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2014年4月 アーカイブ

2014年4月 5日

ThinkPad 8/OTG編

■目的
 ThinkPad 8に付属のUSBケーブルは充電用です。
 USBメモリやUSB外付けHDDをつなぐのにOTGケーブルを準備します。

■USB OTGとは
 USBはPC(ホスト)にUSBメモリなどのデバイスを接続する規格です。
 通常、PCなしで直接デバイス間接続はできませんが、これを可能にするのがOTG(On The Go)規格です。
 ThinkPad 8もデバイスなので、USBメモリなどの接続にはOTGをサポートするOTGケーブルを必要とします。
 USB Revision 3.0 Specification Revision 1.1(2012/5/10) によればUSB3.0/OTGの転送速度は
 HighSpeed(480Mbps)が基本で、SuperSpeed(5/10Gbps) とFullSpeed(12Mbps)は必須ではないようです。
2.5.2 Operating speeds
  Targeted Host shall be able to support SuperSpeed and Full Speed. High Speed should be supported to prevent    a gap in the operating speeds supported. Low Speed may be supported depending on the Targeted Hosts TPL.
 An SS-OTG, or SSPC-OTG device shall be able to enumerate both as a SuperSpeed and Full Speed peripheral. An  SS-OTG,or SSPC-OTG device should be able to enumerate as a High Speed peripheral (to prevent a gap in the    operating speeds supported) and shall not be able to enumerate as a Low Speed peripheral.
 Universal Serial Bus Revision 3.1 Specificationのダウンロードはこちら

■USBコントローラ
 ThinkPad8のUSB3.0コントローラとドライバーは以下の通りです。
 Win8のドライバはデフォルトでインストールされているMicrosoftのドライバーを使用します。
区分 名称 備考
コントローラ Intel® USB 3.0 eXtensible Host Controller
ドライバー Intel® USB 3.0 eXtensible Host Controller - 0100 (Microsoft) Win8ではIntelのドライバーは提供されない
Windows 8* has a native in-box USB 3.0 driver. Intel is not releasing a specific Intel USB 3.0 eXtensible Host Controller Driver for Windows 8.
controller
■OTGケーブル
 USBメモリー用にMicroUSB3.0(オス-メス)を、外付けHDD用にMicroUSB3.0(オス-オス)を海外通販で準備します。
otg1
otg2
 通販サイト DealExtremeにおけるMicroUSB3.0/OTGケーブルのリストはこちら

■速度実測
 Sandisk Extreme(SDCZ80-032G)USB3.0メモリの転送速度を実測してみました。
 左がThinkPad 8/USB3.0 OTG接続、右がPC/USB3.0接続におけるCrystal Disk Markの実測値です。
transfer ratio
transfer ratio 2
■結果
 MicroUSB3.0/OTGケーブルによりThinkPad 8でUSBメモリの利用が可能になりました。
 MicroUSB3.0/OTG転送速度仕様はUSB2.0相当のHighSpeedが基本でSuperSpeed(5/10Gbps)は必須ではありません。
 転送速度実測値はmax44.3MB/sで、個人的に計測した範囲でHighSpeedのこれまでのmax実測値(≒35MB/s)を超えました。
 現時点Web上では、USB3.0/OTGでSuperSpeed(5/10Gbps)に対応例の報告は見つかりませんでした。
 外付HDD用OTGケーブルはオーダー中につき後日結果を記載予定です。

2014年4月12日

LIFEBOOK A574/Hメモ

■目的
 XPサポート終了で業務用PCがLIFEBOOK A574/Hモデルにリプレースされました。
 仕様など概要をメモしておきます。

■A574/H
 A574/Hは企業向け富士通Web Martシリーズ15.6サイズLIFEBOOKノートPCです。
 OSにはWin7/Pro(Win8.1ダウングレード)、CPUにi5-4300Mを選択できるBTOモデルです。
 黒のシックなカラーながら本体と液晶カバーの赤のラインが新鮮さを感じさせます。
fmv a574h
 LIFEBOOK A574/Hのページはこちら

