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■目的
 Linuxのイメージバックアップが懸案事項のままです。
 オープンソースのRedo Backup & Recoveryを使ってみたメモです。

■Redo Backup & Recovery
 イメージバックアップ用にカスタマイズされたUbuntu Live DVDベースのツールソフトです。
 バックアップに加えてパーティション/Disk UtilityツールやChromiunなどのアプリをサポートします。
項目
内容 備考
起動
CD /USBブート
容量: 250MB
対象OS Windows /Linux RAIDを含む
保存先 ローカル/ネットワーク共有

機能 Web アクセス (Chromium)
ブートUSB 作成
削除済ファイルリカバリーツール
ドライブ消去
パーティション編集

 Redo Backup & Recoveryのサイトはこちらです

■起動
 ダウンロードしたISOファイルからLive DVDまたはブート可能なUSBメモリを作成します。
 DVD/USBからブートするとUbunta LinuxがロードされてRedo Backup & Recoveryが自動起動します。
 今回使用したブータブルUSB作成アプリはこちら

■バックアップ
 以下の手順でイメージバックアップを行います。
 基本的に指定事項はバックアップ対象と保存先だけです。
 Step1:SourceDriveの選択
 Step2:Partitionの選択..複数Partition 選択が可能
backup
 Step3:保存先Driveの選択
      USBを含むローカルドライブやネットワーク共有ファイルを選択できます。
 Step4:保存先フォルダーの選択
 Step5:保存先ファイル名の指定

■リストア
 バックアップしたディスクあるいはパーティションをリストアします。
 ドライブ全体はもちろんノートPCのように単体HDDでC/Dドライブ構成のCドライブのみリストアができます。

■処理時間と容量比
 同一動作環境での市販Paragon Hard Disk Manager2011(HDM2011)との比較です。
performance
 * 容量比はバックアップ前後の容量比で小さいほど圧縮率大です。
 * バックアップ時間は使用済単位HDD容量(GB)当たりのバックアップ時間で、小さいほど高速です。
 * システム起動時間はブータブルUSBでのブート開始からバックアップメニュー表示までの時間で、小さいほど高速です。

■結果
 オープンソースで無償ながらRedo Backup & RecoveryはWindows/Linuxのイメージバックをサポートします。
 バックアップ時間こそ長めですが起動時間や圧縮率ではWindowsに特化の市販HDM2011より優秀で驚きです。
 Redo Backup & RecoveryのUSBブートはCDより圧倒的に起動時間が短くて済みます。
 Redo Backup & Recoveryは削除ファイルのリカバリーやパーテイションの編集などもサポートし有用です。

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