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2008年5月 アーカイブ

2008年5月 6日

Q945 SandraXII2008ベンチ

■目的
 Intel Q9450CPU搭載自作PCのQ945のSandra XII2008ベンチマークテスト結果です。
 測定値はベースクロック380MHz(3.0GHz動作)オーバクロック時の結果です。

■ソフト
 ベンチマークにはSandraXII 2008を使います。
  Sandraのサイトはこちら

■Q945PC..自作
 Intel Core2Quad Q9450 CPUを使用した自作PC。
  Q945PCの仕様詳細はこちら
 

■Q9450CPUオーバクロック
 ベースクロック333MHZを380MHzオーバクロックで使用します。
 このときのCPU動作クロックは3.04GHzで、Core2Quad QX9650をしのぐ動作速度が予想されます。
 [設定]..BIOSのMB Inteligent Tweakerで設定します。
 
 CPU Host Clock Control=Disable->Enable
 CPU Host Frequency=333->380 (8*380=3.0GHz)
 System Voltage Control=Manual->Auto

■Sandra XII 2008ベンチマーク
1)ALU /FPU
 
2)Cache & Memory
 
3)HDD転送
 
■結果
 ALU/FPUの性能はオーバクロックの効果で市販最速のQX9770に迫り、2ランク上のQX9650を凌ぎます。
 ..現行Vaio PCV-R71(改)の約7倍の数値
 PC2-6400メモリ実装でキャッシュ/メモリ転送も市販CPUではトップグループの性能が表示されます。
 ..現行Vaio PCV-R71(改)の約7倍の数値
 HDD転送速度はHitachi DeskStar 500GBx2のRAID0構成で市販トップクラスの性能を表示します。
 ..現行Vaio PCV-R71(改)の約2.5倍の数値

2008年5月10日

MPEG2音声分離とAAC変換

■目的
録画MPEG2ファイルから音楽を分離してiPodや携帯電話で再生できるようにAACファイルに変換します。

■機器構成
 音楽番組録画から音声のAAC変換までの機器構成は以下です。
 TV音楽番組録画:Canopus MTV1000またはMTV2000
 音声分離(demultiplexer):Canopus Mpeg Cutter
 ACC変換:iTune
  AACを利用の背景はこちら

■Canopus MTV1000
 ハードウェアMPEG2エンコーダ搭載TVキャプチャボード
 出力フォーマット:MPEG2
 ファイル拡張子:m2p

■MpegCutter
 Canopus MTV1000/2000付属のカット編集用ツールソフト。
 Mpeg2ファイルから音声を分離するデマルチプレクサの機能を備えます。
 Mpeg2ファイル:m2p
 映像ファイル:m2v
 音声ファイル:m2a
 
■iTune
 iPod用Appleより提供される音楽ライブラリ管理ソフト。
 分離されたm2aファイルの拡張子をmp2に変更しiTuneにDrag & DropするとiTuneにインポートされます。
 対象のエントリを選択して[右クリック][選択項目をAACに変換]でAAC(拡張子m4a)に変換されます。
 変換したAACファイルはiPod、携帯、iTuneなど最近の音楽プレイヤなら再生が可能です。
 
  iTuneのサイトはこちら

■変換例
 
 番組名:TopRunnerコブクロ20071229
 録画時間:65分(3900秒)
 分離時間:68秒
 AAC変換:118秒

■環境 
 OS:Windows XP Pro.
 CPU:Intel Core2Quad Q9450@3.04GHz
 Memory:PC2-6400 4GB
 
  Q945PCの仕様詳細はこちら

■結果
 以外にも簡単にMPEG2録画ファイルから音声AACファイルを生成できます。
 MTV1000/2000を使用するなら1hrの映像からわずか1分程度で音声分離を完了します。
 AAC変換は最新Core2Quad 3.04GHz CPUを使用して1hrの音声を2分足らずで完了します。
 
