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2009年7月 アーカイブ

2009年7月 4日

Vertex Wiperツール

■目的
 SSDは未使用領域がなくなると消去クリア行うので、使い込むと書込速度低下を伴います。
 WiperはOCZ Forumから提供されるフリーのVertex用速度回復のツールです。

■対象PC
PC: D2400Update
SSD: OCZ Vertex 30GB
D2400 Upgradeの詳細はこちら
■OCZ Vertex
 MLCタイプながらSLCをしのぐ高速性能と比較的安価なNAND型フラッシュSSDのリファレンス的なモデルです。
 初期タイプのFirmwareでは、Firmwareアップデート時に全ブロックの初期化が実行されました。
 Ver1.0以降では、ブロックの初期化が分けられて削除ブロックだけの初期化ツールWiperがあります。

  OCZ Vertexのサイトはこちら
  OCZ Vertex Forumのサイトはこちら

■Wiper
 OCZ Forumからソースコードとオブジェクトが提供されています。
 まとまった説明書がないので入手できた範囲でメモしておきます。
項目 内容 備考
OS WinXP /Vista /Win7 ソースコード公開ゆえ Linux /Mac もOKか?
実行ファイル Wiper .exe logファイル: c:/wiper .log
初期化が不要なブロックはスキップする。
対象 Drive 指定 C: \wiper.exe C:\ Drive 指定なしだと自動で Vertex をサーチする
スケジュール タスク /vbで実行スケジュール可能 Scheduling Wiper
既知の問題 (1) Wiper実行速度が低下することがある
-> 30GBだと通常で2分程度完了
  OCZ Vertex Wiper _0525のダウンロードはこちら 2009 /06 /02 現在
  OCZ Vertex Wiperのソースはこちら

■Wiperの実行
 (1)C:DriveにWiperをおいて実行します。
 (2)対象Driveを自動的に見つけてくるのでy(Yes)で応答します。
 (3)初期化が終了したらEXITします。
 

■Wiperの実行周期
 以下の条件で1回/週の頻度で実行中です。
 ・使用エリア:16/30GB
 ・バックアップ容量/週:約6GB

■結果
 Win画面から直接起動するだけなので簡単です。
 処理結果はC:\wiper.logに格納されます。
 現在1回/週間の実行で問題なしですが、これ以下だとカーソルに一時停止が起きます。
 Vertexに関する詳細情報はOCZ Forum(英語)から入手できます。

WMP11:Real Media再生

■目的
 Windows Media Player11でReal Mediaを再生します。

■RealMedia
 Real Mediaの再生にはReal Playerを使用するのが普通です。
 今回はWindows Media Playerで再生します。

■RealMedia Splitter
 Windows Media PlayerでRealMediaを再生するにはRealMedia Splitterを使用します。
 (1)RealMedia Splitterをダウンロード/解凍し、Release Unicode内のファイルをインストール先にコピーします。
 (2)Vectorのサイトよりインストール用batファイルをダウンロード/解凍してインストール先にコピーします。
  
 (3)install_real.bat実行でインストールします。
 (4)アンインストールはinstall_real.batを実行します。
 (5)RealMediaのVideoをWMP11で再生すると、再生を開始します。
 
  RealMedia Splitterのサイトはこちら
  RealMedia Splitterのダウンロードはこちら..Ver1.0.1.1
  RealMedia Splitterインストールbatのダウンロードはこちら

■結果
 RealMedia SplitterをインストールすることでRealMediaのWMP11での再生が可能になりました。
 今回コーディックは特別にインストールしていません。

2009年7月 5日

Vertex FW1.30メモ

■目的
 OCZ Forumより発表された公式のVertex FW1.30リリースノートのメモです。
 フラッシングにデータ領域に影響しないWiperの採用で、基本部分が大きく変更されました。

■公式VertexFW v1.30リリースノート..メモ
  公式VertexFW v1.30リリースノートのサイトはこちら

1.適用
 FW v1275以降。
 0112/1199のVerのSSDは最初に1275へUpしてください。
 ジャンパーは不要。
 IDEモードでのUpdateが好ましい。

2.手順
 DOSベース。
 Updateファイルをブート可能なUSBにドロップダウンして、FWUPDATEを実行で完了です。
 これはUpdateだけの機能で、データは維持されます。
 ただし保証の限りではないのでDiskのバックアップを推奨します。
 Diskのフラッシュ機能はサポートされません。
 ブート可能なUSBの作成方法は以下を参照ください。
   http://www.ocztechnologyforum.com/forum/showthread.php?t=29726

3.フラッシュ
 実行は時間をおかずにすぐに開始します。
 Indilinxからの報告では特定のPCで、実行速度が次第に低下していくものがあります。
 このケースになったらコーヒを飲んで30分後に戻れば..

