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2015年8月 アーカイブ

2015年8月 1日

Windows10 Upgrade

■目的
 Windows 10が7/29からリリースされました。
 Win10 Media Creation Tool経由で無償アップグレードを実行します。

■環境
 対象PCはi7-2600Kとz77Express、8GB/PC12800メモリのSandyBridge世代自作デスクトップです。
z726 CPU: Intel Core i7-2600K 4.43GHz /OC@3.4/3.8GHz
Mother :ASRock z77 Extreme6
Memory :PC3-1280 (DDR3-1600)
SSD(C:) :Toshiba THNSNJ256GCS /256GB /SATA3.0 /6Gbps
HDD(D:) :2xHDD (SATA2.0 /RAID0)
ハードウェア詳細は 「i726z自作PC仕様まとめ」を参照
■無償Upgrade
 Get Windows 10アイコンから無償Upgradeの予約中でインストール準備待ち状態です。
 一方、インストールメディア作成のためのWindows 10 Media Creation ToolにはUpgradeメニューが存在します。
 ここから使用中のPCを今すぐアップグレードします。
 Windows 10 Media Creation Toolの ページはこちら
 Microsoft 「Windows 10 FAQ」はこちら
 記事 GIZMOD 「Windows7からWindows 10に移行した。思ったほど怖くなかった」はこちら

■手順
(1)すでに準備済でクリーンなAPPを含むWin8.1ドライブイメージをリストアします。
 もし必要ならWin 8.1 Updateを実行します。
(2)Media Creation Toolをダウンロードします。
 Windows 10 Media Creation Toolのダウンロードはこちら
(3)Media Creation Toolを起動して最初のメニューで[このPCを今すぐアップグレードする=on]を選択します。
menu

(4)画面の指示に従ってダウンロード/アップグレードを実行します。
upgrade

(5)今回はWi-Fi経由ですが条件が良ければ約30分程度でアップグレードが完了します。
win10

■Driver/アプリ
 Win8.1のDriver/アプリが引き継がれます。
 アップグレードしてもデスクトップ画面もアプリもWin8.1と同じです。
 また気になるpt3 TVチューナーも視聴/録画/録画予約ともOKです。
device

■スタートメニュー
  標準スタートメニューの左半分はWin7の相当のスタートメニューで右半分はタイルメニューです。
 [すべてのアプリ]を選択するとアルファベット順にWin7同様のフォルダーやショートカットアイコンが表示されます。
 当面Classic Shellを使いますがカスタマイズしてWin7相当なら標準に移行予定です。
 Classic Shellと標準のスタートメニューの切り替えには[Windows]キーを使用します。
screen

■結果
 Windows 10 Media Creation Toolで今すぐWindows 10への無償アップグレードが可能でした。
 アップグレードはWin8から8.1のケースと同様にドライバーなど問題はまったく見られません。
 見た目はWin8.1よりモダンな感じで起動時間や体感速度に変わりはないようです。
 *ネットバンキングにアクセスのPCは銀行の検証完了までアップグレードを待ちます。

2015年8月 4日

iTunes起動不能

■目的
 Windows 10アップグレード直後にiTunesを起動できません。
 結果的にWindows 10ではなく単純に旧バージョンiTunesが要因のようです。

■現象
 iTunesを起動するとエラーを表示して起動できません。
ファイル[iTines Library.itl]は新しいバージョンのiTunesで作成されているので読み込めません
■原因
 エラーメッセージのとおりライブラリデータベースファイルとiTunesバージョンが不一致のようです。
  不一致はWindows 10アップグレードの前のリストアによるiTunes旧バージョンが要因と思われます。

■対策
 本来なら最新iTunesへのUpdateで解消するはずですが、最新Ver12.1.2では解消しません。
 かわってiTunes Library.itl を削除し、旧バージョンiTunesで同ファイルを再作成してみます。
 削除して予想通りiTunesが起動しましたが、同時にUpdaterも起動してVer12.2.1へのUpdateを表示します。
 UpdateしてiTunes再起動で新規にLibrary.itl ファイルが作成されて不具合解消です。
iTunes
iTunes
■結果
 iTunesの起動不能はデータベースファイル再製で解消しました。
 問題はWindows 10ではなくシステムリストアによる旧iTunesバージョンが要因と思われます。
 Appleさん..旧バージョンのままのiTunesサイトも早く最新Ver12.2.1に更新してください。

2015年8月 6日

Win10メールアプリ

■目的
 Windows10のUpgradeに伴いThunderbirdのフォントの滲みが目立ちます。
 ここはWindowsメールアプリを使ってみます。

■Thunderbird
 一時期Outlookを使っていましたがシンプルなので復活して使用中です。
 受信するのはGmailとEmailですがWindows 10にしたらフォントが滲んで見にくいです。
thunderbird