■参考
 今回はたまたまMTV1000/2000キャプチャボートを利用していたのでデマルチプレクサにMpegCutterを使用しました。
 MTV1000/2000を持たない場合は音声分離にVOBEditなどのソフトを使用できます。

携快電話15/W52SH

■目的
 機種変更したau W52SHが携帯電話ソフト「携快電話15」で使えません。
 使える方法を探ります。

■携快電話15
携帯電話をPCにUSB接続して携帯電話データの読み込み、書き込み、編集を可能にします。
 
■問題点
 W52SHは自動機種設定の指定で接続エラーとなります。
 手動設定だとW52SHはリストに表示されません。

■原因
 最新のアップデータを適用でもW52SHは対応機種として登録されていません。
 ちなみにシャープ製サポート機種は以下の2機種のみです。
 
■対応
 「携快電話15」での接続機種指定をW51SHにして接続を試行してみます。
1)WinXP/Driverインストール
 携帯とPCを接続のためにはauより提供のUSBケーブルWin用のDriverをPCにインストールします。
 インストール後に携帯をUSBでPCに接続し、データ転送モードで以下の3つのデバイスが見えたらOKです。
  USBコントローラ:au W52SH
  ポート(COM & LPT):au W52SH Serial Port
  モデム:au W52SH
  W52SHのDriverダウンロードはこちら

 
2)機種設定:W52SHのかわりにW51SHに設定します
 携帯電話ソフト「携快電話15」の機種設定ウィザードを起動して、
 [手動設定=on][携帯電話会社=au][メーカ=SH][機種=W51SH]を指定します。
 
■読込みテスト:W52SHとの通信を確認
 付属USBケーブル(au USBケーブルWin)を介してPCとW52SHを接続しW52SH内アドレス帳読込みテストを行います。
 [アドレス帳][読込み]で通信が開始されます。
 通信の設定で[通信ポート=au W52SH Serial Port][パスワード=xxxx]で接続すると機種変更画面が表示されます。
 機種変更画面で[設定されている携帯電話au W51SH シャープで通信を開始します=on]にします。
 以下のように通信が可能になり読込みが開始されるのを確認できます。
 
■結果
 「携快電話15」での機種設定をW51SHに設定することでW52SHとの通信が可能になりました。
 W51SH対応の機能は使えると推定されますが、とりあえずアドレス帳の読み書きは問題ないのを確認済みです。
 「携快電話15」はこのまま使用します -> UpdateでW52SHが正式にサポート対象になればいいのですが...
 *この結果を利用する場合はあくまでも自己責任でお願いします。

2008年5月11日

iPodのリプレース

■目的
 iPodがついに故障でダウンしてしまいiPod Nanoにリプレースしました。
 PCのMP3音楽ファイルの再生が目的ですが、Car Audioの音楽ソースとしても使用します。

■iPod nano
 No1の人気を誇るipodの中でもNo1の携帯音楽プレイヤ。
 機能は (1)音楽(2)ビデオ(3)フォトの再生と単純です。 
 人気の秘密はシンプルなインタフェースと、モダンで落着きがあり質感の高いカラーリング、厚さわずか6mmのスリムボディかもしれません。
 残念ながらクリックホィールは操作に繊細さを求めるので個人的には好みでありません。
 仕様
項目 iPod nano iPod
容量 4/8 GBフラッシュメモリ 80/160 GB HDD
Battery max 24hr (音楽) max 30hr (音楽)
Display 2 inch LCD 2.5 inch LCD
io ポート Dock コネクタ, ステレオミニジャック Dock コネクタ, ステレオミニジャック
PC接続 USB2.0 USB2.0
充電時間 約3時間 (1.5時間で容量の 80%を高速充電) 約4時間 (2時間で容量の 80%を高速充電)
Audio AAC (16〜320 Kbps /iTunes Storeから購入)
MP3 (16〜320 Kbps /VBR)
Audible (フォーマット2, 3, 4)
Apple Loss-less
WAV, AIFF
AAC (16〜320 Kbps /iTunes Storeから購入)
MP3 (16〜320 Kbps /VBR)
Audible (フォーマット2, 3, 4)
Apple Loss-less
WAV, AIFF
photo JPEG, BMP, GIF, TIFF
PSD (Mac のみ)
PNG(iPod で表示可能なサイズに変換)
JPEG, BMP, GIF, TIFF
PSD (Mac のみ)
PNG(iPod で表示可能なサイズに変換)
Video H.264 ビデオ (.m4v /.mp4/ .mov )
H.264 video (.m4v /.mp4 /.mov)
MPEG-4 ビデオ (m4v /.mp4 /.mov)
H.264 ビデオ (.m4v /.mp4 /.mov)
H.264 video (.m4v /.mp4 /.mov)
MPEG-4ビデオ(m4v /.mp4 /.mov)
Size 69.8 x52.3 x6.5mm 103.5 x 61.8 x10.5 mm
重量 49.2g 140g
  iPod nanoのサイトはこちら