4.フラッシュの手続き
 簡単です。
 DOSブート/FWUPDATE実行のあと対象ドライブ#を自動で表示します。
 #を入力すればフラッシュ開始です。複数ドライブが対象なら#を指定して継続します。

5.リブート
 Windowsは対象のドライブを新しいコンポーネントとして認識します。
 OSX/Linuxも同様と推定できます。

6.このスレッドをFW及び質問に関するチャットに使ってください
 WiperはVer0525を使用ください。

 Ver1.30へのUpdateとフラッシュのための内容です。
 Verが0112/1199のドライブのためにFW1275を以下にUploadしておきました。
  http://dl.getdropbox.com/u/920660/VERTEX_1275.zip

Update
Sanitary_eraseをUploadしているがパスワードで保護されています。
この配布は管理された下で行う必要があるので、必要ならパスワードを要求ください。
このファイルはWindowのもとでパーティションを含めえてDiskを完全にリセットします。
OSのインストールされたドライブでこのAPPを実行するときは特に注意ください。

WistaとW7では管理者権限で実行させます。

2009/6/16更新
Sanitary_eraseはパスワード不要にしました。
ドライブを削除したりデータ消失することがあっても悲観せず使用は自己責任でお願いします。

2009/7/4更新
Ver1.3の前にVer1275/1.10で完全なフラッシングを行うなら以下のスレッドをお読みください。
特定のシステムでは実行時間が数時間かかる場合があります。
4時間あるいはそれ以上の時間を見込んでください。
http://www.ocztechnologyforum.com/forum/showthread.php?t=58986

フラッシュに要する時間の99%はすぐに終わります。
残り1%は長い時間を要します。

File URL
30GB:
http://www.ocztechnologyforum.com/forum/attachment.php?attachmentid=10412&d=1244021341
60GB:
http://www.ocztechnologyforum.com/forum/attachment.php?attachmentid=10413&d=1244021341
120GB:
http://www.ocztechnologyforum.com/forum/attachment.php?attachmentid=10414&d=1244021341
250GB:
http://www.ocztechnologyforum.com/forum/attachment.php?attachmentid=10415&d=1244021341
Wiper0525:
http://www.ocztechnologyforum.com/forum/attachment.php?attachmentid=10416&d=1244021341
Sanitary_erase:
http://www.ocztechnologyforum.com/forum/attachment.php?attachmentid=10681&d=1245148280

■結果
 従来はFW Updateにジャンパーピンが必要で、フラッシングによりデータは消えてしまいました。
 V1.30でFW Updateでジャンパーピンは必要かつデータが消えることはなくなりました。
 フラッシングにWiperを採用で不要な部分のフラッシングはスキップします。

2009年7月 6日

動画スクリーンショット

■目的
 WMP11には動画のスクリーンショット撮影ボタンがなく[PrintScreen]でも採取できません。
 ALC Media Playerなど撮影ボタンがあるAPPだけがOKなのか?

■動画Screen Shot
 VLC Playerや市販のWinDVDだと動画のスクリーンショットが可能です。
 Windowsではキーボードの[PrintScreen]キーで画面のコピーが可能ですが、動画部分は黒になるだけです。
項目 Player Screen Shot
VLC Player
WMP11
■WMP11でのスクリーンショット
 ScreenShotがとれないのはビデオオーバレイが原因です。
 Windowsでは、
 ・映像を重ね合わせて表示するオーバレイを使用している場合は動画スクリーンを取得できない。
 ・WindowsXPでは同時にオーバレイできる映像は1個のみ。

 したがって以下のいずれかで動画のスクリーンショットが可能になります。
 (1)性能上問題がなければオーバレイを解除します。
  [ツール][オプション][パフォーマンス][ビデオアクセラレータ][詳細][ビデオミキシングレンダラを使う]=off
  
 (2)オーバレイ可能なプレイヤの後でWMP11を起動します。

■結果
 オーバレイをoffにするとScreen Shotが可能になります。
 (2)の方法をQuickTime、VLC Playerで試しましたがうまくゆきません..オーバレイしていない?
 すべての映像をWMP11で再生の方向ゆえ機能的不足の解消は目的達成の1歩です。

