| 目的 |
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使用中のPC（DELL4100）が頻繁にフリーズし、業務に支障がでるためOSをWinMEからWin2000へアップグレードした報告です。
なお現時点では正式アップグレードパスは公表されていません。
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| 問題 |
ウィンドウの数が5個程を超えると画面がフリーズするなどVGAあるいはエクスプローラ関連と思われるシステムエラーが頻発する。（ほぼ毎日発生、多いときは1日に7回）。
原因はハード/OS/アプリケーションソフトのいずれか不明。
試験的にOSを代えてみる事にした。
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DELL4100
の構成 |
DELL4100構成
| 項目 |
仕様 |
| CPU |
Intel PentiumⅢ866EBMHz |
| メモリ |
PC133SDRAM (64+256)MBメモリー |
| チップセット |
Intel 815E |
| HDD |
UltraATA100EIDE 20GB |
| CD-ROM |
EIDE 48倍 |
| VGA |
NVIDIA Riva TNT2 4xAGP 64MB |
| モニタ |
15’TFT液晶モニタ |
| サウンド |
SB64PCI |
| LAN |
Cnet PRO200WL 10/100 Ethernet |
| マウス |
Microsoft Intellimouse |
| OS |
Windows Me |
| ソフト |
Microsoft Office 2000 Pro
Norton AntiVirus |
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| アップグレード情報の調査 |
Webサイトを見てもWindowsMeからWindows2000へのアップグレードパスがありません。試しにWinNT4.0からWin2000へのアップグレードに使う「Win2000Proバージョンアップグレード版」でインストールをこころみたらすんなりとインストールが可能でした。インストールした方法はセットアップ情報をそのまま引き継ぐアップグレードインストールです。
1.
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Microsoft Windows 2000 対応アナライザ 日本語版
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Windows 2000 のインストール中にWindows 2000 対応アナライザを起動できます。 アナライザはWindows 2000に互換性のないハードウェアおよびソフトウェアをリストアップし対応方法を指示します。基本的な対応は以下になるようです。
| ・ |
非互換ハードウェア |
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Windows 2000インストール後にハードベンダーから提供されるWin2000対応ドライバーを個別にインストールする。 |
| ・ |
非互換ソフトウェア |
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アップグレードの前に削除し、Win2000インストール後再インストールする。 |
摘出した非互換ソフトハード一覧（詳細はこちら）
| 区分 |
デバイス/ソフト |
指示事項 |
対応 |
| 不明なdevice |
CanoScan D660U
e.Contact
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ドライバを準備 |
個別にインストール |
| CD-ROM |
PhantomCD Controller
（携速2000） |
同上 |
再インストール
（携速2000） |
| SCSI |
Tekram DC-395U/UW/F |
同上 |
個別にインストール |
| system device |
Intel(r) 82801BA/BAM
SMBus Controller - 2443 |
同上 |
INF Update Utility for Intel 815 Chipsetをインストール |
| LAN アダプタ |
CNET PRO200WL |
同上 |
個別にインストール |
| プリンタ |
Acrobat Distiller
Acrobat PDFWriter
DocuCentre 250/350/400 |
同上 |
個別にインストール |
| HDDコントローラ |
（UltraATA100ドライバ） |
同上 |
個別にインストール |
| ソフト |
Norton AntiVirus
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削除 |
削除/再インストール |
| Outlook 2000 |
再インストール＊1 |
削除/再インストール |
| ＊1 |
Outlook 2000は再インストール時エラーを解消できずWin2000では使用不能になってしまいました。結局”DriveImage"を使用して作成してあったリカバリCDからWinMeを復旧し、Outlook 2000を削除してWin2000インストール、OutLook再インストールで使用できるようになりました。（マイクロソフトよ、ちゃんとして!!） |
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| Win2000のアップグレード |
WinMEからWin2000アップグレードインストールを実行しWin2000をインストールした。非互換のハード、ソフトは上表の対応欄の内容を実施した。ただ、「不明なデバイス」（Win2000が認識できないデバイス）が残ってしまう問題が発生する。これには
| 原因： |
市場に投入されたばかりのIntel815Eチップセットに起因する問題と想定 |
| 対策： |
「INF Update Utility for Intel 815 Chipset」をIntelのWebサイトからダウンロードしてインストール。結果としてIntel(r) 82801BA/BAMSMBus Controller - 2443 が「不明なデバイス」と判明した。 |
で対応した
ネットワーク共有ドライブの設定は一旦解除されるので設定し直します。
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| 結果 |
以外にも無事にアップグレードを完了した。
（いつものことだがWin2000のインストールは敷居が高い）
結果として頻発していた原因不明のフリーズは発生しない。
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