■設定
1)iTuneのインストールと音楽ファイルの登録
 AppleサイトよりiTuneをダウンロードしPCにインストールします。
 iTuneを起動するとPC内の音楽ファイルをサーチして自動的にiTuneに登録してくれます。
 
  iTuneのサイトはこちら

2)iPod nanoの接続
 iPod nanoをPCにUSB接続すると設定アシスタント(ウィザード)が起動するので必要事項を設定します。
 設定アシスタントと平行して、PCとnanoが同期してiTuneの音楽ファイルがiPod nanoに自動転送されます。
 転送終了なら、デバイス欄のiPodアイコンの横の取出しボタンで接続を解除します。
 
 以上でiPod nanoの使用前の準備が終了です。

■結果
 iTuneの起動でPC内の音楽が自動登録され、USB接続でiPodへの自動転送で操作はいたって簡単です。
 設定や接続、音楽の登録、転送もiTune内で完結しているのでPCの知識を必要としません。
 フラッシュメモリのnanoは物理的に信頼性が高いのでより安心してCar Audioのソースとして利用できます。
 マニュアルなど添付されないので使用方法についてはiTuneからiPodヘルプとiTuneヘルプにアクセスします。
 

2008年5月16日

VX Revolutionマウス

■目的
 ノートPC用コードレスマウス使用のメモです。
 ドライバをインストールしてレシーバをUSBに挿すと使用可能になります。

■VX Revolution Cordless laser Mouse
特徴
・ハイパーファーストスクロール
・ドキュメントフリップ/ワンタッチ検索
・レーザエンジン
・単3電池1個寿命4ヶ月
・収納可能なマイクロレシーバ
・2.4GHzデジタル無線
VX Revolutionのサイトはこちら
 
仕様
項目 仕様
名称 VX-Revo-lution
発売日 2006 /9 /22
サイズ 105.3 x 65.8 x 40.9 mm
重量 109g (バッテリを含む)
レシーバサイズ 45 x 14.3 x 6.7 mm
レシーバ重量 4 g
カラー シルバー&ブラック
センサー 不可視レーザ /800dpi
ボタン数 7
ホィール数 1 (チルト)
使用電池 単3 電池 1個
電池使用時間 4ヶ月
操作距離 約10m
対応OS Win98SE /2000 /ME /XP /Vista
Mac OSX 10.2.8 以降
接続 i/f USB
価格 4,480 yen
■セットアップ
 電池カバーをはずして電池を本体に入れます。
 レシーバをPCのUSBポートに挿入します。
 Logicoolのサイトよりドライバ(setpoint440j.exe)をダウンロードして実行するとドライバと設定ソフトがインストールされます。
 この時点でマウスが認識されていることをデバイスマネジャで確認します。
 
