ETC2.0は必要?

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ETC車載器がE04エラーを繰り返すので交換します。
車載器はETCとETC2.0タイプからいずれかを選択します。

■ETC2.0とは
高速道路対象のETC+ITSスポットによる双方向情報サービスです。
FM多重通信などのVICSとは直接の関連は見られません。
なおDSRCは20014/10月からETC2.0に統合されます。
以下は現時点での主なサービスです。
・渋滞回避支援や安全運転支援の情報提供サービス
・料金割引や一時退出継続走行などのサービス
・ITSスポットでのポータルサイト接続など
etc2.0

■車載器
車載器は以下の2タイプです。
ETC:有料道路利用料金の自動支払いが可能です。
ETC2.0:利用料金の支払に加えてITCスポットを利用した渋滞回避支援や料金割引などを受けられます。

■ETC2.0は必要か?
ETC2.0は車載器単体でも音声案内でサービスを受けられます。
ただ個人的にはタブレットでカーナビアプリを利用につきデメリットが目立ちます。
・ETC2.0連携カーナビの追加費用が発生。
・インターネット接続/渋滞回避などカーナビアプリ利用のタブレットがより低価格/高機能。
・わずか約1600箇所ITSスポットのETC2.0よりプローブなど情報量や技術でYahooなどに軍配。
・さらにUp to Dateのスマホなどに対して官庁主導のETC2.0の巻返しには期待できず。

■関連情報
ETC総合情報ポータルサイトはこちら
乗り物ニュース「ETC2.0、試して分かった問題点 専門家は同情」2016/04/10
Yahooニュース「Yahoo!カーナビで「プローブ」はじまる! VICSに加え渋滞情報がさらに充実」2015/05/14

■結果
ETC2.0は高速道路対象の新規サービスで、VICSとの関連は見られません。
個人的には、ETC2.0連携カーナビと既存タブレットの2者択一となりタブレットを選択です。
したがって車載器は非ETC2.0にします。
現時点、デメリットは圏央道の2割割引が受けられないだけです。
* ETC2.0は一般財団法人ITSサービス高度化機構が管理/運営するサービスです。
* VICSは一般財団法人道路交通情報通信システムセンターが管理/運営するサービスです。