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■目的
ThinkPad X60にChromiunOSをインストールします。
最新版Buildは起動途中で停止するので古いBuildを使います。
■ThinkPad X60
IBM B5モバイルノートで、CPUにCore2Duo2.0GHzを搭載。
今回はHDDを初期のSSDモデルであるADATA S511/60GBに交換して使います。
項目 |
ThinkPad X60
1709Q6J |
備考 |
OS |
Windows Vista Business |
|
CPU |
Intel Core2Duo T7200 (2GHz) 667MHz |
ChipSet: Intel 945GM Express |
Memory |
1GB /512MBx2 |
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HDD |
SATA 120GB ->SSD60GB |
CD/DVDなし |
Display |
12.1" 1024x768 |
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LAN /Wireless |
10 /100 /1000Base-T
IEEE802.11 a/b/g Bluetooth |
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USB /SD /1394 |
3xUSB2.0 /SD /1394 |
|
消費電力 |
最大65W |
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Size /Weight |
268 x211 x20-30mm /1.44Kg |
|
ThinkPad X60のページはこちら
■Chromium OS
ChromebookのOSはChrome OSであり、そのベースはオープンソースのChromium OSです。
Chrome OSとChromium OSの主な相違は以下です。
特にChromium OSでは自動アップデートとAdobe Flash Player Plug-inが未サポートに注意が必要です。
項目 |
Chrome OS |
Chromium OS |
管理元 |
Google |
Chromium Project
|
提供方法 |
内蔵 |
Open Source
|
Firmware(拡張) |
あり |
なし |
自動アップデート |
あり |
なし |
API Key Set |
あり |
なし |
Flash Pug-in |
あり |
なし |
Widevine CDM |
あり |
なし |
Google Talk |
あり |
なし |
3G Cellular
|
あり |
なし |
■インストール
今回はChromium OS Buildサイトからダウンロード/インストールします。
ただしX60では最新版で起動時フリーズ状態となるので/special/Cx86OS_R34-5196_Multi版にしま す。
ブートUSBを作成してChromiumを起動し、[ターミナル]でHDD/SDDにインストールします。
インストールしたらタイムゾーンの調整や用途に合わせての拡張機能の追加を行います。
[タイムゾーン]
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[拡張機能]
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■関連ページ
ChromiumOS/インストールのページはこちら
ChromiumOS/VMWareのページはこちら
Chromebookメモのページはこちら
■結果
Thinkpad X60へのChromium OSのインストールを完了しました。
これからWebブラウザに限定された機能や周辺機器の制限緩和に知恵を絞ることになります。