2009年7月 8日

メールアーカイブ

■目的
 メール受信ボックスの容量が2GB近くになり、バックアップ時間を無視できなくなってきました。
 アーカイブすることでバックアップ時間を短縮します。

■Thunderbird3Β2のインストール
 Thunderbird3Β2でアーカイブ機能がサポートされたのでインストールします。
 (1)MozilaサイトからWindows用日本語版ダウンロードします。
 (2)安全のためメールをProfile毎バックアップします。
 (3)現行のthunderbirdをアンインストールします。
 (4)カスタムインストールでThunderbird3Β2を新しいフォルダにインストールします。
  *上書きインストールも可能です。 
  *インストールによりメッセージやアドレスがなくなることはありません。
  Thunderbird3Β2のサイトはこちら
  Thunderbird3Β2のダウンロードはこちら

■アーカイブ
 (1)アーカイブの新しいディレクトリ(Archives)に保存先を指定します。
 
 (2)[対象のメールを選択][メッセージ][アーカイブ]で、古いメールをアーカイブ用フォルダに移動します。
 (3)アーカイブフォルダにメールが移動します。
(4)アーカイブ元のフォルダー(受信トレイ)の最適化を行います。
  [アーカイブ元のフォルダ選択][右クリック][最適化]
  
  * [ファイル][フォルダを最適化]では全フォルダを対象で最適化します。
■結果
 アーカイブに加えて最適化の操作でInboxファイルの容量が低減されます。
 アーカイブ先のArchives.sbdはマニュアルで1回だけバックアップしておきます。
 アーカイブ先のArchives.sbdは自動バックアップの対象外とします。
 これで自動バックアップ時の容量を低減できバックアップ時間を短縮できます。
 

2009年7月 9日

Backup時間短縮..ntbackup

■目的
 backup時間は時間経過とともに増大します。
 現状バックアップ時間1hrを15min程度まで短縮します。

■Backup対象
 データバックアップだけなら1GB以下のはずだが、現実には18GBもあります。
 バックアップが昼休み時間内に収まるよう、不要ファイルを洗いなおします。
 以下は今回の見直しのサンプルです。
タイプ Directory 対応
マルチメディア mydoc -My Musics
     -My Pictures
     -My Videos
大容量のため自動バックアップから除外
Soft mydoc -MySofts (Linux など) ダウンロード可なので自動バックアップから除外
temp mydoc -temp 一時ファイルのため自動バックアップから除外
APP 保存 d: /cache -Audacity
 -Bs Gold
 -Carry On Music
 -hp Builder
 -IE8
 -Messenger
 -Photoshop
 -Power DVD
 -Premier
 -Real Player
 -TMPEG Enc
 -TVRock
 -WMP11
 -本格翻訳 4
一時ファイルのため
一か所にまとめて自動バックアップから除外
名刺 名刺7 大容量のため自動バックアップから除外
メール Thunderbird /local /Inbox 大容量のためアーカイブ機能を追加
移動先を自動バックアップから除外
■Backupウインドウ
  現状 見直後
容量 17GB 5GB
時間 40分 Full: 10分 Diff: 30秒
■結果
 見直しの結果、食事時間内にバックアップが完了できるようになりました。
 今回の対応は以下です。
 ・Audio/Video/マルチメディアAPP/Web関連のワーク/出力ファイルはまとめて管理します。
 ・名刺やメールは古いものを移動(アーカイブ)可能なソフトウェアを使用します。
 ・今回はThunderbirdでVer2から3b2への変更でアーカイブを可能にしました。
 自動バックアップ対象から除外したデータは数十GBと大容量なので、1-3カ月単位のバックアップに移行予定です。
 バックアップに際してはPC自動起動/バックアップ/停止を考慮中です。
 使用中のバックアップソフトはXP標準装備で自動実行/スケジュール可能なntbackupです。

2009年7月11日

Pioneer DVR-217DBK

■目的
 SATA対応静音DVDドライブを購入します。
 モデルは通販で破格の低価格Pioneer DVR-217DBKです。

■DVR-217DBK(Bulk)
 DOSPara通販からの購入です。
 メーカページにアクセスするとPioneerではなく恵安でした。
 Webの情報によれば、Bulk品でも旧製品のDVR-216と違い、217はリテール品と同等機能とうたわれています
 [DVR-217DBK仕様]
Model DVR -217DBK (Bulk) 備考
Maker Pioneer  
外観
色: Black
 
