FedoraCore5とWinの使い勝手比較1 | Rev0:2006/05/08 | ||||
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FedoraCore5とWindowsの使い勝手を比較した結果の一部です。 |
項目 | 内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目的 | WinならOfficeやpdf作成機能、画像処理Appは高価な市販ソフトを購入のところですが、これらの機能をすべてオープンソースで標準装備するFedoraCore5はそれだけでもメリットです。最近はネットワーク共有機能やAPP管理機能、日本語機能を強化し使い勝手の向上を図っているので、使用中の結果をまとめました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FC5 | FedoraCore5は2005/03/20にリリースされた最新Verで、特徴は以下です。 リリーリスノートはこちら(英文) ■GUIパッケージ管理(インストールがGUIベースに) ■日本語入力が格段に向上 kernel: 2.6.16 Apache2.2 Samba3.0.21b-2 MySQL5.0/PostgreSQL8.1 Gnome2.14 OpenOffice.org2.0 FireFox:1.5 |
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FC5とWinの APP比較 |
Winとfc5をアプリケーションで比較してみた結果です。
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使い勝手 の例 |
■GNOME デスクトップ画面は基本的にWindowsと同じ感覚で使用できます。アイコンにしても同じ使い勝手です。 さらにfc5では4枚までのWindowを切り替えて使用できます ■ファイルブラウザ 以下は詳細表示の際のファイルブラウザです。Winのエクスプローラ同様ファイルのダブルクリックで関連付けされたAPPが起動します。 ■ネットワークファイル共有 Samba ClientによりWinファイルサーバへの接続が可能です。 以下は接続設定のGUI画面です。 ■スクリーンショット PrintScrenと同じ機能で画面のコピーを取れます。 ■OpenOffice Ms Officeに相当するのがOpenOfficeで、Ms Officeと基本的に互換性があります。以下はMs Excelで作成したファイルをOpenOfficeのSpreadSheetで開いたもので修正はもちろん、保存はExcel形式でも可能です。この例では互換性の問題は見られませんでした。 ■pdf文書の作成 文書をPdf Document Printerでエクスポートするとpdfが作成できます。以下はその指定GUI画面です。 実際作成した文書はこちらです。 ■GIMP Adobe Photoshop相当のフォト編集ソフトです。 ■Firefox Webブラウザで、タブ表示が使用可能です。個人的にはWinでも常用しています。 |
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結果 | ■アプリケーション WindowsでサポートのAPPはfc5でもほとんどサポートされています。またOfficeや画像処理、pdf作成に関してはWindowsだと市販ソフトの追加購入が必要なのですがfc5ならオープンソースを使用可能です。Officeに関してはほぼ互換性があり、さらにpdfで文書変換すれば互換性の問題は完全に解消します。 ■使い勝手 具体的なアプリケーションの例で示すようにアプリケーションレベルではユーザインタフェースはGUIであり、旧来のLinux=textファイルでの設定のイメージは完全に払拭されています。またWinとのファイル共有も特にマニュアルを読まなくてもWinと同じ感覚で設定できました。 ■その他 何もしなくても日本語入力に関しては問題ないようです。Winと同様に「半角、全角」キーを押すだけで日本語のローマ字入力が可能になりました。 ■結果として 高価なOfficeやAdobeのソフトを購入する代わりにサブのPCではfc5を入れて使い始めた段階です。今のところ「これは意外といける」の感触です。 |
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