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2007年8月 アーカイブ

2007年8月17日

MovableType4導入

■目的
 MovableType3.2から4.0にアップグレードします。
 なお本ページはバージョンアップされたMovableType4で作成されています。

■MovableType4.0のダウンロード
 個人使用に限定したの個人ライセンスは無償です。
 名前とメールアドレスを入力して受付完了するとダウンロード用の認証キーをメールで取得できます。
 コードは指定のURLからダウンロードし解凍すると準備完了です。
 
  個人ライセンスのダウンロードはこちら

■アップグレード手順
 MT4マニュアルのページからアップグレードの手順にしたがって作業をします。
 1.MT-3 Backup
  以下をFTPでバックアップします
  (1)APPディレクトリ /cgi-bin
  (2)スタティックディレクトリ /mt-static

 2.DBのバックアップ
  (1)MySQL
  詳細はこちら

 3.旧バージョンのデータ削除と新バージョンの導入
  以下をFTPで削除し新バージョンをアップロードします。
  またmtディレクトリのcgiファイルのパーミッションは755に設定します。
  (1)APPディレクトリ /cgi-bin/mt
  (2)スタティックディレクトリ /mt-static

 4.構成ファイルの復旧と変更
  mt-config.cgiをリカバリしパーミッションを755に設定します。
  MT3.3以前のVerUpの場合は以下のエントリを追加します。
   AltTemplate feed results_feed.tmpl

 5.カスタマイズ内容を反映
  default_templateやsearch_templateのカスタマイズした内容を復旧します。

 6.Movable Typeにログイン
 ログインして最新バージョンへの更新を開始します。
 
  完了で以下の画面を表示します。
 
■結果
 アップグレード作業そのものは単純です。
 アップグレードしても同じカスタマイズしたテンプレート使用により作成されたページの外観は変わりません。

* 注意事項
 MovableTypeにログインしても最終のアップグレード処理を開始できないケースが発生します。
 アップロード時にFTPの文字コード指定がホスト側と一致していないとおきるようです。
 以下は今回のNextFTPの設定内容です。ホストの文字コードはUTF-8です。
 

2007年8月25日

GA-G33M-DS2Rマザー

■目的
 次期ディスクトップとして計画中の自作PCに使用予定のGigaByte社マザーGA-G33M-DS2Rの概要をメモします。

■GA-G33M-DS2R概要
 最新intel G33搭載FSB1333MHz,DDR2対応のオンボードグラフィックチップ内蔵GigaByte社microATXマザーです。
 対応CPUは、LGA775SocketのCore2EQ/Quad/Duo,Pentium EX/D/4,CeleronDです。
 [特徴]
 ・最新intel G33チップセット搭載。45nmプロセスルール次世代CPUにも対応。
 ・低発熱、低RDS MOSFET、高耐久性コンデンサ採用などGigaByte独自品質規格Ultra Durable2に対応。
 ・DDR2-1066デュアルチャネル対応メモリーサポート。
 ・Intel GMA3100オンボードグラフィック搭載
 ・1000Mbps対応Gigbit LAN サポート。
 ・3Gbps対応SATAⅡ&RAIDサポート
 ・IEEE1394a搭載
 ・Intel Clear Video Technology搭載
 ・eSATAⅡコネクタ付属

■仕様
項目 仕様 備考
Form Factor micro ATX (244 x244 mm)  
CPU Core2 Extreme /Core2 Quad /Core2 /Duo
Pentium Extreme /D
1333 /1066 /800 MHz FSB サポート
ChipSet GMCH: Intel G33
ICH: ICH9R
LAN: Realtek RTL811B Controller
Audio: Realtek ALC889A 8Channel Codec
Memory DDR2 1066 /800 /667 Memory 4Dimm スロット (DDR3 未サポート)
拡張スロット 1x PCIex16 1x PCIex4 2x PCI  
内部 I/O
コネクタ
1x 24pin +4Pin 12V 電源
1x IDE 1x FD
6x SATA 3Gb (RAID 0 /1 /2 /5 /10 対応)
4x USB2.0 2x IEEE 1394 a
 
バックパネル
コネクタ
1x PS2 Keyboard /Mouse 1x Parallel
1x VGA 1x IEEE 1394 a 1x RJ-45 (LAN)
6x Audio 4x USB2.0
 
BIOS AWARD
 PnP 1.0a / DMI 2.0
 SM BIOS 2.3 / ACPI 1.0b
 
■レイアウト
 
■フロントパネルコネクタ
  
■ブロック図
  
■付属品
 1x IDEケーブル 1x FDケーブル 2x SATAケーブル
 eSATAブラケット(2xSATAコネクタ/1x電源コネクタ)+1xSATA電源ケーブル+1xSATAケーブル

■結果
 DDR3 1333MHzメモリ未サポートながら最上位モデル並みの機能や品質をサポートしているようです。
 RAID0/1/2/5/10をサポート。
 クロックアップ機能もATXモデル並み。
 グラフィック内蔵だがPCIe16ボードを別途追加予定。
 バックパネルのI/OコネクタはATXモデルと同じ。
 

