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■目的
 自作PCで使用中のPCIe3.0/SSDはm.2カード規格のストレージです。
 カードとインターフェースの概要をメモします。

■m.2とは
 m.2は旧名称NGFF(Next Generation Form Factor)でmSATAの後継規格です。
 デバイスはWi-Fi, WWAN, USB, PCIe および SATAで、SATA EXPRESSの上位互換となります。
 カードとコネクタに関する規格はPCI-SIG M.2 Specificationで定められます。
 M.2/SATAインターフェースカードの代表的なものにウルトラブックやパブレットで使われる薄型SSDがあります。
 M.2カードには片面あるいは両面のバージョンが存在します。
m.2
 SATA/M.2 Card のページはこちら
 「All About M.2 SSDs」Webキャストはこちら

■M.2 - mSATA比較
 既存のmSATA に対して、 M.2は設置面積最小で利用効率が最大になるようにデザインされたカードです。
項目
mSATA M.2
幅 (mm) 30 22
長さ 50.95 30, 42, 60, 80, 110
面積 (mm2) 1528.5 660, 924, 1320, 1760, 2420

■M.2/SSD特徴
 M.2でメインとなるSSDの主要マーケットはエンタープライズとPCコンピューティングです。
 SATA、PCIeデバイスをサポート
  薄型/小型フォームファクター
  SATAから高速PCIeへのアップグレードが可能
  SATAブートディスクとして利用可
 ホットプラグは未対応

■M.2/SSD性能
 x2/PCIe2.0=1GB/s
 x2/PCIe3.0=2GB/s
 x4/PCIe3.0=4GB/s

■Type
 タイプは2280/2260/2242/2230などで例えば2280は22mmx80mmのサイズを示します。
m.2

■キー
 基盤にはデバイスタイプに対応したキーが設けられます。
 ちなみに使用中のSSDはMキーのデバイスでした。
key

■NVMe
 NVMeはPCIe/SSDのための高速論理インターフェースです。
nvme
 「NVMe EXPRESS」 のページはこちら。

■結果
 M.2はSSDのみでなくWi-Fi, WWAN, USBを含むSATA/PCIeデバイス対応のmSATA拡張カード規格でした。
 m.2はSATA EXPRESS上位互換を有しPCIe3.0x4で論理最高速度は4GB/sとなります。
 m.2/PCIe SSD/NVMeドライバーの組み合わせは最高の性能実現が可能です。

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