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2007年2月 アーカイブ

2007年2月 2日

FC6/テープバックアップ

■目的
 FedoraCore6でtarコマンドを使用してデータをLTOテープドライブにバックアップを試みました。
 デバイスが自動認識されるので以外にも簡単な印象です。

■環境条件
[Hardware]
PC :Dell PowerEdge830
 Tape :IBM LTO3Drive
 SCSI :Adaptec39160(Ultra160)
[Software]
 OS :FedoraCore6
 MT :mt-st 0.9b2-2-2
■準備
[デバイスの確認]
 [root@d830 ~]# cat /proc/scsi/scsi
 Attached devices:
 Host: scsi5 Channel: 00 Id: 15 Lun: 00
 Vendor: IBM Model: ULTRIUM-TD3 Rev: 64D0
 Type: Sequential-Access ANSI SCSI revision: 03
[テープ制御ソフトインストール]
mt-stをパッケージマネージャでインストールします。
 

■バックアップとリストア
[テープのロードとStatusの確認]
テープをドライブにロードしてstatusを確認します。
 [root@d830 ~]# mt -f /dev/nst0 status
 SCSI 2 tape drive:
 File number=0, block number=0, partition=0.
 Tape block size 0 bytes. Density code 0x44 (no translation).
 Soft error count since last status=0
 General status bits on (41010000):
 BOT ONLINE IM_REP_EN
[バックアップ]
ためしに/rootディレクトリをテープにバックアップしてみます。
 [root@d830 ~]# cd /home/kuri
 [root@d830 kuri]# tar cvf /dev/nst0 /root
 root/
 root/.wapi/
 root/.xsession-errors
 root/.gnome2/
 .
[リストア]
テープからリストアします。
 [root@d830 kuri]# mkdir restore
 [root@d830 kuri]# cd ./restore
 [root@d830 restore]# mt -f /dev/nst0 rewind
 [root@d830 restore]# tar -xvf /dev/nst0
 root/
 root/.wapi/
 root/.xsession-errors
 root/.gnome2/
 .
■結果
・Adaptec39160SCSI、IBM LTO3 Driveドライバーは自動インストールされてしまいました。
 ちなみにWindowsの場合IBM LTOドライブドライバをマニュアルでインストールが必要です。
・テープのマウントは不要ですが、読み取りの前にはテープの位置決めが必要です。
・デバイスの認識後のARCServなどの市販ソフトのセットアップはWinとほぼ同じと想定できます。
 結果からは、市販ソフトでのバックアップ運用開始までは案外容易かもしれません?

2007年2月 5日

2007SAO飯綱競技合宿

■目的
 今年で3回目になるSAO飯綱リゾート競技合宿の報告です。
 見谷校長直接のコーチングで今年の参加者も宿の定員一杯の32名でのポール合宿でした。
 日時:2007/01/27-28
 場所: 飯綱高原リゾート
  見谷スキースクールタイアップ

■トレーニングスケジュール
1/27:GS練習(2Hr+2Hr+ビデオミーティング)
 基本:外足に乗れること。外足に乗ることで欠点は直るとのこと
1/28:GS練習(2Hr+2Hr+ビデオミーティング)
 基本:GSに同じ。
 元オリンピック日本代表で、長い間worldcupトップレーサーの滑りを見続けてきた理論を裏づけに説得力があります。
 個人的なテーマは内スキーの角付けと、谷周りでの内足荷重です。

■スキー場
 コースも幅広く、斜度も適当で変化があり、雰囲気ものんびりムードで環境としては最高かと思います。
 
■温泉
 スキー場から車で5分以内には「むれ温泉天狗の館」もあり練習の疲れをいやすことができます。
 酒屋さんはスキー場の近くにないので牟礼村役場の近くの国道18号線沿いのコンビにあたりで調達するのが適当です。
 

2007年2月 7日

2007小田原スキー選手権

■2007小田原スキー選手権大会
 日時:2007/02/04(日)
 場所:レーシングキャンプ野辺山/Redコース
 種目:大回転

■Photo
2007sao

X32:CD版XPインストール

■目的
 ThinkPadはリカバリ用のデータが含まれるHDDが故障するとメーカでの交換修理になります。
 WinXPのCD媒体が手元にあるとHDDの購入費用だけで復元が可能です。

■使用ツール
 Internet接続可能なPC / USBメモリ
 WinXP CD1/CD2

■手順
1.WinXPCD1/CD2インストール
 (1)Partition作成 -> 16384MB
 (2)ProductKeyの入力 -> X32背面ラベルのProductKeyを入力します。
 (3)Networkの設定..Driverが未インストールのためスキップ
 (4)ライセンス認証  -> ネットワーク接続後に認証
 (5)user1登録
 (6)画面解像度設定 1024x768 32bit
 (7)WinPlusインストール
 *この状態ではX32固有のデバイスドライバはインストールされません。
 
