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■目的
i7-2600Kは動作クロック3.4/3.8GHzのSandyBridgeトップモデルのCPUです。
能力に余裕があるなら無理のない範囲でオーバークロックしてみます。
■i7-2600K
i726自作PCはSandyBridge i7-2600KとSSD(6Gbps)が特徴です。
第2世代Intel i7 CPUのページはこちら
■i726自作PC
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オーバークロック対象のディスクトップPCです。
CPU: Intel Core i7-2600K 3.4/3.8GHz
Mother: ASUS P8Z68-M Pro
Memory: PC3-12800 (DDR3-1600)
HDD:1x SSD (SATA3.0) /2x HDD (SATA2.0 /RAID0)
i726のハードウェア詳細は「i726自作PC組込み」を参照
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■ASUS AI SuiteⅡ
OverClock ToolであるTurboV EVOをASUSサイトからダウンロード/インストールします。
AI_Suite
Ⅱのダウンロードはこちら
■TurboV EVO
最初にASUS Ai-SuiteⅡにあるTurbo
EVOの[AutoTuning]使用してオーバークロック限界をチェックします。
[AutoTuning]では[Fast]と[Extreme]のモードでテストします。
■Auto Tuning
自動的にTuning結果が表示されます。
[FAST]
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[EXTREME]
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■設定
発熱とCPU寿命を考慮しCore電圧が高くても1.3V前半のFASTの条件を目標に設定です。
最終的にCPU倍率を41(FAST倍率-2)、Memoryは仕様の1600MHzにUpしGPUをノーマル状態に戻します。
CPU Clock: 3.4/3.8 GHz ->4.1 GHZ
Memory Clock: Auto -> 1600 MHz
GPU Clock: 変更なし
■CCCT(Overclock Checking Tool)
CPU100%の負荷テストを実行します。
1hr程度で問題がなければ安定状態と思われます。
■ベンチマーク
4.3GHzでのベンチマークの結果はこちら
■関連記事
「SandyBridgeオーバークロック基礎知識」DOSV Power Report 2011/03
■問題点
現象:電源オン後BIOS画面表示の前に停止し自動再起動/Windows正常起動となる。
原因:オーバークロックが要因(x43倍)
対策:倍率42倍で解消->倍率41倍に設定
■結果
今回は最大動作Clockは4.94GHzまでUp可能でした。
最終的にCPU Clockを3.4GHzから4.1GHzに20%UPしました。
Memory Clockは1333MHz->仕様値1600MHzにUpです。
GPUは最大50%のClock Upが可能でしたが3Dアプリを使用しないのでノーマルのままにします。
BClockは103MHzまで動作可能でしたが最終設定はノーマルの100HMzです。
EISTの効果で通常動作は1.6GHz(x16倍率)からとなり消費電力などの即Upはないようです。