« 2003年5月 | メイン | 2003年8月 »

2003年6月 アーカイブ

2003年6月14日

2004 Rossignolスキー

■内容
2004シーズンで使用するのSL/GSスキー板が、届いたのでメモします。

■モデル
 Rossignolの選手用2モデルです。

カタログ
GS
9X World Cup RK
SL
9S World Cup RK
■プロフィール
 選手用なのでSLの実際はカタログと異なりました。

イメージ 仕様->実測
GS
9X World Cup RK
Length: 175 cm
SideCut: 101-65-87 -> 95-66-91 mm
Radius: 21 m
Weight: 1870 g
SL
9S World Cup RK
Length: 155 cm
SideCut: 115-63-96  mm
Radius: 11 m
Weight: 1770 g
■感想     
一部にSIDE CUTやプレートの形状、マーキング(長さの表示の有無)など細かい部分でカタログとの差が見られるようです。9Xについてはサイドカーブが2タイプある ようで今回はカタログとくらべて実測でトップ幅が6mmほど狭いですが、フレックスはより柔らかめとの情報もあり、個人的には好みといえます。アイスボー ルが所々に出てスプーンカットの雪面をならした荒れた硬い条件の厳しい7月20日頃の乗鞍大雪渓のポールセットでの感想は以下です。

[9X WorldCupRK]    
雪面が荒れた状況でも、フレックスが柔らかい分スムーズに丸いターンが描け安定感があり、GS用ですがSLのセットの中でも違和感なくカービングできるよ うです。ややかたいイメージの2003フィッシャーWC RC Comp(174cm)からの乗換えですが、私にとってはターン前半のトップの押さえだけを意識すれば最高の一台です。

[9S WorldCupRK]
アイスバーンで抜群の切れを発揮した2002ストックリSLR(156cm)からの乗り換えですが回転半径が小さい分、乗りやすく違和感はまったくありま せん。ただ荒れた硬い雪面状況だったこともあり、9Xに比べてスキー全体が少し暴れるので長めの165cmがベストだったかもしれません。

2003年6月 9日

2003月山Racing

■内容
 2003苗場Racing月山合宿に参加です。
 新緑の月山で、先進の谷まわりレーシングテクニックがテーマの合宿でした。
 日時:2003/0606-08
 場所:山形県月山スキー場

■フォト
200306gassan

2003年6月 1日

Linuxサーバの構築

■目的
 Linuxによるサーバ構築のメモです。
1 容量不足の解消
 ホームページが容量オーバーしてしまいました。
2 Linux復活
 政府のオープンソースへの取組みもあり3年ぶりに復活にむけて動かします。

■条件
1. 初期費用最小限
 今回は追加費用なしで接続できる環境を利用します。
2. 節電と低騒音化
 節電と騒音なしが条件です。たまたま使用していないノートPCを使います。

■構成
 ネットワークおよび機器構成です。
 (ネットワーク内はプライベートIPアドレスです)
モデル/メーカー 仕様 備考
SS3440
/東芝
Pentium Ⅲ 500MHz 128MBメモリ
i82440MX PCI Busmaster IDE Controller
i82440MX PCI to USB Controller
MK3017GAP 30GB /Ultra DMA100 HDD
Toshiba ToPIC100 CardBus Controller
Trident Cyber 9525DVD PCI /AGP 2.5MB
i82557 /i82558 10/100 Ethernet
YAMAHA AC-XG Audio
TOSHIBA FirePort Type D0
RedHat Linux 8.0
・Apache 2.0.40
・Samba 2.2.5
・Postfix 1.1.11
・Cups 1.1.15
自作デスクトップ2/3 Pentium4 /1.8GHz /512MB WinXP
ADSLモデム-MNV
/NTT東日本
ADSLモデム
ルータ内蔵

FSW-5PL
/Corega
10/100Base-T
/5ポート

■手順
 手順は以下のとおりです。
1.Linuxのインストール
 LinuxをノートPCにインストールします。
 今回はCD-ROMからのインストールができないためネットワークからのインストールとなります。
 Apache(Webサーバ)はOSと同時にインストールします。
 Redhat8.0 のインストール詳細はこちら

2.Webサーバの構築
    Apache2.0でWebサーバを構築します。

3.WEBコンテンツのアップロード
 WinXP側にあるWEBコンテンツをFTPでサーバにアップロードできるようにします。
 WinXP側のFTPクライアントはNextFTPです。

