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2007年4月 アーカイブ

2007年4月 4日

Intel Viivとは

■目的
PCのMotherボードなどのViiv対応とは?またメリットを調べたメモです。

■Viivとは
 Intelが提唱するCore2Duoなどハード/ソフト/サービスを含むエンタティンメントPCプラットホームのブランド名です。
 条件を満たせばViivのロゴマークを取得できます。
  Viivテクノロジの詳細はこちら

■メリット
 デジタルコンテンツを自由自在に楽しむ
 映画や写真、音楽を共有
  ..高画質ビデオ再生と最大 7.1 サラウンドサウンドのサポート
  ..リモコン対応 UIの採用により、簡単な操作でメニューを選び、家族や友人と共有
  ..デュアルコア・プロセシングの採用による高い処理能力
 シンプルなデジタルライフを実現
  ..瞬時に電源オン/オフ可能
  ..ネットワーク上のすべての映画や音楽、写真を表示して、素早く検索、再生
 エンタティンメントサービス
  ..Movielink*、Yahoo MusicMatch*、DISCover*、Adobe* といったオンデマンド・エンターテインメント・サービスを利用可能
 メディア機器の検証とサポート
  ..Viiv™ テクノロジーに対応したメディア機器のサポート

■Viivのコンポーネント
 
 Viivを構成するコンポーネントには以下が含まれます。
  OS: Windows Media Center Edition (MCE)
  CPU:Intel デュアルコアCPU
  ChipSet:Intel 945/955/965/975
  LAN:Intel Pro ネットワーク

■Viiv対応Motherボード
 MSI製のViiv対応と非対応のMotherボードの比較例です。
項目 975X Platinum Ver2 Viiv対応 975X Platinum
CPU Core2 Duoなど /Pentium XE/D/4 Pentium XE/D/4
ChipSet Intel 975X +ICH7DH Intel 975X +ICH7R
Sound ALC882M HDオーディオ対応 8chサウンドコーデック ALC883 HDオーディオ対応 8chサウンドコーデック
RAID ICH7DH SATAⅡ RAID0 /1 /0+1 /5 /Matrix RAID 対応 4ポート /JMicron JMB361 SATAⅡ RAID0 /1対応 1ポート +ATA133 1ポート ICH7R SATAⅡ RAID0 /1 /0+1 /5/ Matrix RAID対応 4ポート /JMicron JMB361 SATAⅡ RAID0 /1対応 1ポート +ATA133 1ポート
USB USB2.0 USB2.0
IEEE 1394a VIA VT6308P 2port 2port
LAN ブロードバンド対応 10 /100 /1000 BASE-T ギガビットイーサネット ブロードバンド対応 10 /100 /1000 BASE-T ギガビットイーサネット
 *単純にデュアルコアCPUサポートの違いだけに見えます

■結果
 CPUなど要求する構成品の性能レベルが高く高価になってしまいます。
 メーカ製マルチメディアPCならViiv対応のメリットがでますが、現行日本メーカ製専用ソフトへの未対応が問題とのことです。
 メーカ製PCでMCEを使用しないディスクトップPCはViivロゴとは関係ありません。
 自作PCならViiv対応Motherの選択でCore2/Raid/GigabitLan/8chサウンドなどの高性能と高い拡張性を確保できそうです。
  ..面倒くさがりにはViiv対応パーツを選ぶことで手間も省けそうですが、全メーカがViiv対応を謳っているわけでもなさそう。

2007年4月 6日

PCアップグレード計画2

■目的
 前回のP4 2.6CGHzのPCアップグレードから3年以上が経過してCPUや内部バス、PCIバスの性能も画期的に向上した今、アップグレード計画をメモしてみました。