2.X32固有デバイス&ユーティリティ
 (1)Ethernetコントローラのドライバインストール
  別PCでUSBメモリにドライバをダウンロードして、X32で解凍後、インストールします。
   X32用Ethernetコントローラのドライバのダウンロード先はこちらです。
 (2)Network設定とInternet接続
  Internetに接続してダウンロードが可能になるようにします。
 (3)ソフトウェア導入支援プログラムのダウンロード
  ThinkPadのサイトから支援ソフトをダウンロードし解凍後、setup.exeでインストールします。
   ソフトウェア導入支援プログラムの頁はこちらです。
 (4)ドライバ/ユーティリティのインストール
  導入支援ソフトでX32固有ドライバやX32固有のユーティリティのインストールを行います。
  詳細は 「ThinkPadドライバ自動導入」の頁を参照ください。
3.ライセンス認証
4.Dドライブの設定 ..必要なとき
 Dドライブパーティションの生成
 MyDocumentのDドライブ移行
 
5.WindowsUpdate
 WindowsUpdate/MicrosoftUpdateインストール
 WindowsXP SP2インストール
 セキュリティアップデートなど

■結果
 ノートPCだとHDD故障はHDDからのシステムリカバリを不能にしメーカーによる修理交換となります。
 もしWinXPのCD媒体があればHDDの自前交換とCDからのOS復帰を可能にします。
 もちろんプレインストール版WinXPのProduct Keyを使用することでActivationも問題ありません。
 IBM ThinkPadならほかの機種でも同様です。

■注意事項
 USB2.0のドライバーはソフトウェア導入支援ソフトではインストールされません。
 WinXP SP2にアップグレード後、USBコントローラ削除、PC再起動で自動インストールされます。
 

2007年2月16日

2007Arberg乗鞍合宿

■内容
 2007Arbergスキークラブ競技合宿の報告です。
 日付:2007/02/10-12
 場所:乗鞍高原温泉スキー場

■スケジュール
 1本ごとにタイム計測しながらどれが早い滑りかを確認しての練習でした。
  2/10 SL練習 2/11 GS練習 2/12 SL練習

■フォトアルバム
 天候に恵まれた最終日の午後の写真を掲載します。

■乗鞍高原温泉スキー場
 
■Pension「マドンナ」
 乗鞍合宿も10年目。
 快適で、食事、お風呂、ワインと練習の疲れを癒してくれます。オーナー、スタッフの皆さんに感謝です。

■湯けむり館
 観光センターのすぐ近くにある公営の温泉施設で、いつもスキーの帰りには利用しています。利用料大人700円です。

2007年2月17日

RHEL4評価版のダウンロード

■目的
 ARCserrve for Linuxソフト評価のためRed Hat Enterprise Linux 4評価版をダウンロードします。
 IDと評価用ダウンロードのキー番号を取得して、RedHat Networkからダウンロードですが、手続きと手順が複雑なのでメモにまとめました。

■IDとRegistration番号の取得
 Red Hat NetworkのログインIDと評価版用のRegistration Numberを取得します。
 (1)Redhat日本語頁からだと [ダウンロード][EnterpriseLinux][Detail][Evaluation]で 評価版の頁にアクセスします。
 (2)ダウンロードするソフトウェアの種類を選択すると登録ページが開きます。
   [Red Hat Enterprise ES][Register&Continue]の画面指示でCreate Loginします。
   頁は複数ページにまたがります。
 (3) Red Hat Enterprise Linux ES Evaluation Formを記入しSubmitします。
 (4)「Red Hat Login Email Verification」 件名メールで指定のURLでメールアドレスを確認します。
 (5)「Red Hat Enterprise Linux ES Evaluation Program」 件名メールで以下を確認します。
  ・Registration Number
  ・ダウンロード手順

■Activationとダウンロード
 (1)EvaluationSubscriptionのActivationを行います。
 (2)ダウンロードの手順に従ってRedhat Netwaorkからダウンロードします。
   *(6)項のActivationを終了していないとダウンロード対象のリストが表示されません。
 (3)ダウンロード対象はInstall Disk1からDisk5です。
   これらはいずれもISOイメージです。
 

