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2013年6月 アーカイブ

2013年6月 2日

KEF/Q300 SPEAKER

■目的
 スピーカーシステムを新しくします。
 使用するのはKEF Q300です。

■背景
 1970年代の英国KEF 104は購入一歩手前までいって躊躇した覚えがあります。
 1984年製SANSUI XL-700Cは今でもメインで使用中ですがすでに30年目を迎えました。
 音質に不満は感じないもののいつ動かなくなっても不思議はない状況です。
 KEF Q300は2Wayブックシェルフながら同軸Uni-Qドライブで設置も難しくなさそうです。

■KEF
 KEF社のBackgroundの抜粋です。
kef
 KEFのサイトはこちら

 KEF 社はレイモンド・クック大英帝国五等勲爵士(1925- 1995) により1961年に設立されました。当初はケント州メイドストーンの近くにあるメドウエイ川の土手のところにあった金属加工会社であるケントエンジニアリ ングファンダリー の敷地内にあったニッサンハット(かまぼこ型兵舎風の建物)を本拠地としていました。クック氏は元BBCの電気技術者で、録音された音を原音と同じく らい 自然に再生することができる、素晴らしい音質の製品を創りだすために、新しい材料や技術を試すことに情熱を燃やしていました。初期の頃から、先駆的で創造 に富むKEF 社のスピーカは卓越した性能を持っており、これまで50年の間、世界中のオーデイオマニアは、KEF社の革新的で高性能なスピーカに敬意を抱いています。

 「あらゆる芸術のうちで、音楽は最も限定することのできない、 そして最も表現に富み、最も実体のない、最も直感的で、時間の経つことを忘れさせ、そして最も不滅のものである。 電子の動きに変換され、電線を通り音楽の魂が存続する。 KEF社が音楽を本来あるべき習慣化に向けさせるとき、耳と心は筋書きや誇張や術策などなしに、限りなく自然にそうしようとするのである。」
                                              レイモンド・クック、KEF創立者

■Q300 VerUp
 Qシリーズの概要の抜粋です。
Q300
世界的に数々の受賞実績のある Q シリーズは常に KEF 社の信念を実証しています。つまり新しい素材とテクノロジーをインテリジェンスと想像力を働かせることによって融合し、原音再生実現に全力を投入してきま した。これは年々 さらに高度に実現されています。このデザイン哲学に沿った最新モデルは、これまで何倍もの高価な製品でしか味わえなかった3次元の豊かで透明感の高い 原音 音場の世界を提供します。
一から完全に再設計された新しいQシリーズはリスニングの楽しみを飛躍的に高めます。

その心臓部は最新開発のUni-Qドライバーです。これは現在進行中のConcept Bladeプロジェクトから派生しており、大口径の高性能の背面ベンチレーション付きのツイーターを、新しいメタルコーン採用のLF/MF ドライバーのアコースティック中心部に搭載しました。低域から高域までのダイナミックレンジを飛躍的に改善すると共に、繊細かつ透明感のあるサウンドを完 璧な位相特性で再 生します。

あなたの音楽心に感銘を与えるスピーカーです。新開発の点音源ユニQドライバーの広角度の高域拡散特性の素晴らしさは他のスピーカーでは味わうこ との 出来 ないものです。部屋のどこに座ろうとも、又、移動していても、素晴らしい臨場感のあるソニックの世界を隔たりなく楽しむことが可能です。又、新開発のより 強力なウーハードライバー、30%以上も容積が広がったキャビネットと、流れるように音のつながりのよいシンプルで高品質なクロスオーバーも、旧 世代 の製 品と比較にならないほど迫力のある低音部とスムースな高域でリスナーに感銘と感動を与えます。

映画であろうと音楽であろうと、またマーラーであろうとマッシヴ・アタックであろうと、オリジナルのパフォーマンスの魅惑的な原音を正確に自然に 体感 する ことができます。
 なおQ300はQシリーズのブックシェルフモデルで165mm点音源ユニQドライバーを搭載します。
 VerUpモデルは2013/3月発売のドライバーやキャビネットなどを見直したリファインモデルです。
spec
 Q300のページはこちら