■アップグレードの目的
 TV録画ファイル転送やCDのMP3変換、ビデオカット編集など、処理時間の短縮が目的です。
 現状の処理時間、転送時間の約2/3が目標時間です。
 このための主な改善事項は以下になります。
  Vaio PCV-R71 改2 Vaio PCV-R71 改1 (現行)
CPU Core2 Duo 2.4GHz P4 2.6C GHz
FSB 1333 MHz 800 MHz
Memory DDR2 800 MHz DDR 400 MHz
PCI 250 MB/s *(16+1) 133 MB/s
RAID SATA RAID 0,1, 0+1 なし
LAN 1000 MHz 100 MHz
■パーツ交換
 使用中のPC仕様の比較と交換パーツを表に示します。青色が交換パーツです。
  Vaio PCV-R71 改2 Vaio PCV-R71 改1 (現行)
CPU LGA775 Core2 Duo E660 2.4GHz *2 Pentium 4 2.6C GHz
Mother Gigabyte GA-965P-DS4 (Rev3.3)
ATX
MSI 865GM2-ILS
MicroATX
ChipSet Intel P965 +ICH8R Intel 865G
Memory DDR2 1GB 800MHz *2 DDR400 512MB *2
VGA Matrox G550 32MB PCIe Matrox G550 32MB AGP
HDD HDS721680 PLA380 /SATA /80GB
HDT25050 VLA360 /SATA /500GB
IC35L180 AVV207-1 /ATA100 /180GB
LAN Gigabit Ethernet 1000 MHz Ethernet 100 MHz
PCI PCIex16 *2
PCIex1 *3
PCI *2
AGP4 *1
PCI*3
IEEE 1394 IEEE1394 a *2 IEEE1394 *1
USB USB2.0 *8 USB2.0 *4
Audio 8 channel HD Audio 5 channel AC97 Audio
TV Canopus MTV1000 Canopus MTV1000
Video Canopus DVStorm-RT Canopus DVStorm-RT
I/O SATA 3Gbps *8
IDE*1
CD*1
FD*1
SATA *2
IDE*1
CD*1
FD*1
Rear PS2 Key /Mouse
Parallel *1
VGA *1
Serial *1
USB *4
IEEE1394 *1
RJ-45 *1
Audio *8
PS2 Key /Mouse
Parallel *1
VGA *1
Serial *1
USB *4
IEEE1394 *1
RJ-45 *1
Audio *3
BIOS 8Mbit Flash AWARD AWARD
case Antec Solo Vaio PCV-R71
PS Ever Green Silent King2 350W Ever Green Silent King2 350W
size W205 xH468 xD430 mm W220 xH352 xD394 mm
Weight 13kg 12kg
■結果
 ¥116kほどで最新Core2DuoのPCにアップグレードが可能になります。
 内訳ではCPUの価格が30%を越えまだ割高です。

2007年4月 8日

MP600複合機導入

■目的
 CD/DVDラベルダイレクトプリント機能を持つCanon MP600複合機を導入のメモです。
 トラブルはあったものの無事に接続、導入が終わりました。

■導入目的
 CD/DVDラベルダイレクトプリント機能が必須になってきたので、買換え導入します。

■導入機種
 機種は、新モデル発売を前に価格の下がってきたCanon MP600です。
  Canon MP600のサイトはこちら
 

■本体設置
 「かんたんスタートガイド..本体設置編」はこちら

(1)本体の固定テープをはがし、電源をオンします。
(2)プリントヘッドを取り付けてから、インクカートリッジ5本を取り付けます。
(3)A4用紙をセットしOKボタンでプリントヘッドの位置調整を行います。
(4)終了したら電源offします。
■ソフトウェアインストール..WindowsXP
  「かんたんスタートガイド..ソフトウェアインストール編」はこちら
(1)添付セットアップCD-ROMをドライブに挿入するとインストーラが起動します。
(2)10の同梱ソフトのうち「選んでインストール」で以下の2つを選択します。
 ・MPドライバ..必須
 ・らくちんのCD/DVDダイレクトプリントfor Canon
(3)プリンタ接続画面で本体電源をonし、USB接続します。
(4)Canon Image Gatewayの登録は今回はスキップです。
(5)プリンタとスキャナがインストールされたかを確認します。
・[設定][コントロールパネル][プリンタとFAX]
 
・[設定][コントロールパネル][スキャナとカメラ]
 
■結果
 プリントヘッドの取り付け、インクの取り付け、接続、ソフトのインストールと完了しました。
 PrinterとスキャナがWindowsXPにより認識されればドライバのインストールは正常です。
 本機の導入と「らくちんのCD/DVDダイレクトプリントfor Canon」でCD/DVDへのラベルダイレクトプリントが可能になりました。
 ドライバとCD/DVDダイレクトプリントソフト以外は同種のソフトをすでに使用中などの理由でインストール対象外としました。
 
