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■目的
 前作の6Gbps/SSDはUSB2.0のポータブルSSDで使用するにはもったいないです。
 6Gbps/SSDは自作PCで使用し、自作PCで使っていた3Gbps/SSDをポータブルで使用します。

■ポータブルアプリ
 元来HDD上で実行のアプリをUSBメモリで実行すると必然的に起動時間が長くなります。
 可搬性/対衝撃/起動時間の要求を満たすとなるとUSBメモリでもHDDでもなくSSDになります。
 ケースにはUSB3.0/2.0対応モデルを使用しますが実際はUSB2.0接続の使用が圧倒的多数です。

■ポータブルSSD
 市販モデルも存在しますが中身が未公開なのでUSB3.0ケース+3Gbps/SSDで自作します。
 今回はカバーの固定がルーズな前作のOwltech製ケースOWL-ESL25/U3も玄人志向製に代えます。
区分 モデル 仕様
ケース case玄人志向
GM2.5BM-SU3/RR
詳細はこちら
USB3.0 /SATA2: max3000 Mbps
USB2.0 /SATA2: max480 Mbps
価格:1.9K\
SSD oczOCZ
OCZSSD2 -1VTX30G /30GB
詳細はこちら
max 210MB/s Read
max 75MB/s Write
消費電力 2W /0.5W (standby)
USB ケーブル USB3.0 /MicroB ソケット

■GW2.5BM-SU3/RRケース
 SSDをUSB3.0/2.0接続の2.5"HDDケースに組込んで使用します。
項目 仕様 備考
OS Windows XP /Vista/7
32/64 bit
接続 USB3.0 /2.0
HDD /SSD 2.5" SATA
サイズ
W113.5 xD76.5 xH15 mm

カラー
ローズレッド
■ベンチマーク
 CrystalDiskMarkでのベンチマークです。
 比較として2.5"HDDのデータも示します。
usb2.0/vertex 
 ・USB2.0 接続 SSD (Vertex SATA2.0 30GB)
usb3.0
 ・USB3.0 接続 SSD( Vertex SATA2.0 30GB)

 ・USB2.0 接続/ 2.5" HDD (Fujitu MHV2120BH)

■アプリ起動時間
 USB2.0接続でのポータブルアプリの起動時間です。
 いずれもPC起動後最初の測定値です。
 startup time
  参考: テスト環境
  OS: Win7 /64bit
  CPU: Core i7 -2600k
  Memory: 8GB

■結果
 USB2.0接続だと6Gbps/3Gbps SSDの差は小さく性能はほぼ同じでした。
 USB2.0接続でもSSDならポータブルアプリ起動/処理時間ではストレスなしです。
 USB3.0接続だとVertex/30GB SSDの最大速度に近い速度を実測しました。
 Vertex/SSDでは付属の補助電源ケーブル付きを使用していません。
 LibreOfficeやGimpのアプリ起動時間は二回目以降の起動では大幅に短縮されます。 
  ・Libre Office Writer: 12 -> 3 (秒)

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