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2005年1月 アーカイブ

2005年1月 6日

2005 Rossignolスキー

■内容
 2005シーズンRossignol 9S 選手限定SLスキーが届いたのでプロフィールの報告です。

モデル概要
■モデル名:9S WC RK WC...選手限定。選手用9S WC RK RCとは別モデル。
■プレート:選手専用
■ビンディング:選手専用

項目 内容
プロフィール カタログモデル9S WC RK RCとほぼ同じ。
■長さ:155mm
■サイドカット:112-64-98mm
 *9S WC RK RCモデルは112-65-99mm(Ski Jounarnal記載)
■回転半径:11.5m
構造 ■メタル2層...滑走面側にもメタルプレートが見えます
 *1 2004モデルは、プレート面側に1層しか見えません
 *2 カタログモデル9S WC RK RCについては未確認です
プレート&ビンディング 選手専用
■プレート:色がGoldの金属製のリンク部が特徴
■ビンディング:185Race(開放値8-18.5)
試乗
[苗場火打ゲレンデ]...1月初旬
やわらかい雪質のスラロームポールでの感想です。
■トップの押さえを意識すればターン前半から思い通りのラインを描いてくれます。
 難しい部分はどこにも感じられませんでした。
■柔らかい割にはターン後半の走りもOKと思えます。

ATOMIC SL11のように回転半径を大きくしてたわみで回転弧を調整する方向にあるのに対して、この板は回転半径が小さい昨年同様のコンセプトで古さを感じさせますが、現時点で個人的にはベストの選択と思われます。

2005年1月17日

FedoraCore3インストール

■目的
 以下の目的でFedoraCore3をThinkPad X24ノートPCにインストールします。
 1.CGI実行環境を構築します。
 2.Webサーバ(東芝SS3440ノート)のバックアップ機として、X24を準備しておきます。

■FedoraCore
 Red Hat Linux に取って代わる位置づけのFedoraCoreは商用版Red Hat Enterprise Linux のテスト環境でもあり 最新の最も優れた機能が盛り込まれており、 FedoraCore3は2004/11/8にリリースされた最新Verです。
・SELinuxがデフォルトで有効に
・udevが標準に
・ブラウザ、メーラーにMozilla FireFox&Thunderbirdを採用
・リモートディスクトップvinoの追加
・日本語入力切替:Ctrl+SpaceまたはShift+Space
・パッケージVer
 kernel:2.6.9
 gcc:3.4.2
 glibc:2.3.3
 Apache:2.0.52
 Samba:3.0.8Pre
 X11:6.8.1
 Gnome:2.8
 OpenSSH:3.9p1

■動作条件
CPU  linuxをテキスト・モードで利用する場合は200MHz/Pentium以上、グラフィックス・モードで利用する場合は 400MHz/PentiumII以上を推奨
メモリ 256MB以上を推奨
ハードディスク パーソナル・デスクトップとして動作させる場合は1.9GB、ワークステーションの場合は2.4GB、サーバの場合は870MBが必 要。 フルインストールする(CD-ROMに含まれるすべての内容をインストールする)場合は、5.3GBが必要
CD-ROMドライブ CD-ROMブートが可能なCD-ROMドライブ
■インストール
  [準備]
 1.空きHDD領域をPartionMagicを使って8GBほど確保しておきます。
 [X24へのインストール]
 1.X24はUSB接続CDドライブからのブートが可能なのでPanasonic KXL-CB20AN CDドライブを接続します。
 2.PCの起動画面で"F12 Choose Temprary Boot Deviceで"CD-ROMを選択しCDから直接ブートします。
 3.以下インストール画面の指示に従ってインストールを実行します。主なポイントは以下です。
・デュアルブート
 今回はWindowsXPとのデュアルブート環境を構築します。
・パーティションの設定(今回固有)
 C: D: ドライブに加えて以下のパーティションを追加します。
 /dev/hdh5 /boot 103MB
 /dev/hda6 /   6128MB
 /dev/hda7 swap 768MB
・パッケージのインストール
 CGI利用環境構築のため以下のインストールを必須とします
 ftp,OpenSSH(telnet),perl,Apache
・Displayの設定
 GenericLCDでLCD 「Pnel 1024×768」を設定
  インストールの例はこちら(563kb)

■SSH
  FedoraCoreのシェル実行環境であるTelnet機能をOpenSSHで構築します。
 [sshdデーモン]
 設定ファイルは/etc/ssh/ssh_configです。なおFedraCore3ではデフォルトでsshdを起動しているようです。
 [sshdクライアントのインストール]
 UTF-8/SSH2対応TeraTermPro2.3をWinXP側にインストールします。
  UTF-8/SSH2対応TeraTermProのダウンロードはこちら

■FTP
 cgiやWebページのアップロードのためにvsftpdを使用します。
 設定ファイルは/etc/vsftpd/vsftp.confです。
  vsftpdの設定例はこちら

■HTTP
 WebサーバをApacheで構築します。
 設定ファイルは/etc/httpd/conf/httpd.confです。
 cgiはデフォルトで使用可能です。
  Apacheの日本語サイトはこちら