 *本記事の作成中にThunderbirdがVer38.1.0にUpdateされてフォントの滲みは軽減されました。
thunderbird38
■Windowsメール
 WindowsアプリとしてのサポートですがDesktopのタスクバーから起動できます。
 Gmail/iCloud/Exchangeなどに対応です。
windows10
■結果
 Windows10メールアプリをPCデスクトップで使用を開始しました。
 表示のスペース効率はPC用のThunderbirdに劣るのは仕方のないところです。
 Gmailの追加はGoogleアカウントとパスワードを入力するのみで超シンプルです。
 個人的には特にこだわりがないのでWindows10メールアプリで十分です。

2015年8月 9日

ディスククリーンアップ

■目的
 Windows 10アップグレードでDISK空き容量が20GB程度低下します。
 古いWindowsのバックアップファイルを削除します。

■Windows 10
 Windows 10のアップグレードでは移行前のWindowsファイルがWindows.oldに自動的バックアップされます。
 今回は移行前のHDDイメージとしてParagon Hard Disk Managerによるイメージバックアップがあります。
 古いWindowsファイルを削除することでCドライブの空き容量を20GB程度増大します。
Disk Space
■ディスククリーンアップ
 移行元バックアップファイルを削除するにはディスククリーンアップを使用します。
 エクスプローラを開いて
 [Cドライブ/右クリック/プロパティ][ディスクのクリーンアップ][システムファイルのクリーンアップ]
  でディスククリーンアップ画面を開きます。
 [削除するファイル/以前のWindowsのインストール=on][一時Windowsのインストールファイル=on]
cleanup

[OK]で削除が実行されます。
cleanup2
■結果
 Windows 10アップグレード前のバックアップファイル削除で20GB程度のディスクスペース増大を実現しました。
 以前のWindowsに戻す必要がある場合はParagonのHDDイメージを使います。

2015年8月12日

PC Upgradeプラン

■目的
 5年目を迎えたDesktop PCのアップグレードプランのメモです。
 i7-2600Kからi7-4790Kか最新i7-6700KかのCPU選択が悩ましい部分です。

■要件
 Desktop PCとしての個人的な要件です。
 ・高速ts/mp4変換
 ・高速SSD/PCIe M2/32Gbps
 ・低消費電力

■部品構成
 パーツの構成は以下の2タイプが候補になります。
parts
 Intel i7-6700kのページはこちら
 Intel i7-4790kのページはこちら
 ASUS Z170-Aのページはこちら
 ASRock Z97 Extreme6のページはこちら
 Kingston HyperX SSDのページはこちら
 
■CPU
 使用中のi7-2600Kに対してi7-4790K、i7-6700Kが狙いですがいずれも互換性がありません。
 性能はドングリの背比べなのでDDR3メモリの使いまわしが可能な分i7-4790Kに食指が動きます。
 Broadwellのi7-5775Cは出荷遅延により短製品サイクルが予想されるので候補に含めません。
cpu01
■Motherboad
 i7-4790KならZ97、i7-6700KならZ170チップセットのMotherboadに決まりです。
 将来性を考慮したらPCIe3.0/USB3.1/DDR4メモリなどのZ170チップセットにしたいところです。
 [ASUS Z170-A]特徴
Z170-A
 [ASUS Z170-A]仕様
Z170
■PCIe/SSD
 SATAの転送速度の最大は6Gbpsですが高速SSDの速度はすでに10Gbpsを超えます。
 SSDの高速化と低価格化に対応できるようにPCIe接続/32Gbps/SSDへの対応を可能にしておきます。
 [Kingston Hyperx SHPM2280P2/240G/PCIe2x4]
m2ssd

 [Intel 750 SSDPEDMW400G4R5/400GB/PCIe3x4]
pciessd
■性能・消費電力
 ゲームは使用目的にないので注目はVideoエンコードの性能です。
 ほかの性能はどちらのCPUを使っても気になりません。
 以下はTechReportによるデータの一部です。
codec

power
 TechReport 「Intel's Core i7-6700K 'Skylake' processor reviewed」はこちら

■結果
 i7-2600Kからの移行だと性能/消費電力ともさほど進歩が見られません。
 進歩がみられるのはZ77からZ170 Chipset移行によるPCIE/SSD、USB3.1などの高速化です。
 PCIE-SSDの低価格が進めば別ですが、結果としてはこのままi7-2600Kを継続使用します。