■マウスの設定
 「マウス&キーボードの設定」を実行するとマウスの設定が可能になります。
 ボタンの動作入れ替えや移動速度などの設定が可能です。
 
■結果
 問題なくセットアップを終了し使用できています。
 他社比較でレシーバのサイズが短いので使用中に物を引っ掛ける危険は少なくなります。

2008年5月17日

Q945自作PCパーツ一覧

■目的
 Intel Core2Quad Q9450CPU搭載のQ945自作PCのパーツを一覧表にまとめました。
 狙いはMiniP180に代表されるように静音性と高性能です。

■Q945自作PCパーツ一覧表
区分 パーツ イメージ
CPU Core2 Quad Q9450 @46ky
45nmの12MBキャッシュの最新Core2 Quad 2.66GHz CPUを3.04GHz オーバクロックで動作させます。
Intel
Cooler NH-U12P @8ky
オーストリアNOCTUA社製ヒートパイプタイプ静音CPUクーラ。聞きなれないが150を超えるNH-Uデザインの受賞歴で性能は折り紙つき。
Noctua
Mother GA-G33M-DS2R @16ky
最新intel G33 搭載 FSB1333 MHzのGigaByte 社 micro ATXマザー。OCの機能は ATX版に劣らない。オンボードグラフィックは使用しない。
Gigabyte
Memory Pulser DCDDR2-4GB-800 @7ky
PC6400 DDR2 -800 2GBx2が10Kyen以下で入手可能。価格COMメモリ部門人気#2。 WinXP 32bit版は最大4GBのアドレス空間をI/O空間にも割り当てるので使用可能な容量を確認すると3.25GBと表示。
UMAX
Graphic P690 PCIe x16 128MB @22ky
Game 用 3D Graphic が全盛の状況で取り残された感のMatroxだが、2Dの画質では定評がある。ゲームはやらないのでこれで決まり。
Matrox
TV キャプチャ MTV1000 (生産終了) @15ky
Canopus の初期のTVボードながら、今も現役です。操作性や画質は最新TVボードよりお気に入り。
Canopus
DV 編集 DVStorm-RT (生産終了) @168ky
Canopus のDV編集ボード。ハードエンコードオプション装備でMPEGダイレクトキャプチャを実現。Adobe Premierプラグインを装備。
Canopus
HDD HDP725050 GLA360 SATA 500GB @8x2ky
省電力 500GBモデル2台で RAID0構成の 1TBマシンに仕上げます。今回は RAID0なので関係ないが ACHIドライバは Intelの対応待ち
日立 GST
DVD-R DVR-S15J-BK @9ky
静音で定評のシリアル ATA接続 DVD-Rドライブを使用。
価格もそれなりに高い
パイオニア
電源 Neo Power 650 @15ky
Mini P180ケースにはこの電源しかないか?
静音で大容量。ケーブルはプラグインタイプ
Antec
Case Mini P180 @18ky
製品発表から待たされること半年。静音ケースの定番P180のMicro ATX版。背面配線で内部の配線はどのPCよりもすっきりでき、エアフローを確保。
Antec


■結果
 高性能で静音静の高いPCを狙ったパーツの選択で、現行最高レベルの性能、静粛性を確保しています。
 冷却性能は十分すぎる程でCPU温度19℃で、長時間のMP3->AAC変換でも24℃までです。
 消費電力は未測定ながらCPU,HDD,Graphicに省エネパーツの採用で効果が期待できます。
 価格は約50kyの予算オーバ。要因はCore2Duo->Quad、外付Graphic採用、DVD-R新規、電源新規など
 1世代前のVaio PCV-R71(改)は6年近く使用し、今回も最低5年は使用予定です。

2008年5月18日

Lame-MP3変換/WinAmp

■目的
 高音質MP3エンコーダで定評のLameで音楽ファイルを作成します。
 MacならiTune-Lameを使用できるのですがPlug-inをサポートしているWinAmpを使用してみました。

