Info kplace.plala.jpから移設しました
■目的
intel 7シリーズチップセットからRapid Start Technologyがサポートされました。
H77自作録画サーバで効果を確認します。
■Intel Rapid Start Technology(RST)
スリープ時Memoryに保持されているデータをSSDに保存してメモリーへの給電を停止して消費電力の低減を図ります。
有効化するには以下の条件を満た必要があります。
・UEFIでRapid Start Technologyが[Enabled]である
・SSD上に保存専用パーティションを設定済み
・Rapid Start Technologyドライバーがインストールされている
Intel Rapid Start
Tehnologyのページはこち ら
■ASRock Rapid Start
RSTのためのパーティション作成/削除をサポートのユーティリティです。
■Intel Rapid Start Technology Manager
RSTドライバーと設定ユーティリティです。
設定はON/OFFのほかにSSD移行までの時間などを設定できます。
■復帰時間と消費電力
H77自作サーバーでRSTがON/OFFの時の復帰時間と消費電力を比べます。
[H77自作サーバ仕様]
|
OS:Windows8 Professional DSP版
CPU: i3-2100 3.1GHz LGA1155 Sandybridge
Mother: ASRock H77M-ITX Z77Express Chipset
Memory: PC3-12800 8GB
Graphic: HD2000(CPU内蔵)
SSD/HDD: intel S510 /SATA3 /120GB +HDT7210SLA360 SATA2 /1TB
Case:SilverStone SG-05 Lite
|
■結果
Intel Rapid Start Technologyは消費電力低減が目的ながら効果は測定誤差の範囲内です。
起動時間はRST=OFFの2.5秒に対して13.5秒となり、休止16.5秒より短い値となりました。
結果として8GBのSSDを割り当てるほどのメリットがないのでアンインストール予定です。