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■目的
オープンソースのメールソフトThunderbird1.0を使用します。
1.送信先を自動的にアドレス帳に登録し、また他ソフトとのアドレスデータ交換を可能にします。
2.Plala/Wakwakなど所持している複数のメールアドレスを共通のメールボックスで受信可能にします。
3.英文のスペルチェックを可能にします。
■Thunderbird1.0
FireFoxに続いてリリースされたMozillaのメールソフトThunderbird1.0はOutlook Expressの
代替メールソフトとして注目を集めています。今回は長年使用してきたシェアウェアソフトのAl-mailからの乗り換えになります。
[特徴]
1.英文スペルチェッカー装備
2.迷惑メールを振り分ける機能
3.高度なセキュリティ機能
4.豊富な拡張機能
5.ニュースリーダの統合
6.無償オープンソースソフト
[Thunderbird1.0の動作条件]
CPU Pentium233MHz(500MHz以上を推奨)
メモリ 64MB(128MB以上を推奨)
ハードディスク 52MBの空き容量
[関連サイト]
Mozilla Thunderbirdのサイトはこちら
ITMediaニュース「Thunderbird1.0リリース」の記事はこちら
■インストール
1.for Windows(日本語版)をダウンロードします。
2.ダウンロードファイルを実行して画面の指示に従ってインストールします。
ダウンロードはこちら
■設定
今回固有の設定としてデフォルトのローカルフォルダーをメインの受信BOXとして設定しました。 同じくメッセージペインは非表示に設定しています。
設定のためのヘルプ頁はこちら
[アカウントの設定]
1.POPサーバ名/ユーザ名
2.SMTPサーバ名/ユーザ名
3.メッセージ保存先(2箇所)
例:D:\mail\mozilla\mailbox
D:\mail\mozilla\kuri
*今回、サーバ名/ユーザ名についてはThunderbirdのインストール時に自動的にOutlookExpressなどの設定情報から自動的に移行さ
れた ようです。
[パスワードの設定]
1.[ツール][オプション][詳細] [パスワードの保存]のパスワードマネージャでパスワードを設定保存します。
*今回はThunderbirdのインストール時にOutlookExpressなどの設定情報から自動的に移行されたようです。
[アドレス帳の設定]
1.「新しいカード」で送信先アドレスを含む個人情報を設定します。
2.「新しいリスト」で複数の送信先をまとめて設定します。
[迷惑メール設定]
1.[ツール][迷惑メールフィルター]で迷惑メール移動先フォルダーを設定します。
2.受信したメールを迷惑メールとして排除するには当該メールに「迷惑マーク」をつけ学習させます。
[メッセージペイン]
1.[表示][レイアウト]でメッセージペインの表示をoffにします。
[メッセージ一覧]
1.メッセージ一覧の表示項目に「サイズ」を追加します。
■結果
外観がOutlook Expressと類似しておりOutlook
Expressからの移行に関しては操作性に違和感はないかもしれません。複数のメールアドレスを共通のメールボックスで受信したり迷惑メールを分別する
にはより便利で
す。ただアカウントの設定についてはいきなり自動設定されていたり、また以下に示す注意点などかなり戸惑います。なお現時点でメールやアドレスのインポー
ト/ エクスポートのツールは動作未確認です。
[注意点]
以下は現時点でFAQなどに明示されていないようなので注意が必要です。
1.当日受信のメールの「送信日時」には年月日の表示がされませんが不具合ではありません。
2.送信サーバ(SMTP)の設定で「ユーザ名とパスワードを使用する=on」の状態でメール送信するとパスワードの入力を要求されますが正しいパスワー
ドで もサーバ接続が拒否されます。
offにすると送信可能です。onのときはパスワードマネージャで保存しているメールパスワードをクリアする必要があるかもしれません。
3.迷惑メールの分別は100%完全ではありません。通常のメールが迷惑メールフォルダーに自動的に移動される場合があるので
時々確認の必要があります。