こちらはリテール品
特徴 最適倍速記録機能 /Audio 最適記録機能
ハニカム構造筐体など
 
インタフェース SATA  
読取速度 CD-R: 最大 40倍速
CD-RW: 最大 32倍速
DVD-ROM: 最大 12倍速
DVD±R: 最大 16倍速
DVD±RW: 最大 13倍速
DVD-RAM: 最大 5倍速
 
書込速度 CD-R: 最大 40倍速
CD-RW: 最大 32倍速
DVD±R: 最大 20倍速
DVD±R DL: 最大 12倍速
DVD+RW: 最大 6倍速
DVD-RW :最大 8倍速
DVD -RAMの書込非対応
Loading トレイ式  
サイズ 145w /41.3H /170D mm  
価格 2980 yen  
  DVR-217DBKの詳細はこちら
  DVR-217DBKの記事はこちら..ASCII
■問題点
 現象:HDDアクセス LEDが約1秒間隔で点滅を繰り返す。
 原因:不明->ただしVR-217Dの接続をやめると消灯。
 暫定対策:トレイ開閉によりHDDアクセスランプは消灯。
 根本対策:BIOS、SATA Controller Driver、DVR-217 FirmwareのUpdateを予定
 * Chipset:G45+ICH10R

■結果
 DVR-S16J-BKリテール品とは仕様が異なるBulkをあえて選択しました。
 DVD-RAMは使用しないので未サポートでも問題なしです。
 動作音は小さく静かなので満足のレベルです。
 HDDアクセスランプ点滅の問題はPC起動後1回のトレイ開閉で回避。
 根本対策は思案中。
 CyberLinkやユーティリティソフトは添付されません。
 ATAインタフェースモデルはDVR-117になります。

Q9450:OverClock制御

■目的
 Core2Quad Q9450のCPU オーバクロックにおけるPCIとメモリクロック制御についてのメモです。

■Q9450
 自作PCのQ945に使用のIntel Core2Quad CPUです。
 倍率の設定はできないのでベースクロックを変更しオーバクロック設定を行います。
 ベースクロックに変更に伴うPCI/Meoryのオーバクロックを防止するためPCI/SPMの設定が可能です。
  Q9450 標準値 オーバクロック例
ベースクロック 333.3 MHZ 380 MHz
FSB 1333.3 MHz 1520 MHz
CPU 2.664 GHz 3.040 GHz
Memory 800 MHz 912 MHz (SPD= 2.4)
PCIe 100 MHz 110 MHz (PCIe= 110)
■BIOS変更(GigaByte GA-G33M-DS2R)
 MB Inteligent Tweakerの画面でベースクロックを変更します。
 電圧の設定はAutoで最適値に設定されます。
  項目 OC 設定例
Control CPU Host Clock Control [Enabled]
Base CPU Host Frequency (MHz) [380]
PCIe PCI Express Frequency (MHz) [110]
Memory System Memory Multiplier [2.4]
Memory Frequency 912 < -380 *2.4
Voltage System Voltage Control [Auto]
* Manual だと以下に続く項目を設定可能

■結果
 ベースクロック変更ではPCIe Clock FrequencyとSPDでPCIとMemoryのオーバクロックを抑えます。
 今回はCPU:+14%に対してPCIe:+10%、Memory:14%のオーバクロック率です。

2009年7月12日

Vertex FW1.30更新

■目的
 OCZ Vertexシリーズファームウェア1.30の更新メモです。
 Ver1.30からDOS環境に変更になり、システムSSDのまま更新します。

■OCZ Vertex
 Update対象は30GBのOCZSSD2 -1-VTX30Gで、Ver1.10から1.30へ更新します。
 1.30では手順が大幅に変更されました。
 概要は以下です。
 (1)Jumper 不要です。
 (2)DOSベースでのUpdateになります。 -> DOSのブートディスクを作成します。
 (3)データはクリアされません
 (4)削除ファイルブロックの消去は別ユーティリティであるWiperを使用します。
  Vertex FW1.30メモはこちら

■手順
 今回の手順は以下のとおりです..OCZのガイドとは若干相違します。
 (1)準備作業
  ・DOSブートディスク作成 -> 今回はBIOS更新と同様にFloppyディスクを作成
  
