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2007年1月 アーカイブ

2007年1月 4日

携帯電話au W44S

■目的
 携帯電話をP207(Docomo)からW44S(au)へ変更の報告です。
 きっかけは特定の場所での通信状態改善とNMPに伴い従来比2/3になる割引基本料金です。

■従来機種:Mova P207
Docomo、PanasonicのWebからも完全に消えてしまったP207はまだ1週間充電なしで使用できるのです。
ただスキーでの宿泊時に通信状態がよくないで引退してもらうことにしました。
現状:
・塗装がはがれて人には見せられない悲惨な状況。
・データ通信速度は9.6Kbps...遅いです。
・電池固定ボタンは破損してセロテープで固定
■新機種:au W44S
いわゆるCDMA 1X Winの「ワンセグ」&「お財布携帯」です。
 
  W44Sの商品詳細はこちら
  W44Sの取扱い説明書(26.5MB)はこちら
  機種別の商品仕様一覧はこちら

■料金プランと本体価格
 本体価格(新規):au割引+販売店割引で29KYが22KY程度に。
 基本料金:WinプランSS*(My割/年割+家族割)=2,400円(36.5%引き)
 EZ Win:300円+ダブル定額ライト(パケット通信料1,000円定額、最大4,200円)
 指定割:3通話先通話料が50%割引

■電話番号
 以下のように新規番号を取得できました。
 080-xxxx-yyyy
  xxxx:3つの番号の中から選択
  yyyy:好みの番号を指定可能

■機能..本来の通話に加えて以下を使用予定
 (1)ワンセグ...災害/事故など通勤交通機関運転停止時の情報収集
 (2)Packet Winサービス...非定常のmobile PCでのinternet接続
 (3)LISMO...故障中のiPodの代替え

■結果と感想
 重量:146gの重量は従来機種の1.5倍ながら特に気になりません。
 ワンセグ:カーNAVIよりも小画面なので予想外に高画質です。
 USBケーブルWin:標準で付属します...オプションで購入の必要はありません。
  また接続PCに以下のDriverのインストールが必要です。
  ・au W44S USBコントローラ...au Music Portなど
  ・au W44S モデム...Packet Winサービス
 NMPの移行:
  ・新規電話番号の選択の自由度が高かったので新機種購入としました。
  ・使用中の携帯会社で取得した移行予約番号はキャンセルしました。
  ・参考までに移行も新機種も本体購入価格に差はありません。

2007年1月 7日

携快電話15のセットアップ

■目的
 携帯電話の電話帳などのバックアップのために携快電話15を使用します。
 購入したのは全キャリア対応版です。Foma/au対応版でも基本的に同じと思われます。
  携快電話15のサイトはこちら

■携快電話15の概要
携帯電話をPCにUSB接続して携帯電話データの読み込み、書き込み、編集を可能にします。
 
 今回使用するW44sの機能対応詳細はこちらを参照ください

■使用環境
 OS:Windows XP
 PC:IBM ThinkPad X24
 ソフト:携快電話15 全キャリア対応
 携帯電話:au W44s

■セットアップ
(1)携快電話15のインストール
 WinXPにソフトを画面の指示に従って新規インストールします..旧Versionはアンインストール後インストールです。
 最初の起動時にソースネクストのWebサイトからアップデータVer9.0.2をインストールすることでW44sがサポートされます。
(2)USBコードの接続
 付属のCDMA1用コード(SSC-AUV505K USB-PDCコード+au変換アダプタ)でW44sとPCをUSBコードで接続します。
 *Foma用のコードはSSCFUV216Fです。
 携帯を接続すると通信ポートにau W44s(com6)が見えるはずです。
 
 *見えない場合はUSBDriverをダウンロードしてインストールすると解決するかもしれません。
  USBコードdriver
  Forma USBコードdriver ..Forma用コードを使用の時
(3)メモリカードDriverのインストール
 付属のCD-ROMのインストールメニューから
 「サウンド&ムービー作成ツール、カードリーダなどを使用する場合はこちらもインストールください」
 -> 「カードリーダ付きパッケージに付属しているカードリーダを使えるようにするために、USBドライバをインストールします」
 をクリックするとSDおよびメモリスティックを認識できるようになるはずです。...まだ購入していません。
(4)機種設定
 携快電話15のメイン画面で「機種設定を行います」をクリックすると設定画面が表示されます。
 通信ポートと購入時に指定した暗証番号を入力して機種設定が完了です。
 

■携快電話15の利用
 セットアップを終了したら、アドレス帳の読み書きやほかのメニューを利用できるようになります。

■結果
 利用できるまでいくつかの関門がありますが、セットアップを無事に終了しました。アドレス帳のバックアップなど便利です。携帯とPCが通信できて利用可能になるのですが、以下の点で使用できるまでが大変かもしれません。
 (1)USBコードが2種類あり、どれを使用すべきか迷います。
   コードの型名で指定してくれれば迷うことはないのですが?
 (2)PCが携帯を認識しているかどうかの確認方法が明示されていません。
   COMポートを確認するように説明があれば、トラブルの時には楽かと思います。
 (3)添付CDはW43Sまでサポートです。W44sはアップデータのインストールが必要です。
   購入前に確認が必要となります。
   アップデータの詳細確認はこちらからです。
 (4)機種設定の説明がインストールガイドにありません。
   自動設定もされなかったので説明はぜひほしいところです。
 (5)Webサポート頁にはアップデータとUSBコードドライバがアップされています。
   マニュアルや、SDやMemoryStickなどのDriverなどアップしておいてほしいところです。