■CDの作成
 ISOイメージからB'sRecorderGold8でインストールCDを焼きます。
 
 
■結果
 評価版の有効期限は30日間となっています。
 期間中はUpdateなどRed Hat Networkを使用可能なようです。

ARCserve4/Linuxインストール

■目的
Linuxサーバに接続のテープへのバックアップのためにARCserve for LinuxをRedhat Enterprise Serverにインストールします。

■ARCserve for Linux
Linuxサーバ上で動作するBrightStor ARCserve Backup ファミリの次世代製品でバックアップおよびリストア作業で最大のパフォーマンスを得られるソフトウェア製品です。
 
■環境条件

OS:RedHat Enterprise Linux v4.4 ES X86
 BackupSoft:Bright Stor ARCserve Backup r11.5 for Linux
 PC:Dell PowerEdge830
 Memory:1GB
 HDD:10GB
■インストール..CD-ROMより
(3)ARCserve環境設定
  csetupコマンドで環境設定を行います。基本的にデフォルトの設定です
  # csetup
  プライマリディスカバリサービス/ドメイン名/httpdポート番号(デフォルトは6060)
  Advantage Ingresデータベースのインストール
   インストール先: /opt/CA/ingresii/ingres/
  トランザクションログサイズ
  VaultManagement機能使用有無の指定
  ディスクバックアップ有効/無効設定
  テープデバイス環境設定
  ライブラリグループの設定
  自動クリーニングの設定
(1)CDをマウントしてinstall スクリプトを実行し画面の指示に従ってインストールします。
  UIはキャラクタベースで、インストールコンポーネントは1および2です。
  今回は基本的にデフォルトパラメータでのインストールです。
   # ./install
(2)環境変数の設定
  インストール時に自動設定しました。
(3)カーネルパラメータ設定
  shmーmax=256000000
■ARCserveの起動停止ステータスコマンド
  # cstart 起動 # cstop ..停止 # status ..ステータス

■ARCserveコントロール画面
 Webブラウザで以下のURLにアクセスします。
 http://ipアドレス:6060/
 

■結果
 意外と簡単にインストールを完了して、ARCserveによりテープデバイスも識別されました
 Webブラウザで制御用の画面にアクセスできれば後はWindows版ARCserveと操作や設定はほぼ同じです。
 ちなみに動作要件を外れるFedoreCore6ではinstallスクリプト実行エラーとなりました。

■注意事項
 (1)管理クライアントのWebブラウザからのアクセスにはJAVAのインストールが必要です。
 (2)6060:tcpポートを開いただけでは通信エラーでクライアントからのログインができません。
  とりあえずサーバのファイヤウォールを無効にして通信を可能にしました。
  ポート番号は確認でき次第報告予定です。

2007年2月19日

Microsoft Active Directory

■目的
名前からして難しそうなActive Directoryを理解するのに書籍「ひと目でわかるMicrosoft Active Drectory」を購入して、見ています。その概要の報告です。
Active DirectoryのWebサイトはこちらです。

■Active Directory
Windowsネットワーク上のユーザや共有ファイル、プリンタなどを管理するためのディレクトリサービスです。フォレスト、ドメイン、組織単位、サイト、アカウント、グループなどのオブジェクトをベースに、たとえばクライアントからのユーザ認証などの要求を一元管理することで、管理の複雑さを排除します。

■「ひと目でわかるMicrosoft Active Drectory」
 Yokota Lab, Inc. 著
 B5変型判/256p
 ISBN 4-89100-469-X
 日経BPソフトプレス発行
 定価 2,625円(税込み)

■内容メモ
内容を理解するためにメモした一部です。

ディレクトリサービスとは?
 ディレクトリの情報を見つけやすくするサービス
 ファイル、ユーザ、PC、プリンタなどのネットワークリソースが対象
ネットワークとしてのディレクトリの概念
 ディレクトリ:
  ネットワークオブジェクトの情報を格納する入れ物
 ネットワークオブジェクト:
  ユーザアカウント、PC、サーバ、共有フォルダ、プリンタなど
 ディレクトリサービス: 
  WindowsだとActiveDirectoryがあり、ユーザ、PC、ネットワークリソースの検索や管理機能がある。
Active Directory
 ネットワーク上のリソースの管理と提供を行う。Windows2000からMicrosoftが提供。
 ユーザ側のメリット
  カラープリンタはどれが使える?  公開・検索で目的のプリンタを容易に探し出せる。
 管理者側のメリット
  ワークグループ環境だとサーバごとにユーザアカウントの登録変更が必要
  ActiveDirectoryでは共通のユーザアカウントの管理が可能
 ActiveDirectoryオブジェクト
  ネットワークリソースをオブジェクトとして扱い一元管理します。
  オブジェクトはActive Directory内のPCから利用可能
  組織単位(OU):部門ユーザごとのオブジェクトをまとめて管理できる
  サイトオブジェクト:サイトごとにまとめたオブジェクト
  ポリシーオブジェクト:PCの動作を制御するオブジェクト