■エラ-対応
 インストールが途中で停止する問題が発生しましたが以下で対処しました。
 現象:インストールが中断する。
 原因:WindowsXPがMP600プリンタは認識できているがスキャナを認識できていない。
 対策:USBケーブルの再挿入で解決

2007年4月12日

用紙/インク節約メモ

■目的
 プリンタの本体価格に比べてインクの価格は割高です。
 インクや用紙の節約のためには縮小印刷が効果的と思われますので印刷方法についてメモします。

■プリンタ本体とインクの価格
 2007/4月のCanon MP600の本体価格とインクの価格の例です。
 インクを4回交換するとその価格は本体価格を越えてしまいます。
 MP600本体:¥20,500(店頭価格)
 インク5本:¥5,280(秋葉原通販価格..2007/4月)
  7eBK:¥1,050 7eY:¥960 7eM:¥1,050 7eC: ¥1,050
  9BK: ¥1,170

■縮小印刷
(1)複数ページ/用紙印刷
 ほとんどのプリンタは用紙1枚に複数ページをまとめて印刷する機能を備えます。
 以下はCanon MP600の2ページ/用紙印刷の設定例です。
  [印刷][プロパティ][ページ設定][割り付け印刷][詳細設定][2頁印刷]
 
 【2ページ/用紙の印刷結果】..Webページ印刷例です
 
(2)印刷文字フォントの縮小
  メールのコピーなどは送付先で見難くならない範囲で適度にフォントの指定を小さくし節約することが可能です。
  以下はThunderbirdの設定例です。
 
(3)PowerPointの配布資料
 PowerPointの印刷は配布資料を指定すると複数ページ/用紙の印刷が可能です。
 4ページは横長印刷のため配布資料=2ページと、プリンタの2ページ/用紙印刷指定を組合わせるのが手っ取り早いです。
 
■結果
 提出資料を除き2ページを用紙1枚ににまとめて印刷してもほとんどのケースで印刷の目的を満たします。
 2ページ/用紙の縮小印刷はエコロジーかつインクと印刷用紙の節約になるはずです。

2007年4月21日

m745 BiosのUpdate

■目的
 BiosのUpgradeの例です。
 今回はAopen i855GMEの例ですが、基本的にはほかのボードでも同じです。

■手順
 基本的にはDOSのアップデートプログラムで更新します。
 Win用のアップデートプログラムが提供されている場合はWinから更新します。
  AopenのBios更新方法の詳細はこちら
 
■DOSでのアップデート
(1)DOS用起動ディスクを作成し起動ディスクとして必要なファイル以外を削除します。
  起動ディスク作成の詳細はこちら
(2)BIOSをダウンロードし起動ディスクにファイルをコピーします。
  *圧縮されている場合は解凍します。
以下はAopenのBios更新起動ディスクの例です。
i85108.bin :Biosファイル
i85108.EXE :更新ユーティリティ
WI85108.EXE: Windows用更新ユーティリティ
 
(3)電源再起動で起動ディスクからDOSを起動します。
  DOS用更新ユーティリティを実行して画面の指示通りに更新作業を行います。
  終了までは電源をonのままにします。
 A:\>dir
 ドライブ A のボリューム ラベルがありません。
 ボリューム シリアル番号は 1D5E-08D9 です
 A:\ のディレクトリ
  1998/06/12 20:01 118,164 COMMAND.COM
  2005/03/18 04:20 70,598 I85108.EXE
  2005/03/18 04:20 355,889 WI85108.exe
  2005/03/18 04:19 524,288 i85108.BIN
  4 個のファイル 1,068,939 バイト
  0 個のディレクトリ 94,208 バイトの空き領域

 A:\>i85108
(4)更新が終了したらPCを再起動して環境に合わせてBiosの設定を行います。
  Aopenの場合のBios設定の詳細はこちら
 
■結果
 起動ディスクさえ作成すれば、後は10分ほどの作業で難しくはありません。
 Windows用のユーティリティがあるとDOS起動FD作成が不要な分、楽になります。

2007年4月28日

m745 CrystalMark2004

■目的
 録画用PC(Pentium M745 1.8GHz)のベンチマークデータです。
 使用したのはCrystalMark2004です。

■録画用PC
 録画PCはPentium M745 1.8GHzをAntec NSK2450BKの静音ケースに組み込んでファンレスCPUにしています。
  録画PCの詳細はこちら