4.ダイナミックDNS環境の構築
 以下の方法でインタネットからサーバにアクセス可能にします。
・    ダイナミックDNS
 ぷららの「フレッツADSLプラス」のダイナミックDNSサービスを使って動的なIPアドレス環境でインターネットからアクセスできるようにします。
・    静的IPマスカレード
 プライベートIPアドレスでインタネットに接続できるようにルータを設定します。
 ●詳細はルータのマニュアルを参照

5.接続確認
    インタネットからサーバにアクセスできることを確認します。
注意点としては、サーバと同じLAN内のPCからインタネット経由でのアクセスは不可なので、1つの方法としてダイヤルアップ接続を経由してアクセスの確 認を 行います。

■結果
 暫定的に試験公開しました。
 なお前提とした条件の結果は以下のとおりです。
1.    初期費用最小限
 今回はハード、ソフト、接続費用ともに追加費用はありません。
    PC:リサイクルB5ノートPC
 ルータ:フレッツADSLモデムに内蔵
 ソフト:RedhatLinux8.0...無償CD
 接続:ぷららダイナミックDNS...ADSL接続サービスに付属

2.    節電と低騒音化
 今回はノートPCを使い電気代200円/月ほどです。騒音もありません
 ちなみに液晶デスクトップPCなら目安1000円/月で冷蔵庫と同レベルです。
    【参考】
(財)省エネルギーセンタの2003年3月時点のパソコンの平均消費電力量によればA4ノートPCのオフィスでの年 間電気代は576 円です。これは液晶タワー型ディスクトップの約1/4で、24時間フル使用でも年間2500円程度と思われます。
 今回、マスターデータはサーバの外に置くことでバックアップの問題に対応しています。
 システムバックアップはDriveImageを使ったバックアップを試行 予定です。

2003年6月26日

Rapid Restore PC概要

■目的
  IBMのPCなら「Rapid Restore PC」を使えば、使用環境を含めたシステムリカバリー可能です。
 今回は手持ちのThinkPad X24で使用することを前提にした概要報告です。
 *今回は動作を確認しての報告ではなく一部に推定が含まれます。

■Rapid Restore PC
 Rapid Restore PC概要です。
項目 内容
Rapid Restore PC バックアップにシステムのインストールされたHDDの空きエリアを使用します。詳 細はこちら
Rapid Restore PC for USB HDD バックアップにUSB ハードディスクを使用します。詳 細はこちら
サポート機種 1999年10月以降発表のすべてのIBM PC
サポートOS Ver.2.03: Windows 98 SE / Me / NT4.0 SP6
Ver.2.6: Windows 2000 Pro、WinXP
[詳細]
要約すれば以下となります。特に(3)項の制限は要注意
(1) バックアップ先はHDD内の"IBM_SERVICE"パーティションとなる。ない場合は、空き領域あるいはCドライブのサイズを縮小して(最大 40%)して自動作成されます。
(2) "IBM_SERVICE"パーティションには工場出荷時のバックアップデータとRapid Restore PCのバックアップデータが格納されると推定されます。
(3) 基本パーティションだけの構成が前提と推定されます。
・拡張パーティション(たとえばDドライブ)や未使用領域はリカバリー時に自動削除されます。


(4) "IBM_SERVICE"パーティションはバックアップデータ量に合わせて自動的に拡張されます。
  あらかじめ余裕を持って設定することもできる。
(5)    工場出荷時の状態に戻すためのIBM Product Recovery Programとは共用可能。
(6)    バックアップ時のデータ圧縮率は約50%
(7)    CD-Rへの書出しとリカバリーが可能

■結果
 「Rapid Restore PC」は基本パーティション(Cドライブ)だけの構成が前提と推定され、拡張パーティション(たとえばDドライブ)がある構成には対応していないようで す。これはシステムをリカバリーしたとき、バックアップ時点以降のメールなどのデータが消失することを意味するので実際にインストールして対象ファイルを 個別指定する機能の有無など今後検証確認が必要です。
 増設HDDにメールなどのデータを格納する手段や個別データごとのバックアップ、リカバリーでこれを回避することは可能です。
 手持ちのThinkPad X24では購入時のパーティション構成に変更を加えてDドライブを追加してメールやmydocなどのデータパーティションとして使用しており、上記の問題 を回避するためには、「Rapid Restore PC」ではなく拡張パーティションに対応した「DriveImag」を使用することにしました。
 今回は利用を控える結果ですが、工場の出荷時に戻す従来のシステムリカバリーに比べたら「Rapid Restore PC」は格段の進歩と思われます。

About 2003年6月

2003年6月にブログ「cbreeze」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2003年5月です。

次のアーカイブは2003年8月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。