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■目的
OpenOfficeにはApacheOpenOfficeとLibreOfficeが存在します。
インストールしようとしてどっちを使うべきか悩ましいです。
■OpenOffice
StarOfficeのソースをSun Microsystemsが公開したのがOpenOfficeです。
Sun Microsystemsを買収したOracleの商用開発中止に対応してTDF(The Document
Fundation)が立ち上げられました。
TDFは公開のOpenOfficeソースコードからLibreOffice3.3.0をリリースして現在の3.5.0に至ります。
一方OracleからApache Software Fundationに譲渡されたコードはApache
OpenOffice3.4.0としてリリースされました。
Apache OpenOfficeのサイトはこちら
LibreOfficeのサイトはこちら
■どっちのOpenOfficeを使うべきか
Apache OpenOffice3.4.0はLGPLライセンスからApacheのASLへ変更した最初の製品リリースです。
LibreOfficeはLinuxディストリビューションのデフォルトの総合Officeソフトでもあり機能的にも先に進化しています。
WikipediaによればdocxなどのOpenXMLの読込/加工は両者とも可能ですが保存できるのは現時点LibreOfficeだけです。
■関連情報
「LibreOfficeとOpenOffice.org:決別から1年後の状況」..TechCrunch
「モリトーク#8 2つのOpenOffice」..杜の窓
■結果
現時点で先行するLibreOfficeを使いたくなりますが、本家はApache OpenOfficeになります。
今回は暫定的にApache OpenOffice3.4.0をインストールしました。
どちらを使うにしても大差はないと思われますが、LibreOfficeとApache OpenOfficeの統合が望まれます。