  ・FW1.30ダウンロード/解凍 -> 今回は30GB用をFloppyディスクにコピー
  
 (2)SSD接続
  Firmware Flashing Guideでは余っているSATAポートにSSDを接続ですが、今回は変更ぜずに作業します。
 (3)BIOS設定変更
  ・SATAポートのモードをSATAからIDEに変更
  ・ブートデバイスをFloppyに変更
 (4)PC起動でDOS画面になります。
 (5)fwupdate.exe" を実行します。
   "Dou you want to find Target Drive" -> "Y"
  SSDを表示するので対象のドライブ番号を入力します。
  1-5秒でUpdate完了です。
 (6)PC再起動でBIOSを元に戻します。
 (7)XPが起動したらデバイスマネージャでVersionを確認します。
 (8)Wiperを起動して削除ブロックの消去を行います。
  
  Vertex Firmware Flashing Guide(7/12現在)はこちら
  Vertex Wiperツールの詳細(7/12現在)はこちら

■結果
 BIOSと同様の要領でDOSベースでのFW Updateが可能になりました。
 SSD特有の削除ブロックの消去はWiperで実行するよう変更になりました。
 Firmware Flashing Guideとは内容が相違しています。
 本ページを参考にする場合はSSDのバックアップを行った上、自己責任でお願いします。

2009年7月16日

Dell2400:Core i7メモ#1

■目的
 Dell2400にCore i7搭載を狙いにパーツを選択してみました。
 Upgrade版2400Upgradeをベースに検討します。

■Dell2400Upgrade
>
ベースは高性能/大容量/静音化を狙いのUpgrade版です。
 オリジナル比較で性能7倍、容量4倍を達成しています。
 ケースFAN/電源FANを除きファンレス化で静音化も達成。
  DEll2400Upgradeの詳細はこちら
  Dell2400Upgradeの結果1はこちら
  Dell2400Upgradeの結果2はこちら
■Dell2400Upgrade改1
 Core i7-920を狙います。
部品 Upgrade Upgrade 改1
CPU Intel Q8200s 2.33 GHZ
/2MBx2 /1333 MHz
45nm 65WTDP @23 kyen
Core2 Quad 低電力版
Intel Core i7-920
2.66 (4.8相当) GHZ /8MB
45nm 130W TDP @28 kyen

CPU Cooler Scythe NINJA MiniB
SCMNJ -1100
@3.7 kyen
全高 115mm /ヒートパイプ
Scythe NINJA2 B (SCMNJ -2100)
@4kyen
全高152mmのヒートパイプタイプ ..要チェック!!
12cm Fan

Mother

Foxconn G45M-S
Intel G45 +ICH10R Chipset
@9.0 kyen
G45 +ICH10R 採用マザー
GigaLan /RAID0 サポート。
MSI X58M /Intel X58 +ICH10R
@20 kyen
GigaLan /RAID0サポート。
PCIex16 x2
PCIex4 x1
PCI x1

Memory

@5.2 kyen
A-DATA DDR2 SDRAM
PC2 -6400 ADATA 2GBx2
HEAT SINK 付き
@5.2 kyen
CFD Elixier DDR3 SDRAM
PC3 -12800 1GBx3
Case Fan Scythe Gentle Typhoon
9.2 x9.2 cm 1700 rpm
(D0925 C12B1AP -12)
@1.3 kyen
<-
Power Supply Scythe GOUTAN -400 -P
400W
@5.5 kyen
ATX で奥行き 123mm。
プラグイン対応。
Antec True Power TP550AP
550W /12cm FAN
@12 kyen
奥行き 150mm。要チェック!!
プラグイン対応。
2.5" SSD /HDD
OCZ Vertex 30GB 2.5" x1
HDD 320GB SATA 2.5" x1
<-
2.5" SSD /HDD
ケース

2.5"x2 内蔵3.5"ケース
<-
■電源容量
 Antecの電源容量計算サイトで従来240Wから275Wへ..増分+35W。

■温度上昇
 CaseFanとScythe GOUTAN-400-P電源FANを使用した時の温度上昇は9.8~13.8℃の範囲です。
  温度上昇計算の詳細はこちら