 [仕様]
spec
■アクセサリ
 ケーブル類は製品に付属してないのでプラグ、スピーカー台などと共に手配します。
区分
アクセサリー/購入先
備考
インシュレータ
audio technica AT6098 (8個入り)
 Amazon.com Int'l Sales, Inc.
insulator
プラグ
audio technica バナナプラグ AT6302 4x2
 Amazon.com Int'l Sales, Inc.
plug
ケーブル
BELDEN スピーカーケーブル 8471-5m x2
 トモカ電気
cable
スタンド
HAYAMI スピーカースタンド (2台1組) NA-700
 壱番館SHOP
stand
■設置条件
 設置の目安です。
installation 
■リンクコネクション
 Q300はバイワイヤ接続が可能です。
 デフォルトのリンクダイアルの位置はシングルワイヤでした。
 リンクダイヤルを左回転でリンクが切断されてバイワイヤ接続が可能になります。
 なおバナナプラグ接続では端子のキャップを外すとプラグを挿入/接続できます。
wire
■システム構成
 Q300はONKYO TX-8050のスピーカー出力端子に接続します。
 当面はSANSUI/XL-700Cとの併用です。
 ソースはTV、NAS/PC内ファイル、CD/DVD、インターネットRADIOなどです。
kef
項目 メーカー /モデル TX-8050への接続など
Amp /Control
ONKYO /TX-8050 Premain Amp
Radiko /AM/FM Reciever
Audio In <- Digital Optical, Coaxcial
スピーカーA
KEF /Q300 Speaker
Speaker A
スピーカーB
Sansui /XL-700C
Speaker B
PC 自作 /i321 i3-2100 /3.1GHz
Audio Out -> Digital Optical
Video Out -> HDMI
TV
Toshiba /REGZA ZV500
Audio Out ->Digital Optical
Video In <- HDMI
NAS QNAP /TS-219PII


■結果
 Onkyo TX-8050ネットワークレシーバに接続して使います。
 当面SANSUI XL-700Cと併用です。
 まだ使用初期ですが比較するとボリューム感が今一つの感じです。

2013年6月 7日

BackUp Maker

■目的
 Windows標準バックアップに替えてBackUp Makerを使います。
 これでフル/差分/増分バックアップを実行できます。

■BackUp Maker
 今回使用するのはスケジュールされたフル/差分/増分バックアップが可能なBackUp Makerです。
 上書きまでのバックアップ回数(インスタンス)を指定できるので世代管理が容易です。
 10か国語対応ながら日本語未サポートですが英語版で特に支障はありません。
  2012 Gizmo's Best Product Prize (Free Backup Program) Gizmo
  2013 Softpedia Editor's Review:4.5/5 softpedia
backup maker
 BackUp Makerのサイトはこちら

■スケジュール
 バックアップ時間短縮と保存スペース削減のためフル+差分を組み合わせてスケジュールします。
 以下の例では差分を6日分、フルを4週分保存し、それ以上は古い順から上書きします。
 週に1回のフルは30分以内、平日の差分は5分以内が目標です。
schejule
■設定
 今回のバックアップ設定のサンプルです。
 ・バックアップ要件を満たすようにフル(FULL)と差分(DIF)のジョブを以下のように設定します。
 ・バックアップ対象ファイルは「Files&Folders」のタグからマニュアルで指定します。
 ・バックアップ先はバックアップ用のローカルHDDにします。
項目 DIF FULL
Schedule
月火水木金土 /23:00
日 /23:00
Type Partial: Full以降 archive bitが1のみ
Reset archive bit=off
(*onだと増分Incrementalバックアップになります)
FULL
Reset archive bit=on
Instance 6 4

file selection

■自動実行
 [Configuration] [Start automaticaly=1]でスケジュールされたバックアップを自動実行します。

■仕様
 BackUp Makerの仕様です。
項目 仕様
備考
圧縮
PkZip4.5 4GBオーバー対応
保護 パスワード /暗号化
AES256bit 対応
種別
フル /差分 /増分
Full /Partial /Reset Archive Bit
上書
上書きまでのバックアップ回数を指定 世代管理の単純化に効果
スケジュール
時間 /インターバル
日 /週 /月 指定