■Lame/WinAmp
 数あるMP3エンコーダの中でも特に高品質のMP3を作成できるLameはオープンソースソフトで無償利用できます。
 推奨ビットレートは192kbps以上。ただし処理速度は遅いとのWeb情報があります。
 なおLameを使用するにはWinAmp音楽ライブラリPlayerを使います。
  Lameのサイトはこちら
  WinAmpのサイトはこちら
 
■ソフトウェアのインストール
 WinAmp:FullバージョンをWebサイトからダウンロード&インストールします。
 Lame:WinAmpのWebサイトから[plug-in][Categoly=Output][Out Lame]でダウンロード&インストールします。
 
■設定
 WinAmpで再生時にMP3ファイルを生成するように設定します。
 [Option][preference][plug-ins][Output][LameMP3WriterPlug-in v1.6.3(out_lame.dll)を選択]
 [Configure]で設定画面を表示してLameのパラメータを設定し保存します。
 
■変換
 上記の設定でCDを再生するとMP3ファイルを出力します。
 再生中はスピーカから音は出ません。

■結果
 WinAmpを使うことで以外にも簡単にLameを使用できます。-> iPod用なのでiTuneを使いたかった。
 192kbpsでiTuneのMP3エンコーダと聞き比べて、私の耳では差を感じとることが難しい印象です。

2008年5月27日

自作Q945 アプリ一覧

■目的
 再インストールに備え自作PCQ945のドライバを含めたソフトウェア一覧表を作成しておきます。
 対象はOS、ハードウェアドライバ、を含むすべてのソフトウェアです。

■Q945PC..自作
 Intel Core2Quad Q9450 CPUを使用した自作PC。
 システム+APP領域(Cドライブ): 33GB
 データ領域(Dドライブ): 900GB
 バックアップ領域(Eドライブ): 80GB
  Q945PCの仕様詳細はこちら
 
■Q945ソフトウェア一覧表
種別 名称 備考
OS *Window XP Pro
Windows Update (SP3)
RAID0 /Partition 1: OS & Software (33GB)
RAID0 /Partition 2: Data (900GB)
Driver Realtek RTL8168 /8111 PCIe Gigabit Ethernet Gigabit Network
Matrox P690 PCIe 128MB VGA (HDCP 非対応)
Intel G33 chipset Driver Mother Boad: Gigabyte GA-G33M-DS2R
Logicool VXR Mouse  
au_USB Driver for W52SH 携帯通信接続
Mitsubishi RDT201WS Display Driver  
TV Canopus MTV1000 Driver & App
MpegCutter
 
Video Canopus MDVStorm-RT Driver & App
*Adobe Premier
*Divx
 
PIC *Adobe Photoshop El2  
DVD DVD Movie Writer
SyberLink Suite for DVR-S15J
 Power DVD /Power Director /Powe rProducer
 Power 2Go /Power Backup
 SyberLink Suite /Label Print /Instant Burn 削除
 
オンライン Exlzh /Nexftp /Adobe Reader 8  
Browser Firefox
Internet Explore7
 
mail Thunder-bird  
Audio iTune
Windows Media Player 11
Windows Media Encoder
 
プリンタ MP600 Driver
Label Producer (direct CD)
 
OA *Office 2000
*Adobe Acrobat
*Home Page Builder
*本格翻訳
*電辞海 (辞書)
 
Utility *Hard Disk Maneger
ntBackup
*Keikai 電話15
Spybot
 
Data 移行 (メール /Profile /名刺)  
■結果
 使用しないソフトはすべてインストールをやめることでバックアップなどの負担を低減しました。
 OA/仕事用を別にして大部分はオンライン、オープンソース、ハードウェアへのバンドルソフトで賄っている状況です。
 システムトレイの常駐ソフトはCPUリソースを無駄遣いするだけなのでトレイから削除の結果音量調整を除きゼロです。
 OSを含めてソフトの再インストール回避のためHardDiskManeger8.5を新規購入しバックアップ・リカバリを可能にしました。
 HardDiskManegerはOS/ソフトを含む33GBのバックアップあるいはリカバリをわずか5分で完了します。