■結果
 Core i7-920を実装の場合のパーツを選択してあります。
 取り付けに関しては未検証です。
 温度上昇に関しても計算上は大丈夫そうです。

2009年7月18日

PCファン選定と温度上昇計算

■目的
 Dell2400Upgradeに伴い、PCファン選定のための換気風量算出と温度上昇計算を行います。

■Dell2400Upgrade

ベースは高性能/大容量/静音化を狙いのUpgrade版です。
オリジナル比較で性能7倍、容量4倍を達成しています。
ケースFAN/電源FANを除きファンレス化で静音化も達成。
DEll2400Upgradeの詳細はこちら
Dell2400Upgradeの結果1はこちら
Dell2400Upgradeの結果2はこちら
■必要換気風量の算出
 ファン換気風量Qの計算式にDell2400Upgradeの値を代入すると、
 Q≒ W/ (20xdT) ..1.38 m3/min
  W: PCの総消費電力 ..275W (CPU: i7-920実装)
  dT: 許容温度上昇 ..10℃

 さらに山洋電気のWebサイトのファン選定ツールを使うと、
  Q≒1.31 m3/min  になります。
 

 
  PC電源容量計算はこちら
  山洋電気のファン選定ツールのサイトはこちら

■ファンの選定
 換気風量Q=1.31m3/minを満たすファンを選択します。
 Dell2400Upgrade版ではCaseFanと電源ファン2個で風量を満たすようにします。
  モデル /概略仕様 最大風量 /温度上昇
Case Fan
Upgrade
Scythe Gentle Typhoon
9.2 x9.2cm 1700rpm
(D0925 C12B1AP -12)
@1.3 kyen
28.2 CMF (0.79 m3/min ..0.028 *CMF)
電源ファン Scythe Kaze-Jyu
10 x10cm 1500rpm
(SY1025SLN 12M)
42.69 CMF (1.20 m3/min ..0.028 *CMF)
■温度上昇計算
 上記CaseFan+電源ファンの風量で温度上昇は9.8~13.8℃になります。
 計算式は以下です。
 dt= W /(20xQ')
  Q'≒ (0.5 ~0.7)Q Q: FAN風量

■温度測定
 Q8200s Upgrade版System/CPU/GPU温度測定の結果はアイドル時で以下..室内温度25℃。
  測定温度 /温度上昇 使用ツール
System 29℃ /+4℃ FOX ONE
CPU Core0: 44℃ /+19℃
Core1: 40℃ /+15℃
Core2: 41℃ /+16℃
Core3: 41℃ /+16℃
Core Temp
33℃ /+8℃ FOX ONE
GPU 54℃ /+29℃ ATI /CCC
■結果
 Dell2400Update版にQ8200s搭載の消費電力は240WでBIOSでのSystem温度上昇実測値はアイドル時4℃です。
 Dell2400Update版にi7-920搭載の消費電力は275Wで温度上昇計算値は9.8~13.8℃です。
 山洋電気Webサイトのファン選択ツールは、必要風量計算の際に便利です。
 消費電力計算にはAntec Webサイトの電源容量計算ツールを使用します。

2009年7月20日

DVR-217D Firmware更新

■目的
 Pioneer DVR-217DのFirmwareのUpdateメモです。
 HDDへの不要なアクセス解消が目的ですが、効果は?

■Pioneer DVR-214D
 SATAインタフェースの静音DVDドライブPioneer DVR-S16J相当のBulkドライブです。
 リテール品とはハニカム構造など同等ですが以下の点で異なります。
 ・DVD-RAM書込非対応
 ・フロントベゼル
 ・価格は約1/2

■Firmwareのダウンロード
 (1)DVRFlash2.7.3のダウンロード
   Firmware更新のためのソフトウェアをダウンロードします。
 (2)Firmwareのダウンロード
   DVR-217用のFirmwareをダウンロードします。
   Firmwareにはカーネル用とそれ以外に適用の2つのファイルが存在します。
 
  DVRFlash2.7.3のサイトはこちら
  DVR-217LFirmwareのサイトはこちら

■DVRFlashの実行..NT/2000/2003/XP/Vista
 WindowsのDOS Windowを開いて以下例のようなコマンドを入力します。
  DVRFlash -f Q:S0416430.107 S0416431.107
  ここでQ:はDVRのドライブ文字です。


[参考]ReadMeファイルの原文です。
Using DVRFlash on Windows platforms

[General Notes]
Pioneer DVR drives usually require 2 firmware files for flashing. One is called the kernel and the other the normal part (or general part). If you are not converting a rebadged drive to a true Pioneer, or if you are simply applying a patched firmware, you don't necessarily need to provide a kernel, so don't panic if you have only one firmware file. In the following command samples, we will assume that both files are used. Also, if you do have a kernel file, you should know that its revision does not need to match the normal part revision. For instance, you can use a 1.05 kernel with a 1.13 normal part.
And once and for all, don't play it more stupid than you are! If you are worried, you probably shouldn't because people who publish the firmwares do everything they can to provide you with exactly what you need.
In short, flashing a firmware is not the end of the world, and it is not a license for bothering busy people with questions on how to use the flashing tools, the files you need, or how to actually use your Operating System...
Besides, DVRFlash is pretty much bulletproof and what's more, Pioneer did such a good job with their DVR drives that you are very unlikely to kill one, even if you have no clue what you are doing.

