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2015年12月 アーカイブ

2015年12月 7日

タッチパッド自動停止

■目的
 タッチパッドの感度が良すぎて誤入力頻発です。
 外部マウス接続の条件でタッチパッドを無効にします。

■環境
 使用環境です。

内容 備考
Model FMV-A574/H ノートPC
OS Windows7-10
TouchPad
Driver
Alps
■無効化
 [コントロールパネル][マウス]でマウス設定画面を開きます。
 [マウスタブ/外部USBマウスが接続されている場合、内蔵ポインティングデバイスを無効にします=on][保存]
setup
■結果
 外部マウスを検出するとタッチパッドが無効になります。
 これでタッチパッドからの誤入力を回避できます。

2015年12月 8日

SATA Express

■目的
 z97チップセットのマザーボードからSATA EXPRESSコネクタが存在します。
 従来のSATAとは何が違うのでしょう。

■SATA Express
 SATA Epressの前身はSATAです。
 max転送速度6GbpsのSATAは現時点最も多く使われているHDD接続インターフェースです。
 ただ回転媒体を利用するHDD用に開発されたSATAでmax6Gbpsを超えるSSDに対応するのは非実用的です。
 SATA Expressは高速PCIe接続SSDと従来SATAデバイスの両方に対応するインターフェースになります。

■ハードウエア
 SATA EXPRESSのハードウェアはSATAデバイスとPCIeデバイスの接続を可能にします。
 またSATA Expressコネクタには2台のSATAデバイスを接続できます。
 コネクタを共用しているのでSATA EXPRESSデバイスとは当然排他利用になります。
sata express
 図1 SATA Expressハードウェア

■ソフトウェア
 SATA EXPRESSは従来AHCIとSSD対応NVMeのソフトウェアインターフェースをサポートします。
 SATAポートではAHCIドライバーを、PCIeポートではデバイスに合わせてAHCIとNVMeドライバーを使用します。
 以下の図で左側がSATAポート、右側がPCIeポートのケースになります。
nvme
  図2 SATA Expressソフトウェア

■関連ページ
 SATA-IO 「SATA EXPRESS」 のページはこちら

■結果
 SATA EXPRESSは同じポートでSATAとPCIeで通信可能なハードウェア構成です。
 ドライバーはSATAデバイスがAHCIをPCIeデバイスはデバイスに合わせてAHCIあるいはNVMeを使います。
 転送速度は6Gbps以上ですが基本的にはデバイスと使用するPCIeレーン数で決まるようです。
 現時点、SATA EXPRESSポートは2個のSATAポートとして使用しているのが現状です。

2015年12月 9日

m.2カードメモ

■目的
 自作PCで使用中のPCIe3.0/SSDはm.2カード規格のストレージです。
 カードとインターフェースの概要をメモします。

■m.2とは
 m.2は旧名称NGFF(Next Generation Form Factor)でmSATAの後継規格です。
 デバイスはWi-Fi, WWAN, USB, PCIe および SATAで、SATA EXPRESSの上位互換となります。
 カードとコネクタに関する規格はPCI-SIG M.2 Specificationで定められます。
 M.2/SATAインターフェースカードの代表的なものにウルトラブックやパブレットで使われる薄型SSDがあります。
 M.2カードには片面あるいは両面のバージョンが存在します。
m.2
 SATA/M.2 Card のページはこちら
 「All About M.2 SSDs」Webキャストはこちら

■M.2 - mSATA比較
 既存のmSATA に対して、 M.2は設置面積最小で利用効率が最大になるようにデザインされたカードです。
項目
mSATA M.2
幅 (mm) 30 22
長さ 50.95 30, 42, 60, 80, 110
面積 (mm2) 1528.5 660, 924, 1320, 1760, 2420

■M.2/SSD特徴
 M.2でメインとなるSSDの主要マーケットはエンタープライズとPCコンピューティングです。
 SATA、PCIeデバイスをサポート
  薄型/小型フォームファクター
  SATAから高速PCIeへのアップグレードが可能
  SATAブートディスクとして利用可
 ホットプラグは未対応

■M.2/SSD性能
 x2/PCIe2.0=1GB/s
 x2/PCIe3.0=2GB/s
 x4/PCIe3.0=4GB/s

■Type
 タイプは2280/2260/2242/2230などで例えば2280は22mmx80mmのサイズを示します。
m.2

■キー
 基盤にはデバイスタイプに対応したキーが設けられます。
 ちなみに使用中のSSDはMキーのデバイスでした。
key

■NVMe
 NVMeはPCIe/SSDのための高速論理インターフェースです。
nvme
 「NVMe EXPRESS」 のページはこちら。

■結果
 M.2はSSDのみでなくWi-Fi, WWAN, USBを含むSATA/PCIeデバイス対応のmSATA拡張カード規格でした。
 m.2はSATA EXPRESS上位互換を有しPCIe3.0x4で論理最高速度は4GB/sとなります。
 m.2/PCIe SSD/NVMeドライバーの組み合わせは最高の性能実現が可能です。