2008年5月31日

RAIDバックアップ/HDM8.5

■目的
 Q945自作PCのIntel ICH9R/RAID0システムパーティションのバックアップメモです。
 使用するツールは独ParagonSoftwareの Hard Disk Manager 8.5です。

■Hard Disk Manager
 RAIDパーティションのイメージバックアップが可能な市販ツールはあまり見当りません。
 独ParagonSoftware社のHard Disk Manager8.5はICH9RをはじめとしたRAIDイメージバックアップをサポートします。
 外部RAIDドライバの組込み機能もありRAIDの対応範囲は広いと思われます。国内ではNet Japanから発売中です。
 *ライフボートのStrageManager2008も同じソフトのようです。
  Hard Disk Managerのサイトはこちら
  Hard Disk Managerのマニュアル(英文)はこちら

ソフト Hard Disk Manager 8.5 Drive Image 2002 (従来使用)
対応OS Win Vista /XP /2000
*Server OSは含まない
Win 95C /98 /Me /XP /2000 /NT
*Server OSは含まない
HDDインタフェース IDE /SATA /SCSI /IEEE 1394 /USB IDE /SCSI /USB (sys パーティションは対象外)
HDD容量 2TB (500GB まで検証済み) IDE: 137GB, SCSI: 2TB
対応CD /DVD CD-R /RW, DVD-R/RW, DVD+R /RW CD-R /RW
対応ファイルシステム NTFS /FAT16 /FAT32
Fedora Core 4以降は未サポート
NTFS /FAT16 /FAT32
Linux Ext2 /Swap
RAID 対応
(ソフトRAID には未対応)
未対応
Dynamic Disk 対応 未対応
ブート CD/FD Windows PE2.0 DR-DOS
パーティション機能 作成 /削除 /サイズ変更 /移動 /結合 /変換
仮想操作 /データ完全抹消
デフラグ /ディスクチェック /MBR 更新など
作成 /削除 /サイズ変更 /移動 /変換
バックアップ機能 ホットシステムバックアップ /差分 /増分 /スケジュール
バックアップカプセル
ホットシステムバックアップ
バックアップ先 NAS /CD /DVD /IEEE 1394 /USB
*アクセステスト可
NAS /CD /USB
*アクセステスト可
コピー ドライブコピー /パーティションコピー /スケジュール
リカバリCD作成
ドライブコピー
リカバリ CD作成 (Bootable CD Creator)
■Q945PC..自作
 ChipsetがIntel G33でCore2Quad Q9450 CPU搭載PCです。
 ICH9RのMatrix Storage ManagerでRAID0構成です。
 パーティション構成は以下です。
  System (Cドライブ): RAID0 Partition1 33GB NTFS
  Data (Dドライブ): RAID0 Partition2 900GB NTFS
  Backup (Eドライブ): SATA HDD 80GB NTFS
  Q945PCの仕様詳細はこちら
 
■システムバックアップ
 WinXPシステム(OSおよびAPP)がインストールされているRAID0パーティションをバックアップします。
1)CDからの起動
 動作中のWinXP上でのWinXPパーティションバックアップは避けたいのでCDブートでHard Disk Managerを起動します。
 CDブートの場合はWinPE2.0が起動し、メニュ画面が表示されます..以下の実際の画面は日本語表示です。
 
2)HardDiskManagerを選択してバックアップウィザードを起動するとパーティションを含むメニュー画面表示されます。
 [バックアップ]を選択しバックアップウィザードを起動します。
 
3)バックアップ対象パーティションを選択します。 
 
4)バックアップ保存先を選択します。
 当然のことながらRAIDとは別のHDDを保存先にします。
 
5)バックアップウィザードを終了して[適用]を選択するとバックアップ実行を開始します。
 
■リカバリ
 リカバリもバックアップと同様にCDブートで実行します。
 操作方法はリカバリに準じます。

■結果
 ICH9Rで構成されるRAIDパーティションのイメージバックアップが可能になりました。
 所要時間はRAID0構成でバックアップ、リカバリともに33GB容量でわずかに5分と短時間です。
 以下はバックアップ保存されたファイルです。
 

