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■目的
LinuxカーネルUpdateで増加するブートメニューのタイトルを古いものから削除します。
削除にはyum-utilsを使用します。
■ブートメニュー
以下はWin7とFedora16のデュアルブートのメニューサンプルです。
カーネルが頻繁にアップデータされるとカーネルのエントリーが増加してきます。
■yum-utils
Fedoraパッケージ管理用のユーティリティです。
インストールは以下です。
# yum install yum-utils
古いカーネルの削除にはyum-utilsのpackage-cleanupコマンドを使用します。
# package-cleanup --oldkernels
読み込んだプラグイン:langpacks, presto, refresh-packagekit
--> トランザクションの確認を実行しています。
---> パッケージ kernel.x86_64 0:3.1.0-7.fc16 は 削除 です
---> パッケージ kernel-devel.x86_64 0:3.1.0-7.fc16 は 削除 です
--> 依存性解決を終了しました。
依存性を解決しました
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Package アーキテクチャ
バージョン リポジトリー 容量
================================================================================
削除中:
kernel x86_64 3.1.0-7.fc16
@anaconda-0 111 M
kernel-devel x86_64 3.1.0-7.fc16
@anaconda-0 27 M
トランザクションの要約
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削除 2 パッケージ
インストール済み容量: 137 M
これでいいですか? [y/N]y
パッケージをダウンロードしています:
トランザクションのチェックを実行してします。
トランザクションのテストを実行しています
トランザクションのテストを成功しました
トランザクションを実行しています
削除 中 :
kernel-3.1.0-7.fc16.x86_64 1/2
削除 中 :
kernel-devel-3.1.0-7.fc16.x86_64 2/2
検証 中 :
kernel-devel-3.1.0-7.fc16.x86_64 1/2
検証 中 :
kernel-3.1.0-7.fc16.x86_64 2/2
削除しました:
kernel.x86_64 0:3.1.0-7.fc16 kernel-devel.x86_64
0:3.1.0-7.fc16
完了しました!
yum-
utilsのマニュアルページはこちら
■結果
yum-utilsにより古いカーネルのエントリーの削除が可能になりました。