■構成
 BTOモデルの構成は以下です。
項目 LIFEBOOK A574H
備考
OS Windows 7 Professional SP11 /32bit
CPU i5-4300M /2.6GHz
Memory 4GB
HDD 320GB /SATA
Drive DVD-ROM
Mouse 光学USBマウス
Office Office Personal 2013

■外観
 本体側面の端子やデバイスです。
apearance

■仕様
 今回の構成のBTOモデルの仕様です。
区分 仕様 備考
OS Windoes 7 Pro SP1 /32bit

Software Office Personal 2013

CPU
Intel i5-4300M 2.6 /3.3GHz TurboBoost
2Core /4Thred /VT-x /64bit/
ChipSet
Intel HM86 Express

Memory
DDR3L-12800 /4GB

Graphic
HD4600(内蔵)
Quick Sync
Display
15.6" /TFT /解像度 1366x768
LEDバックライト
HDD
320GB /SATA

Drive
DVD-ROM
CD-ROM /DVD-ROM
Audio
High Definition Audio Codec (内蔵)
Keyboard
10キー付 /JIS配列準拠

LAN
Gigabit /Wol対応

PC Card
TypeVII /Card Bus 対応

Interface
Analog RGB x1
3.5mm Stereo MiniJack 出力
3.5mmMic /Line 兼用 Jack
USB3.0 x2
USB2.0 x2

Buttery
約3hr
AC Adapter 付属
Size
374 x250 x26.9-34.5 mm

Weight
約2.4kg

Power
約7W /最大70W

■デバイス
 A574/Hのデバイス一覧です。
device

■性能
 Windows Experience IndexとCrystal Disk Markの実測値です。
wei
cdm
■HDD交換の問題
 社内PCの修理経験からハードウェアの障害対応で最も多いのがHDD交換です。
 ThinkPadなどはねじ1本で交換可能なのに本モデルはHDDのみ交換できる区画が見当たりません。
 しかも交換手順をWebで検索してもメーカから公開されている気配もありません。
 HDDの交換は底面カバーを外すタイプとキーボード等を外す2タイプを確認できましたがそのいずれかは未確認です。
 結局HDDの故障/交換や容量拡張、SSDによる性能向上には構造上の交換リスクを伴うようです。

■結果
 WebMartシリーズは同じ仕様でもカタログモデルの半額以下です。
 CPU/Memoryとも性能上は問題なしですがWin8.1 Pro/64bitかつSSDなら使い勝手は大幅向上を期待できます。
 ノートPCであきらめていた10キー付キーボードは以外にもありがたいです。
 ただHDDの交換に本体の分解を要する点はセキュリティあるいはコスト優先の結果かも..。

2014年4月15日

SSD/Toshiba Qシリーズ

■目的
 東芝QシリーズPro/SSDを使用します。
 使うのは海外向けモデルのDTS325XZSTA/256GBです。

■東芝Qシリーズ
q
NANDフラッシュメモリのメーカーでもある東芝がリリースします。
米国向けに容量128/256/512GBモデルが存在します
シーケンシャルリード/ライトはともに500MB/sを超える高速モデルです。
高速でいながら圧倒的に消費電力はうれしい限りです。

 Toshiba US SSDのページはこちら

■仕様
区分 DTS312XZSTA /DTS325XZSTA /DTS351XZSTA 備考
容量 128 /256 /512GB
性能 Sequential Read: 554MB/s
Sequential Write: 512MB/s
Controller: Toshiba TC358790XBG
NAND:19nm Toshiba MLC
接続 SATA3.0 /6Gbps OS: Windows XP /Vista /7/8
寸法 100 x69.85 x7 mm
重量 49 /53 /53g
同梱 Quick Installation Guide
Spacer (->9mm)

保証 3年

■特徴
 toushiba usaのWebから抜粋です。
速度
(VS HDD)
vs hdd
Bench
(PC Mark7)
performance
消費電力
power
 Custom PC Reviewのページはこちら

■実測値
 左がDTS325XZSTA、右が旧モデルS6T128NHG5QのCrystal Disk Markの実測値です。
crystalDiskMark crystalDiskMark2
■結果
 東芝QシリーズPro/SSDは現時点高速/省エネの最強SSDです。
 特に128GBは速度が256/512GBモデルと同じなのでシステム用SSDとして最適です。
 実測性能は旧モデルCSSD-S6T128NHG5Qよりわずかに高速でした。