地上デジタル受信条件

■目的
 Q945自作PCでの地上デジタル受信条件チェック結果報告です。
 最新パーツを使用しながら、結果は受信条件を満たしません。

■PC用地上デジタル受信チューナボード
 HD対応フルセグメントの地上デジタル受信チューナボードが解禁になって後付でPCでの地デジ受信録画が可能になりました。
 受信条件として不正コピー防止暗号化対応Display/Graphicボードや暗号解読のための高いCPU性能が要求されます。

主な地上デジタル受信チューナボード
  モデル 仕様
IO データ GV-MVP /HS
  
チューナ: 地上デジタル
接続: PCIe x1
映像圧縮 (デジタル): MPEG2 (MP@HL)
容量: 7.1GB /Hr (HD画質)
Buffalo DT-H50 /PCI
  
チューナ: 地上デジタル
接続:PCI
映像圧縮 (デジタル): MPEG2-TS
容量: -GB/Hr (HD画質)
Pixela PIX-DT012-PP0
 
チューナ: 地上 /BS /CSデジタル
接続: PCI
映像圧縮 (デジタル): -
容量: 7.5GB (HD画質)
■Q945PC..自作
 今回環境条件の確認に使用したIntel Core2Quad Q9450 CPUを使用した自作PCです。
  Q945PCの仕様詳細はこちら
 

■地上デジタル受信条件
  環境条件 Q945 自作
OS Windows Vista /XP (SP2以降) Windows XP (SP3)
CPU Core2 Duo E4300 1.8GHz 以上推奨 Core2 Quad 3.04GHz
Memory 1GB 以上 4GB (3.25GB)
HDD 最低 5GB の空き容量 900GB
Graphic COOP & DXVA 対応
VRAM 256MB以上
非対応 (Matrox P690 PCIex16 128MB)
Display HDCP 対応 非対応(Diamond crysta RDT201 WS)
■動作確認テストプログラム
 「バファロストリームテストfor 地デジ」の実行結果です。
 ディスプレイアダプタ:Matrox Millennium P690 PCIe x16
 ■結果:NG
  このパソコンでバッファローの地デジチューナをご利用いただけません。
 ■Windowsバージョン:OK
  対応OSです。
 ■選択可能な視聴モード
 ・DPモード [最高画質 著作権保護(DVI出力/HDCP)が必要なモード]
  ×著作権保護に対応していない為 視聴できません。
 ・HPモード [高画質 著作権保護(DVI出力/HDCP)が必要なモード]
  ×著作権保護に対応していない為 視聴できません。
 ・SP/LPモード [中画質/低画質(長時間録画用)モード]
 ×著作権保護に対応していない為 視聴できません。
 ■ハイビジョン対応:NG
  このパソコンはハイビジョン視聴が可能な著作権保護に対応していません。
 ■音声出力
  !音声デバイス "Realtek HD Audio output" からS/PDIFへの出力はできません。
  !音声デバイス "Realtek HD Digital input" からS/PDIFへの出力はできません。

  ※著作権保護情報(COPP)が取得できませんでした。
   グラフィックのドライバを最新Verにして再度お試し下さい。
 
■結果
 最新パーツのQ945自作PCもGraphicボード、Display、音声出力の点で地上デジタル受信に非対応の結果です。
 実施延期のコピー制限緩和ダビング10にはどのボードもファームウェア変更で対応予定とのことです。
 いまだ許可されそうにないCMカット編集は録画容量をBDに収めるのに必須のため購入待ちを継続です。
 日本独自の厳し過ぎる地上デジタルコピ制限の緩和は2011年7月のアナログ放送停止後の動きを待つしかないか?

*受信可能エリア(真鶴)..参考
 

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