポイントとして機能します。
■W500P接続先設定
RT/CNV/WiFi切り替えスイッチをCNVにするとコンバーターとして機能します。
iPad mini4に接続するには5GHz/2.4G切り替えスイッチを2.4Gにします。
*5GHz通信では動作してくれませんでした。
以下はiPad mini4を接続先とする設定手順のサンプルです。
iPad mini4のインターネット共有をONにします。
W500PのWAN側にPCを接続しIPを自動設定にします。
[SETボタン]+[W500P電源ON]で待つとDHCPサーバーが起動しPCにIPアドレスが配布されます。
PCからhttp://192.168.1.245/にアクセスして「Aterm W500P クイック設定Web」ツールを起動します。
接続先設定画面で[アクセスポイント検索]します。
検出した一覧からiPad mini4に該当のアクセスポイントを選択します。
[接続先設定]画面に戻るので暗号化キーを入力して[設定]で接続先設定終了です。
■NAS接続
事前に[IP=自動設定]にしたNAS(ShareMax)をW500PのWAN側に有線接続します。
iPad mini4側でインターネット共有=ONでNASがiPad mini4にWi-Fi接続されます。
■接続確認
以下はアプリFingによるテザリング接続のデバイス一覧サンプルです。
NAS(ShareMax)と、iPad mini4のDHCPサーバーから自動配布されたIPを確認できます。
■結果
有線LANのNASをW500Pを介してiPad mini4にWi-Fi接続しました。
Wi-Fi接続によりNAS内の録画ファイルは車載iPad mini4で再生可能になりました。
有線LANしかサポートしないAVアンプなどをWi-Fi接続の際も同様の手順です。
今回のW500PとiPad mini4テザリングの組み合わせで5GHz通信は機能しませんでした。