起動
手動 /スケジュール
Windows起動 /ログオフ
USBデバイス検出

フィルター
ファイル /フォルダー

前後処理
バックアップ前後オペレーション自動起動

レポート
EMail

ファイル名
日付自動付与

検証
バックアップデータ検証

出力
HDD /CD/DVD /BD /USBデバイス
FTP/FTPS
ファイル分割
DVD-R /RW /+R /+RW /RAM
言語
英/ドイツ/フランス/オランダ/ポルトガルなど

■結果
 BackUp Makerにより直近の1週間と日曜の1か月間のデータ保護が可能になりました。
 差分バックアップ採用で保管スペース削減とバックアップ時間短縮を図りました。
 Windows標準だったntbackup比較で、設定と世代管理が容易で取扱いも圧倒的に簡単です。
 5-10GBデータ容量バックアップ実行時間は実測でフル8分、平日の差分で1分以内となり目標をクリアです。

2013年6月 9日

デジタルAudio用ストレージ

■目的
 デジタルAVの音声をプリメインアンプ経由スピーカーで再生します。
 今回は省エネの観点からソースとなるストレージデバイスの種類と接続を検討します。

■システム構成
 プリメインアンプとスピーカーは決まりです。
 プリメインアンプへの転送はデジタルなので音質はストレージに依存しません。
 したがってストレージデバイスは消費電力をメインに選択/検証することになります。
種別 モデル 仕様
プリメイン ONKYO TX-8050 Network Reciever /32W SPIDF /DLNA (LAN)
スピーカー KEF Q300 2Way Bass Reflex
ストレージ
PC /NAS /iPhone5

ONKYO TX-8050のページはこちら
KEF Q300のページはこちら

■ストレージ
 デジタルオーディオの保存デバイスとして個人的にPC/NAS/iPhoneを使えます。
 TX-8050プリメインアンプとのインターフェイスを考慮すると接続はLAN(DLNA)あるいはSPDIFとなります。
種別
モデル
接続
PC
自作 i321
LAN /SPDIF
NAS
QNAP TS -219PII
LAN
iPhone
iPhone5
Wi-Fi
configuration
■消費電力と転送
 消費電力は小さい順にiPhone、NAS、PCとなります。
 LANでの転送はDLNAを使用しTX-8050はクライアントとして、ストレージ側にはDLNAサーバーをインストールします。
 なおTX-8050の実測消費電力は32W程度です。
デバイス
DLNAサーバー
消費電力
i321 /PC
未定
58W
TS -219PII /NAS
TWONKY Media Server 16W
iPhone5
Sync: stream 4W
■動作検証
(1)Sync:stream
 iPhone5と組み合わせる無償のDLNAサーバー/iOSアプリです。
 このアプリを起動するとiPhone内の音楽ファイルが同じネットワーク内のDLNAクライアントに公開されます。
 DLNAクライアント側では自動検出されたサーバーを選択してオーディオファイルを再生します。
 Sync:streamのサイトはこちら

[問題点]
 現象:iPhone5のDLNA再生中に時々停止する。
 原因:自動的に再開するのでSync:streamの転送速度不足と思われます。
  対策:Sync:stream以外のDLNAサーバを探します。

(2)TWONKY Media Server
 QNAP TS-219PII NAS標準装備のDLNAサーバーです。
 公開先のクライアントを指定できるのでセキュリティ上より安心して使用できます。
  Sync:stream+iPhoneのように再生停止もありません。

