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■目的
Linuxサーバに接続のテープへのバックアップのためにARCserve for LinuxをRedhat Enterprise Serverにインストールします。

■ARCserve for Linux
Linuxサーバ上で動作するBrightStor ARCserve Backup ファミリの次世代製品でバックアップおよびリストア作業で最大のパフォーマンスを得られるソフトウェア製品です。
 
■環境条件

OS:RedHat Enterprise Linux v4.4 ES X86
 BackupSoft:Bright Stor ARCserve Backup r11.5 for Linux
 PC:Dell PowerEdge830
 Memory:1GB
 HDD:10GB
■インストール..CD-ROMより
(3)ARCserve環境設定
  csetupコマンドで環境設定を行います。基本的にデフォルトの設定です
  # csetup
  プライマリディスカバリサービス/ドメイン名/httpdポート番号(デフォルトは6060)
  Advantage Ingresデータベースのインストール
   インストール先: /opt/CA/ingresii/ingres/
  トランザクションログサイズ
  VaultManagement機能使用有無の指定
  ディスクバックアップ有効/無効設定
  テープデバイス環境設定
  ライブラリグループの設定
  自動クリーニングの設定
(1)CDをマウントしてinstall スクリプトを実行し画面の指示に従ってインストールします。
  UIはキャラクタベースで、インストールコンポーネントは1および2です。
  今回は基本的にデフォルトパラメータでのインストールです。
   # ./install
(2)環境変数の設定
  インストール時に自動設定しました。
(3)カーネルパラメータ設定
  shmーmax=256000000
■ARCserveの起動停止ステータスコマンド
  # cstart 起動 # cstop ..停止 # status ..ステータス

■ARCserveコントロール画面
 Webブラウザで以下のURLにアクセスします。
 http://ipアドレス:6060/
 

■結果
 意外と簡単にインストールを完了して、ARCserveによりテープデバイスも識別されました
 Webブラウザで制御用の画面にアクセスできれば後はWindows版ARCserveと操作や設定はほぼ同じです。
 ちなみに動作要件を外れるFedoreCore6ではinstallスクリプト実行エラーとなりました。

■注意事項
 (1)管理クライアントのWebブラウザからのアクセスにはJAVAのインストールが必要です。
 (2)6060:tcpポートを開いただけでは通信エラーでクライアントからのログインができません。
  とりあえずサーバのファイヤウォールを無効にして通信を可能にしました。
  ポート番号は確認でき次第報告予定です。

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