2014年4月18日

Hard Disk Manager Suite

■目的
 Paragon Hard Disk ManagerをWin8.1/UEFI対応にします。
 使用するのは価格が$49.95の英語版Sute14です。

■Hard Disk Manager 14 Suite
 独パラゴンソフトウェアグループのハードディスクバックアップとパーティションツールなどを統合したユーティリティです。
 日本語にローカライズされて日本法人/LifeBoat/JustSystem/NetJapanなどから市販されています。
 今回はUSサイトから英語版Hard Disk Manager 14 Suiteをダウンロード購入しました。
 Windows上でも利用できますが、個人的に利用するのはBootメディア版がほとんどです。
 * ダウンロードのファイル名は変更してあります。
BMB
 Paragon のサイトはこちら

■Windows版インストール
 本体はWindows8.1の環境でインストールします。
 Windows上で動作するとはいえ結局は起動スクリプトで処理が実行されます。
 エラーの回復に失敗するとBootメディアを必要とするので個人的には全く使用したことがありません。
 インストールそのものは通常のアプリと同様です。

■Bootメディア
 WindowsPEベースのHard Disk Manager 14 Suiteです。
 Bootメディアから起動するのでWindows本体とは無関係にHDDのバックアップやパーテイションの変更などが可能です。
 BootメディアはBoot Media Builderをインストールして作成します。
 ただしWindowsPEの配布とネットワークやドライバーなどの組込機能の追加によりやや複雑です。
 今回はネットワークや特定のドライバーの組込みは行いません。
 またBootメディアとしてCD/DVDへの出力のほかにUSBメモリやISOファイルへの出力が可能です。
 今回はISOファイルをPenDriveLinuxのYUMIを使用してマルチブート構成でUSBから起動できるようにします。
 手順は大まかに以下の3つです。
 ・BootMediaBuilderのダウンロード/インストール
BMB
 ・BootMediaBuilderの実行とISOファイル出力
  途中でWindows ADK Tool(Windows PE)のダウンロード/インストールを伴います。
BMB01
 ・ISOファイル+YUMIでマルチブートUSBメモリ作成
 
■Suite14の機能
 Suite14のメインメニューです。
 Windows版もブートメディア版ともに機能/メニュー/GUIともに同じです。
suite14
■Hard Disk Manager
 Hard Disk Managerのメイン画面です。
HDM1
■結果
 Bootメディア版をUSBメモリから起動して使用中です。
 Win8.1/UEFI/仮想マシンに対応なので最新の環境でも利用可能です。
 データ消去など付属の機能も以外にも重宝します。
 ローカライズのコストが無い英語版ゆえ価格5kyenと日本語版の約1/2です。

2014年4月19日

Magnate IMメモ

■目的
 XP/デスクトップのHDD故障のSOSが入ってきました。
 Dospara Magnate IMにリプレースするので概要をメモします。

■Magnate IM
 いわゆるホワイトボックスDospara販売の売れ筋上位Win7と8.1モデルBTOデスクトップPCです。
 i5-4570(QuadCore)、4GBメモリー、500GB/HDDはレベル以上の性能を期待できます。
 MicroATXケースを採用で拡張性も問題ありません。
magnate im
 Magnate IMのページはこちら
 価格.com「ドスパラのデスクトップPC Magnate IMの実力」のページはこちら

■構成
 BTOによりパーツなどのカスタマイズが可能です。
 以下は今回の構成表です。
項目 内容 差額
Security Mcafee Internet Security15ヶ月 製品版
OS 【変更】Windows8.1 64bit DSP +3,086円(税込)
Office 【変更】Office なし
CPU Intel Core i5-4570
CPU Fan/グリス ノーマル /ノーマル
SSD /HDD HDD500GB /SSDなし /静音化なし /増設なし
/静音化なし /Partition分割なし

Mother B85 マイクロATX
Graphic Intel HD4600 /OnBoard
Sound HDサウンド /OnBoard /外部Speakerなし

空きbay
Removable Caseなし
Port
無線LANなし /IEEE1394無し /COMポート無し
Optical Drive DVDスーパーマルチドライブ
Front Fan 無し