■結果
 当面は安定動作のTS-219PII NAS(消費電力16W)からTX-8050経由でQ300をドライブします。
 PCは消費電力を考慮して自作したにもかかわらず58Wと最大につき対象外です。
 最もエコのiPhone5とSync:streamの組合せは再生が途切れるので対象外です。
 AirPlayを使えるならiPhone5がベストなのですがTX-8050は未サポートです ->Upgrade検討。

2013年6月14日

YAMAHA RX-V773

■目的
 2012/6発売のYAMAHA RX-V773 AVアンプを半額で入手しました。
 個人的には最初のサラウンド再生アンプです。

■RX-V773
 上位AVENTAGEシリーズに継ぐ下位シリーズながら高音質AVアンプです。
 HD対応の複数の映像機器やAirPlayなどのネットワーク機能、AppleTVのサラウンド再生を可能にしてくれます。
 個人的に期待の機能は以下です。
機能 内容 備考
シネマDSP 究極のリアリティを目指したヤマハの音場創生技術
AirPlay iPhoneに保存のデジタルAudioをRX-V773で再生
HDMI入力 PC /NAS /AppleTVの映像 /音声をRX-V773とTVで再生 TVでの映像切替操作を省略可
Silent Cinema ヘッドフォンで音場プログラムを再現
 YAMAHA RX-V773
   rx-v773 front    rx-v773 back
 YAMAHA RX-V773のページはこちら
 「"表現の深み"が違う、ヤマハRX-V773を先代と徹底比較」 ITmedia2012/07/02

■接続
 今回の接続と構成は以下の通りです。
 ・映像入力(音声を含む)はHDMI接続PC/AppleTVで、iPhoneの映像はAirPlay/AppleTV経由です。
 ・音声入力は最少電力のiPhone/AirPlay接続をメインにし、PC/NASはDLNA接続になります。
 ・TVの音声入力はSPDIF経由です。
 ・映像出力はHDMI出力端子経由TV(REGZA ZV500)です。
 ・音声出力はアナログケーブルでスピーカーになります。
Configuration

■スピーカ
 現時点Q300の2ch接続です。
 サブウーファーを加えて2.1ch構成からスタートし将来的にバイアンプ5.1chを予定します。
 KEF Q300
 sansui xl-700c
    FOSTEX CW200A(GW)
  q300

■ハードウェア設定
 PCからWeb Controll Centerにアクセスし[Setting Up]でIPアドレスの変更やファームウェアのUpdateが可能です。
 Web Controll Centerへはhttp//RX-V773のipアドレス/でアクセスします。
項目 内容 備考
Name 装置名など
IP Address
DHCP /IP Addressなど
Mac Filter Setupメニューへのアクセス拒否デバイス登録
Auto Reload 5秒間隔でStatusを表示
Network Standby Web経由での電源オンを許可
Backup /Recovery すべての設定をPCに保存
Firmware Update Firmwareを更新
Create Link
Web Controll画面のカスタマイズ

