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■目的
自作PC起動でたまに認識不能となるDドライブSSDを交換します。
■利用環境
使用中のr757自作PCはC/DドライブそれぞれPCIe /M.2 SSDを使用中です。
今回交換するのはDドライブになります。
r757自作ミニタワーはこちら
Model
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r757 /micro-ATX |
CPU
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AMD Ryzen 7 5700X |
Mother board |
ASUS Prime B550M-A |
Memory
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DDR4-3600 /16GB x2 |
SSD |
C: WD_BLACK /500GB PCIe3.0 /M.2
D: WD_SN850 /1TB /PCIe4.0 /M.2 |
■Crucial T500
今回採用のSSDはCrucial T500 2TBで、PCIe4.0接続では最速レベルです。
ヒートシンクは取外し可能な社外品を後付けします。
Crucial T500 2TB (Non-Heatsink) はこちら
Model
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Crucial T500 /2TB (CT2000T500SSD8)
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Heatsink
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No-Heatsink |
Interface |
NVMe /M.2 (PCIe Gen 4 x4) |
Speed
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Read: 7400MB/s
Write: 7000MB/s |
Tool |
Acronis True Image for Crucialなど
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■ヒートシンク
冷却用に独AquaComputer社kryoM.2を採用です。
過去の使用実績から高負荷でも余裕の冷却効果を期待できます。
今回はamazonでの購入ですが、本家サイトなら国際郵便利用でより安価に入手可能です。
AquaComputer「kryoM.2
micro passive heat sink for M.2 2280 SSD」 のページはこちら
AquaComputer「KryoM.2」 の取り付けマニュアルはこちら
Size: M.2 2280 (70x24x9 mm)
添付品:熱伝導サーマルパッド /絶縁シール /クリップx2
■交換手順
Dドライブディスクイメージをバックアップの後、新しいSSDに復元します。
使うのはParagon SoftwareのHard Disk Managerですが、代わりに無償提供のAcronis True Image for Crucialも使えるようです。
- PCをシャットダウンし、Hard Disk Managerをブート起動しDドライブのイメージをバックアップします。
- Hard Disk Managerをシャットダウンのあと新しいSSDに交換します。
- 再度Hard Disk Managerを起動しバックアップイメージを復元します。復元後の未使用領域はDドライブのパーティションサイズを拡張し有効活用します。
- Hard Disk Managerをシャットダウンし、PCを再起動して交換完了です。
■転送速度と温度
T500 /2TBのCrystal Disk Markの転送速度とHWMonitorでの温度上昇の測定結果です。
最高速度は公称値にわずかに届かない結果ですが、読み/書きともほぼ仕様通りです。
ヒートシンクは室温22℃で、高負荷時動作温度を81℃から53℃に大幅低減です。
■結果
- たまにデバイス認識不能となるDドライブはSSDを交換し解消です。
- 今回はDドライブディスクイメージを新しいSSDに復元しての交換です。
- SSDはPCIe4.0接続最速レベルのCrucial T500で、実測速度はほぼ仕様通りです。
- T500の高負荷時温度は81℃で、独AquaComputer社ヒートシンクで53℃に低減です。