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■目的

M.2 SSDの高温での性能低下回避のためヒートシンクを後付けします。
今回はWD_BLACK NVMe+独Aqua Computer社ヒートシンクの組合わせです。

■ヒートシンク

Aqua Computer社ヒートシンクは実績から温度上昇の大幅低減が見込まれます。
使用する製品はkryoM.2 micro passive heat sink for M.2 2280 SSD です。
M.2 2280対応でPCBを含む厚さ最大2.3mmに対応し、拡張ボートとの干渉はなしです。
購入先はAmazon USですが本家サイトでは輸送費含めて2kyen以下です。
なおSSDは、高負荷80℃で速度低下発生PCIe3.0接続WD_BLACK NVMe 500GBです。
Western Digital WD_BLACK NVMe のデータシートはこちら
Aqua Computer kryoM.2 micro passive heat sink for M.2 2280 SSD のページはこちら
aqua kryoM.2

■組み込み

SSDに後付けで組み込む手順です。
Aqua Computer kryoM.2 micro取付ドキュメントはこちら
  1. SSDの裏面に添付保護テープを張り付けます。
  2. SSDの表面に添付サーマルパッド(厚さ1mm)を張り付けます。
    *サーマルパッドのフィルムは表裏ともはがします。
  3. 金属クリップ x2個をSSDの両端から差し込みます。
  4. ヒートシンクの片側をクリップの下にしてもう一方を押し込みます。
kryo installation

■温度上昇

室温29℃での高負荷時WD_BLACK NVMe 500GBの温度です。
ヒートシンクにより温度上昇は半分以下になり速度低下も回避です。
temperature

■結果


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