(1)ネットワーク設定
 初回はOn ScreenにてDHCP=offで固定IPアドレスを設定しますが次回以降はWeb Controll Centerから更新が可能です。
  IPアドレス:192.168.xxx.xxx
  サブネットマスク:255.255.255.0
  デフォルトゲートウェイ:192.168.xxx.xxx
  DNSサーバー(P):192.168.xxx.xxx
  * xxxはユーザのネットワーク環境に合わせて設定します。
(2)ファームウェア
 ・YAHAHAサポートページから最新ファームウェアをダウンロードします。
  -> [サポート・問い合わせ][ダウンロード][RX-773][最新ファームウェア]
 ・Web Controll CenterへアクセスしUpdateします。
  -> [SETTINGS][Firmware Update][START]でUpdate画面を開き、ダウンローファイルを選択後[Update]
firmware update
■vTuner
 6,000局を超えるインターネットラジオでは放送局をブックマーク登録すると操作性を大幅に向上できます。
 ただしブックマークをRX-V773で利用するにはvTunerへのユーザ登録が必要です。
 ・[Web Controll Center][Main][INPUT=NET RADIO][Yamaha vTunerRadio Guide][iD#入力]でAccount画面を開きます。
  -> ID#はOnScreen画面の[情報][ネットワーク][Macアドレス]で確認できます。
 ・[Emailアドレス]と[パスワード]を入力して[Register]でアカウントが作成されます。
 ・vTunerサイトでログインできたらラジオ局の[ハートマーク+]をクリックするとブックマークに登録が完了です。
 ・受信する場合はRX-V773の[NET RADIO]の先頭のメニュである[ブックマーク]から登録した放送局を選局します。
bookmark
■結果
 音楽の音質には満足ですがTVニュース番組の音質だけは下がったような気がします。
 映像/音声ソースはAM/FMラジオを除きデジタルとなり、特にインターネットラジオの音質はGoodです。
 サラウンドはAppleTVをソースにスピーカは2.1ch構成でスタートし将来的に5.1chを予定です。

2013年6月18日

TVボード検討

■目的
 購入から4年の液晶TVはいまだに床に直置きです。
 ロータイプTVボードに置くのを前提に検討します。

■TVボード
 自作PCと背の高いRX-V773アンプを置けるロータイプボードをさがします。
 サイズや通気/配線はもちろん、いかにも置いた感じを避けたいので見かけや機能性も重視です。
 ロータイプかつ高さ175mm以上のスペースを確保できるボードが少ないなか以下が候補モデルです。
  モデル:VG-JACK/家具通販のロウヤ
  材質:プリント紙化粧繊維板
  カラー:ブラウン/ナチュラル
  サイズ/重量:1500Wx390Dx265H mm /約17kg
  価格:5.98kyen
 家具通販のサイトはこちら
size
■機器
 設置機器はTV以外にスピーカー、オーディオアンプ、NASの予定です。
区分 Model Size
TV
TOSHIBA REGZA ZV500 /42inch
1009W x94D x698H mm
Speaker
Center: DALI Zensor Vokal (予定)
SubWoofer: Fostex CW200A (予定)
441W x288D x161H mm
300W x390D x320H mm
Audio Amp
YAMAHA RX-V773 434W x368D x171H mm
NAS
QNAP TS-219PII
73W x225D x168H mm
■課題と対応
 スペースの有効利用と組込機器の機能確保のための課題と対応です。
項目
課題 対応
仕切り板
横方向スペースの有効利用
中央部は固定にせず移動可能にします
背板
前後方向通気確保
アンプ側は使用しない (強度は残り1枚で確保)
アンプ
天井排気の確保
スペース 8mm ですが様子をみます
アンプ
サイド排気の確保
スペースを 50mm ほど確保します
スピーカ
センタースピーカ空きスペース (音質) の確保
「TV ラックにジャストフィット..」のオフィシャルサイトのコピーを信じ上下スペースなしで組込みます
■組込イメージ
 ボードの購入前にPhotoshopで遊んでみました。
image
■結果
 TVの床への直置きをやめてロータイプTVボードにAMP/Speaker2個/NASと共に組み込みます。
 Photoshopで作成した設置イメージではすっきり感で良好です。
 TV録画/再生用のPCをどこに置くかが残りの課題です。

