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2016年1月 アーカイブ

2016年1月 9日

CloudReady/Chromebook

■目的
 CloudReady版chromebookがフリーでリリースされました。
 古いPCにインストールして再利用を図ります。

■CloudReady
 ChromebookはGoogleのChrome OSを搭載し、CPUやメモリなどの少ないリソースで快適に利用でます。
 ChromeOSのベースはChromiumOSですが古いPCのドライバーや、アップデート、Flash Playerが未サポートです。
 CloudReady版はこれらの問題を解決して古いPCでも利用できる無償で提供のChromebook OSです。

Chromium OS
Cloud Ready
Chrome book
互換性
利用できるPCは1/3程度
2007年以前のPCにも対応
専用ハードウェア
システムアップデート
×


adobe Flash Player
×


H.264 /mp3 /mp4
×
×

CD/DVD Drive
×
×

 Lifehacker 「古いノートPCをChromebookとして復活させてくれるアプリCloudReady」はこちら

■準備
(1)ブート用USBメモリ>8GBまたは16GB
(2) CloudReadyのダウンロード
  CloudReadyのダウンロードはこちら
(3)Chromebookリカバリユーティリティのインストール
  ブートUSB作成に使う「Chromebookリカバリユーティリティ」をCrome WebストアからPCにインストールします。
recovery utility
  「Chromebookリカバリユーティリティ」のインストー ル ページはこちら

■ブートUSBの作成
 Chrome ウェブストアの「Chromebook リカバリ ユーティリティ」ページで[アプリを起動]で起動します。
 [歯車アイコン][ローカルイメージを使用=..\chromiumos_image.bin]
 [使用するメディアを選択ください=USBボリューム名選択][今すぐ作成]でブートUSBが作成されます。
 *注意:USBメモリのデータはすべて削除されるので注意ください。

■CloudReadyのインストール
 ブートUSBからPCを起動するとCloudReadyのLive版が立ち上がります。
 画面の指示に従って設定/ログインを行います。   
 システムトレイの"install cloudready"でHDDにインストールします。
 *HDDへのインストールではHDDないのデータは削除される点に注意ください。
install001
install002
install003
install004
 CloudReadyの検証結果リストはこちら

■コマンドライン
 CloudReadyではChromebook同様、shellコマンド環境をサポートします。
 起動:[Ctl+Alt+F2]
 id/password:chronos/chrome
 root loginコマンド:sudo su
 password変更コマンド:passwd chronos
■結果
 CloudReady版Chromebookのインストールと動作を確認しました。
 特にシステムアップデートやFlash Playerがサポートされ普通に利用できます。

x1 carbon 2015 setup

■目的
 Thinkpad X1 Carbon 2015が届きました。
 仕様やセットアップのメモです。

■構成
 注目のPCIe/SSD/512GBなど●印がオーダーした構成です。
cpu
CPU
●i5-5200U /2.2GHz /HD5500
 i7-5500U /2.3GHz /HD5500
 i7-5600U /2.6GHz /HD5500
memory
Memory
 4GB /PC3L-12800 DDR3L (Onboard)
●8GB /PC3L-12800 DDR3L (Onboard)
storage
Storage
 SATA /SSD /128GB
 SATA /SSD /256GB OPAL
 PCIe2.0 x4 /SSD /256GB
●PCIe2.0 x4 /SSD /512GB

Display
●14"/FHD /1920x1080 /TN 非光沢
 14" /WQHD /2560x1440 /IPS 非光沢
 14" /WQHD /2560x1440 /IPS 非光沢 /タッチパネル

LAN
 intel Wireless -N7265 + Bluetooth
 intel Dual BanWireless -N7265 + Bluetooth
●intel Dual BanWireless -AC7265 + Bluetooth

■仕様
 オーダーしたX1 Carbon 2015の仕様です。
項目 BTOモデル20BT -CTO1WW 備考
OS Windows 10 home 64bit/日本語
CPU Core i5-5200U (2.2-2.7GHz) /3Mcahe
2Cores /4threds
14nm /TDP15W
Graphics Intel HD Graphics HD5500
Memory 8GB /PC3L-12800 DDR3L Onboard
Display 1920×1080 14.0 inches TN widescreen
LEDバックライト/光沢なし
contrast :400:1  Briyness :300
Storage Samsung SM951 512GB M.2 2280 SSD
SATAIII + PCIe 2.0 4x
max2GB/s
Wireless Intel Wireless-AC 7265 LAN /Bluetooth
2.4/5GHz 最大300/867 Mb/s
Bluetooth4.0

