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■目的
XPの回復コンソールはWindows8では回復に名前を変えました。
回復に使用するブート起動対応回復ドライブをUSBに作成します。
■回復ドライブの作成
起動不能になったWin8PCを初期化やトラブルシューティングで回復を図るためUSBメモリーに回復ドライブを作成します。
回復ドライブの作成は[コントロールパネル][回復][回復ドライブの作成]でウィザードを起動し画面の指示で作成します。
PCにすでに回復パーティションが作成されている場合はパーティションからコピーされます。
回復パーティションがない場合でも指定のUSBドライブに回復ドライブを作成できます。
以下は作成された回復ドライブの内容です。
■回復ドライブの起動
回復ドライブUSBをブート起動し画面の指示に従って日本語レイアウトのキーボードを指定します。
[オプションの選択]画面で[トラブルシューティイング]を選択すると[トラブルシューティング]画面が表示されます。
コマンドラインを使用する場合は[詳細オプション]を選択します。
■bootrec.exeツール
MBRやBOOTセクターの修復を行うのにコマンドプロンプトで使用します。
bootrecには以下のオプションを使用できます。
/FixMbr MBRを書き込みます
/FixBoot システムパーティションのブートセクターを書き込みます
/ScanOS すべてのディスクをスキャンしBoot Configuration
Data(BCD)ストアにないエントリーを表示します。
/RebuildBcd すべてのディスクをスキャンしBCDストアにないエントリーを追加/再構築できます。
■結果
Win8用にブート起動可能なUSB回復ディスクを作成しました。
システムイメージバックアップのないPCが起動不能のケースで有効です。