PSU 350W 静音電源
Keyboard 【変更】キーボード無し
-515円(税込)
Mouse 光学式ホイールマウス/マウスパッドなし
Cable
LAN /HDMI /Display /USBケーブルなし

Case Diginnos EM041 ブラック(MicroATX)

ATOK
ATOK 2013 for Windows 60日無償試用版

サービス
【変更】PC下取りサービス -1,029円(税込)
Monitor
モニタ なし


本体 63,296円(税込)

■B85M
 実装されていたマザーボードはASROCK B85Mです。
 LGA1150パッケージ/第4世代 Intel® Core™ i7/i5/i3 など 対応
 デュアルチャンネル DDR3/1600 対応
 グラフィックス出力 : DVI-D, D-Sub, HDMI
 Qualcomm Atheros ギガビット LAN
 7.1 チャネル HD Audio  (Realtek ALC892 オーディオコーデック)
 1 x PCIe 3.0 x16, 1 PCIe 2.0 x16
 4 x SATA3, 2 x SATA2, 4 x USB 3.0, 8 x USB 2.0
 ASROCK B85Mのページはこちら

B85M
■風神SLIM
 CPUクーラーの風神SLIMが余っています。
 マザーボードにASROCK B85Mに対する干渉の有無をチェックします。
 結果的に干渉部分がないので騒音が気になる場合はCPUクーラーを交換します。
Cooler
■仕様
項目 Magnate IM
備考
CPU Intel Core i5-4570
(QuadCore, 3.20GHz /3.60GHz, 6MB /L3Cache)
TDP84W
Memory DDR3 SDRAM /4GB PC3-12800 (最大16GB) Slot数: 2 (空き1)
Mother
Intel B85 Express搭載 /MicroATX
ASROCK B85M
Graphic Intel HD4600 OnBoard
HDD /SSD 増設SSD: Samsung 840 /250GB /SATA3
HDD: 500GB /SATA2

Drive DVD-Sper-Multi Drive CD /DVD /DVD-RAM
Sound HDサウンド
OnBoard
LAN
Gigabit Ethernet

Front Panel
USB2.0 x2
Micx1 / Headphone x1

Rear Panel
USB2.0 x4
USB3.0 x2
HDMIx1, DVIx1, D-sub15 x1
Mic x1, Line x2
LANx1
PS2 /Keybpoard x1

Slot PCIex16 x1
PCIex4 x1
PCI2.0 x2

Bay 5"x2, 3.5"x2, 3.5" x2 (Shadow)

内部IO
SATA3.0 x4
SATA2.0 x2

Mouse 光学式ホイールマウス
Keyboard
日本語キーボード

Case Diginnos EM041 ブラック (MicroATX)

PSU
350W 静音電源

Monitor
モニタ なし

Size
190(幅)×420(奥行き)×360(高さ)mm
Weight
約 7.8kg
OS
Windows8.1 64bit DSP

保証
 1年間 /持込修理


■参考/自作
 仮に自作した時の価格を比較します。
 結果は自作のほうが-13%の低価格になりました。
 ケースを人気沸騰で入荷待ちのAntec P100にしてもまだおつりがでます。
項目 モデル 価格 kyen (Amazon)
CPU
Core i5-4570
23.4
Mother
ASRock B85M
7.7
Memory
PC3-12800 /4GB x1
5.1
HDD
SATA /500GB
6.3
DVD
Super Multi
2.5
Mouse /Keyboars
Wireless Mouse /Keyboard
2.2
Case
XIGMATEK AEOS USB3.0
4.7
PSU
KRPW-L4-400W /A
3.0

合計
54.9
■結果
 手持ちSSDを組込み、Window8.1 64bit DSP版Magnate IMへのリプレースを無事完了しました。
 デザインはブラックで可もなく不可もなく、いい意味ではいったて普通です。
 以外に静かで騒音も普通レベルですが、気になるならCPUやケースファンの交換で対応できます。
 税込6万円余でQuadCore i5-4570と4GB/PC12800のメモリーを考慮すれば「お買い得感」の高いPCです。