2015年12月11日

NVM Expressメモ 

■目的
自作PCのM.2/PCIe3.0/SSDはNVM Express(NVMe)ドライバを使用します。
ドライバの概要をメモします。

■NVMe(Non-Volatile Memory Express)
 NVM ExpressはPCIeベースSSDに最適化されたインターフェースの規格です。
 高速データアクセスと消費電力の低減よりストレージの市場にとっては革新的です。
 最新z97/Z170チップセットマザーからBoot起動に必要なNVMe/BIOSがサポートになりました。
 PCIe3.0x4/M.2/NVMeの転送速度はmax32Gbpsで4GB/sです。
 「NVM Express」 のサイトはこちら
 「NVM Express」Webcast はこちら

■SATAに対する利点
merit

■NVMe Driver
 ドライバーはWindows8.1以降、Linuxはカーネル3.1から標準でサポートされました。
driver

■関連ページ
 「SATA Express」 のページはこちら
 「m.2カードメモ」 のページはこちら
 「Win8/M.2PCIeSSD」 のページはこちら

■結果
 NVMe対応PCIe/SSDの接続にはNVMeドライバーを使用します。
 最高速度はPCIe3.0/4レーンで4GB/sとなり超高速です。
 DriverはWindows8.1以降サポート済です。
 z767自作PCではM.2/PCIe3.0x4/SSDで最高2.5GB/sの性能を確認しました。

2015年12月22日

YouTube埋込み

■目的
 YouTubeの埋め込みをレスポンシブ対応にします。
 使用するのはBootstrapフレームワークです。

■Bootstrap
 ナビバーやボタンをはじめとしてCSSの枠組みやスタイルを部品として提供します。
 デフォルトでレスポンシブデザインとなるのでGoogleのSEO要件のユーザアクセシビリティの向上に対応できます。
 Responsive embedのコンポーネントを使用することでYouTubeの埋め込みをレスポンシブ対応にできます。
bootstrap site
 Bootstrapのサイトはこちら
 Responsive embedのページはこちら

■Responsive embed
 YiuTubeの埋め込みサンプルです。
 実際に適用したページはグリッドシステムとレスポンシブの組み合わせです。
 実際に適用したページはこちら
  
[ソースコード]..16:9映像の例です
          <div class="embed-responsive embed-responsive-16by9">
                <iframe class="embed-responsive-item" src="https://www.youtube.com/embed/videoseries?list=PLHg3qh40Bz-KBmZqJ9LC2CLSn0y4uEaXh" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
          </div>
■結果
 bootstrapで提供されるhtmlとCSSで簡単にレスポンシブ対応にすることができます。
 今回もResponsive embedのコンポーネントを使うことで簡単に埋め込みが終了しました。

2015年12月24日

PCIeSSDノートPC

■目的
 PCIeSSDノートPCに触手が動きます。
 いくつかのモデルをピックアップしてみました。

■Chromebook
 個人的に以下の目的で利用中です。
 ・インタネット接続..ただしiPhone6で大半の用はクリアできます。
 ・Webページの作成/編集/アップロード ..Bluegriffon/Filezilla

 ノートPCからChromebookに換えて1年足らずですが、なんといっても軽快でシンプルが取り柄です。
 Webページの編集/アップロードもUbuntuにchrootして問題なくPCと同じアプリを使って実行できます。
 ただUbuntuの何気ない設定の失敗でchrootエラーとなるのに悩まされています。
 正しく動いていたchrootのリストアもうまくいかなくなりChromebookと決別します。

■ノートPC
 Win10とSSDの構成で起動時間は大幅に改善されました。
 またM.2/PCIe2.0 x4 SSD接続で片チャンネル実効1.5GB/s転送速度はこれまでの常識を超えます。
 当然Windowsアプリが利用できるのでデスクトップPCの延長上でモバイル利用ができます。
 Windowsタブレットはタッチパネルとマウス/キーボードの併用が以外にも使い難いので選択肢にありません。
 タッチパネルのiPhone6とマウス/キーボードのノートPCの使い分けが個人的にはベストです。
 またChromebookでは荷の重い処理も余裕でクリアします。
 ・写真/映像の編集..主にカット編集
 ・TV録画Tsファイルの再生

■PCIe/SSDモデル
 z767自作デスクトップPCでのファイルコピーで2GB/sの速度を見せつけられて唖然です。
 以外にもノートPCでの普及が先に進んでいてPCIe SSD前提でいくつかのモデルをピックアップします。
 以下のリスト以外でもVaio、FMV、Mouse Computerなどのモデルもありです。
         
dell
x1
nec
  list
 Dell XPS13のページはこちら
 Thinkpad X1 Carbon 2015のページはこちら
 NEC HZ zeroのページはこちら

