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■目的
Video編集などの目的でM.2/PCIe/SSD 950 Pro/512GBを使用します。
Win 8環境でインストールしてWin 10アップグレード環境で使います。
■950 Pro
11月上旬に発売のシーケンシャルRead 2500MB/s Write1500Mb/sのSSDです。
従来のAHCIに替えてPCIe用のNVMeドライバー対応で超高速です。
内蔵SSDだけ速くても意味ないですが従来比で5倍の速度は魅力です。
950 Proのページはこちら
■購入
国内販売がまだなのでInternational Shippingを利用できるeBayからの購入です。
実勢円/USDが適用されるので輸送費込でも発表された国内予約価格\51,800よりは低価格です。
オーダーの翌日発送で6日目には納品されました。
■システム
PCIe3.0/SSDを使うためにはCPU/Memory/Motherboardも組み替えになります。
■組込み
マザーボードはASUSモデルの中からZ170-Aを使います。
組み込みポートはM.2/PCIe3x4です。
■BIOS
BIOSの設定はデフォルトで950Proを検出するのでそのままで使用します。
[PCH Storage Configuration][SATA MODE SELECTON=AHCI]
[OnBoard Devices Configuration][M.2 and SATA Express Mode
Configuration=SATA Expres]
■Windows 8
MBRモードでWindows 8をインストール後、Windows10へアップグレードします。
Win8のインストールではインストール場所として950Proを表示できません。
Samsung NVMe ControllerドライバーをUSBメモリから読み込むと950Proが識別されます。
*最新Win10ではWin10インストール後Win7/8/8.1プロダクトキーでのアクティベーションが可能になりました。
*UEFIおよびRAIDモードでは、ドライバ読込/パーテイション作成/Win8インストールのいずれかで失敗しました。
Samsung NVMe Controllerのダウンロードはこちら
■Windows 10
windows 8 のインストールが終了したらWindows Updateを実行/完了させます。
Windows10へのアップグレードはWindows10メディア作成ツールからただちに実行できます。
OSインストール完了後、NVMe ControllerをSamsungのサイトからダウンロード/インストールします。
メ
ディア作成ツールのページはこちら
■デバイス
デバイスマネージャでの表示です。
■性能
(1)Crystal Disk Mark。
950Proの転送速度です。
比較データはこれまで使用のSATA接続ではトップレベルの東芝製SSDです。
(2)コピー
950Proにおける同一ドライブ内/約4GBファイルのコピー速度です。
わずか2秒程で完了です。
(3)ビデオカット編集
ビデオのスマートレンダリングやカット編集は950Pro/SSDの影響が最も大きいアプリと思われます。
Murdoc Cutterカット編集アプリにおける約4GB/TSファイル処理ではSATA/HDD比7倍の差になりました。
体感的には比べ物にならいスピードアップです。
(4)PC起動時間
危惧していた通り40秒前後です。
BiosあるいはDriver/Firmwareの改善に期待します。
*BIOSチューニング未
■DISKイメージ
従来よりParagon Hard Disk Manager 2014 Suiteを使用中です。
Ver2014ではRMB3.0でWindows PE5.1を使ってリカバリメディアを作成すればNVMeに対応できると思われます。
実際、2014 Suiteのリカバリメディアで950 ProのDISK/Partitionイメージの作成/リカバリが可能でした。
■問題点
現象:SATA接続HDDがある時点から見えなくなる
原因:Intel RST(AHCI/RAID) Driverのインストールが原因
対策:Intel RST(AHCI/RAID) Driverをアンインストールで解消
*当然ながら今回はRST Driverを使ったSATA接続HDDのRAIDは構成はできません。
■結果
950Pro/SSDにWin8をインストールできましたがUEFI/RAIDモードではインストール不可でした。
SATA/HDD消える問題はintel Rapid Storage Technologyドライバのアンインストールで解消しました。
PCIeの双方向転送の効果で同一ドライブ内4GBファイルのコピー速度は1.8GB/sを記録し瞬きの間に完了です。
ビデオのカット編集時間は約1/7となり長時間編集から解放されました。
懸念のDISKイメージのバックアップもParagon Hard Disk Manager 2014で実行できました。
ただ起動時間やRSTドライバの問題などまだ開発途上製品につき、安定までは時間を要しそうです。