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■目的
HDDイメージバックアップ/リカバリーにRedo Backup & Recoveryを使用しています。
ユーザインターフェースが上級者向けですがClonezillaで処理時間を短縮します。
■Clonezilla Live
ClonezillaはHDD/Partitionのクーロンあるいはイメージコピー可能な無償のツールです。
HDDの使用済のブロックのみをバックアップ対象とするので処理時間を短縮でぃます。
今回はCDあるいはUSBからブート起動するシングルPC用のLIVEを使います。
サーバー版のDRBLはネットワーク経由でバックアップ/リストアが可能です。
項目 |
仕様 |
備考 |
Download |
Zip/ISO |
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File System |
ext2, ext3, ext4, reiserfs, xfs, jfs
FAT, NTFS , HFS+ |
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Network |
PXE |
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Clonezillaのサイトはこちら
「ツールを使ってネットワーク管理(19):イメージ作成ツールを使ってディスクごとお引っ越し~」@ITの記事はこちら
■バックアップ
Clonezilla Liveバックアップのメモです。
[Boot起動][Menu/Clonzilla Live(default Settings;vga
800x600]
[Language/Ja-JP.UTF-8 Japanese 日本語][キーマップ/キーマップをいじらない]
[開始モード=Start Clonzilla]
[複製モード=device-image]
[場所=Local_dev][マウント=Local_dev]
[Partition=sdb1(USB)
[保存先ディレクトリ=ローカルデバイスの最上位]
[ドライブ容量/空き容量を表示][enter]
[詳細モード=Biginner]
[対象=SaveDisk/SaveParts(Partition)]
[イメージ名称=xxxxxx]
[コピー元=sda]
[保存前fsck=スキップする]
[作成イメージの復元可否チェック=Yes/No]
[Enter]
[保存対象Disk/Partitionを表示]
[実行=yes]
[NEXT=PowerOff]
■リストア
バックアップと同様の要領で実行します。
[Boot起動][Menu/Clonzilla Live(default Settings;vga
800x600]
[Language/Ja-JP.UTF-8 Japanese 日本語][キーマップ/キーマップをいじらない]
[開始モード=Start Clonzilla]
[複製モード=device-image]
[場所=Local_dev][マウント=Local_dev]
[Partition=sdb1(USB)]
[保存先ディレクトリ=ローカルデバイスの最上位]
[ドライブ容量/空き容量を表示][enter]
[詳細モード=Biginner]
[対象=RestoreDisk]
[イメージ=保存済リストから選択]
[修復先=sda]
[修復先データ上書き警告メッセージ表示]
[継続可否=Yes]
[NEXT=PowerOff]
■処理時間
[条件]HDD容量:60GB 使用済容量:4.2GB 保存先:USBメモリー
バックアップ時間:3.5分 20MB/s
リストア時間:2分 35MB/s
■結果
Linuxのバックアップ転送時間に限れば、Clonezillaに変更して従来1.5hrが3.5分に短縮です。
Windowsのバックアップ/リストアでもHDMなどの市販ソフトとそん色ない転送速度です。
サーバー版DRBLはネットワーク経由ながらLive CD版転送速度とほぼ同じです。
CUIベースの画面はWindowsユーザには敷居が高いですが、慣れればベストの選択です。