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■目的
Linuxによるサーバ構築のメモです。
1 容量不足の解消
ホームページが容量オーバーしてしまいました。
2 Linux復活
政府のオープンソースへの取組みもあり3年ぶりに復活にむけて動かします。
■条件
1. 初期費用最小限
今回は追加費用なしで接続できる環境を利用します。
2. 節電と低騒音化
節電と騒音なしが条件です。たまたま使用していないノートPCを使います。
■構成
ネットワークおよび機器構成です。
(ネットワーク内はプライベートIPアドレスです)
モデル/メーカー |
仕様 |
備考
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SS3440
/東芝
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Pentium Ⅲ 500MHz 128MBメモリ
i82440MX PCI Busmaster IDE Controller
i82440MX PCI to USB Controller
MK3017GAP 30GB /Ultra DMA100 HDD
Toshiba ToPIC100 CardBus Controller
Trident Cyber 9525DVD PCI /AGP 2.5MB
i82557 /i82558 10/100 Ethernet
YAMAHA AC-XG Audio
TOSHIBA FirePort Type D0 |
RedHat Linux 8.0
・Apache 2.0.40
・Samba 2.2.5
・Postfix 1.1.11
・Cups 1.1.15 |
自作デスクトップ2/3 |
Pentium4 /1.8GHz /512MB |
WinXP |
ADSLモデム-MNV
/NTT東日本 |
ADSLモデム
ルータ内蔵 |
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FSW-5PL
/Corega |
10/100Base-T
/5ポート |
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■手順
手順は以下のとおりです。
1.Linuxのインストール
LinuxをノートPCにインストールします。
今回はCD-ROMからのインストールができないためネットワークからのインストールとなります。
Apache(Webサーバ)はOSと同時にインストールします。
Redhat8.0
のインストール詳細はこちら
2.Webサーバの構築
Apache2.0でWebサーバを構築します。
3.WEBコンテンツのアップロード
WinXP側にあるWEBコンテンツをFTPでサーバにアップロードできるようにします。
WinXP側のFTPクライアントはNextFTPです。
4.ダイナミックDNS環境の構築
以下の方法でインタネットからサーバにアクセス可能にします。
・ ダイナミックDNS
ぷららの「フレッツADSLプラス」のダイナミックDNSサービスを使って動的なIPアドレス環境でインターネットからアクセスできるようにします。
・ 静的IPマスカレード
プライベートIPアドレスでインタネットに接続できるようにルータを設定します。
●詳細はルータのマニュアルを参照
5.接続確認
インタネットからサーバにアクセスできることを確認します。
注意点としては、サーバと同じLAN内のPCからインタネット経由でのアクセスは不可なので、1つの方法としてダイヤルアップ接続を経由してアクセスの確
認を 行います。
■結果
暫定的に試験公開しました。
なお前提とした条件の結果は以下のとおりです。
1. 初期費用最小限
今回はハード、ソフト、接続費用ともに追加費用はありません。
PC:リサイクルB5ノートPC
ルータ:フレッツADSLモデムに内蔵
ソフト:RedhatLinux8.0...無償CD
接続:ぷららダイナミックDNS...ADSL接続サービスに付属
2. 節電と低騒音化
今回はノートPCを使い電気代200円/月ほどです。騒音もありません
ちなみに液晶デスクトップPCなら目安1000円/月で冷蔵庫と同レベルです。
【参考】
(財)省エネルギーセンタの2003年3月時点のパソコンの平均消費電力量によればA4ノートPCのオフィスでの年
間電気代は576 円です。これは液晶タワー型ディスクトップの約1/4で、24時間フル使用でも年間2500円程度と思われます。
今回、マスターデータはサーバの外に置くことでバックアップの問題に対応しています。
システムバックアップはDriveImageを使ったバックアップを試行 予定です。