Core2Duo E6750プロセッサ

■目的
 計画中の自作PCで使用予定Intel Core2Duo E6750(2.66GHz)の概要をメモします。
 現行CPUは2003年Intel Pentium4 2.6CGHzです。

■Core2Duoの仕様
 E6000シリーズのプロセッサー仕様を示します。
 参考価格は2007/8月秋葉原最低価格です。
 
■Coreアーキテクチャ性能
 以下はIntel Webサイトの性能比較表(2007/8月)です。
 E6750の性能はE6700と同程度と思われます。
 
■結果
 2007/7月のFSB1333MHz版CPU追加に合わせてE6000CPUの価格も半額ほどになっています。
 E6000には18種のCPUが存在しますが65nmルール製造技術採用でTDPは65Wです。
 45nmルールのCPUも予定されていますが今回はコストとパフォーマンスのバランスのよいE6750を使用予定です。
 

2007年8月26日

iPod音切れ故障と回復

■目的
 iPodの突然の音切れの原因とその回復についてメモします。

■iPod
 機種は30GBカラーディスプレイタイプです。
  iPodのサイトはこちら

■現象
 使用中に音切れを起こして、リセットしても回復しません。

■対応
 iPod内部の接触不良の可能性もあるので分解します。
 (1)イヤフォンコネクタのある方向からアクセスして金属カバーを取り外します。
   *左右に各5箇所、下側に2箇所カバーはずれ防止の突起部(引掛け部)があります。
   *内部の部品にダメージを与えないように注意が必要です。
 (2)カバーと本体を接続しているコネクタをはずして再挿入します。
 (3)ついでに1.8"HDD接続コネクタもはずして再挿入しました。
■原因
 ケーブル再接続で音が出るようになったのでケーブルコネクタ部の接触不良と推定できます。

■結果
 iPod内部のケーブルの再挿入で故障から回復しました。
 通常は販売店に修理を出すべきでしょう。
 ちなみに30GBの1.8"HDDは東芝製でした。

2007年8月29日

nfsサーバ on Windows

■目的
 テスト的にWindowsでNFSファイルサーバを構築します。
 UNIXクライアントからWindowsのファイルを共有できます。

■WindowsとNFS
 WindowsとUNIX相互運用のためのツールServices for Unix(SFU)を無償ダウンロードできます。
 SFUによりでWindows PCをNFSサーバに、またNFSクライアントすることが可能です。
  Microsoft WindowsとUNIXの相互運用に関するページはこちら

■SFU3.5によるNFSサーバの構築
 今回は以下の構成でWindowsサーバ上にNFSサーバを構築します。
 NFSサーバ:WinServer2003 R2
 NFSクライアント:FedoraCore6(FC6)
 
 [手順] ..以下はWinPCのディレクトリtv0をNFS共有する例です。
 1.UNIXクライアント
 (1)マッピング用ファイルのコピー
  パスワードファイル/etc/passwdとグループファイル/etc/groupのWinServer2003へのコピー
  * ユーザ/グループマッピング作成にあとで使用します。
 
 (2)マウントポイントの作成
  # mkdir /mnt/nfs_tv0

 2.WinServer2003の設定
 (1)[管理ツール][サーバの役割][ファイルサーバ][nfs]でファイルサーバをインストール
 (2)[エクスプローラ][共有ディレクトリ右クリック][共有とセキュリティ][nfs共有]で共有ディレクトリtv0を設定
 
 (3)[管理ツール][nfs用Microsoftサービス][ユーザ名マッピング]でUNIX-WindowsのuserID/GroupIDの変換マップを作成
 

 3.UNIXクライアント
 (1)nfs共有ファイルのマウント
  # mount 192.168.xxx.xxx:/tv0 /mnt/nfs_tv0
■FC6クライアントでのNFS共有結果
 *1 左はWindowsエクスプロラでnfs共有'tv0'を表示の例です。
 *2 右上はFC6内のファイルを表示の例です..半角/全角カナ、漢字ファイル名とも表示可能です。
 *3 右下は同じファイルをnfs共有ディレクトリにコピーの例です..ファイル名の文字化けがあります。

■結果
 FC6クライアントのnfs共有だと日本語ファイル名が文字化けします..SFUではFC6の内部コードUTF-8を未サポート。
 NFSサーバの設定はWindows共有設定とあまり変わりません。
 NFSクライアント側の設定は基本的にmountを行うだけです。
 アクセス制御のためにWindowsとLinuxユーザとグループIDを結びつけるためにマッピングを作成する必要があります。

*注意事項
(1)Windowsはファイル名の大文字小文字を区別しませんがUNIXは区別します。
 nfsで大文字小文字を区別するにするには以下の設定が必要です。
 [管理ツール][ローカルセキュリティの設定][セキュリティの設定][ローカルポリシー][セキュリティオプション]
 [システムオブジェクト:Windowsシステムではないサブシステムのための大文字と小文字の区別をしないことが必須=無効]
 
(2)ほかにもWindowsとUNIXシステムの相違からくる以下の事項などを検討する必要があります。
 ・隠しファイル属性仕様の相違
 ・ファイルロックの仕様相違
 ・Windowsでファイル名に使用できない記号文字の変換

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