If you are still unsure or worried, why don't you:
1/ Do a SEARCH at http://forum.rpc1.org You will find that your question has probably already been ANSWERED.
2/ Give DVRFlash a try. DVRFlash will always try to help you about what
you might be doing wrong.
3/ If all of the above fails, then, AND ONLY THEN, you can try to post in the forum with RELEVANT INFORMATION about what you are trying to do and how you are trying to do it.
But I have to repeat; the information is already out there. The only difference is that smart people always know how to find it...
In the following samples, the kernel firmware is 'R5100004.133' and the normal firmware is 'R5100104.133'. You will need to change those names according to the firmwares you downloaded.
You can input these firmwares in any order you like as DVRFlash will recognize them automatically.
And YES you can go back and forth ANY official/patched firmware revision or patch official/patched x.yz over official/patched x.yz. Don't you think we would TELL YOU if it was otherwise???


[NT/2k/XP/2k3/Vista]
You don't have to install anything special. Just open a DOS Window and run
a command like:

DVRFlash -f I: R5100004.133 R5100104.133

In this case 'I:' is the DVR drive letter. The command above will force flash a 105 compatible drive (in I:) with the Pioneer DVR-105 v1.33 firmware
The command above also works with USB/Firewire drives
If you don't know your drive letter, just run DVRFlash without parameters and write down the drive letter detected by the program. Then run the command as indicated above


[Win9x/WinMe] (and any Windows version with ASPI32 4.60 installed)

First, you need to have Adaptec ASPI32 v4.60 installed. Then you need to figure out the SCSI ID of your drive. Thankfully, this version of DVRFlash can do that for you. Just run DVRFlash without parameter and write down the x.y.z SCSI ID (eg. 1.0.0)
Then enter the command:
DVRFlash -f x.y.z R5100004.133 R5100104.133
Where x.y.z is the SCSI ID you found above
Note that you can also use the SCSI ID on an NT/2k/XP/2k3 platform if you have ASPI32 installed.
Please do not use -vf as this can cause some issues, also when crossflashing, you need to use the -ff command, to force flash it
■結果
 装置が最新Firmware(Ver 1.07)につき未実施。
 FirmwareがUpdateされた時点で実施予定。

Photoshop Element7

■目的
 タブレットに付属していたPhotoshop Element7をインストールしてみました。
 個人的には使用頻度の高いソフトで、これまでは2002年版Ver2を使用してきました。

■Photoshop Element
 Pro向けPhotoshopを一般ユーザ向けにしたWindows/Mac向けフォトレタッチ製品です。
 Webページ用画像の作成用としては必要にして十分です。
 
■Ver比較
Element7で気付いた点をElement2との比較でまとめてみました。
  Photoshop Element 7 Photoshop Element 2
スタートアップ
スクリーン

-
Photo Merge Scene Cleaner -
Photo Merge Group Shot -
自動領域選択
ヒストグラム
-
Flash
アニメーション
-
カラーカーブ
補正

-
オンライン
アルバム
-
ラベル作成 -
インテリジェント
整理/検索
-
■結果
 Element2と同じく使えるまで、さほど時間は要しませんでした。
 「Web用に保存」などツールバーにあったアイコンはなぜか見当たりません?
 ヒストグラムやトーンカーブ補正はその度合いを定量的に把握できる点で有効です。
 新機能の使い勝手などはこれからです。
 モノトーンのデザインは明るさ18->100%に明るくして使用中です。

2009年7月25日

FOX LiveUpdate:BIOS更新

■目的
 FOX LiveUpdateを使用しFoxconn G45M-SマザーボードのBIOSアップデートを行います。
 オンラインアップデートは最新VerのBIOSを自動検索してくれます。