■CrystalMark2004
 Intel社内でも使用しているというフリーのベンチマークです。
 PCの性能はもちろんシステム、CPU、GraphicやNetworkなどのデバイスなどの詳細を表示します。
  CrystaruMark2004の詳細はこちら
 
■測定値
 測定結果は以下になりました。
  CrystaruMark2004の測定値はこちら
 
 
■結果
 CPUなどは一世代前のモデルゆえ目立ちませんが、RAID0構成の効果でHDDは高い値をマークしています。
 次回アップグレード時のベースデータとして有効利用できるかと思われます。

2007年4月29日

m745自作メディアサーバ

■目的
Cube PCをPentiunM745 CPU+NSK2450ケースに移行し、メディアサーバとして使用します。TV/Audioコンポ接続と静音化、リビングPCにみあう外観へのアップグレードが狙いです。

■Cube50

TV録画用自作CubePCは省スペースながら、騒音対策で外付ATX電源を使用中です。
 カバーなし/ケーブルむき出しのためリビングPC用静音ケースに移し変えます。
  Cube50の詳細はこちら
■アップグレード項目
 メディアサーバとして静音化のため以下のアップグレードを行います。同時にサイズもmicroATXに変更です。
  CPU:Pentium4 1.8GHz -> Pentium M745 1.8GHz
  Mother:Shuttle FS50(FlexATX) -> Aopen i855GMEm-LFS (MicroATX)
  Case:Shuttle FS50(Bare Bone) -> Antec NSK2450 (MicroATX)
  * Antec NSK2450はFusionとベースが同じで価格は2/3です。
  Aopen i855GMEm-LFS Motherboardの詳細はこちら
  Antec NSK2450ケースの詳細はこちら
■メディアサーバm745の仕様
 以下はアップグレード後の仕様です。
  m745 仕様 自作 備考
OS Windows XP SP2  
CPU Intel Pentium M 745 1.8GHz
(Dothan /Banias)
Socket 479
FSB533 /400MHz 対応
Mother Aopen i855GMEm-LFS  
Form Facter Micro ATX  
BIOS Award PnP 4MビットフラッシュROM BIOS  
Chipset Intel 855GME +ICH4-M  
Memory PC2700  DDR-SDRAM (333MHz)
1GB (512MBx2)
PC2700 /max1GB メモリスロット x2
メモリ最大値 2GB
Graphic ATI Radeon 9550 AGP 128MB Onboard VGAはDisableに設定
IDE /RAID SATA100 x2 RAID0 Promise シリアル ATA RAID0,1
HDD HDT725032 VLA360 320GBx2 RAID0 640GB
CD /DVD 日立LG GSA-4082BK Multi  
Floppy なし(接続可)  
LAN Marvel Gigabit PCI LAN x2 Onboard
Sound Realtek AC'97 CODEC Onboard
IEEE 1394 Agere IEEE1394 Onboard
USB USB2.0 x6 Onboard
USB Audio Onkyo SE-U55X  
Down Con-verter Canopus SSC120EX  
TV Canopus MTV2000  
Bay 5.25" x2 3.5" x0 (外部) 3.5" x2 (内部)  
Slot AGP x1 PCI x3 Onboard
I/O (rear) P/S2 キーボード ×1  P/S2 マウス ×1
USBポート ×4 LANポート ×2 VGAポート ×1
COMポート ×1 プリンタポート ×1
スピーカー出力 ×1 ライン入力 ×1 マイク入力 ×1
 
I/O (Front) IEEE1394 x1 USB2.0 x1 Audio In/Out  
Case Antec NSK 2450 Black  
Power Unit ATX 430W  
Size 447W /419D /146H mm  
Weight 約9 kg  
■組込
 組込の手順は以下のとおりです。
  Aopen i855GMEm-LFS Motherboardのマニュアルはこちら
 
■フロントパネルコネクタの接続
 NSK2450フロントパネルコネクタの接続は以下の図のとおりとなりました。
 下図でもわかるようにHDD LEDの接続が不明確ですが、HDD LEDと+5Vの接続でアクセスライトが点灯しました。
 