2014年4月21日

Windows8.1 RSAT

■目的
 Win8.1でWindows Server 2003ドメインコントローラをリモート管理します。
 使用するのはWindows 8.1 RSATです。

■RSAT
 Remote Server Administration Toolの略。
 Windows8.1 RSATはWindows2003/2008/2012のサーバをネットワークを経由して管理できます。
 今回はWindows 2003 Active DirectoryのドメインサービスをWindows8.1クライアントPCでリモート管理します。
rsat
 Microsoft TechNet「リモートサーバ管理ツールとは」はこちら

■ダウンロード/インストール
 Windows 8.1 RSATはMicrosoft Download Centerよりダウンロードしインストールします。
 Windows7ならさらに[コントロールパネル][プログラムと機能][Windowsの機能の有効化または無効化]が必要です。
 Download Center「Windows 8.1 用のリモート サーバー管理ツール」はこちら

■Active Directoryユーザーとコンピューター
 ドメインサービス管理ツールの一部で、ドメインに登録のユーザIDとPCを管理します。
 Windows8.1 RSATではWindows Server 2003 AdminPackとは異なり、最初の起動時RPCサーバーエラーが表示されます。
 エラーを無視して管理対象サーバーを指定することでユーザやコンピュータのリストが表示され管理が可能になります。
rpc
■対象サーバー指定例
 Active Directoryユーザーとコンピューターの例です。
 [Active Directoryユーザーとコンピューター/右クリック][ドメインコントローラの変更]でコントローラを指定します。
active directory
■結果
 Windows8.1 RSATでWindows 2003 Serverのリモート管理が可能になりました。
 起動直後のエラーは管理対象サーバーを指定することで解消しました。
 Win7 RSATではインストール後の[Windowsの機能の有効化または無効化]が必要です。

2014年4月23日

W8/USB3速度不具合

■目的
 ASRock Z77 Extreme6のUSB3.0がUSB2.0と同じ動作速度でした。
 なぜかWindows 8から8.1にUpgradeの今、USB3.0の速度で動いています。

■経緯
 2013/12月    Win8+ASRock Z77 Extreme6の構成でUSB3.0接続の転送速度が32MB/sしかありません。
 2014/4月    Win8.1+ASRock Z77 Extreme6の構成でUSB3.0接続の転送速度が250MB/sに戻りました。
 * Win8はクリーンインストール、Win8.1はUpgradeインストールによります。

■Z77/USB3.0
 ASRock Z77 Extreme6のUSB3.0の概要です。
項目 内容 備考
Mother ASRock Z77 Extreme6
Controller Intel Z77 Express
Driver Intel USB3.0 eXtesible Host Controller -0100 Microsoft
USB Rout Hub xHCI
■接続
 Controller-xHCIルートハブ-USB大容量記憶装置-USBデバイスの順に接続がUSB3.0で動作のための接続構成です。
USB driver
■技術資料
(1)Win8.*用Intel® USB 3.0 Extensible Host Controller driverはどこに?
  Intelは提供しないのでMicrosoft Win8.*のドライバーを使用ください。
  Win7から8にUpdradeの時は先にIntel Driverをアンインストールください
(2)Win8でUSB3.0の速度で動作しないのは?
  現象:Win8+Intel7シリーズチップセットでSUB3.0ながらUSB2.0の速度しかでない
  原因:USBルートハブがxHCIでなくEHCIポート
      あるいはデバイスがWin8 USB Driverと非互換
  対応:BIOSのアップグレードでだめならBIOSでxHCIモード=enable
      デバイスのファームウェアをアップグレード
ASRock
 Intel サポート「Windows8.1 Driverは?」はこちら
 Intel サポート「Windows8でUSB3.0の速度で動作しないのは?」はこちら

■結果
 USB3.0のコントローラはintel Z77 Express chipsetのIntel USB3.0 eXtesible Host Controllerです。
 DiverはIntelではなくMicrosoft Win8.*用Intel® USB 3.0 Extensible Host Controller driverを使用します。
  -> Win8.1のインストール時にデフォルトで自動的にインストールされます。
 USB3.0で動作の条件はController-xHCIルートハブ-USB大容量記憶装置-USBデバイスの順に接続が前提です。
 Win8.1/Driver/BIOSのアップグレードがUSB3.0動作速度に関連したと思われます。

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