■FOX LiveUpdate
 Foxconnマザーボード用BIOS/Driver/Utilityをオンラインで更新するためのツールソフトウェアです。
 今回はG45M-SのBIOSを更新が目的です。
 以下のOSの環境で使用可能です。
 ・Windows 2000/2003(32bit/64bit)
 ・Windows XP(32bit/64bit)/Vista(32bit/64bit)
機能 内容 備考
ローカル BIOS バックアップ  
BIOS アップデート  
オンライン BIOS アップデート 自動バックアップあり
Driver アップデート VGA /LAN /Audioなど
Utility アップデート FOX ONE など
  FOX LiveUpdateのダウンロードはこちら

■マニュアル
 英文のマニュアルしかないようなので日本語のメモをUpしました。
  FOX LiveUpdateの日本語メモはこちら

■BIOSアップデート
 事前にBIOSの設定内容をメモしておきます。
 今回はオンラインアップデートで実行します。
 
 [UpdateBios][start]で最新のBIOSが検索されます。
 検索結果が表示され[対象のVerにマークして選択][Update]でダウンロードを開始します。

 [Update=はい]で使用中のVerのバックアップの後、新VerのUpdateを実行します。
 
 [Restart=はい]でPCが再起動されます。
 

■BIOSのSetup
 更新によりセットアップされた内容はデフォルトに戻ります。
 再設定を行わないと、ブートシーケンスやブートドライブの設定を変更している場合に起動不能になるケースがあります。
 先にメモしたセットアップの内容を設定します。
 *設定後の再起動でWindowsが起動できたら完了です。

■DOS環境でのUpdate
 FOX LiveUpdateはWindows環境で実行されます。
 したがってWindowsが起動できない場合はDOS環境でUpdateを実行することになります。
 手順は以下です。
 (1)BIOS Verの確認をします。
 (2)BIOSをダウンロードし解凍します
 (3)BIOSプロテクトのジャンパーがないことを確認します。
 (4)ブートFloppyの作成します。
 (5)AMI BIOSの場合DOS画面から以下のコマンドを入力します。
   AFUDOS BiosFile名 /P /B /C /N 
 (6)画面の指示に従ってUpdateします。

■結果
 FOX LiveUpdateでG45M-SのBIOSをP07からP09へ無事アップデート完了しました。
 マニュアルが英文なので日本語のメモをUpしました。
 BIOS変更後は初期設定値に戻るので必ず再設定が必要です。
 今回SATA=RAIDがIDEの初期値となりWindows起動不能になりました。
 Windowsが起動不能になった時のために、DOS起動のBIOSアップデート方法も確認しておく必要があります。

2009年7月26日

Dell2400:自動backupメモ

■目的
 Dell2400(WinXP)のデータの自動バックアップ時間短縮を機会に内容をまとめます。
 アーカイブファイルを除外することでバックアップ時間の短縮が可能になりました

■対象データ
 Dell2400におけるバックアップ対象は以下です
  Disk容量 /使用容量 バックアップ容量 /時間
System(C:) 30GB /16GB 10~20GB /5~10min
Data (D:) 320GB /120GB 10GB~ /5min~
*残りはアーカイブ
■構成
 バックアップ先:HDD(Disk3) ..自動
 アーカイブ先:DVD-R ..手動
 
■種別とスケジュール
 
 フル1:1回/week
 フル2:1回/Month
 差分:1回/Day
 アーカイブ:手動(随時)

■アーカイブ対象
 メール/名刺/Video/Audioなど
  詳細は「Backup時間短縮」ページを参照

■Utility
 バックアップユーェイリティにはXP標準装備の「バックアップ..ntbackup.exe」システムツールを使用します。
 

■設定ファイルとバックアップ先
 ntbackupの設定ファイルとデータバックアップ先を以下とします。
 

■バックアップタスク
 自動バックアップのためのタスクを以下とします。
 

■関連ドキュメント
  「Backup時間短縮」のページはこち
  「WinXP自動バックアップ」のページはこちら
  「RAIDディスクバックアップ..HDM8.5」のページはこちら

■結果
 日/週/月毎のバックアップはタスクに登録して自動バックアップです。
 日毎の差分バックアップ時間は約1分程度で完了です。
 週ごとのフルバックアップは約5分程度で完了です。
 月ごとのフルバックアップは約20分程度で完了です。
 地上デジタルTVの映像などVideo/Photo/Audioなどはバックアップ対象外とします。
 メールや名刺データは随時アーカイブします。アーカイブ先は最終的にDVD-Rです。
 大容量バックアップの時間削減には、対象容量削減のためにアーカイブが必須になります。

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