Linuxサーバの構築 Rev0:2003/06/01
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項目 内容
目的 Linuxによるサーバ構築の報告です。
1 容量不足の解消
ホームページが容量オーバーしてしまいました。
2 Linux復活
政府のオープンソースへの取組みもあり3年ぶりに復活にむけて動かします。
条件
1. 初期費用最小限
今回は追加費用なしで接続できる環境を利用します。
2. 節電と低騒音化
節電と騒音なしが条件です。たまたま使用していないノートPCを使います。
構成 ネットワーク構成です。
ネットワーク内はプライベートIPアドレスです
  
装置 用途 型名・メーカ 仕様概略 OS
ADSLモデム ADSL接続 ADSLモデム-MNV・NTT東日本 ルータ内蔵
-
ハブ LAN接続 FSW-5PL・Corega 10/100Base-T/5ポート -
PC1 サーバ
SS3440・東芝
PentiumⅡ500MHz/128MB
B5ノート
Redhat
Linux8.0
PC2/3 デスクトップ 自作 Pentium4/1.8GHz/512MB
WinXP

PC仕様 ハードウェア
システム 本体構成

東芝DynabookSS3440
 USB FDD (純正option)
 USB3ボタン光学Mouse*1
 APA-1460A SCSIカード*1
 KXL-810AN CD(SCSI)*1
 *1後付
PentiumⅢ500MHz128MBメモリ
i82440MX PCI Busmaster IDE Controller
i82440MX PCI to USB Controller
MK3017GAP 30GB/UltraDMA100 HDD
Toshiba ToPIC100 CardBus Controller
Trident Cyber9525DVD PCI/AGP 2.5MB
i82557/i82558 10/100 Ethernet
YAMAHA AC-XG Audio
TOSHIBA FirePort Type D0
ソフトウェア
種別 名称 動作要件
OS RedHat Linux8.0
・Apache2.0.40
・Samba2.2.5
・Postfix1.1.11
・Cups1.1.15

推奨(テキストモード):Pentium 200 MHz以上。
推奨(グラフィックモード):Pentium2  400 MHz以上。
HDD推奨: 2.5GB
HDD推奨フルインストール: 4.5GB
最小(テキストモード): 64MBメモリ
最小(グラフィックモード): 128メモリMB
推奨(グラフィックモード): 192メモリMB

手順 手順は以下のとおりです。
1.Linuxのインストール
LinuxをノートPCにインストールします。今回はCD-ROMからのインストールができないためネットワークからのインストールとなります。
Apache(Webサーバ)はOSと同時にインストールします。
詳細はこちら

2.Webサーバの構築
Apache2.0でWebサーバを構築します。

3.WEBコンテンツのアップロード
WinXP側にあるWEBコンテンツをFTPでサーバにアップロードできるようにします。WinXP側のFTPクライアントはNextFTPです。
  

4.ダイナミックDNS環境の構築

以下の方法でインタネットからサーバにアクセス可能にします。



ダイナミックDNS
ぷららの「フレッツADSLプラス」のダイナミックDNSサービスを使って動的なIPアドレス環境でインターネットからアクセスできるようにします。
静的IPマスカレード
プライベートIPアドレスでインタネットに接続できるようにルータを設定します。
詳細はルータのマニュアルを参照

5.接続確認
インタネットからサーバにアクセスできることを確認します。
注意点としては、サーバと同じLAN内のPCからインタネット経由でのアクセスは不可なので、1つの方法としてダイヤルアップ接続を経由してアクセスの確認を行います。
結果 暫定的に試験公開しました。
なお前提とした条件の結果は以下のとおりです。
1. 初期費用最小限
今回はハード、ソフト、接続費用ともに追加費用はありません。
PC:リサイクルB5ノートPC
ルータ:フレッツADSLモデムに内蔵
ソフト:RedhatLinux8.0…無償CD
接続:ぷららダイナミックDNS…ADSL接続サービスに付属

2.

節電と低騒音化
今回はノートPCを使い電気代200円/月ほどです。騒音もありません
ちなみに液晶デスクトップPCなら目安1000円/月で冷蔵庫と同レベルです。
【参考】
(財)省エネルギーセンタの2003年3月時点のパソコンの平均消費電力量によればA4ノートPCのオフィスでの年間電気代は576円です。これは液晶タワー型ディスクトップの約1/4で、24時間フル使用でも年間2500円程度と思われます。

今回、マスターデータはサーバの外に置くことでバックアップの問題に対応しています。システムバックアップはDriveImageを使ったバックアップを試行予定です。



 

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