2013年6月30日

pt3メモ#2..Win8/64bit

■目的
 PT3のWin8/64bit環境での動作確認のサンプルです。
 * 現時点Win10でも動作中です。

■pt3
 pt3はPCIex1接続の地デジ/BS/CS110°対応4chTVチューナーです。
 pt3のサイトはこちら

■環境
 インストール先PCの概略です。
項目 自作SS77 備考
CPU Intel Core i3-2100 3.1GHz LGA1155 Intel HD2000 内蔵 Graphic
Mother ASRock H77M-ITX /mini -ITX PC3 -12800 DDR3 -1600 4GBx2 Memory
OS Windows 8 Professional /64bit DSP版
■機器構成
 今回の機器構成です。
項目 Model メーカなど
Tuner
Board
PT2
pt3
アースソフト /12,800yen
B-CAS
カードリーダ
PC -USB -TR ジェムアルト /1,380yen
アンテナプラグ L型プッシュプラグF型 x2 八木アンテナ /568yen
分配器 地BS /CS2分配器 JD-2L-B2 全端子通電 x2
DXアンテナ /1,791yen
ブースタ BS/CS ラインブースター CSB-C25 日本アンテナ /3,500yen
■PT3接続
 BS/CSアンテナ側はブースタ経由につきチューナー側から給電します。
 
■準備
(1)Driver
項目 Driver
備考
pt3
pt3-Driver-092.exe
SDK pt3-SDK-096.exe 必要なpt3 Driver ver=0.92
LPGA修正
pt3-Update-095.zip 必要なpt3 Driver ver=0.92 /更新後回路 ver= 0x04
PC-USB-TR
IDBridge CT30 64bit
Gemalt
(2)アプリ
 Win8は64Bit版ですがアプリは32bit版を用意します。
項目 ソフトウェア 備考
視聴 TVTest ver0.7.23
 BonDriver _PT3_ST(人柱版4)
 TVRock On TVTest Mod9.1r2
 Microsoft Visual C++ 2005 SP1
 新BS/CS 設定ファイル
ダウンロード先はこちら..未更新
ダウンロード先はこちら
ダウンロード先はこちら..未更新
ダウンロード先はこちら。
ダウンロード先はこちら。
留守録 TVRock ver0.9t8
ダウンロード先はこちら..未更新

■Driverインストール
 前項で準備のDriverをインストールします。
 Microsoft Visual C++はDriverインストール途中でインストールします。
 最終的にインストール結果はデバイスマネージャで確認できます。
device manager
■TVTest
(1)インストール
  ダウンロードした視聴用ソフトを解凍します。
  解凍したTVTestフォルダーは/TVTestとしてインストール先にコピーします。
  /TVTestにBonDriver_PT3_ST内のファイル(赤)をコピーします ..readme.txtを除く
  /TVTestに新BS/CSチャンネル対応のための設定ファイル(青)をコピーします。
  /TVTest/PluginsにTVRockOnTVTest内の以下のファイルをコピーします。
    TvRockOnTVTest.ini
    TvRockOnTVTest.tvtp
tvtest
 * 上のイメージにはTVTest.iniなどTVTest起動時に作成/更新されたファイルも含まれます。
 * 以下のファイルは不要なので削除してあります
    BonDriver_UDP.dll
    BonDriver_UDP.txt
(2)TVRock録画用plug-in
  /TVTest/Plugins/TvRockOnTVTest.iniの[デバイスID]セクションを以下の通り変更します。
   [DID_A]
   TerrestrialIndex=0

   [DID_B]
   TerrestrialIndex=0

   [DID_C]
   BSIndex=0
   CSIndex=1

   [DID_D]
   BSIndex=0
   CSIndex=1
(3)アンテナ給電設定
  ブースター給電なら/TVTest/BonDriver_PT3-ST.iniの[set]セクションのUseLNBの値を1に変更します。
   UseLNB=0  -> 1
(4)TVTestチャンネルスキャン
 TVTestを起動して[設定][一般]でレンダラ=EVRに設定します。
 [BonDriver_PT3_T][設定][チャンネルスキャン]で地デジチャンネルスキャンを実行します。
 [BonDriver_PT3_S][設定][チャンネルスキャン]でBS/CSチャンネルスキャンを実行します。
 必要なら[設定][録画]で以下のように設定します。
  現在のサービスのみ保存する=OFF -> ON
  現在のサービスのみスクランブル解除する=OFF -> ON
  以上で新地デジ/BS/CSチャンネルに対応したTVTestでの視聴/録画が可能になります。