■結果
 アクセス制御、ネットワーク共有、ポリシーなどの概要を理解しているレベルなら2日ほどで全容を理解できます。
 取っ付きにくいイメージのActive Directoryも判り易く説明され、初心者でも手順に従ってインストール、設定作業ができます。

2007年2月22日

Win2003ローカルユーザ

■目的
 WinXPと同様にコントロールパネルからWindows2003のローカルユーザを登録できません。
 登録方法をメモしておきます。

■ユーザ管理
 Windows2003のユーザ管理にはローカルユーザとドメイン管理の方法があります。
 Win2003ではWin95/98/XPと同じローカルユーザを登録しようとしてもコントロールパネルからの登録ができません。

■Win2003ローカルユーザ管理
 Win2003のローカルユーザの登録/変更/削除などはコンピュータの管理コンソールで実行します。
 (1)コンピュータの管理コンソールの起動
   [スタート][プログラム][管理ツール][コンピュータの管理]
 (2)ローカルユーザグループの管理
   対象を選択し右クリックでメニューを選択してユーザおよびグループの追加/変更/削除を行います。
    ローカルユーザに関するWin2003TechCenterのドキュメントはこちらです。
   
■結果
 あまりにも基本過ぎて逆にドキュメントを探すのが大変でしたが、わかってしまえば簡単です。
 WinXPも同じ方法で登録が可能です。
 コンソールでは1人毎に登録ですが、複数のローカルユーザを一括で登録するツールもあるようです。
 ドメインユーザの登録はActiveDirectoryで行います。..詳細は別途Active Directoryの文書を参照ください。

2007年2月23日

W44sウォークマン携帯

■目的
 Sony携帯W44sを携帯音楽プレイとして使用します。
 音楽ファイル転送のためのUSBドライバやUSB接続/設定方法などをメモしました。

■MemoryStickの準備
 今回は2GB MemoryStickProDuo(MSX-M2GS)/9800yenを使用しています。
 
■SonicStage&USBドライバのインストール
 付属のCDからPCに「SonicStage」をインストールします。
 このときW44s USBドライバもインストールされます。
  *付属のCD-ROMやauのWebサイトからもW44s USBドライバのインストールは可能です。

■SonicStageへの音楽取込
 今回はPC側のSonicStageでMP3音楽ファイルを取り込みます。
 
■USB接続
 取り込んだ音楽ファイルはPCからW44sにUSBケーブルでダウンロードします。
 ダウンロードのために、W44s側でUSBモードをマスストレージモードに設定します。
  ..[メインメニュ][機能/設定][ユーザ補助][データ通信][USBモード選択][マスストレージモード]
 卓上ホルダにW44sを取り付けて待ち受け画面にします。
 PCを起動した状態でPCと卓上ケーブルをUSBケーブルで接続するとメモリスティックがドライブとして認識されます。
 

  *ドライブ接続だとW44sの接続状態でUSBコントローラは「au W44s Memory Stick tool」です
  ..もしUSBコントローラに「au W44s」があるときはW44sがマスストレージモードかどうかを確認ください。
  ..それでもドライブが見えない場合USBドライバーのインストールと上記の手順を再度確認します。
 

■音楽のAtrac3変換/転送
 SonicStageのツールバーで[音楽を転送][au W44s Memory Stick]で転送元と転送先の画面が表示されます。
 
 MP3からATRAC3に変換して転送するために「転送の詳細設定」ボタンをクリックし「転送モード画面」で以下の設定します。
 
 転送元のアルバムを選択して→ボタンをクリックするとフォーマットを変換しながら転送が実行されます。
  *転送を開始するとW44s側に「通信中」「M.S./USBケーブルを抜かないでください」の表示がされます。
  *転送が終了したらUSBケーブルをはずします。
■音楽再生..W44s
 W44sのM.S.Musicフォルダに転送された音楽を再生します。
  ..[メインメニュ][メモリスティック][M.S.Musicフォルダ]で再生です。

■結果
 W44sのUSB接続にはデータ通信とドライブ接続モードがありデータ通信接続が優先のようです。
 ドライブ接続にするにはマスストレージモードかつ待ち受け画面状態でのPC接続が必要です。
 PCに接続してMemoryStickをドライブで認識できれば、操作はiPodなどの音楽プレイヤと同じです。
 30分ほどで200曲のMP3→ATRAC3変換/転送が完了しました。..Pentium4 1.1GHz

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