■注意事項
[FedoraCoreインストール時の注意点]
・インストール時にネットワークを設定の後、初回起動でLANケーブル未接続だとフリーズします。
・インストール時設定のユーザパスワードはrootでログイン後再設定するまで有効にならないようです。
・デュアルブート設定でMBRが壊れるケースがあります。修復にはDOSコマンド「fdisk /mbr」を使います。
[CGI実行時の "Internal Server Error" ]
現象:WinからアップロードしたCGIプログラムを実行すると「Internal Server Error」を表示する。
調査:FedoraCore側でCGIを実行すると以下となりperlインタプリタへのパスが不良と判明。
 # ./first.pl
  : bad interpreter: そのようなファイルやディレクトリはありません
原因:アップロードしたファイルの#!/usr/bin/perlの行の改行(CR+LF)のままだとエラとなる
対策:とりあえずFedoraCore側のエディタで#!/usr/bin/perlの改行をやり直してOK。
    *見た目はどこも問題がないので注意が必要です。

■結果
[インストール]
fc 無事インストールが完了しました。
なおperlなどの開発ツール、XwindowやOpenOfficeなど含めてHDD3GBを必要としました。
[SSH]
問題なく使用しています。FedoraCoreではUTF-8対応TeraTermProを使用しないと文字化けがでます。
[ftp]
問題なく使用しています。
[http]
運用中(SS3440東芝ノート)のサーバと同じ構成でWebサーバを構築し、以下のCGIプログラムの実行を確認しました。
ファイル名:first.pl
#!/usr/bin/perl
print "Content-Type:text/html\n\n";
print "This is first CGI \n";

2005年1月11日

Thunderbird 1.0

■目的
  オープンソースのメールソフトThunderbird1.0を使用します。
1.送信先を自動的にアドレス帳に登録し、また他ソフトとのアドレスデータ交換を可能にします。
2.Plala/Wakwakなど所持している複数のメールアドレスを共通のメールボックスで受信可能にします。
3.英文のスペルチェックを可能にします。

■Thunderbird1.0
 FireFoxに続いてリリースされたMozillaのメールソフトThunderbird1.0はOutlook Expressの 代替メールソフトとして注目を集めています。今回は長年使用してきたシェアウェアソフトのAl-mailからの乗り換えになります。
[特徴]
1.英文スペルチェッカー装備
2.迷惑メールを振り分ける機能
3.高度なセキュリティ機能
4.豊富な拡張機能
5.ニュースリーダの統合
6.無償オープンソースソフト
[Thunderbird1.0の動作条件]
CPU    Pentium233MHz(500MHz以上を推奨)
メモリ    64MB(128MB以上を推奨)
ハードディスク    52MBの空き容量

[関連サイト]
Mozilla Thunderbirdのサイトはこちら
ITMediaニュース「Thunderbird1.0リリース」の記事はこちら

■インストール
1.for Windows(日本語版)をダウンロードします。
2.ダウンロードファイルを実行して画面の指示に従ってインストールします。
ダウンロードはこちら

■設定
 今回固有の設定としてデフォルトのローカルフォルダーをメインの受信BOXとして設定しました。 同じくメッセージペインは非表示に設定しています。
設定のためのヘルプ頁はこちら

[アカウントの設定]
1.POPサーバ名/ユーザ名
2.SMTPサーバ名/ユーザ名
3.メッセージ保存先(2箇所)
 例:D:\mail\mozilla\mailbox
   D:\mail\mozilla\kuri
*今回、サーバ名/ユーザ名についてはThunderbirdのインストール時に自動的にOutlookExpressなどの設定情報から自動的に移行さ れた ようです。

[パスワードの設定]
1.[ツール][オプション][詳細] [パスワードの保存]のパスワードマネージャでパスワードを設定保存します。
*今回はThunderbirdのインストール時にOutlookExpressなどの設定情報から自動的に移行されたようです。

[アドレス帳の設定]
1.「新しいカード」で送信先アドレスを含む個人情報を設定します。
2.「新しいリスト」で複数の送信先をまとめて設定します。

[迷惑メール設定]
1.[ツール][迷惑メールフィルター]で迷惑メール移動先フォルダーを設定します。
2.受信したメールを迷惑メールとして排除するには当該メールに「迷惑マーク」をつけ学習させます。

[メッセージペイン]
1.[表示][レイアウト]でメッセージペインの表示をoffにします。

[メッセージ一覧]
1.メッセージ一覧の表示項目に「サイズ」を追加します。

■結果
  外観がOutlook Expressと類似しておりOutlook Expressからの移行に関しては操作性に違和感はないかもしれません。複数のメールアドレスを共通のメールボックスで受信したり迷惑メールを分別する にはより便利で す。ただアカウントの設定についてはいきなり自動設定されていたり、また以下に示す注意点などかなり戸惑います。なお現時点でメールやアドレスのインポー ト/ エクスポートのツールは動作未確認です。

[注意点]
以下は現時点でFAQなどに明示されていないようなので注意が必要です。
1.当日受信のメールの「送信日時」には年月日の表示がされませんが不具合ではありません。
2.送信サーバ(SMTP)の設定で「ユーザ名とパスワードを使用する=on」の状態でメール送信するとパスワードの入力を要求されますが正しいパスワー ドで もサーバ接続が拒否されます。 offにすると送信可能です。onのときはパスワードマネージャで保存しているメールパスワードをクリアする必要があるかもしれません。

3.迷惑メールの分別は100%完全ではありません。通常のメールが迷惑メールフォルダーに自動的に移動される場合があるので 時々確認の必要があります。

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