Info kplace.plala.jpから移設しました

■目的
 SAJ指導員研修会理論に参加しました
 以下は2011年度スキー指導者研修テーマの一部です。

■要綱
 日付/場所:2010/11/13 川崎市教育文化会館
 主催/主管:全日本スキー連盟/神奈川県スキー連盟

■2011研修テーマ
 研修テーマは3項目です。
 (1)スキーマーケットの拡充
 (2)自然で楽なスキー(Hybrid Skiing)のすすめ
  ・パラレルターンの新しい概念
   -> 重力と筋力の適合による自然で楽なスキー
   -> 山回りの連続から谷回りの連続へ
  ・体幹手動による二軸運動の意識
   -> 「体幹の重さを両足(2軸)で支えて滑る」
  ・谷回りの連続
   -> パラレルターンは内足主導の谷回りで始まり外足主導の山まわりで終わる
   -> パラレルターンは内足主導の谷回り連続として定義される。
  ・フェースコントロール
   -> ターンにおける重力の活用はスキー面への荷重と角付けでコントロールされる。
 
 * 画像は「2011SAJ教育本部オフィシャルブック」より
 (3)安全で楽しいスキーのすすめ

■感想
 過去2年間参加してなかったですが、パラレルターンの意識が変わったようです。
 内足主導の谷回りは以前から競技で使用していたので個人的には違和感はありません。
 競技での経験から内足主導の谷回りは効率的で省エネの点でタイム短縮に有効です。
 ただし写真の滑りは以下の点で疑問が残ります。
 ・谷回りはOKながら、外足荷重の部分(山回り)での外傾が見られなく違和感が残ります。
  -> 次のターンへのスムーズな移行のための先行動作としても外傾が必要と思われます。
  -> 実際のデモの滑りではターンの早い時期から外傾がみられます。
 ・膝からの外傾も見られなく小回りなど大きい角付けが必要なシーンでの対応に疑問が残ります。

  blog    MovableType