2015年8月18日

SSD FAQ

■目的
 富士通サーバ向けのソリッドステートドライブFAQを見かけました。
 ここでSSDとHDDの違いを見直すのも悪くありません。

■SSDとHDD
 SSDとHDDの違いをFAQから紐解きます。
 参照したFQAとそのメモを以下に示します。
 ホワイトペーパー「Fujitsu PRIMERGY サーバソリッドステートドライブ - FAQ」はこちら
 image1 SSDとHDDの基本的な違いは?
    機構                    高速/可動部分がない/低ノイズ/低消費電力
    インターフェース    SATA/SASなどHDDと同じ/PCIe接続あり
    flashメモリタイプ   SLC/MLC/TLC
    耐久性                書込み回数有限/読取回数は論理的に無限

 image1 どのようにアクセスしますか?
     4kbページ単位の書込・消去と書き込み耐久性向上の平準化ウェアレベリングが特徴。

 image1 ライトアンプリフィケーションとは?
    物理的に書き込まれるデータ容量/論理的な書込みジョブのデータ容量 > 1
    4kページ単位での書き込みにつき小さいファイルサイズのランダムアクセスで値が大きくなる

 image1 ライトアンプリフィケーションのパフォーマンスや書込み耐久性への影は?
    ライトアンプリフィケーションの値が高いとパフォーマンスや書込み耐性にマイナスの影響となる  

 image1 Defragは必要か
    データの断片化はSSDのパフォーマンスには影響しません。
    Defragによりライトアンプリフィケーションが高くなるので絶対に回避します。
    OSみよる自動defrag実行の設定は解除の必要ありです。

 image1 Trimコマンドの機能は
    SSDでは論理的に消去されたデータの消去は次の書込みの直前に実行されパフォーマンス低下の要因です。
    Trimコマンドはファイル消去時やフォーマット時に使用され物理的消去を実行します。   

 image1 Trimが機能するのは
    従来SSD(SATA/SAS)のRAIDコントローラはTrimをサポートしません
    PCIE-SSDではTrimがWindowsとLinuxでサポートされます   

 image1 オーバープロビジョニングとは
    予備のメモリセル容量で(物理容量-論理容量)/論理容量x100%で表します。
    SSDの書込み性能と書込み耐性にプラスの影響を与えます。   

 image1 DOM (Disk on module)
    システムボード上のブート用SSDモジュールでSSDと同じです。

 image1 PCIE-SSD
    PCIEインタフェースで接続のSSDで高速転送速度によりパフォーマンスにすぐれます。

 image1 フェールセーフと書込み耐久性は?
    富士通提供SSDの場合、回復不能な読取エラはHDDとの差異はない
    書込み耐久性はSSDのみの指標
    長期アーカイブには不向き   

 image1 書込み耐久性PBWとは?
    書込みに対する寿命の指標が書込み耐久性で書込み可能な延べデータ容量をPBで示します。
    PBW=容量GBx(1+オーバープロビジョニング%/100)xフラッシュ耐久性/ライトアンプリフィケーションx1000000
    同じ容量のSSDでもPBW値が大きいほど高品質です。

 image1 DWPDとは?
    Drive Writes per Day(DWPD)=PBWx1000000/容量GBx寿命年x365
    毎日の許容書込み容量の容量比を示します   

 image1 データ保持期間
    給電が確保なら論理上は無限
    給電無しの保存状態ではSLC6か月、MLC3か月と短い
■結果
 HDDとSSDの違いがFAQから見えてきます。
 SSD選択の指標となる項目や仕様の内容がより明確になりました。
 給電無しの保存期間が数か月と短くバックアップなどで対応の必要を感じます。

2015年8月20日

V70ジャンプスタート

■目的
 リアのラゲッジルーム内のバッテリ上がり発生です。
 この機会にBOSCH製に変更します。

■対象
 モデル :volvo v70 /2003/LA-SB5244W/V70 II 2.4

■バッテリ
 前回の6年に比べたら少し早いですがこの機会に交換します。
 [仕様] 電圧:DC12V   CCA:520A/600A  RC:90min/115min

■Bosch
 純正バッテリはコストの面で数倍になるので回避しBoschを使用します。
 BoschバッテリのV70 II 適合はSLX-7C、8C、1Aモデルで今回は7Cを選択します。
 購入先:AMAZON/15.2Kyen。
bosch
spec
 Bosch欧州車用バッテリ適合品のページはこちら
 Bosch欧州車用バッテリプレスリリースはこちら

■ジャンプスタート
 バッテリはエンジンルームではなくリアのラゲッジルーム内にあります。
 給電不能のテールゲートはロックされて開かずブースターケーブルの接続ができません。
 途方にくれそうでしたが、エンジンルームに何かありそうな予感がです。
 案の定エンジンルーム右上フューズボックス隣に+ジャンプスタート端子が見つかりました。
 1/2/3/4の順にブースターケーブルで交換用バッテリに接続しエンジンを始動します。
 ブースターケーブルは接続とは逆順に外します。
 充電されるまで1-2hr待ちます。
jamper

■バッテリ交換
 診断の中断を回避のためイグニッションキーオフ後、最低5分待ちます。
 ねじ3本で固定のバッテリカバーを外し-端子、+端子の順に外します。
 ガス排出用ホースを外します。
 取り付けは上記の逆です。
replace

replace
 Volvo Owners manualはこちら

■結果
 ブースターケーブル接続はリアのバッテリと思っていましたがエンジンルームが正解でした。
 10年以上も使った車のジャンプスタートの方法を初めて知るケースになりました。
 現在バッテリオーダー中。 ->土曜日に納品され、無事交換を終えました。
 これで一件落着です。

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