Audio Realtek ALC3232
Ports HDMI/mini DisplayPort
2 x USB 3.0 (1 x USB 3.0 Always on USB)
Mic/Stereo Speaker
Ethernetアダプタ
カードスロットなし

Camera 1.3Mpix /HD720p対応
Keyboad 日本語 /バックライト付
Sensor 指紋センサー付き
Battery max17.8hr
Link Lenovo Onelink
Size 331 x226.5 x13.5 -17.7 mm
Weight  約1.3kg

■Windows10セットアップ
 最初のPC起動で画面の指示に従ってログインID/パスワードなどを入力・設定します。
 IDにマイクロソフトアカウントを使用しない点やデータ収集を最低限にする以外は標準です。

■Window10ライセンス認証
 Windows 10ではDigital Entitlementによるライセンス認証に変更されました。
 それが理由か今回Product Key記載のラベルも書類も見当たりません。
 なくても支障はなさそうですが念のためProduct keyをPCから読みだして保存しておきます。
 Utility:    Windows Product Key Viewer
 「Windows10ライセンス認証」のページはこちら
 Windows Product Key Viewerの入手先は こちら
 
■リカバリメディア作成
 [検索/recovery]でリカバリメディア作成ツールを起動してUSBリカバリメディアを作成します。
 ところがメディア作成実行途中で停止してしまいました。
 現象:    回復ドライブ作成の開始後の準備段階で「問題が発生しました」を表示し停止します。
 原因:    不明..Windows 10のバグと推定
 対策:    同じ事象発生の報告もあるようですが解消方法は見当たらず
 対応:    市販「Hard Disk Manager 2014suite」によるリカバリイメージ作成で代替え
■リカバリイメージ作成
 リカバリ―メディア作成ツールに替えて市販「Hard Disk Manager 2014suite」でHDDイメージをバックアップします。
 ブートUSBから起動して最初にオリジナル、続いてドライブ分割後のイメージをバックアップしておきます。
 *今回使用した非UEFI/USBからの起動にはBIOS設定変更が必要でした ->SecureBootの項を参照。
hdm2014
 Hard Disk Manager 14 Suiteのページはこちら

■SecureBoot
 これまで使っていた非UEFIのUSBブートを有効にするにはBIOSの設定変更が必要です。
 変更しないとブートデバイス一覧には表示されますが起動しようとしても無視されます。
 [Security][SecureBoot=Enabled ->Disabled]
 [Startup][UEFI/LegacyBoot=UEFI only ->Both]
■ドライブ分割
 Cドライブを縮小/分割してCシステムドライブとDデータドライブに分けて使用します。
 分割したらアドレス帳やマイドキュメントなどをCドライブからDドライブに移行します。
 これによりCドライブバックアップ時間を短縮し、さらにHDDイメージリカバリによるデータ消失を回避します。
 分割には市販「Hard Disk Manager 2014suite」のHard Disk Manager14を使用しました。
partition
■Display
 14"/FHD/1920x1080/TNのDisplayの画質は思いのほかきれいです。
 視野角は予想通り狭いので画面の開き角度の調整には若干気を使います。
 一部のアプリでの文字滲み対応もあり選択するなら14"/WQHD /2560x1440 /IPSでした。

■DPIスケーリング
 157DPIの14"FHDディスプレイは標準DPI比160%で文字が小さすぎて読みずらくなります。
 このためDPIスケール100%ではなくデフォルトで150%指定ですが未対応アプリで文字滲みが発生します。
 文字滲み発生のChrome/iTunesなどはアプリ毎にDPIスケーリングを無効にして対応です。
 使用頻度の多い管理コンソール(MMC)も非対応ですが無効にしても解消できません。
dpi scaling
 microsoftサポート「一部のデスクトップ アプリケーションが高 DPI ディスプレイでぼやけて表示される」はこちら
 microsoft technet 「IT 担当者向け Windows 8.1 によるぼやけたテキストの修正」はこちら