■USBコードについて
 本ソフトに添付のUSBコードに代えてW44sに付属のUSBケーブルWinを使用しても本ソフトとの通信が可能なことを確認しました。これでPCとの接続をUSBケーブルWinに統合できます。

2007年1月16日

Win2003 Serverインストール

■目的
 ソフトやデバイス評価のためのDell PCサーバへのWin2003Server評価版のインストール報告です。
 基本的にはWindowsXPと大きな相違はありません。

■インストール環境
PC:Dell PowerEdge830 (P4/2.8GHz/PCIX+PCIe)
 OS:Windows 2003 Server Enterprise RC2評価版
 拡張カード:Adaptec39160 SCSI
 Adaptec39320 SCSI
■インストール手順
(1)インストール準備:Bios
 増設HDDのSATAポートを有効化
(2)新規インストール
 Partition作成:16,382MB
 CD2(RC2)のインストール
(3)Dell固有Driverインストール
 ...Dell Service & Diagnostics Utilities CDから
 Chipset
 BroadcomNetXtreme(Network Adapter)
 XGI Volari Z7
(4)設定&確認
 VGA精細度設定:1024x768
 ローカルエリア接続設定 -> Internet接続OK
 Device の確認...Devic Manager
(5)認証&セキュリティ更新
 ライセンス認証
 WindowsUpdate
 MicrosoftUpdate
 自動更新= on/更新プログラムインストール
(6)サーバの役割管理
 ファイルサーバインストール..CD2
 アプリケーション(IISなど)サーバインストール..CD1
(7)APP&Deviceインストール
 Adobe Reader8
 圧縮解凍(Explzh)
 Firefox/Thunderbird
 OpenOfficeなど
 IBM LTO Driver
 Sony AIT Driver
 Printer接続
(8)システムバックアップ
 DriveImage2002でバックアップ
■結果
 特に問題なくインストールを終了しました。
 注意すべき事項は以下です。
 (1)パーティションサイズ
   バックアップ時間も考慮して今回は16GBのサイズです。
 (2)Dell固有ハードのDriverのインストール
   ChipSet/LAN/VGAはPC添付CD-ROMからインストール
   Adaptec39160/39320はOSのCDから自動インストール
 (3)ファイルサーバ、IISインストール
   「サーバの役割」を起動してのインストールです。
 (4)システムパーティションのバックアップ
   DriveImage2002で実行できました。
 (5)認証
   HDDを交換すると別PCとして認証されるようです。

2007年1月30日

エクスプローラでのFTP

■目的
 FTPサーバからのダウンロード手段としてWinエクスプローラによる方法があります。
 URLを指定するだけでディレクトリごとダウンロードできるので重宝します。

■FTPダウンロード
 FTPサーバーからダウンロードする手段として、以下のいずれかを利用していると思います。
 (1)Webブラウザ..インターネットエクスプローラなど
 (2)FTPクライアントソフト..NextFTPなど
 (3)Winエクスプローラ
 意外と便利なのがWinエクスプローラです。ディレクトリごと目的の場所に容易にダウンロードが可能です。

■エクスプローラによるFedoraCore6のダウンロード
 今回FedoraCore6インストールのためにOS内の全ファイルをダウンロードします。
 手順は以下のとおりになります。
 (1)エクスプローラを開いてアドレスにFTPのURLを入力します
  例:ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/6/i386
 (2)OSイメージのディレクトリをドラッグ&ドロップで、たとえばマイドキュメントにダウンロードします。
  
■結果
 Webブラウザではファイル毎にしかダウンロードができないのですが、エクスプローラだとたったこれだけでFTPクライアントを使用せずに全ファイルのダウンロードが終了しました。

2007年1月31日

Grubブートローダの設定

■目的
WinXPとLinuxのマルチブート環境を構築するためにはGrubをインストールします。
今回はそのカスタマイズを行うための設定ファイルについての報告です。

■Grubとは
 GNUの開発したブートローダでGRand Unified Bootloaderの略です。
 Linuxなどをブートでき最近ではLILOに代わってWinとLinuxのマルチブートの環境を可能にします。
 
■Grubの設定
 /boot/grub/grub.confファイルで設定します。
 設定例:
 default=1 ..デフォルトのブートエントリ(ここではWin)です
 timeout=5 ..この時間内に起動するOSを変更できます
 splashimage=(hd0,6)/grub/splash.xpm.gz    ..背景イメージファイルです
 hiddenmenu
 title Fedora Core (2.6.19-1.2895.fc6) ..エントリ#0のタイトル(OS名)です
 root (hd0,6) ..エントリ#0のブートセクタです
 kernel /vmlinuz-2.6.19-1.2895.fc6 ro root=LABEL=/ rhgb quiet ..エントリ#0のカーネルイメージです。
 initrd /initrd-2.6.19-1.2895.fc6.img ..エントリ#0のinitrdイメージです。
 # title FC6 (2.6.18-1.2798.fc6)
 # root (hd0,6)
 # kernel /vmlinuz-2.6.18-1.2798.fc6 ro root=LABEL=/ rhgb quiet
 # initrd /initrd-2.6.18-1.2798.fc6.img
 title Win ..エントリ#1のタイトル(OS名)です
 rootnoverify (hd0,0)
 chainloader +1
■結果
 上記の設定ではデフォルトはWindowsになります。
 FC6をデフォルトにするときは default=0 にします。
 Splash.xmp.gzの画像を変更すると背景が変わるのを確認できます。画像サイズは640x480です。

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