■TVRock
(1)インストール
  解凍したTVRockフォルダーは/TVRockとしてインストール先にコピーします。
 /TVRock/Dtune.batを起動しチャンネル数=4設定ののちチャンネル1設定画面が開いたら一旦終了します。
 作業フォルダ(/マイドキュメント/TVRock)が作成されるので新BS/CSチャンネル対応のため以下のファイルを書き換えます。
 ch-ts.txt  ch-bs.txt
 ch-cs.txt
空白 NHKBS1 786186481 101
NHKBSプレミアム 786186482 103
BS日テレ 783696080 141
BS日テレ 783696080 142
BS日テレ 783696080 143
BS朝日1 768557072 151
BS朝日2 768557072 152
BS朝日3 768557072 153
BS-TBS 768557073 161
BS-TBS 768557073 162
BS-TBS 768557073 163
BSジャパン 771113009 171
BSジャパン2 771113009 172
BSジャパン3 771113009 173
BSフジ・181 783696081 181
BSフジ・182 783696081 182
BSフジ・183 783696081 183
WOWOWプライム 771113008 191
WOWOWライブ 773604432 192
WOWOWシネマ 773604433 193
スター・チャンネル1 778584209 200
スター・チャンネル2 776160368 201
スター・チャンネル3 776160368 202
BS11 778584208 211
TwellV 778584210 222
放送大学BS1 781141682 231
放送大学BS2 781141682 232
放送大学BS3 781141682 233
グリーンチャンネル 791234352 234
BSアニマックス 776160881 236
FOXbs238 781141680 238
BSスカパー! 781141681 241
J SPORTS 1 791234353 242
J SPORTS 2 791234354 243
J SPORTS 3 793724753 244
J SPORTS 4 793724754 245
BS釣りビジョン 796215152 251
IMAGICA BS 793724752 252
BS日本映画専門ch 796215153 255
ディズニーチャンネル 776160882 256
Dlife 796215154 258
NHK総合1・東京 788677392 291
NHKEテレ東京 788677392 292
日テレ1 788677393 294
テレビ朝日 788677393 295
TBS1 788677393 296
テレビ東京1 788677393 297
フジテレビ 788677392 298
放送大学ラジオ 781141682 531
NHKデータ1 786186481 700
NHKデータ2 786186481 701
BS朝日データ755 768557072 755
BSジャパン778 771113009 778
BSフジ・780 783696081 780
navi 771113008 791
WNI・910 786186482 910
ショップチャンネル 813392000 55
e2プロモ 808153152 100
QVC 831746400 161
東映チャンネル 810774624 221
衛星劇場 810774624 222
チャンネルNECO 810774624 223
ザ・シネマ 808153152 227
ムービープラスHD 826503456 240
sky・Aスポーツ+ 810774624 250
GAORA 810774624 254
日テレG+ HD 834367872 257
ゴルフネットHD 826503456 262
SKY STAGE 823881984 290
時代劇専門chHD 821260512 292
ファミリー劇場HD 821260512 293
ホームドラマCH 808153152 294
TBSチャンネルHD 805527584 296
テレ朝チャンネルHD 805527584 298
朝日ニュースターHD 805527584 299
日テレプラス 834367872 300
チャンネル銀河 823881984 305
フジテレビONE 829124928 307
フジテレビTWO 829124928 308
フジテレビNEXT 829124928 309
スーパー!ドラマHD 821260512 310
AXN 823881984 311
FOX 808153152 312
女性ch/LaLa 826503456 314
FOXプラス 834367872 315
スペシャプラス 834367872 321
スペースシャワーTV 808153152 322
MTV 818639040 323
ミュージック・エア 818639040 324
エムオン! 831746400 325
カートゥーン 808153152 331
AT-X 823881984 333
ディズニーXD 808153152 334
キッズステーション 813392000 335
ディスカバリー 810774624 340
動物ch/アニプラ 810774624 341
ヒストリーチャンネル 823881984 342
ナショジオチャンネル 831746400 343
日テレNEWS24 834367872 350
TBSニュースバード 831746400 351
BBCワールド 818639040 353
CNNj 818639040 354
旅チャンネル 834367872 362
スカチャン0 HD 816013472 800
スカチャン1 HD 816013472 801
スカチャン2 816013472 802
スカチャン3 816013472 805




