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■目的
カセットテープの音楽をデジタルCD化した報告です。
■構成
CD-Rドライブを装備すればいまやどこにでもあるPCで音楽CDを作成できます。
今回使用するのはHDDレコーダ用に自作したPCです。
音質低下回避のためUSBデジタルオーディオプロセッサーを使います。
構成品 |
メーカー/型名 |
自作PC
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CPU Pentium4 1.8GHz
メモリ PC2100 256MBx2
HDD IBM IC35L080AVVA07 80GBx2 160GB
Raid Promise FasttrakTX2000 (Raid0)
CDR/RW リコーMP9200 CD-R/RW
Sound C-MediaCMI8738
TVキャプチャ MTV1000
USB USB1.1(4個)
キーボード Fujitsu製106Mini keyboard
ディスプレイ EIZO L371
OS WindowsXP Pro |
USBオーディオアダプタ
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Onkyo SE-U55X(S)
USBデジタルオーディオプロセッサー |
Audio Compo
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Bose MRA12 |
カセットデッキ
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AIWA XK-S9000 |
■接続
カセットデッキのLineOut端子とSE-U55XのLineIn端子を繋ぐだけでOKです。
今回の構成例では、PC側のオーディオ系統が2系統となり、MiniCompo側のCDやカセットデッキの音(灰色側)はSE-U55Xのデバイスドライ
バで 調整してMiniCompoのAUX1入力で、PC側のTV
キャプチャやCDRWドライブの音(黄色)はC-MediaCMI8738のデバイスドライバで調整してAUX2入力で聞くことになります。
PC側のMS
MediaPlayerなどのソフトで再生した音やPC内臓スピーカはどちらのデバイスでも音を出せるのですが、PC側の音量調整やMiniCompoの
どちらの入力端子 (AUX1/2)を選択するのか、など頭の中で考えるのは疲れるのでやむなく作成したのが下の接続図です。
マザーボードのマニュアルに従い部品を組み込み配線を接続する。
■録音
SE-U55Xに付属の「CarryOnMusic」ソフトで、デジタル録音します。
操作はいたって簡単です。
1 CarryOnMusicを起動しソースとして「Line」を選択します。
2 入力のパラメータ設定を「Setting」でおこないます。
自動分割 |
シンクロ録音をONにしたときテープ内にある曲を分割して曲ごとにファイルに分割録音してくれます。もちろんテープ1巻録音した
とこ ろで波形を見ながら手で曲間にマークを つけて分割することもできます。 |
フォーマット |
waveを選択します。 |
その他 |
サンプリング周波数など必要なら設置します。 |
3 テープデッキからの出力音声で録音レベルを調整します。
4 再生に同期して録音を開始できるよう「synchro」をONにし「録音」ボタンを押します。
後は、テープデッキを再生すれば録画が開始されます。
5 録画を終えたら「Save」をクリックして音楽ファイルをHDDに出力します。
6 CD-R/RWドライブに同梱のROM書き込みソフトで音楽CDを作成します。
■感想
「CarryOnMusic」の機能でwaveファイルが曲ごとに自動分割されていとも簡単にできてしまいました。フェードイン、フェードアウトなど編集
機能まで使えます。このソフトの製造元はDigiOnのようです。
アクセサリの「サウンドレコーダ」でもwaveファイル出力は可能のようですがミキシングやボリュームコントロールを駆使しなければならないので操作性は
かなり落ちます。
ちなみに最初に作成したCDは"恋は水色"などの「ポールモーリア」です。
音質も問題ありません。