■RAID構成
 今回はHDD2個でRAID0構成をとります。
(1)RAIDの設定
 PC起動直後のRAID設定用ユーティリティ「First Build Utility」の[ctl+F]でRAIDの構成を指定します。
 今回の場合Autoの指定でHDDx2個のRAID0構成で640GBのボリュームが作成されます。
(2)OSインスーラ用RAIDドライバのインストール
 OSをRAIDにインストールするのでRaidドライバはmotherに添付のFDからインストールします。
 インストール開始直後にF6クリックの表示がされたときF6を押すとしばらくしてFD挿入の指示がされます。
 指示に従って必要なRAIDドライバをインストールします。

■問題点と対応
(1)WinXPインストーラのドライブ認識不能
 現象:WinXPインストーラがインストール開始直後に電源OFFしインストールを続行できない。エラ表示なし。
 原因:試しにWin2000をインストールするとエラを表示。インストーラがRAIDドライブを認識できないのが判明。
 対策:Bios自身はRAIDドライブを認識していたがバージョンアップでインストーラも可となる。Version 1.01 -> 1.08

(2)TVチューナ動作不能
 現象: TVチューナのCanopus MTV2000表示がピンク一色でTV番組が表示されない。MTV1000も同様。
 原因: Graphicボード交換で解消。Matrox G450とMTV1000/2000相性の問題と判明。
 対策: 最終的GraphicボードにATI-9550SE Graphic Contorllerを使用。

(3)ディスプレイ解像度誤設定のリカバリ
 現象:モニタの最大解像度が1280x1024にもかかわらずMtrox P650解像度を1600x1280に設定し表示不能。
 対策:OSのインストールでVGAの初期化が実行されるのでWindowsXPを再インストールしリカバリ。
 * safe modeで起動してDevice ManagerでP650を削除&再起動の手があったかも..

■結果
 OSインストール時の電源断、およびTVボード動作不能などの問題もクリアし組換/アップグレードを完了しました。
 中身は若干のアップグレードですが外観と静音性は劇的に改良されました。
 購入コストはCPU(11k)+case(18K)でトータル¥29kです。
 PentiumM 745(1.8GHz)は1世代前のPentium Mobile CPUで中古品購入です。
 Aopen i855GMEm-LFS Motherは1世代前の余剰品を利用しました。
 RAID0構成により、DriveImageでの16GB領域のOSバックアップ時間は従来比半分近い6分程で完了です。
 Antec NSK2450BKケースはヘアライン仕上ブラックパネル外観、配線取回しとも満足のできです。
 Antec NSK2450BKケースの静音性は期待通りで、特にHDDのシーク音を感じられないできばえです。
 MicroATXケースとATX電源の採用で静音化と、今後のCore2Duoなどへの拡張性を確保しました。
 以下はインストール完了後のデバイスマネジャの内容です。
  

m745メディアサーバfanレス化

■目的
 使用中のメディアサーバm745のCPUはPentiun M745(1.8GHz)です。
 静音化のためCPUをFanレスにします。

■CPUとMotherboard
 Pentium M745 (Dothan: Socket 479)
 速度: 1.8GHz /400MHz /L2 キャッシュ: 2MB
 熱設計電力: 21W
 VID: 1.276-1.340V
 Tjunction: 100℃
 package: μFC-BGA479
  M745 の詳細はこちら
Nother Aopen i855GM Em-LFS
 CPU 取り付け台座はそのまま Socket 478用を使用。
 
■ヒートシンクと取り付け
ヒートシンク
 モデル: 90EX70 x80-M ThCI サーマルコンポーネント
 サイズ: 70W80D90H mm
 
取付
 使用中のクーラーをはずします。
 銅版をはさんでヒートシンクを固定金具で台座に固定します。
 
 *ヒートシンク上面より
■BIOS設定変更
 CPUファンをはずすとBIOSでファンの回転数ゼロを検出して警告音を鳴らします。
 警告音を消すために以下の例のように設定変更します。
  FanMode=SmartControll (full Speedから変更です)
  CPU Fan Smart Temp=Disabled
 
■結果
 ヒートシンク取付説明書がないので取り付け方法を考えつくまでは頭の体操でした。
 ケースファンのほうがレベルが高いようで、ファンレスにしても全体の騒音レベルはさほど変化がないようです。
 CPU温度はファンレスのほうがやや低めの39℃です。
 低消費電力などで環境的な余裕が残されているので次回ケースファンの静音化予定です。
 

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