■PCIe SSD
 PCIe SSDのインターフェースは明記されていませんがレビューなどで見えている仕様は以下です。
 ノートPCではPCIe3.0 x4までの進化はないように見えます。
 Dell/XPS13 不明
 X1/Carbon(第3世代) Samsung SM951 512GB M.2 2280 SSD (SATAIII + PCIe 2.0 4x)
 NEC/HZ zero 不明

■結果
 個人的にはPCIe SSDの性能と使い慣れたThinkpadからX1 Carbon 2015モデルが推奨です。
 最後に米沢モデルMemory/8GB、PCIe/512GB/SSD BTOモデルの36%割引の誘惑に負けました。
 コストを考慮してFHD Displayを選択したのが心残りです。

2015年12月27日

Thinkpad X1 Carbon

■目的
 Thinkpad X1 Carbon 2015をオーダー中です。
 BTOにつきスペックをメモしておきます。

■特徴
x1
Windows 10 搭載可能
カーボン繊維素材により、高い堅牢性の薄く、軽い筐体
超高解像度、マルチタッチ液晶選択搭載可能
RapidCharge テクノロジーを搭載した長時間駆動バッテリー
高速なパフォーマンスを発揮するPCIe SSD 搭載可能
豊富なセキュリティー性能
* LENOVOサイトより
 Thinkpad X1 Carbon 2015のサイトはこ ちら

■基本スペック
cpu
CPU
i5-5200U /2.2GHz /HD5500
i7-5500U /2.3GHz /HD5500
i7-5600U /2.6GHz /HD5500
memory
Memory
4GB /PC3L-12800 DDR3L (Onboard)
8GB /PC3L-12800 DDR3L (Onboard)
storage
Storage
SATA /SSD /128GB
SATA /SSD /256GB OPAL
PCIe2.0 x4 /SSD /256GB
PCIe2.0 x4 /SSD /512GB

Display
14" /FHD /1920x1080 /TN 非光沢
14" /WQHD /2560x1440 /IPS 非光沢
14" /WQHD /2560x1440 /IPS 非光沢 /タッチパネル

LAN
intel Wireless -N7265 + Bluetooth
intel Dual Ban Wireless -N7265 + Bluetooth
intel Dual Ban Wireless -AC7265 + Bluetooth

■Video
 * x1 Carbon2014版

■仕様
 朱記部がBTOカスタマイズ部分です
項目 BTOモデル 備考
OS Windows 10 home 64bit
CPU Core i5-5200U (2.2-2.7GHz) /3Mcahe
2Cores /4threds
14nm /TDP15W
Graphics Intel HD Graphics HD5500
Memory 8GB/1600MHz DDR3L RAM
Onboard
4GB->
Display 1920×1080 14.1 inches TN widescreen
LEDバックライト/光沢なし
contrast: 400:1  Briyness: 300
Storage >Samsung SM951 512GB M.2 2280 SSD
SATAIII + PCIe 2.0 4x
SATA SSD/128GB ->
Wireless Intel Wireless-AC 7265 LAN /Bluetooth
2.4/5GHz 最大300/867 Mb/s
Bluetooth4.0

Audio Realtek ALC3232
Ports HDMI /mini DisplayPort
2 x USB 3.0 (1 x USB 3.0 Always on USB)
Mic/Stereo Speaker
Ethernetアダプタ
カードスロットなし

Camera 1.3Mpix /HD720p対応
Keyboad 日本語 /バックライト付
Sensor 指紋センサー付き
Battery max17.8hr
Link Lenovo Onelink
Size 331 x226.5 x13.5-17.7 mm
Weight  約1.3kg

■結果
 個人的にChrombookからのリプレースにつきCPU性能への期待はそれほどありません。
 SM951はPCIe3.0対応ながらCPUに合わせてPCIe2.0x4レーン動作(max2GB/s)となります。
 FHD/IPSがあってもよかったのに... ->1/4発表の2016モデルではFHD/IPSがあるようです。
 *Windowsとアプリのスケーリング問題で半年後MacBookPro/Retinaにリプレースしました。

2015年12月 6日

2016 SAO Ski Festival

■2016Ski Festival
 日時:2015/12/06 14:00-16:00
 場所:小田原市川東タウンセンター

■Photo
2016festival
■感想
 小田原スキー協会フェスティバルが開催されると本格的なスキーシーズンです。
 スキー映画会を経て今ではリフト券/宿泊券などの抽選会メインになりました。

2015年12月29日

2016初滑り/yeti

■2016初滑り
 日時:2015/12/29
 場所:山梨県スノータウンイエティ
 ス ノータウンイエティのページはこちら

■Photo
yeti
■感想
 いつもより遅い初滑りです。

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