logo WinXPパーティション容量 Rev0:2004/09/22
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WinXPのインストールされるパーティション容量の概算見積計算方法の紹介です。

項目 内容
目的 WinXPのインストールされるシステムパーティション容量は、バックアップの時間短縮の観点で必要最小限にしたいところです。最適システムパーティション容量についての技術資料がどこにも見当たらないので使用中のVAIO改(詳細はこちら)の現物で調査してみました。
バックアップ 容量がS(GB)のパーティションを「ImageDrive」などでバックアップするのに要する時間TはHDDとメモリ間の転送速度V(MB/秒)で決まり
T=2000*S/60V 分
であらわせます。Vの実効速度は15MB/秒程度と考えられますので
T≒2.2*S 分
となり、容量が4GBなら10分以内ですみますが10GBだと30分近くかかり無視できません。
HDD容量 現物を調べた範囲では20%の空き領域を確保のために以下で見積もることができます。
容量=(WinXP+SP2+WinUpgrade+仮想メモリ+休止+APP)×1.2
内訳は以下のとおりです。
WinXPインストール 2.5GB
内訳 WinXP 1.5GB
    ProgramFiles 0.5GB
    Document&Setting 0.5GB
     *MyDocumentは含まない
SP2インストール 0.7GB
WinUpgrade退避 0.5GB
仮想メモリー(pagefile.sys) メモリ容量×1.5
休止時メモリー退避(hiberfil.sys) メモリー容量×1
APP(アプリケーション)インストール 2GB
結果 WinXPインストール+APPの容量を想定していましたが以外にも以下の領域を加えたパーティションの作成の必要が分かりました。
・WinXP SP2
・WinUpgrade退避領域
・仮想メモリ領域
・休止メモリ退避領域

Win2000では実質4GB程度で間に合っていましたが、現在使用中のPCは1GBメモリを実装し、休止機能を有効にしていることもあり合計で8.2GBが使用済みとなります。2割の空きエリアを確保のためには10GBの容量が必要なことが判明しました。
従ってシステムバックアップ時間も30分ほどを要することになります。…(-_-;)悲しい!!

システムバックアップ時間短縮のためWinUpgrade退避領域や休止メモリ退避領域をシステムパーティション以外に設定する方法を探しましたが見つかりません。

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