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2007年11月 アーカイブ

2007年11月26日

2008Volkl RaceTiger SL

■目的
 2008 Volkl RaceTiger SLが届きました。
 概要をメモします。

■Volkl RaceTiger SL..選手用
 このSLスキーは独Volkl社のワールドカップ選手用モデルになります。
 昨年から使用のGSモデルのフィーリングがよいので、08シーズンはSLモデルもVolklにチェンジです。

 Size:165cm
 SideCut:116/64/99
 Binding:Marker COMP16 EPS
 Plate:Marker WC PC Interface SL

  Volkl RaceTigerのサイトはこちら

■試乗
 2007/11/25のスノータウンYetiでフリースキーでの試乗報告です。
 [比較対象]
 2006使用SL:Rossignol 9S WC RK WC 2005 155cm...選手限定
 2006使用GS:Volkl RaceTiger Worldcup GS 180cm..選手用
 [試乗結果]
 昨年まで使用のRossignol 9Sより10cm長いですが違和感はまったくありません。
 フレックスは昨年まで使用のRossignol 9Sより固めですが、乗ると硬さの違いは感じません。
 早朝AM8:00からの試乗でしたが、硬いバーンでも柔らかいバーンでも扱いやすさは変わりません。
 GSのスキーと比べるとエッジングの強さには物足りなさを感じます。
 今回の条件とは別に、掘れの大きい硬いバーンをしなやかにターンしてくれればいうことなしです。

■結果
 選手用のスキーは全容が公開されないケースが多く、今回もウッドコア以外は詳細を確認できていません。
 SideCut値は実測です。
 PlateはSL用のMotion Piston付です。
 フリースキーの範囲では想像以上に扱いやすく半日だけの使用にも関わらず、すぐにレースで使用できそうです。

2007年11月23日

2008SAK指導員研修会

■概要
 2008シーズンSAJ指導員研修会(理論)受講メモです。
 日時:2007/11/11 12:30-17:00
 場所:川崎教育文化会館
 主催:(財)神奈川県スキー連盟

■SAJ指導者研修会テーマ
 県連教育本部より提示された骨子は以下のとおりですが、詳細は08年度オフィシャルブックを参照願うとのことです。
スキー指導者の研修テーマについては、三つの観点から課題が設定されている。
 テーマⅠ:指導者が果たすべき役割についての見識を高めることを目指す。
       I LOVE SNOWキャンペーン→四つの提案
 テーマⅡ:実施指導の中核となる運動技術の根幹的な課題の確認。
       指導プログラムとして、スキーヤーに伝達していくものでなく、指導者自身が試行し技術内容について研究すること。
       オフィシャルブックの中で扱っている内容は、それぞれがサンプルであり、絶対的なものではないという理解をして下さい。
 テーマⅢ:指導の場面と検定の場面において不可欠な技術評価についての観点を確認する。

研修会テーマの取扱
SAJからの要望:研修会の限られた時間の中で、また、様々な自然条件の中でスキーの総てを取り扱うことは大変難しいことですが、今年度の各地での研修会は、本質的な目的の理解と、手段としての技術の取扱いを明確にして、研修会全体の運営形態、内容構成の改善を試みてほしい。

実技テーマでの提案
技術を習得するなかで、直接目的になる基本的な課題となります。
 ①バランスを如何に保つのか
 ②外スキー操作はどうするのか
 ③内スキー操作はどうするのか
 ④実践的な身体の使い方はどうするのか
必要項目についての見識を高めることがねらいになります。
ただし、テーマとして設定している内容は「一つのサンプル」として取り扱ってください。
研修の場面では、提案している内容と他の技法、バリエーションなどと比較し、検討を加えていただくことに意義があるものと考えます。

実技テーマとして提案する内容は、課題の概要を映像でまとめDVDに収めてあります。
オフィシャルブックには、今回のテーマの背景となる技術的な内容が掲載してあります。
課題を理解するうえでの参考とし、活用していただきたいと思います。
■講師
 SAJナショナルデモチーム監督 森 信行
講義内容メモ
・SKIは雪質の違いの把握と条件にあった練習種目を考慮し怪我の防止に努める
・指導では短期間で上達させる工夫が必要
・プルークからパラレルターンへ導入のためのプルークターンは日本独自
・Ⅱ軸理論はUSナショナルチームでは話題にしていない
・外足加重が基本に変わりはなく、内足は外足に同調させる
・カービングターンが全てではなく、エッジングの加減による調整力が重要
・ターンの前半でスキーをコントロールし、ターンの後半ではスキーをずらさないのがポイント
■結果
 新しいテーマはなく、I Love Snowキャンペーンの指導員の4つの役割認識がより重要か?
 カービングスキーに対応した指導方法はサンプルとして示されるが、指導員各自で指導、研究するのが重要。
 来シーズンの教程改定でⅡ軸理論や指導方法などが整理され提示される模様か?

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