■デバイス
 システムの再インストールなどに備えてデバイスマネージャでデバイス一覧を取得し保存しておきます。 
 なおPCIe/SSDはNVMeではなくAHCIドライバモデルのようです。 
device
■スタートメニュ
 多くの使わないアプリをごちゃまぜのメニュは多少改善したとはいえ、アプリを探す度にストレスになります。
 まだ当分Windows7のメニュが使えるClassic Shellのお世話になります。
start menu001
start menu002
 Classic Shellのサイトはこちら

■アプリ
 今回はマイクロソフトOfficeに代えて無償のOffice Onlineを使用します。
 またシステムの再インストールなどに備えてアプリ一覧を取得し保存しておきます。 
app
■性能
 電源ONからログイン画面までの起動時間は最速約8秒と短いです。
 また1.5GB/sを超えるPCIe/SSDの転送速度には目を見張るものがあります。
cdm

■結果
 ChromebookからWebページ作成やPhoto/Video編集の楽なThinkpadに戻りました。
 ハードウェアでは1.5GB/sを超えるPCIe/SSDの転送速度は驚異的な性能です。
 Microsoft自身のアプリが文字滲みを発生しかつ回避できない点で次はMACに乗り換えもありです。
  ->DPIスケーリング200%設定(多分14"/2560x1440解像度)モデルが正解かも..
  ->半年後MacBookPro Retinaにリプレースしました。

2016年1月10日

Google Drive 同期

■目的
 Google DriveとPCを同期させます。
 目的は複数のPCでのWeb編集です。

■背景
 ローカル側マスターでWebページを作成/編集中です。
 これにモバイルPCが加わるとマスターのコピーが必要になります。
 コピーでの更新後はマスターの更新が必要になりますが手間です。
 手間と更新漏れを防ぐため、クラウドをマスタにして必要なPCを同期させます。

■同期アプリ
 PCと同期するにはGoogle Driveを使いPC版ドライブアプリをPCにインストールします。
google drive
 Google Driveアプリのインストールはこちら

 [同期オプション]で同期対象の制限やPCの同期先フォルダーの変更ができます。
setup
 インストールが終わるとタスクトレイにアイコンが登録されます。
 デフォルトでは起動時に同期を開始しますが変更可能です。

■結果
 デスクトップ/Mobile PCとGoogle Driveとの同期が可能になりました。
 これによりモバイル/デスクトップ区別なくクラウド側をマスターでWebページ更新ができます。

2016年1月22日

Google Form Notifications

■目的
 Google Formで自動返信メールを利用します。
 使うのはGoogle Form Notification Add-onです。

■Google Form Add-on
  Google Formの「Form Notifications」アドオンで自動返信メールが可能です。
 通常はアドオンを追加するだけで利用可能になりますが今回はQuick Startを利用します。
 「Quickstart: Add-on for Google Forms」はこちら

■手順
(1)Form作成
 まずフォームを作成します。
form
■File作成
 [ツール][スクリプトエディタ]でツールを開きます。
 1個のgsファイルと5個のhtmlファイルを作成します。
 ファイルはQuickStartページにあるコードをコピー/貼り付けして作成します。
 ・コード.gs
 ・Slider.html
 ・About.html
 ・AuthorizationEmail.html
 ・CreatorNotification.html
 ・RespondentNotification.html
code file
 ファイル作成が終了したら[ファイル][すべて保存]でForm Notifications Quickstartの名前を付けて保存します
 これでForm Notifications Quickstartの名前のアドオンとして登録されます。
■設定
 フォームに戻って[アドオン][Form Notifications Quickstart][configure notifications]で設定画面を開きます。
 Notify meが管理者向け、Notify respondentsがユーザ向けメールの設定になります。
 必要事項を記入して[save]で保存されます。
mail
■フォーム送信/自動返信
 フォームをリフレッシュし実際に作成したフォームを送信します。
 設定した内容のメールが管理者とユーザーに届きます。

■結果
 FormNotificationsのアドオンで自動返信メールが可能になりました。

2016年1月31日

2016 SAOいいづな競技合宿

■2016 SAO競技合宿
 日時:2016/01/30-31
 場所:長野県いいづなリゾート
 い いづなリゾートのページはこちら

■Photo
iizuna racing
■感想
 小田原スキー選手権、市町村対応競技会前のポール練習になります。
 スキー場および見谷SSのバックアップの下で2日間充実した練習になりました。
 長野オリンッピクモーグル会場宿舎が宿です。

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