(2)チューナ設定とチャンネル設定
 DTune.batを起動してチューナ1-4の実行アプリ/オプションやチャンネルなどの設定を行います。
 (i)チューナ設定
  チューナの設定では実行アプリやチューナオプションを指定します。
  「視聴なし」の実行アプリではBonDriver_RecTask.dllを使用する例もありますが事前にインストールが必要です。
     実行アプリ(視聴あり):TVTest.exe
      /d BonDriver_PT3-T.dll /DID A
      /d BonDriver_PT3-T.dll /DID B
      /d BonDriver_PT3-S.dll /DID C
      /d BonDriver_PT3-S.dll /DID D
     実行アプリ(視聴なし):TVTest.exe
      /d BonDriver_PT3-T.dll /nodshow /min /DID A
      /d BonDriver_PT3-T.dll /nodshow /min /DID B
      /d BonDriver_PT3-S.dll /nodshow /min /DID C
      /d BonDriver_PT3-S.dll /nodshow /min /DID D
    *視聴の有無はデフォルトあるいは録画予約時に通常/視聴のみ/録画のみが指定できます。
 (ii)地上波チャンネル設定
  「視聴地域チャンネル一覧」から該当地域のチャンネル一覧を選択設定します。
 デフォルトは旧地デジチャンネルなので[地上波チャンネル設定]画面で新チャンネル番号に変更します。
   * [放送局選択=NHK教育][チャンネル=26->34][設定]のようにして変更です。
  new channel
 「地デジチャンネル変更」のページはこちら

 (iii)BS/CSチャンネル
   (1)項で設定の新チャンネルが反映されるので変更の必要はありません。

 (iv)番組表の取得
   TV天国などWebサイトのiEPGを利用する場合は番組表の取得は必要ありません。

(3)TVRock番組表
  TVRockを起動して[設定][インテリジェント]タグ画面を開きます。
 デフォルト設定ではhttp://localhost:8969/nobdy/内に自前のTVRock番組表が作成されます。
 ただし「TV天国」などWebサイトからiEPGダウンロードで予約する場合は[設定][インテリジェント]タグ画面で設定変更します。
  TVRockサーバーから情報を受け取る=ON -> OFF
  番組表サイト=http://localhost:8969/nobdy/ -> http://tv-sonet.ne.jp/   ..TV天国
  TVRock番組表を起動する=ON -> OFF

(4)Web録画予約
 (3)の設定では[TVrock右クリック][インテリジェント][番組表]で「テレビ王国」のWebサイトが表示されます。
 番組表ページで録画対象番組の[iEPGデジタルボタン]で予約が実行されます。
 * tvpid拡張子のTVRockへの関連付けがされてWebブラウザで「常に開く」を指定できればワンクリック予約になります。
tv
■問題点
 現象:当初使用のTVRock Ver0.9u2でiEPGによる予約リストへの追加がでない
 原因:Ver0.9u2は期限付きバージョンのままでリリースされていた
 対応:Ver0.9t8にダウングレード
tvrock
 * なおVer0.9u2の期限切れ対応修正パッチが存在するようです。

■結果
 Win8/64bit環境でTVTestとTVRockによる視聴/録画予約を確認しました。
 TVTest/TVRockともにデフォルトが旧地デジ/BS/CSチャンネルのため新チャンネルへの変更設定を行います。
 TVRock番組表に代えてTV WebサイトからのiEPG予約が可能です。

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