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■目的
タブレットの影でX60ノートPCは出番がありません。
HDDをSSDに入れ替えてメインデスクトップPCのバックアップ機にします。
■Thinkpad X60
2007年購入のCore2Duo T7200/2GHz/1GBメモリーのノートPCです。
SATA150規格のため転送速度は最大150MB/sに制限され最近の高速SSDとはアンマッチです。
ただSSD容量の条件から手持ちのVERTEX3/60GBを使います。
HDDとSSDの仕様です。
項目 |
SSD |
HDD |
Model |
OCZ Vertex3 |
HGST 7K320 -320 |
Capacity |
60GB |
320GB /7200rpm |
Interface |
SATA3 /6Gbps |
SATA3 /6Gbps |
Thinkpad X60のカタログはこちらです
■組込み
ネジ1本でHDDを取り外し保護ケースをSSDに取り付けた後PCに戻します。
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64GB/SSDは25.6GBと32GBに分割しC/Dドライブにします。
64GB/HDDのCドライブをイメージバックアップし25.6GB/SSDにリストアします。
ただしイメージバックアップの前に64GB/HDDパーティションを25.6GBにリサイズします。
これらの目的で今回使ったツールはParagon Hard Disk Managerです。
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「SSD換装でやや古ノートPCの前線復帰を目論んでみる」 マイナビ 2012/9/12はこちら
■PCMARK05
SSD組込み後のWinXPの統合ベンチマークツールでの測定結果です。
■Crystal Disk Mark
HDDとSSDをSATA150のX60に組み込んだ時の転送速度実測値です。
■パワーオン起動時間
Thinkpad X60におけるHDDとSSDのパワーオン起動時間の実測値です。
■結果
Thinkpad X60は6年前のモデルながらSSDへの換装で予想もしないレベルでサクサクと動き始めました。
SSD転送速度はHDDの2倍以上を期待できSSDに交換後のPhotoshopの起動時間も2秒程度になりました。
パワーオン起動時間はオリジナルの半分の20秒程度まで短縮され我が家で最速デスクトップ機Z726の15秒に迫る値です。
SSD容量/60GBはXPにとっては最小レベルなので最低でも120GB程度は確保したいところです。